石原慎太郎、花見禁止令

2011年03月31日 12:54

花見はよくないのか?
一年に一度、しかも短い期間しか花をつけない桜の花を見、一時心をリラックスさせるのは悪い事なのか?

石原知事は「今ごろ、花見じゃない。同胞の痛みを分かち合うことで初めて連帯感が出来てくる」と指摘。さらに「(太平洋)戦争の時はみんな自分を抑え、こらえた。戦には敗れたが、あの時の日本人の連帯感は美しい」とも語った。

被災地の人達を想い、過剰な宴会は慎むべきというのはうなずける、が、しかし、それは個人の気持ちの中で決める事で行政側から圧力をかけられて実行するものではないだろう。
昨日のブログにも書いたが、首都圏に住む人達は計画停電が続く中でも今までと同じように、職種によっては今まで以上に働く事に疲れている。
昨日のブログ
夜桜見物に電気を使うなら昼桜を見ればいい。仮設トイレがないのなら従来のトイレに列を作っても良いし、飲み過ぎなければ良い。
野球のナイターに使う電力を思えばどれほど慎ましやかな電力消費だろうか。

太平洋戦争時を比喩とされたが、戦争時は我慢するのが仕事だったかもしれないが、現代では我慢しつつも経済活動をしなければならない。
どれほどの不便があっても毎日働かなければならない人達のストレスは相当なもの。
そんな人達が一時息抜きをするのさえ「自粛」しろ!と言われたらどうすればいい。

ACのCM
今、
わたしに
できること。

いつものように一生懸命働き、いつものようにちゃんと余暇を過ごす事だと思う。
震災による被害額は20兆円を越えると言われる、そして停電や自粛ムードでの消費の落ち込みは3兆円を超えると予想されている。
過剰な自粛ムードで日本経済を停滞させることは被災地の復興が遅れる事につながる。

街頭ではあちこちで募金活動が行われている。
僕たちがちゃんと働いて収入を得なければ募金箱にお金を入れる事もできない。

Twitterなどのソーシャルメディアが発達した現代に於いて、行政の人声に準じて「不謹慎」だ、とかこんな時に花見なんて「非国民」だなどと批判する事は自分たちの首を締める事になる。
自粛したい人は自粛すればいいし、息抜きが必要で花見をしたい人はすれば良い。

僕は花見をします。
敢えて言うが、宮城県に住む20年来の友の消息は未だつかめていない。
壊滅状態の映像を見る度に胃が痛くなる。
海外で起きた戦争と違って被災地に家族や友人を持つ人も多いだろう。
それぞれにつらい思いをしている人がいる筈。
こんな時だからこそ花見をする。

久保田弘信の作品ショップ








スポンサーサイト


コメント

  1. ちっく | URL | sLdgtBxg

    えーと

    花見自粛は、仮設トイレを震災援助で貸出してて、また、輪電中の節電で夜間花見の臨時街灯はできないからという理由で公園課が決め、石原知事も認可した、ということですよ。

    花見がしたいというのはわかりますが、冷静に、正しい情報を以て批判した方がいいかと思います。

    昼の花見がダメだなんて言ってないし、トイレもおっしゃる通り列をつくっていけばいいかと(女性はきついかな…)
    あくまで自粛ですよ。強制ではありません。
    それに
    ミスリード続きの政府が頼りないこの非常事態に、石原都知事のような人は貴重です。
    御幣をまねく発言もありますが、この人ほどリーダーシップを発揮してくれる人物は今の日本にはいないでしょう.
    早くも被災地と連携をとって被都民ボランティアの派遣や、被災地や企業支援の緊急対策の財源として1,000億円を確保するなど、次々と行動してますね。
    政府のあいまいな対応が続く中、正常に機能しているのはこの人くらいでしょう。
    この震災での騒動が続く中、東京都の中心人事が大きく動くのはリスクでしかありません。石原さんが今期も続投するべきですよ

  2. サンド大同 | URL | -

    Re: 石原慎太郎、花見禁止令

     とにかく国家観がしっかりしているので少し美麗な話になったんでしょうね。

コメントの投稿

(コメント編集・削除に必要)
(管理者にだけ表示を許可する)

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://kubotahironobu.blog53.fc2.com/tb.php/396-5d265813
この記事へのトラックバック


最新記事