国際運転免許証、「おもてなし」の日本

2017年06月16日 20:59

海外取材でレンタカーを利用することもある僕。
国際運転免許証は必須。
IMG_3898_201706162035266da.jpg
ちょっと厄介なのが、この国際運転免許証は有効期限が1年。
更新することができず、期限が切れたら再び申請し直すしかない。
しかも、その申請料2400円と微妙にお高い。

この前のオーストラリア取材でライセンスの有効期限が切れていることに気がついた。
次なる取材のために再び申請しに、運転免許センターへ行く。

窓口に行くと、ドイツ人カップルが何やら係りの人と揉めていた。
係官は「どの車が運転したいの」と日本語で聞くが、ドイツ人カップルは英語しか話せない。

後ろで並びながら聞いていると、運転したい免許を一度に申請せず、再び申請すると高くなる。というような話。
しまいには係官が「ダメだよ、日本語話せる通訳連れてこい!」とちょっと切れ気味な言い方。

後で申請すると高い!というのをmany money! と言っているお粗末さ。
中学生でもmuchだって分かる。

普通の窓口ならいざ知らず、国際運転免許証や海外の人が日本で運転できる免許証を申請する窓口に片言の英語さえわからない係官がいるのが信じられなかった。
係官はドイツ人カップルを追い返してしまいそうな勢い。
仕方なく、僕の拙い英語で通訳をした。

このカップル旅行のためにキャンピングカーをレンタルしたいらしい。
男性はドイツでの大型免許を持っているが、大型も申請する必要があるかどうかで迷って係官に聞いていたらしい。
3.5トン以上のキャンピングカーって日本では聞いたこともない。
普通免許だけで十分だと思いますよ!と通訳してあげた。

そして僕の順番。
国際運転免許証はEチケットのコピーがあれば取得できるのだが、なんと!携帯画面ではダメで紙にプリントしたものでなければダメだと言われてしまった。
なまじ、パスポートがなくても、Eチケットのコピーで取得できると知っていたのが災い。

今時、携帯画面を見せてチェックインするのが当たり前になりつつある時代なのに、プリントでなければならないとは。
日本ではお役所で交渉しても全く無駄なので、あっさり諦めて、ドイツ人カップルと共に階段を降りる。

ごめんなさいね〜!日本人は英語話せなくて、嫌な思いをさせてしまいましたね〜!と謝る。
「いえいえ、あなたが助けてくれたので、諦めずにすみました」
本来、ここの窓口の人は英語話すべきなんですけど。。

ところで、レンタカーで日本を旅するのですか?
「日本は素敵な国なので、あちこち発見の旅に出たいと思っているんです」
北へ行きますか?
「ええ、北海道まで行きたいと思っています」
Have a nice trip!
と言ってカップルと別れた。

2020年東京オリンピックに向けて国際化が叫ばれる昨今。
日本の現状はこれだ。
100歩譲って英語話せなくてもいい、なんとか理解しようと寄り添うような対応をして欲しかった。

取材で海外を訪れたとき、ビザの延長やフォトパーミッションなどを取得するため、その国の領事館などを訪れる機会が多い僕。
国によっては完璧な英語で対応してくれる。
英語が話せない係官でも一生懸命理解しようとしてくれることが多い。

僕も含め、日本人が英語が苦手なのはすぐには変えられないと思う。
だからこそ、気持ちの部分だけでも「おもてなし」の日本になってほしい。
そう思う。


久保田ショップ

スポンサーサイト


コメント

    コメントの投稿

    (コメント編集・削除に必要)
    (管理者にだけ表示を許可する)

    トラックバック

    この記事のトラックバックURL
    http://kubotahironobu.blog53.fc2.com/tb.php/1808-3437a107
    この記事へのトラックバック


    最新記事