イラク〜シリア難民問題

2015年10月02日 16:57

一枚のシリア難民の男の子の写真が世界を駆け巡り、難民問題を浮き彫りにした。
o-SYRIA-570.jpg
これまでも、欧州を目指す船が転覆して、多くのシリア難民が犠牲になった写真が公開されてきたが、難民問題に大きな進展はなかった。

3歳の男の子が波打際に打ち上げられた写真が世界を変えた。
レスキュー隊に運ばれる写真ではなく、打ち上げられた状態の写真だ。
写真を撮影したトルコのカメラマン、ニルファー・デミール氏は遺体を見たとき、「血が凍りついた」と話す。
「私にできる唯一のことは、彼の叫び声を届けることだった」とし、「今日から何かが変わることを期待する」と語った。

この写真を見て、
イギリスのキャメロン首相は男児の溺死画像に「深い衝撃を受けた」とし、英国の「道徳的な責任」を果たすことを約束した。

フランスのバルス首相は「欧州全域で緊急な対応が必要だ」とツイッターに投稿。そして翌日の3日には、フランスのオランド大統領が「難民受け入れを割り当てる恒久的で義務的なメカニズム」についてドイツのメルケル首相と合意し、連名文書で欧州連合(EU)に提案した。

トルコのエルドアン大統領は「地中海を難民の墓場に変えた欧州諸国はすべて、難民を死に追いやった罪を背負っている」とし、「地中海で溺れているのは難民だけではない。われわれの人間性もだ」と語った。

フランスは自国が抱える移民問題があり、フランス庶民の生活も決して豊かではないため、難民受け入れに消極的だった。
報道写真家が撮影した一枚の写真がフランス政府の方新さえ変えた。

さて、日本の首相はどう発言したか。
Japanese Prime Minister Shinzo Abe said on Tuesday that Japan needed to improve conditions for its own people, including women and the elderly, before accepting any refugees from Syria.

シリア難民を受け入れる前に自国の女性や老人問題を解決しなければならない。
お国が大変なのはフランスも同じなのだが。

日本は難民受け入れに対して非常に消極的な国だ。
トルコの海岸で溺死したアイランちゃん(3歳)の事を何%の日本人が知っているだろう。
だから、報道は大切だと思う。


今日、イラク〜シリアの難民問題の記事を書いていた。
この手の記事、既存のメディアではなかなか扱ってもらえないが、ネットメディアが扱ってくれている。
Japan in-depth
この数日中に今日書いた記事がアップされると思います。
ブログでは不可能な波及効果があると期待しているメディアです。

イラク〜シリアの難民問題の記事を書いていて一枚の写真を発見した。
113_2.jpg
平和だった頃のシリアの首都ダマスカス。
有名なアイスクリーム屋さんのアイスを食べた時の写真。
後、何年経ったらここに行けるだろうか?
難民の人たちは何年経ったら自国へ戻れるのだろうか?
そんな事を思っていたら、アイランちゃんの事を書きたくなってしまった。

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