避難所~仮設住宅

2011年05月12日 09:39

訪れた避難所では仮設住宅の建設が始まっていた。
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避難所として使われている施設のすぐ裏。
コンクリートだったのを剥がし、急遽仮設住宅の建設場所としたようだ。

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避難所に暮らす人は40世帯程。
仮設受託は32世帯分作られるそうだ。

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栃木から来て建設にあたっている人に話を聞いた。
「一週間前に突然仮設住宅の建設依頼がきて、2日前(5月6日)から建設をスタートしたんですよ」
いつ頃までにできるんですか。
「普通なら一ヶ月半か二ヶ月くらいかかるんだけど、今月末までに仕上げるように言われているだよ」
間に合いますか。
「俺の方で一生懸命人を集めてなんとか間に合わせる感じだよ」
大変ですね~。
「そうだよ。同じ東北だから助けてあげたいって気持ちをあって来たけど、宿泊は30人以上雑魚寝だし、今日の朝食もご飯と漬け物だけ。避難所の人達の食事がうらやましいよ」
「地元でやっていた仕事は後回し、俺は助けてあげたいから来るつもりだったけど、断ったら今後仕事をまわさない!って半分脅しだもん」

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一緒に来ていた若い衆(写真左)の左手薬指にはリングが。
もしかして、奥さんを地元に残して来ているんですか。
「一歳の子供と奥さんを残して来ているよ。しかもカミサン妊娠中でさ~」
親方の方はどうですか。
「うちはカミサン俺がいない方が良いって思っているさ」と照れ笑い。

「俺たちが一所懸命仮設住宅作ってもさ~。入りたくない、避難所生活もままでいい。なんて話聞くとがっかりしちゃうよ」
そうなんですか。
「仮設住宅に入ったら支援受けられないからいやだ。って思っている人が多いみたいだよ」

今回の震災で避難所へ行った人は支援を受けられたが、半壊した家で生活をしている人には支援の手が行き届かなかった例が沢山ある。
家と財産のすべてを無くした人達に仮設住宅に入った時点で支援は打ち切り。なんて事ができる筈がない。

戦争によって避難した人達の為に作られる難民キャンプ。
作る時よりも閉鎖する時の方が難しい。
最終に自立に至るまでの支援。その方向性が見えないと被災者の人達も安心できない。

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