シリアでジャーナリスト5人死傷。

2012年02月23日 06:27

ロイター通信などによると、バッシャール・アサド政権と反体制派の戦闘が続くシリア西部ホムスで22日、同国情勢を取材するジャーナリストの拠点が砲撃を受け、米国の女性記者とフランスの男性カメラマンの2人が死亡、3人が負傷した。
サルコジ仏大統領は22日、「アサド政権は去るべきだ」と政権側を非難、仏外務省は同政権に、攻撃の即時停止と負傷者救援のための安全確保を要求した。

 死亡したのは、英紙サンデー・タイムズ記者のメリー・コルビン氏と、戦場カメラマンのレミ・オシュリク氏。コルビン氏は、約30年間、紛争地報道に携わるベテランで、2001年にはスリランカ内戦の取材中に攻撃を受け片目を失明、その後は黒い眼帯を着けて各地で取材を続ける「不屈の記者」として知られた。

反体制派によると、ホムスなどでは21日、政権側の攻撃で市民68人が死亡した。シリアの在外人権団体は、昨年3月以降の騒乱の死者が7600人を超したと発表、うち約5500人が民間人、約1700人が政権側兵士や警察官で、残りは反体制派の戦闘員だとしている。(産経新聞)

ジャーナリストは反体制派が設けたジャーナリスト用の詰め所にいたところ政府軍のものとみられる砲撃を受けたという。
政府側がジャーナリストの拠点を把握していたかどうかは分からないが、貴重なジャーナリストを亡くしてしまったのは間違いない事実だ。
自国のジャーナリストが報道の為に命を落とした、サルコジ大統領は「アサド政権は去るべきだ」と政権側を非難したが、同様の死傷事故が起きたとき、日本の総理大臣はなんとコメントするのかと想像する。
自己責任、無謀な取材と言うのだろうか。
僕が知る限り、シリアに潜入したジャーナリストはいない。
僕たちフリーランスも頑張って行っても報道してもらえないから行く事ができない。

イラクでフランスのフリージャーナリストと出会ったとき、「これで帰国したら結構お金になるから、しばらく取材できる」と言っていたのを思い出す。
僕が「赤字にはならないと思うケド、そんなに儲からないよ」と言うと「日本の報道はどうなっているんだ、フリーは下請けなのか」と言われた。

経済大国でりながら報道後進国の日本。
世界で起きている事に目を向けなければ国際社会から取り残されて行くのは目に見えている。
外国の通信社に頼っているだけの報道で良いのだろうか。


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