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広島

2018年08月01日 17:31

8月1日の広島は熱風が吹く猛暑。
IMG_3065.jpg
直射日光を避けようと、本通りを歩く。

あの日も暑かったのだろう。
そこに想像もつかない熱い火の玉が落とされた。

僕の友人は東京での空襲から逃れ、広島で被爆した。
半身大火傷を負い、腕がもげそうだったらしい。
もう死なせてくれ!
と言ったそうだ。

その言葉を聞くのに僕は3年かかった。
被爆者も人、ジャーナリストも人。
その人が経験した二度と思い出したくないことを聞くことが躊躇われた。

昨年、国連で核兵器禁止条約が採択された。
賛成は国連加盟国の約3分の2に上る122カ国。

前文には「核兵器被害者の受け入れがたい苦しみと被害に留意する」と明記され、「hibakusha」(被爆者)という表現も盛り込まれた。

採択後、交渉会議を主導した南アフリカの代表は「被爆者がいなければここまで来られなかった」と述べ、被爆者らの条約制定への働きかけをたたえた。

にも関わらず、世界で唯一の被爆国である日本は不参加だった。
その理由の一番はアメリカの「核の傘」に入っているから。。

核兵器禁止条約は核兵器の使用や開発、実験、生産、製造、保有などを禁止する内容。核抑止力の根幹ともされる「使用するとの威嚇」も禁止する初の国際条約。
そこに被爆国である日本が不参加。

実際に日本が「核の傘」に守られているのは事実。
同盟や安全保障、難しい問題は沢山あるが、世界で二度とhibakusha」(被爆者)を出してはいけない。
その理想だけは追い続けて欲しかった。

長崎県平和運動センター被爆者連絡協議会議長の川野浩一さんは安倍総理に対して
「あなたは、どこの国の総理ですか」

「被爆者の願いがようやく実り、核兵器禁止条約ができたことを心から喜んでいる。私たちをあなたは見捨てるのですか」
と言った。

戦後70年以上が経過し、この地広島でも被爆者が少なくなってきている。
現在、世界のあちこちで戦争が継続されている。
誰もが知っている、戦争は良くない、核兵器も良くない。

戦争を起こさない抑止力として核が必要?
一瞬のうちに10万人以上の命が奪われ、その後何十年も放射能の影響に苦しみ続ける核兵器。
数日後の広島。
注目したい。

今年も世界が注目するだろう、日本という国ではなく日本の被爆者の声に。



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