アメリカがイラクへ空爆開始

2014年08月08日 22:40

8月8日午前、オバマ米大統領がホワイトハウスで緊急声明を読み上げ、イラク北部で勢力圏を広げるイスラム過激派「イスラム国」への限定的な空爆を承認したと明らかにした。

シリアを空爆すると明言したにも関わらず、議会の承認を得られず、空爆を見送ったアメリカ。
世界の警察を自負するアメリカとしては、やると言ってやらない。を二度続ける事はないと思っていた。

しかし、さすがに今日の今日で空爆を開始するとは想像していなかった。
今だから言っちゃうけど、僕が行くまで空爆を始めないで。。と思っていた。

今年の5月に訪れたイラク北部。
北部の中心都市アルビルとISISに占領されたモースルとは車で数時間の距離。
現地で活動を続けるNGOやクルド人の友人からの情報で、シリア難民で溢れかえっているアルビルにモースルからの国内避難民がやってきていると聞いていた。

10年振りに再会したクルド人の友はイスラム教徒だが、家族はキリスト教という変わった家庭。
ISISはシーア派は勿論、キリスト教徒に対して相当な弾圧をくわえているようで、友人家族も恐れている。

もともと、2003年にイラク戦争を引き起こし、サダム政権を崩壊させた事によって新たにうまれた歪み。
米軍は新政権による国内の治安の安定を見る前にイラクを撤退した。
弱体化したイラク政権は国内の安定を実現させる力を持てず、マリキ首相は何度もアメリカの力を借りたいとお願いしていた。。そのお願いを無視していたアメリカが動いた。
マリキVSバルザーニ、イスラエルの動き。
イラク北部のクルディスタンが独立した時、どの政権に近い国になるのか。
様々な政治的な絡みがあっての空爆開始。

40万人以上の国内避難民が発生し、日中50度にも達するイラク北部で多くの幼い命が消えているという情報が入って来ている。
国際社会はイラク北部の新たな火種にたいして、人道支援をちゃんと展開できるのだろうか。
現在、シリア難民やイラクの国内避難民に対して人道支援をしている日本のNGOには退避勧告がだされるだろう。日本のNGOがいなくなっても生きていかなければならない命がそこにある。

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