報道、名古屋ゴミ屋敷問題。

2015年06月08日 15:11

名古屋にあるゴミ屋敷問題。
道路上にまであふれたゴミにより、名古屋市から強制撤去の命令が下り、その執行期限が今日だった。

この問題を取材し続けているミヤネ屋。
担当は藤村レポーター。
ゴミ屋敷の主人をヒデちゃんと呼び、ヒデちゃんからダン藤村と呼ばれる仲。

取材に集まる報道陣にキレる場面も映し出される。
「おれの体を勝手に撮るな〜」

ゴミ屋敷を作ってしまい、近隣住民に迷惑をかけたのは間違いないが、一生懸命方片ずけようとしているのにカメラに追い回されたら怒るのも理解できる。

取材当初からヒデちゃんの気持ちを考えながら接触した藤村記者は、他局に対して恫喝しているヒデちゃんと話すこともできる。
藤村記者が現場に現れ、ヒデちゃんと接触すると集まってきてカメラを回す他局。
まさにハイエナ。

藤村記者は「どうしてもテレビが集まってくるとヒデちゃんもイライラしてしまう、我々も含め自戒の念」と話していた。

相手が犯罪者であれ、被害者であれ、取材して当然という取材になれば報道被害も増える。

イラク戦争の時、僕がイラク人にインタビューしていると、テレビ局がきて、僕も含め撮影していくことが良くあった。
僕はテレビ局が独自に見つけた取材対象者を横から撮影するなんてできないけど。

戦後イラクを取材しているとき、クルド人とアラブ人の対立で犠牲者が出てお葬式が行われていた。
同行したカメラマンは車を降りた瞬間からカメラを回した。
今なら僕にもその気持ちがわかる。(接触した瞬間から撮影しておいた方が使いやすい)。
しかし、そこは怒りと悲しみが渦巻くお葬式の現場。
僕は合図してカメラを止めてもらった。
僕だけが、お葬式に入って行って取材許可をもらった。
w0164.jpg
写真としてはこれでOKだが、テレビなどの動画だと取材交渉をしているシーンなども欲しかったりする。
動画専門でやってきた人には冒頭シーンを諦めるのは難しいと思う。
ジャーナリストとしてはとても苦しいが、時としてカメラを出さずに取材することもある。
取材〜報道ってそれほどセンシティブなものだと思って取材にあたってくれるジャーナリストが増えてほしいと思う。


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