吉田兼好、徒然なるままに。

2011年01月08日 06:38

誰もが知る吉田兼好。
徒然草の
『徒然なるままに、日暮らし硯に向かいて、心に映りゆく由無し事を
 そこはかとなく書きつくれば、怪しうこそ物狂おしけれ』
なるくだりはあまりにも有名。
はて、学校で勉強したのは社会だったか古典だったか。
その吉田兼好、後宇多天皇に仕えていたが、天皇が崩御すると出家し歌人としても有名になった。

実は以前から気になっていたのだが、岐阜県と長野県の県境にある恵那山トンネルの岐阜県側に吉田兼好の墓とカーナビに表示される。
兼好

トンネルに入らずにジャンプすればすぐに行けそうな場所だが、一般道から行くにはかなり大変そうな場所。
先日、妻籠宿を訪れた時に吉田兼好の墓を訪れてみようとトライした。
ナビに位置をセットし、吉田兼好の墓に向かうが一向に観光案内の看板一つも出てこない。
ついに道は未舗装路になり、ますます怪しい。
8-2.jpg

と、いうか、僕の愛車ポチで行くのは殆ど不可能な道になってきてしまった。
しかも、これって行き止まりの後はバックで降りてくるしかないかも。
8-1.jpg

未舗装路を走る事十数分。ナビが目的地だと示す位置にたどり着いた。
そこには吉田兼好の庵と書かれた木柱と石を積み重ねただけの墓石のようなものがあった。
IMG_0442.jpg

出家し世の儚さを感じた吉田兼好がこの地で何を感じたのか。
今でこそ寂れた場所だが、妻籠、馬籠宿からはそれほどの距離ではない。
学校で勉強した時にはただ単に徒然なるままに・・・と暗唱しただけだったが、この地を訪れてみて吉田兼好という人物の人となり、徒然草の全文を読んでみたくなった。

しかし、思うのは岐阜県人は観光誘致が下手。
妻籠宿も寂れているし、僕の生まれ故郷大垣市にはかの有名な松尾芭蕉、奥の細道の結びの地がある。
奥の細道が岐阜県で終わっていると知っている人がどれほどいるだろうか。
僕自身はそんなひっそりとした場所がすきなのだが。


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コメント

  1. さとう | URL | -

    初めてコメントします。
    いつもブログが更新されるのを楽しみにしています。海外のことだけでなく、国内のみんなが行かないようなところも紹介してくださるので、すごい人なのに身近に感じてしまいます。今年もたくさんの更新を楽しみにしてますので頑張ってください!

  2. akubi | URL | Z5V3W/k2

    Re: 吉田兼好、徒然なるままに。

    はじめまして。
    吉田兼好の墓が積み上げた石だけっていうのには、ちょっと驚きました。あまり観光地と化しているのも私の好みではありませんが、ひっそりしすぎのような。。。

    それと、すみません、ちょっと気になったものですから。。。。
    結局、帰りはバックで降りてきたのでしょうか?(笑)

  3. HIRO | URL | -

    さとう さん

    楽しみにしてくれる人がいるのはとても嬉しいです。
    筆?無精ですができるだけ国内の穴場も紹介していきます。

  4. HIRO | URL | -

    akubi さん

    コメントありがとうございます。
    吉田兼好の本当のお墓は京都にあるようです。
    この地はアクセスも悪く見捨てられて感じでした。
    吉田兼好の庵の前が少し広くなっていてUターンできした。

  5. ぼん | URL | 8dS5u2oQ

    Re: 吉田兼好、徒然なるままに。

    Hiroさん

    この兼好法師ブログ、いいですね~。
    このひっそり感に、ちょっと癒されました。

  6. HIRO | URL | -

    ぼん さん

    僕自身もひっそり感に癒されてきました。
    観光地観光地していないのが良かったです。

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