温泉の話。

2011年08月28日 15:44

日本は温泉天国。
各地にすばらしい温泉がある。

僕が大好きなのは気軽に立ち寄れる無料の露天風呂。
近年少なくなってしまったのが残念だが。

伊豆に行くと立ち寄るのが平六地蔵露天風呂。
石部にあり、地元の漁師さんが管理してくれている。
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露天風呂の岩上にお地蔵さんがいる珍しい温泉。

昔は一年中は入れていたが近年は5月1日から10月31日までと温泉に入れる期間が短くなってしまった。
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源泉掛け流しの混浴露天風呂だが、いつの日からか水着着用が義務化されてしまった。
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我が地元にある下呂温泉の露天風呂のように水着も着用可であれば嬉しいのだが。

温泉について地元の漁師さんにお話を聞く事ができた。
「昔は冬に来ても温泉に入れたのに最近は一年で入れる期間が短くて残念ですよ」と話すと。

「みんなに気持ちよく温泉に入ってもらいたいんだけど、冬はぬるいだの夏は熱すぎるだの役所にクレームの電話をする人が多いから適温で入れる時期だけにしちゃったんだよ」。

地元の好意で無料で入れる温泉に熱いだのぬるいだの文句をいう人が信じられない。
元々地元の漁師さんたちが漁上がりで入ったりする温泉を観光で来る人にも解放してくれているのに。
適温で快適な温泉につかりたい人はお金を払って温泉宿の立寄り湯に行ってもらったら良い。

漁師さんは「あまり文句が多いから温泉をやめてしまおうか、とか、お金をかけて有料の温泉にしようかとか色々と話し合いがあったんだよ」と教えてくれた。

よく考えたら、昔は脱衣所さえなかったが、今では男女別の脱衣所がある。
今回訪れた時も缶ビールの空き缶、タバコの吸い殻が落ちていてとても残念な気分になった。

漁師さんは「有料の温泉にするには混浴をやめて塀をつくらなきゃならないって保健所の指導があって、そんなにお金はかけられないからやめたんだよ」。
僕は「お願いだから今のままの地蔵温泉にしておいて下さいよ」とお願いした。

一時の温泉ブーム以来マナーの悪い観光客が増えてしまったようで。
地蔵温泉に限らずあちこちで無料の温泉がなくなりつつある。
地元の温泉につからせてもらい、地元の人達と語らう時間が僕は好きだ。

素敵な温泉が持続するようにマナーを守って温泉につかってほしい。
来年も再来年も地蔵温泉があって、地元の漁師さんたちと再会できる事を祈る。
久保田弘信の作品ショップ

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