TBS、NEWS23が「人質解放」との誤報

2015年01月30日 04:30

大阪大学での講演を終えて、交流会に参加していた時間。
人質事件は明日は我が身の僕にとって人ごとではない、リミットも気になりテレビを見れない時間にネット上の
速報をチェック。

そこで出て来たのがNEWS23がイスラム国が新たな声明を出し、「アラーの名にかけて人質を解放します」と速報したらしい。
該当ニュースを見ていないので誰が読み上げたか分からないが「人質が解放されるとの意思表明がなされた模」と伝えたらしい。

番組の終了間際に内容を事実上訂正したようだが、人命が関わる事件に対してネット上に流れた情報を分析もせず、視聴率の為に「速報」として伝えるなど、言語道断。

NEWS23はイラク戦争以前、アフガニスタンの頃からお世話になっている番組だが、筑紫哲也氏が他界されてから残念な事に国際報道に関してはとても弱い番組になってしまっていた。
マンデープラスみたいな特集もなくなり、なんとか視聴率を回復させようとキャスターの顔ぶれを変えるものの、ニュースそのものにパンチ力がなく、視聴率は低迷していた。

NEWS23には顔見知りのスタッフも多く、僕がもっともお世話になった番組の一つだから、批判したくないが、
今回の誤報はちょっとひどい。
人命に関わる事だけに、どれほど多くの関係者がぬか喜びしたかと思うとやるせない気分になる。

数字(視聴率)の為に情報を分析せず、速報として流してしまったとしか考えられない。
中東学者の池内氏など「24時間の期限が多分11時頃だ、と見当をつけて、ツイッターで回ってきたいつもの宣伝映像を、空耳アワーで聞き取ってしまったようだ。TBSにはアラビア語ができる人が一人もいないのか。多分いないんだろう。」と書いている。

いや、います。相当凄い人がいるんです。
アラビア語ができるだけでなく、中東地域に何度も足を運び、現地の事に詳しい人が。。
その人が映像を見て、情報を分析する時間があったかどうか。

新聞よりテレビより一番早く伝わるのがネット上の情報になってきた現代。
TBSに限らず、個人でもリツイートなどで情報を拡散できる時代。
メディアリテラシーという言葉だけがようやく一人歩きしだした日本だが、初等教育、中等教育の現場ではで情報は鵜呑みにするのではなく、比較するなどして自分で読み解きなさい。とは教わっていない。

情報の伝搬速度が速くなった現代こそ、既存のメディアからのニュースはは勿論、ネット上のニュースも鵜呑みにするのではなく受け手が精査する力が必要だと思う。

後藤さんの解放まで眠れぬ夜が続くが、誤報ではない吉報が流れる事を祈ります。

久保田ショップ






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