fc2ブログ

ローマ教皇来日とそのメッセージ

2019年11月30日 19:03

ローマ教皇が来日し、日本そして世界に多くのメッセージを発信した。
「核兵器や大量破壊兵器を所有することは、平和と安定の望みへの最良の答えではない」と核兵器廃絶への強いメッセージを被爆地長崎から発信した。
武器の製造や維持に多額の費用が使われていることは途方もないテロ行為だと「テロ」という強い言葉を使って批判した。

そして難民問題に対して、「苦難を経験し、皆さんの国で難民となることを求めてきた人たちに、友情の手を差し伸べてください」と先進国の中で難民受け入数が極めて低い日本という国にメッセージを送った。

ローマ教皇が来日して多くのメッセージを発信したが、核兵器のこと、難民問題のこと、日本、日本人へのメッセージが多かったと思える。

核兵器禁止文書に107の国々が賛同したにも関わらず、世界で唯一の戦争による被爆国でる日本が賛同しなかった。
アメリカの「核の傘」など問題はたくさんあるだろうが、核兵器の恐ろしさを体験し、未だ被爆者が苦しみながら生きている日本が核兵器廃絶に声を上げていないこと。
戦争などで母国を離れ難民にならざるを得ない人たちを受け入れること。

どちらも日本という国、日本人の大きな課題だと思う。

差別や迫害に対して、「仲間と力を合わせ、あなたがやっていることは間違っていると声をあげよう」と述べた。
差別や迫害があっても多数派に組し、間違っている!と声をあげるのが苦手な日本人への大きなメッセージだと思う。

世界には7080万人もの難民が存在する。
5秒に一人5歳未満の子どもが栄養失調やそれに伴う免疫力低下による感染症で亡くなっていく。

戦争が良くないことは誰でも分かっている、が、安全保障や同盟、経済、様々な理由でNOと言えず、世界での戦争を黙認している。

ローマ教皇のメッセージは
そんな非人道的な行為にちゃんとNOを言いましょう、言ってください。
被爆国の日本が。
そう聞こえてならない。



久保田弘信の最新刊「世界のいまを伝えたい」あり

久保田ショップ


スポンサーサイト





コメント

    コメントの投稿

    (コメント編集・削除に必要)
    (管理者にだけ表示を許可する)

    トラックバック

    この記事のトラックバックURL
    http://kubotahironobu.blog53.fc2.com/tb.php/2299-54d5067b
    この記事へのトラックバック


    最新記事