メトロに乗ってUNHCRへ

2017年07月13日 15:51

今日はメトロに乗ってUNHCRのオフィスに行く予定。
いつもより早起きしてメトロに乗り込む。

朝のラッシュアワーでメトロは混雑している。
シリア難民がメトロにはスリが多いから気をつけなさいよ!と教わっていた。

リュックを前に抱え、壁際のポジションをゲット。
IMG_4963.jpg
アテネの中心部シンタグマで乗り換え。

メトロを降りる時、明らかに不自然な形でぶつかって来たサングラスの男がいた。
すぐさま荷物をチェック。
ファスナー、開いてない。

それでも違和感があってファスナーを開けて中身をチェックすると、携帯、サングラス、ノートに挟まれていた財布だけがなくなっている。
この間わずか5秒
サングラスの男は10メートルほど先を早足で歩いている。

ストップ!そいつ捕まえて〜泥棒〜!
と大声で叫ぶ。
サングラスの男は早足に。
そのサングラスの男〜!

その瞬間サングラスの男がダッシュ。
僕もダッシュ。
一人おじさんがぶつかって来たが、構わずダッシュ。
今度はおばさんがぶつかって来て、倒れこむ。
あ、ごめんなさい。
サングラスの男を追いかけようとすると、とても痛そうな声を出す。
仕方なく手を差し伸べ、引き起こす。

その頃にはサングラス男は僕の視界から消えていた。
一応、出口まで追いかけてみるが、、男は見つからなかった。

と、その時、気がついた。
ぶつかって来た二人もグル?
二人目のおばさんなんか、明らかに向こうからぶつかって来た。
マジか〜めっちゃプロじゃん。

これが日本なら監視カメラ等々で、ぶつかって来た仲間らしき人間を警察まで連れて行くこともできるが、アテネでは無理。

しかし、僕でさえ、財布を出すときに携帯をよけて、サングラスをよけて、あれ、財布一番奥じゃん。
って感じで出す財布を、一瞬のうちに盗み取る技術がすごい。
しかも、盗んだ後、ご丁寧にファスナーを閉めていてくれた。
ファスナーがしまっていることで確認に時間がかかってしまった。

朝出かけるときに持って行く荷物を整理した。
UNHCRのオフィスに行くから大きなカメラはいらない、色々状況を説明したいからノートパソコンは持って行こう。
オフィス往復だけだから、クレジットカードはいらない。
予備のお金もいらないから100€と小銭だけあれば大丈夫。
と、財布の中身をかなり出した。

昨日までだったら、カードは入っているし、300€くらい入っていた。
不幸中の幸い。とはいえ、スリにあったことがショック。

さすがにこのままUNHCRのオフィスに行く気にはなれず、メトロでホテルに戻ることにする。
帰りの電車をホームで待っていると大声で「ポリス」と叫んでいる人がいる。
マジか今日はトラブル多いな〜。
と思ってみると人だかり。

しかし、どうやら盗みではなく、無賃乗車の若者が捕まったようだ。
日本と違って切符を持っていなくても電車に乗れてしまうアテネ。
しかし、切符を持っていなくて捕まった時の罰金は半端ない。

あ、待って!
僕の24Hのチケット、、財布と一緒に盗られちゃっているよ。
ここで捕まったら踏んだり蹴ったりじゃん。
明らかに動揺しているのに、平静を装ってメトロに乗って、ホテルの最寄駅に帰って来た。

落ち込んでホテルに戻ろうとする時、目の前に警察署が見えた。
あ、そうか、お隣、警察署だ。
盗難届を出しても、財布が戻ってくるはずない。
わざわざ警察署を探してまで盗難届は出さないが、お隣なら、行ってみよう。
と警察署に入って行った。

続く


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