広島・友

2012年12月10日 08:00

広島とは不思議なくらい縁がある。
保育者のつどいで講演した時に出会った人が広島での講演に呼んでくれて、尾道、竹原、三次、そして広島市内で講演をさせてもらった。

共同通信の最終面接まで行った友人は広島の有名ホテルの写真室で働いていてた。英語ができる彼女は今や多くの生徒に親しまれる先生になっている。

鳥取の講演で出会った広島大学の教授はつい先日広島大学で講演する機会を作ってくれた。

共通の友人から紹介され、イラクに行ってみたいという実業家の人と出会い。
彼とははや10年の付き合いになる。
品川プリンスで待ち合わせた時、同じi bookを持ち、オレンジ色のMDウォークマンも同じだった。
彼は今年、選挙に出馬し、選挙用のポスターは僕が撮影した。

この友人をきっかけに多くの友と出会った。
僕より少し若い青年実業家Tチャン。
広島に行くとゴルフに連れて行ってくれる。
その友人が今回新しい友人を紹介してくれた。K君。
一緒にゴルフをし、夜広島市内で飲む時、K君が一冊の本を僕にくれた。
そう、僕の友人である被爆者のじいさんの事を書いた本。
「え?これってK君が書いたんや〜」。「ゴルフしとる時Tチャンなんも教えてくれんかった。」
このK君。ゴルフをしている時はKさんだったが、不思議な魅力をもった人物で、18ホール回る頃にはK君になってしまっていた。
夜一杯やりながら、今年86歳になるミカモさんに会いたいな〜。と僕が言うと、K君はその場でミカモさんに電話をしてくれ、「ミカモさんに会わせたい人がおるんじゃけど明日行ってもいいですかね〜」と聞いてくれた。
会えて久保田と言わないのがK君らしいと思いきや、僕とミカモさんが何度も会っている事を知らなかったらしい。

かくして、1年半振りくらいにミカモさんに会いに行った。
ミカモさんは原爆でひん死の重傷を負ったにも関わらず、86歳になる現在まで現役で働き続ける強者。
仲間うちでは「普通放射能を浴びると死んでしまうんじゃけど、この人は強くなってしまったゴジラなんよ」と言われるくらいの人だ。
ミカモさんさん宅を訪れるとミカモさんは作業服で仕事をしていた。
噂には聞いていたが、本当に働いている姿を目の当たりにするとやっぱり驚く。
最初ミカモさんは「誰じゃったかいの〜」などと僕を悲しませた。
広島大学で講演しに来た事もあって、ちょっと大人っぽい格好をしていたので僕を分からなかったようだ。

いつの日かミカモさんの戦争体験を聞かせてもらおう。と思いながら、僕にはその資格がない。
もっとミカモさんと友人になってから。
と思いつつ現在に至る。
そんなミカモさんの戦争体験を本にまとめた友が僕の新たな友になるとは。

仕事場でミカモさんは本にも書いていない戦争体験を少し涙ぐみながら聞かせてくれた。
僕はビデオカメラを持っていたけど、撮影できなかった。
ミカモさんが自身の本にサインをしてくれたので、そこだけ記念写真を撮らせてもらった。
w338.jpg
なんとも達筆なサイン。
一生の宝物になるだろう。
腰の手術をして、しばらく安静にしていたらしいが、来春にはまたゴルフをすると言う。
その時には広島に駆けつけ、今度こそ戦争体験を聞かせてもらおうと思う。
シンジ君の話は今までの戦争体験記とは違う本になっている。
是非読んでもらいたい本だ。


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