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アフガニスタン政権が事実上崩壊

2021年08月16日 13:34

この数日の出来事はあまりにも迅速に行われた。
タリバンがアフガニスタンの主要都市を抑え、首都カブールへの進行を始めた。
そして、現アフガニスタン政権に対して「平和的降伏」を要求。

見事な手際の良さだと思う。
タリバンと比較すると圧倒的な軍事力を持っているアフガニスタン国軍であるが、大統領はあっという間に逃げ出すし、
この数年、アフガニスタン各地でのタリバン支持者数を考えると勝ち目はないと判断したのだろう。

結果として首都カブールでの最終戦闘はなくタリバンが大統領府を掌握した。
これで良かったと思う、これ以上アフガニスタン人同士が血を流す無益な戦いをしてほしくない。

日本人はタリバン=武装勢力くらいにしか思っていないが、かつて2000年に20年以上続いた内戦を終結させ、天下統一を果たしたのがタリバンだ。
ようやく天下統一を果たしたが、諸外国、特にアメリカはタリバン政権を認めず、2001年、タリバンに負けた大名たちを集め北部同盟を結成させ、空爆によってアフガニスタンを攻撃し、タリバン政権を崩壊させた。

2001年のアフガニスタン戦争で、どれだけ多くの一般人が傷つき、命を落としていったか。
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カンダハルで空爆の被害にあった子どもたち。

そして20年の歳月を経て、再びタリバンがアフガニスタン全土を掌握した。
今回、世界はどう対応するのだろう。
国連安保理は16日に緊急会合を開催するが、時すでに遅しな気がする。

一つだけお願いしたい。
20年前のように戦争によって力で解決しても、結果は同じとなってしまう。
近隣諸国の思惑もあるが、タリバンが復活できる、復活してきた、その要因がアフガニスタンにあることを
諸外国は見落としてはいけないと思う。



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