NGOとクラウドファンディング

2017年06月07日 01:55

時代の流れか、NGOがクラウドファンディングを利用することが多くなってきている。

NGOの資金は大きく分けてNGO自体が集める自己資金とJPF(国際人道支援組織「ジャパン・プラットフォーム」)からの資金に分けられる。

大きなプロジェクトを展開するためにはJPFのファンドを利用せざるえを得ないが、JPFのファンドには注文がつくこともあり、外務省が退避勧告を出している地域での支援活動には使うことができず、それを嫌って自己資金のみで支援活動をするNGOも多い。

僕が取材した山形のNGO、IVYはJPFのファンドでイラクに学校を建設したが、当初の予想より生徒数が多くなり、JPFのファンドで足りない分をクラウドファンディングを利用してお金を集めていた。

シリア難民問題など、内戦が始まってからしばらくは募金が集まりやすいが内戦が5年も続くと募金も集まりづらく、多くの人にアプローチできるクラウドファンディングが有効になってくる。

昨年取材したNGO,AARもクラウドファンディングを利用している。
トルコのシャンウルファでコミュニティーセンターを運営しているが、その運営資金としてクラウドでお金を集めている。

トルコの教育方針で難民にもトルコ語を勉強してもらうようになりつつあるが、幼い子供たちは母国のアラビア語の読み書きを学ぶことも大切だ。
そんな学校では学べないことをコミュニティーセンターで勉強している。
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コミュニティーセンターに集まる子供達はみんな楽しそう。
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2年連続で取材させてもたったが、この先生がすごい。
楽しく授業をしてくれ、子ども達からも大人気。
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シリアの子どもたちが母国語のアラビア語を学んでいる。

JPFのファンドは我々日本人の税金であるため、その使い道には厳しい審査がある。
多くの難民が存在する中、個人的に助けたい難民にファンドを利用することはできない。
確かにそうあるべき。だが、痒いところに手が届く支援も大切だと思う。

僕自身が見てきたコミュニティーセンターはウルファ地域に必要な施設であり、これからもあり続けて欲しいと思う。
そう、どれだけ頼まれても、自分自身の目で見ていないプロジェクトの応援はできない。
が、AARが運営するコミュニティーセンターは現地で暮らす難民の人たちにとってかけがえのないものだと思える。
1,000人のシリア難民の子どもたちに安心して学べる場を届けたい

残りあとわずかな日数。
目標金額にはまだまだ遠い状態。
関心ある人は是非、応援してあげてください。


久保田ショップ

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