仮設住宅と支援の打ち切り。

2011年07月06日 02:11

まだまだ、その数は足りていないが、被災地のあちこちで仮設住宅を見かけるようになってきた。

ネコのクーちゃんのお母さんに仮設住宅の問題点を聞いてみた。
「応募はどこの仮設住宅じゃなくて地区ごとの応募になっているんですよ」
「私は避難所の目の前の仮設住宅に入れたから良かったけど、山の中の不便な所が当たったら断ってよ!って主人にお願いしておいたのよ」。

避難生活を送る人の数と仮設住宅が建てられる土地のスペースを考えると不便な場所に仮設住宅が建ってしまう事も往々にしてある。

「学校に行っている子供がいる家は通学の問題もあるから山の中は無理よね~」

「私は大丈夫だけど、仮設住宅に入ってしまうと食料なんかの支援が受けられないから入りたくないっていう人もいますよ」。

仮設住宅には当座の生活に必要なエアコン、冷蔵庫、電気ポットなどが付帯してくる。
そして、大体が2年契約だが、2年間家賃の心配はいらない。

しかし、生活に必要な物資を買うお金、電気代の補助はない。
被災者にお話を聞くと、かえって年金生活者の方が生活に困らないケースが多いらしい。
津波ですべての財産を失い、勿論、職も奪われた働き盛りの人にとっては仮設住宅に入った事によってすべての支援を打ち切られてしまったら生活が成り立たない。
せめて、仮設住宅に入ってから3ヶ月とか半年くらいは光熱費の補助くらいあっても良いと思う。

アフガニスタン難民を難民キャンプから本国へ返す時、国連は当座の生活費を渡していた。

仮設住宅にも色々あって、学校のグランドなど、できるだけ早く撤去が望まれる場所はプレハブの仮設住宅が多い。

高田一中の仮設住宅を見せてもらった。
HQ2Y3655.jpg
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住んでいる人曰く「一番早く仮設住宅に入らせてもらったから有り難いけど、プレハブはやっぱり暑いです」
「電気代がもったいないからまだエアコンは我慢していますが」。
避難所生活に比べたら天国だろうが、やはりお隣さんの物音も気になるらしい。
HQ2Y3653.jpg

決して悪い作りではないのだが、サンビレッジの仮設住宅と比較すると住み心地は雲泥の差だ。

松本龍復興担当相の暴言が問題になったが、マスコミが騒ぎだしたのは民意が動いてからだ。
宮城県東松島市の阿部秀保市長は「一日も早く復興に向けて、法律の整備と予算審議をお願いしたい」
とのコメントを出した。

形だけ整える復興支援でなく、被災し困っている人達がこの先自立生活できるようにするのが復興支援だ。
メディアはピークをすぎたからと報道を止めず、継続的な報道を続ける義務がある。

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コメント

  1. okeiM | URL | cxq3sgh.

    Re: 仮設住宅と支援の打ち切り。

    陸前高田、気仙沼と訪問し、同感です。

    そして、いまだに避難所間の差があります。

    報道される所は、国内外からたくさんの応援メッセージが壁に貼られ、新しい物に取り替えるほど。

    報道のない所には、この4か月で届いたメッセージは、わずか2枚。支援もほとんど来ず。

    継続的な報道と、バランスを望みます☆

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