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コロナ対策「東京に来ないで、東京から出ないで」芸術家は救われるのか?

2021年04月17日 17:48

先日、東京都知事はついに
「東京来ないで 東京出ないで」と呼びかけた。
補足で「エッセンシャルワーカー以外は東京に来ないで」と。

コロナ渦で今まで以上にカタカナ言葉が多く使われるようになってきたと思う。
エッセンシャルワーカー(Essential worker)とは、人が社会生活をするうえで必要不可欠なライフラインを維持する仕事の従事者をいいます。

ここで言うエッセンシャルワーカーは人々が社会生活を維持するために必要な仕事に従事している人たちのことだろう。
衣食住に関わったり医療に関わる人たちを指すと思われる。

「医療従事者」「スーパー・コンビニ・薬局店員」「介護福祉士・保育士 」「区役所職員」「バス・電車運転士 」「郵便配達員・トラック運転手」「ゴミ収集員」をエッセンシャルワーカーと定義することもあるらしい。

もちろん、日本においてはそこに「芸術家」は含まれない。

ドイツではコロナが流行し始めた最初の頃「芸術は人々が生きていく上でなくてはならないもの」だとして芸術活動に関わる人たちの支援を発表した。

日本における定義でエッセンシャルワーカー以外は東京に来ないで!と言うことは画家や音楽家、写真家などは東京に来ないで!と言うことだと解釈できる。

実際、少人数で感染対策をしながら営業していたライブハウスは少人数のライブさえ企画しにくくなっている。
写真展や絵画展はどうだろう。
時短営業を強いている飲食店には支援の手が差し伸べられているが(実際には飲食店の人たちも現時点で支援金を受け取れていない人が多い)、「東京に来ないで」発言で仕事を失う芸術家への新たな支援はない。

芸術家に関しては文化庁が「文化芸術活動の継続支援事業」を行なっていて、僕自身もトライしてみたが、どうやらメインは舞台関係者や俳優さんたちのようで、写真家や音楽家でうまく行った人はかなり少ない。

僕は昨年の9月に応募したのだが、実際に写真家として芸術活動をしていた証拠が求められ、写真展で販売したチケットは?とか講演会が行われた資料などなど、かなり厳しいものだった。
そもそも写真展などは写真家の活動を見てもらう営業ツールの意味合いが多く、有料の写真展は全体の数パーセントしかない。
僕の友人の音楽家は精力的にライブ活動をしているが、収入は「投げ銭」がメイン。
収入を証明するために領収書を求められ、こりゃ〜無理だと諦めた。

僕は何度も何度も書類を提出し、過去に行った講演会の資料を企画してくれた団体にお願いして出してもらったり、
「文化芸術活動の継続支援事業」の活動期間は今年の2月28日までなのだが、交付が決定されたのが3月12日。
それでもなんとななるかと思ったら、3月12日に交付決定されたお金を2月28日までに使わなければならないと言うパラドックスに陥った。

「蔓延防止等重点措置」と言う新たな言葉で感染拡大を防止するために時短等の協力をお願いしている現在。
飲食業以外のお仕事の人たちも多大なる影響を受けている。
エッセンシャルワーカー以外は東京に来ないでと言われるのであれば、蔓延防止のために喜んで自粛しますよ。
少しの間芸術活動を停止していても人々は生きていけるから。

しかし、芸術家も含め、マイノリティーの仕事に従事している人たちが生き延びられなくなってきている。



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