12年前アルビルで出会った子どもたち

2016年02月12日 16:28

アルビル1
2004年、戦後まもないイラク北部の町アルビルで出会った子どもたち。

イラク戦争での直接的な被害がほとんどなかったアルビル。
サダムフセインの影響がなくなったことでクルド地区の発展が見えてきて、外資系の企業が入り始めていて。
レバノンの企業が入ってきて、ドリームシティーという新たな街の建設が始まっていた。

当時から10年以上にわたってアルビルは高度経済成長を遂げてきた。
2014年に訪れた時、変貌を遂げた街にびっくりして、10年前に自分が滞在していた場所さえ見つけられないほどだった。
そう、アルビルは町から街へと変わっていった。
今年、ようやく懐かしいアイスクリーム屋さんを発見した。
10年ぶりのアイスクリーム屋さん

このアイスクリーム屋さんの近くで、路上で鏡を売る子供達と出会った。
戦争の被害が殆どなかったとはいえ、ようやく混乱が収束し始めた頃。
貧しい家庭の子どもたちが路上で物を売るシーンをよく見かけた。

思い出すと、みんな笑顔だった。
大人も子供も。
そう、クルディスタンは新たなる未来に期待を膨らませ動き始めた時期だった。

12年後、ついに経済が停滞、下降し始めた。
ISの影響で一部の企業がクルディスタンから離れて行ったこと、そして原油安が原因だ。
公務員の給料が何ヶ月も支払われない状況が続いている。
日本にとってありがたい原油安がクルディスタンにとっては命取りになっている。

シリア難民、イラクのIDP、アラブ人とクルド人、様々な問題を抱えるクルディスタン。
経済の悪化が次なる混乱や対立を生み出さないことを祈るばかりだ。
来年も、再来年も、笑顔でクルドの人たちと再会できることを祈る。


久保田ショップ





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