首相官邸前デモ3。

2012年07月01日 07:00

官邸前交差点メインの場所では国会議員や代表の人達がスピーチをしたりしながら「再稼働反対」の声が続いた。
前回のデモで野田総理は「再稼働反対」の声が聞こえていたと国会で答弁してしまった。
ある面、バカ正直な人だ。
ずるい政治家として「そんな声は一切聞こえませんでした」と開き直ればよいのに。

さておき、早めに現場に赴き絶好のポジションをキープできた僕だが、日も暮れはじめた頃、
地下鉄の国会議事堂方面の動きが気になった。
歩道でのみデモが許されていたのがいつの間にか車道に人が溢れ始めていた。
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主要なメンバーのスピーチも終わったようだし、これ以上このポジションに拘る理由はないと判断し、カメラバッグを担ぎ僕も車道に出た。

ここからの動きは早かった。
群衆はいつの間にかふくれあがり、恐らくそんな展開を予期していた警察が一列になって群衆を押しとどめる。
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現場にどれだけの人が集まっていたかは分からないが数十人の警察で止められる人数ではなかった。
群衆は少しずつ総理官邸の方へ警察をプッシュバックし始める。

警察側は総理官邸の交差点を越えさせてはいけないので、自分たちのバス?金網付きやつを並べ、最終防衛ラインを展開した。
群衆を止めようとしているのは重装備の機動隊ではなく、警察の人達はあくまでも丁寧に静止を呼びかける。
(大手、フリー、市民メディアの数が多い為へたな行動はできない状態だった)

一部エキサイトして警察の壁を乗り越えようとする動きも見られ始めた。
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僕は官邸側、警察官の側から撮影していたのだが、いつの間にか群衆の中に押し入れられ身動きが取れない状態になってしまった。
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ここで、主催者側から「本日の抗議行動は終了です、次もあります、逮捕者を出したくないです」とのコメントがだされた。
警察のマイクを借りて、行動を終了するように要請するコメントは集会に参加した人達からすれば納得いかない部分もあったようだ。あちこちで不満の声が上がっていた。

このまま野田総理が出て来るまで座り込みをすればいいんだ!このまま官邸まで行くべきだ!等々に意見が出ていた。
僕自身はどうすべきだったか分からないが、海外で同じようなデモが起きた場合、警察側の人数、装備があの程度だったら間違いなく官邸までなだれ込んでいると想像できる。
日本だから警察側もあの程度の装備だったのだろう。
しかし、あの人数が本気になったら止められなかったと思う。
5人10人は逮捕できるが、100人どころか1000人以上の人を逮捕するのは不可能だ。

日本は日本のやり方で良かったのかもしれないと思う。
けが人や逮捕者を出さず、自分たちはいつまでも愚民ではないと宣言できた大きな一歩だったのではないだろか。

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