中国船衝突事件(尖閣)

1970年01月01日 09:00

中国船衝突事件の映像流出問題、海上保安庁の機密管理はとても厳格だと聞いていたので流出させたのは政治筋だと想像していた。
中国に対して何故?と思える程弱腰な日本政府としてはYou tubeに映像が流出してしまったというシナリオの方が言い訳がしやすい。
しかも管内閣に対してAPEC(アジア太平洋経済協力会議)前に強烈はパンチを入れる事ができる。
現内閣を潰したいと思う勢力からすればとてもおいしいネタだ。

ところが、流出させたのは海保内部の人間だという事になりそうな雰囲気。
情報筋によると流出した人物もほぼ特定できているそうだ。

海保の人たちからすれば、マニュアルに従って命がけで中国漁船を停船させようと努力したのに、日中関係が悪化する気配を見せると逮捕した船長をいとも簡単に釈放してしまった。
何故か中国で拘束された日本人の釈放に対しては日本政府はお金を払っている。
現場の大変さを理解しない日本政府に対して海保の人たちが怒りをあらわにするのもうなずける。

映像を流出させた人物は国家公務員法違反の罪に問われるが、窃盗や業務上横領の罪に問われた方が罪は重くなる。
まだ流出の経緯は明らかになっていないが、日本政府が闇に葬ろうとした映像は新たなる情報発信の担い手インターネットのYou Tubeを使って広く世間の知るところとなった。
当初、消去された映像もあったが、ネット社会の「拡散」の力には及ばずコピーされた大量のDVDが段ボールに入って置かれる事件にまで発展した。

日本のマスコミはこの重要な事件を報道するにあたって、映像に「You Tubeより」というテロップを貼るという前代未聞の使い方をした。

情報の公開は民主主義の大原則だ。
日本政府は国防に関わる重要な情報を公開し、国民の意を問うことせず自分たちだけで解決?の方策をさがした。
今回の流出事件で日本という国が機密情報管理に甘く、外交でもとことん弱腰であることを世界に知らしめてしまった。
映像を流出させた人物は日本にとって英雄か国賊か。
マスコミの報道の仕方によってどちらにも転ぶ可能性がある。
今後のニュース、意図的な表現方法が使われていないかどうか、偏った報道になっていないか慎重に見守りたい。




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