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新型コロナウィルスと報道の信頼性

2020年03月23日 21:16

新型コロナウィルスの出現によって改めて「情報の信憑性」が重要だと多くの人が気がついたと思う。

憶測、噂だけでなく、時として悪意を持って感染者がいる!物がなくなる!などの情報を流した人がいて、
それらを安易にリツイートなどで拡散してしまった人も多い。

卒業式シーズンを迎え、僕の住んでいるエリアでは感染者がいないこともあって、様々な安全対策を取りつつ
卒業式が挙行されている。

そんな忙しいシーズンなのであちこちに打ち合わせに行く機会が多い。
「幸いなことにこの地域では感染者が出ていないから、卒業式もやりやすいですよね〜」と僕がいうと
「いやいやわからないですよ〜ここは大物政治家がいますから、例え感染者がいてももみ消しちゃいますよ」と
同じことを言う人が1人2人ではないのにびっくり。

様々な職業、様々な年齢の人が同じことを言う。

大物政治家がいて、その圧力で感染者がいても報道させないことが可能なのだろうか。
僕個人としては、もし可能だとしても付け焼き刃で、この情報化社会の中で、「あの時点で感染者がいた」と後々明らかになるだろうと思う。
大物政治家故に、そんなことはしないと思うのだが、、

問題はこの数週間で会う人会う人が口を揃えたように同じことを言う。
つまり、政治の力があれば大手メディアはコントロール可能だと多くの人が思っていることだ。

報道がいつも正しい!とは思わないが、第四の権力として独立した存在であるべきメディアが、日本では政治のコントロール下にあると思っている人が結構な数でいるということ。

確かに、テレビ、新聞が報道しないことを週刊誌が報じたり、フリーのジャーナリストが報じることが多い昨今。
少し前の総務大臣による「電波停止」発言もあり、政治からメディアへの圧力があるのは事実。
そして、つい最近も記者クラブがフリージャーナリストへの取材制限を要請したと言う問題も起きている。

記者クラブ制度の中で大手メディアが報じることができない、報じにくいことを会社などのバックボーンがないフリージャーナリストが報じたり、週刊誌がすっぱぬく、そんなバランスが良いと思う。

できることなら、多チャンネルのテレビ、メジャー誌の新聞にもう少し「色」の差があってくれたらいいと思う。
政権を擁護するメディアがあり、政権を批判するメディアがあり、国民はその両方を見比べて、判断できたら良いと思う。

新型コロナウィルスは現代社会の問題点をいくつもクローズアップしてきた。
まさかメディアのことまでクローズアップされるとは思っていなかった。

予想より多くの人が日本の報道の自由が様々な場面で制限されている、本当は制限されているかどうかわからない部分に対しても制限されていると思っているということが垣間見えた。


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