マイナンバー制度

2016年01月19日 01:12

安保法制の影に隠れる形でマイナンバー制度がスタートした。
幸か不幸か、僕は欧州取材中で、帰国するとマイナンバーの配達を示す不在票が何通も入っていた。
サラリーマンと違って、何時に帰宅できるか分からない僕の職業にとって不在票は一番の悩み。

先日は連絡を入れ、受け取ろうと待っていたが、突然仕事が入ってしまい、不在票に印鑑を押して、ドアの前に置いておいてください!とメモ書きを残して出かけた。
届いたのはさして高価なものでなかったので、郵便局の人はドアの前に荷物を置いて行ってくれた。

しかし、マイナンバーとなれば、そんな簡単にはいかない。
気持ち的にもあまり受け取りたくない。

かつて住基ネットが問題になった時、国民全員にナンバーをあてがうのはよろしくない!と反対運動が起きたが、今回のマイナンバーは冒頭に書いたように安保法制の影に隠れる形で制度化されてしまった。
自分に12桁のナンバーが割り当てられ、どんな仕事でどのくらい稼いでいるかなどの個人情報が筒抜けになるのはいい気分ではない。

日本政府に情報管理能力がないのは年金情報の流出を見てもわかる。
マイナンバー制度ではすでに、厚生労働省の職員がIT業者から100万円の賄賂を受け取っていたとして警視庁から逮捕される汚職事件が発生している。

サラリーマンでない僕にはしばらく関係ないと思っていた矢先。
講演料を頂くに当たってマイナンバーが必要になってきた。
はてさてどうしたものか。

眉村卓という僕が愛する作家が高度な管理社会の危うさに対して、近未来を描くことによって警鐘を鳴らしていた。
高度な管理社会のメディアに対しても書いていたな〜。
「幻影の構成」
僕が青春時代に読んだ本。
僕がジャーナリストになったほんの少しのきっかけがこの本にあったかもしれない。

久保田ショップ



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