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新型コロナウィルスに対する正しい対応策とは

2020年06月23日 18:42

突然、世界に現れた新型コロナウィルス。
特徴はその感染力の強さ、そして、感染しても無症状の人が多いこと。
既存のインフルエンザのように感染後に発熱があれば病院にも行くし、お家でおとなしくしていることもできる。
新型コロナウィルスは感染者が目の前にいても分からないという恐怖を含んでいる。

この数カ月で様々なデータが出てきて、その感染力、致死率も少しづつ見えてきた。
ものすごく恐ろしいウィルスなのかもしれないし、今まで現れてきたインフルエンザと同様の驚異なのかもしれない。

新型コロナウィルスだけが注目されがちだが、既存のインフルエンザで昨年1月には1685人の方が亡くなっている。
1日平均で死者54人となる計算になる。

この人数は、医師が死因をインフルエンザと認めた人のみである。インフルエンザで入院した人でも、肺炎を併発したり、持病が悪化し心不全などその他の病気で亡くなったりした場合は含まれない。
これは新型コロナウィルスでも同じ扱いとなっている。

インフルエンザは僕たちが生まれてからずっと付き合ってきたウィルス。
ワクチンも治療薬もある。
それでもいまだに感染者を0にはできず、年間3000人近い人が命を落としている。

新型コロナウィルスの場合、何故かワクチンや治療薬ができるまでの我慢!みたいな報道が多いが、ワクチンや治療薬ができても新型コロナウィルスがなくなることはほぼないだろう。

感染拡大を防止するために各国がやってきたロックダウンや、日本のような自粛要請が正しい対応策なのか。
スエーデンは一切ロックダウンをしないで、集団免疫を目指した。
その方策も正しいかどうか、現時点では断じることはできない。

恐れるのはこの方法しかない!と断定的な報道になり、違う方策を考える余地がなくなってしまうこと。
感染者数、死亡率などのデータはあくまでもデータであり、その分析が必要となる。

分析結果が意図的にロックダウンした方が良い!という結果に結びつけられることがあってはならな、勿論その逆も。
日本は震災後に原発の状態について語る学者がたくさん出てきたが、「御用学者」と言われ、政府べったりの学者が
メルトダウンしている可能性は低いと言い続けてきた。

新型コロナウィルスの対応策に関して言えば、自粛を推し進める意見は出しやすいが、自粛は意味を持たない、感染していない人たちを経済的な死に追いやる。という意見は出しにくい。
どちらが正しいかではなく、双方の理論、データを見たいと思う。

ジャーナリストには現場に赴き、現地の空気感を伝えるのが得意な人がいる。
一方で、世界中に溢れる情報を分析して発表するのが得意なジャーナリストもいる。

日本で、この人ほど情報の収集能力と分析能力に長けたジャーナリストは他にいないかと思うのが、田中字氏だ。
田中宇は 「911 とコロナは似ている」というタイトルのニュースを流している。

そろそろこれを書いても「叱られない」と思うので書くが、今回の新型コロナの
危機は、01年の911事件で始まった「テロ戦争」と本質的に似ていると思う。両
者が似ている点はいくつかある。ひとつは、両者とも「脅威」とされた対象が、
よく見ると「闇夜の枯れすすき」であることだ。当局やマスコミが脅威を誇張し、
人々が枯れすすきを化け物だと信じ込む状態を作った。

「闇夜の枯れすすき」という表現がとても興味深い。
未知のものだけに、単なる枯れすすきである新型コロナウィルスを化け物だと思ってしまった感は間違いなくあると思う。

現時点でもどんな対応策が正解なのか、その結論は出ていない。
向こう一年出ないかもしれない。

だからこそ、こんな考え方もある、と知ることに損はないと思う。
どちらが正しいかではなく、マイノリティーの意見が出せる環境がとても大切だと思う。

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