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X線セーフィティーケース

2019年09月13日 21:53

今年も夏が終わり、あっという間に秋〜冬へと突入していく。
もう、扇風機はいらないし、秋冬物の衣類を出さなければ、と押入れを除くと、
昔使っていたX線セーフィティーケースが出てきた。
IMG_5836.jpg
アフガニスタンからイラク戦争まではこのケースにフィルムを一杯に詰め込んで、一回の取材で100本のフィルムを持ち歩いていた。

フィルム一本が約800円、現像代も約800円。
36枚の写真と撮影するとおよそ1600円が必要となる。
そんなフィルム時代を生きてきたカメラマンはデジタル時代になっても連写をあまりしない。

僕たち世代のカメラマンはデジタルがなくて、オートフォーカスがなくなれば、間違いなく仕事が倍増する。
技術の進化はカメラマンを職人技を必要としない時代へ向かわせた。

もちろん、悪いことばかりでなく、デジタル時代の恩恵は大きい。
今や、目に見えないものさえストロボなしで写せる時代がきて、メモリーカードも安くなってきて、カメラ本体は高いものの、一回の取材にかかる経費は格段に安くなった。

僕とあちこちの国を旅したX線セーフィティーケース。
もう、2度と使うことはないと思う。
勿体無けど、燃えないゴミかな〜。
と、ケースの中に未使用のフィルムが入っていた。
IMG_7344.jpg
RVPベルビアだ。
今では考えられないことだが、ISO感度はなんと50。
ちょっと暗くなれば撮影できず、だからこそ、明るいレンズも必要だった。
我が家から出てきた、最後のフィルム。
果たして、どんな発色をするのか、、撮影してみようと思う。

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