母校、岐阜県立大垣東高等学校での講演。

2015年05月31日 22:11

母校での講演は今回が3度目。
3度目の正直ということで、今回は全校生徒を対象に体育館での講演。
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講演を企画してくれた柏瀬先生、このご時世教育機関での講演は難しい中、なんの制約も設けず好きに講演させてくれた校長先生に感謝。
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母校は僕が在学していた頃と殆ど変わることなく、懐かしい雰囲気をあじあわせてもらった。
渡り廊下のすぐ横の教室で真面目に勉強せず、外を眺めていた高校生時代を思い出す。

大垣市内でも有数の進学高である東高。
しかし、文武両道ですべての生徒が必ず何かの部活に属することを求める学校だった。
350人近い生徒数の中、お勉強ランキングは280番前後。
理系を目指す僕としてはかなりきついレヴェル。

当時の先生方からも「劣等生」のレッテルを貼られていた僕。
そんな僕でもなんとか大学へ行け、教育実習も無事こなし。
カメラマンとして写真集も出し、ジャーナリストとして最前線に赴くことまでできた。

母校の後輩たちには優等生で何でもできた「先輩」がみなさんの前で講演しているんじゃなくて、本当に劣等生で、こんな講演の後に質問ありますか?って聞かれたら下を向いて絶対に手を挙げない生徒だったと話した。

何の取り柄もなく、宿題もちゃんとやらず、進路を心配される生徒だったと。

僕の唯一の取り柄は諦めが悪かったこと、偏差値低くてもどうしても物理学を勉強したかった。
写真の専門学校に行っていなくてもカメラマンになりたかった。
英語も完璧じゃないけど、世界のこと取材したかった。

晴天すぎるくらい晴天での講演。
体育館に3学年1000人近い人が入ればサウナのような暑さ。
昨年訪れたイラクでは50度近い灼熱の中テント暮らしをしている難民を取材した。
「この体育館は暑いですが、イラクはもっと暑かったですよ」と現地の写真を見せた。

集中して話を聞いてもらうには決していいコンディションではなかったが、下を向いたり寝ている生徒はいなかった。

災い転じて福となす。
僕のノートパソコンのパワーポイントの調子が悪いので、学校のノートパソコンをお借りしてパワーポイントを使う予定!が、動画を見終え、パワーポイントを操作しようとするとパソコンがフリーズしていた。
担当の先生に診てもらっている間、話をつなぐが、動画を受けての話はあっと言う間に終了。
さて、さてどうしよう。
「みんな高校生だし、先生よりパソコン詳しい人いるんじゃない?誰かなおしてよ〜」と会場に問いかけると、僕の正面の3年生が一人の生徒の方をみる。
やっぱりエキスパートがいるんだ。

なかなか治らないパソコン。
しかたなく僕は奥の手を使い、渡部陽一君の話を持ち出した。
盛り上がる会場。
「ちょっと待って、僕だって笑っていいとも出たし、東高のウィキペディアに名前載っとるんで〜」
パソコンが治るまでの時間、この雑談のおかげで会場が僕に集中してくれた。

校長先生が講演前に「我が校の子たちも最近の子と同じで大人しくて、質問はでないかもしれません」と話していたが、3年生の一人の質問を皮切りに質問時間を延長するほど多くの質問が出た。
さすが我が母校の後輩たち。と僕が後輩たちを誇りに思える瞬間だった。

間違いなく色々と悩む年頃。
こんな「劣等生」でさえ母校に凱旋講演ができるんですよ!
諦めなければ!
教員になりたかった僕、全く違う立場で高校生に何かを伝えられる機会をもらえたこと、とても嬉しく思う。

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