戦地に学ぶ緊急対策&生活の知恵。

2011年03月22日 23:52

アフガニスタンやイラクの戦後から学べる緊急対策がある。
アフガニスタンはもともと電力事情がよくなく、人々は電気がなくても生きる術をしっている。
停電によって街全体が暗くなってもロウソクの明かりだけで営業する商店、屋台まである。

アフガニスタンに比べると格段に電気に頼る割合が高いイラク。
戦後、停電が続く中、街に山積みで売られていたのがジェネレーター(発電機)。
個人家庭用の小さいものから、地域に電気を送る大きな物まで売られていた。
日本の計画停電はこの先も結構長く続けざるを得ない状態のようだ。
病院、ホテルなどは独自のジェネレーターを持つと良いのではないだろうか。

世界第二位の産油国であるイラク。
戦後、ガソリンが手に入らなくてガソリンスタンドには長蛇の列ができていた。
僕がインタビューしたおじさんは「ラーバーニセッテ」彼は六時から並んでいるんだ。と正午過ぎに話してくれた。英語をはなせるイラク人が「big probrem!」「How you get time to wark in the street and get money」
と少し比喩的な英語で、ガソリンを手に入れるのにこんなに並んでいては働く事もできないと話してくれた。

イラク人はみんな怒っていた。日本の震災と違って戦争によって起こされた混乱。
誰が俺たちの国のガソリンを奪っているんだ!

そんな時、イラク政府はガソリンを買う順番を決めた。
車のナンバープレートの末尾の数字によってガソリンを買える日を決めたのだ。
日本のガソリンスタンド渋滞は峠を越したようだが、ガソリンを買うのに1時間40分もエンジンをかけっぱなしにするくらいならイラクの方法をまねるのも良いのではないだろうか。

よく言われるライフライン。
電気、ガス、水。
どうしても一番に必要なのは水だ。
電気、ガスはあれば豊な生活が送れるが、無くても生きていける。
パキスタンでも大地震があり、山間部では支援が行き届かなかった。
IMG_0080.jpg

勿論、電気やガスがあるわけでもなく。
地元の人達は協力して薪を使ってご飯を炊いていた。
IMG_0083.jpg

燃料効率を考え、大鍋でご飯を炊きみんなで食べる生活が続いていた。

長い内戦で元々エネルギー事情がよくないアフガニスタン、お隣のパキスタンではガスは高価なエネルギー。
レストランでも薪で料理する所が未だに多い。
IMG_0115_20110322231640.jpg

我が家に遊びに来た大学生と話していた時、「電気がないとご飯炊けなくて困りますよね」と言われた。
そんなのたき火してご飯炊けばいいんだよ。と言うと「え~たき火でご飯作れるんですか~?」と。
日本人が便利さの中で生活したが故になくしてしまった生活の知恵。
たき火して火事を起こされちゃ困るが、最悪の場合100円ライター一つあればなんとかなる、という自身があれば良いと思う。

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コメント

  1. スズケー | URL | -

    Re: 戦地に学ぶ緊急対策&生活の知恵。

    最後の写真はRahat cafeだな!

    私も、フンザに住んでた時はガスが高くて買えなくて、
    そこら辺に落ちてる木とかゴミを拾ってきてたき火して調理してました…
    (ちなみに、薪も高いので買えなかったのです。)

    たき火でご飯を作ると、燃え残った木が最後は炭になって、
    お部屋に持ち込めば火鉢みたいに使えて暖かいので
    一石二鳥です!

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