写真展の裏舞台

2014年07月18日 16:40

日本の場合、写真展は絵画展と違って殆どが無料。
写真家としては自分の作品を多くの人に見てもらえる貴重な機会だが、費用を考えるとなかなか開催できない。

作家として、会場にできるだけいたいと思うが、その期間無収入となってしまうので、これまたきつい。

写真展準備の手順としては、まずは作品選び、通常30〜40点程の写真をセレクトする。
長年、写真家として活動している人程、手持ちの写真が多く、展示する写真を絞り込むのに手間がかかる。

そして、実際に写真をプリントする。
フィルム時代はプロラボにプリントを依頼していたが、デジタル時代になって自分でデータを作り、プリントするのが主流となってきた。
僕の場合、フィルムの写真とデジタルデータの写真、両方があり、色のバランスなどを補正するのにまた手間がかかる。

東京の中心部でギャラリーを1週間借りると10万弱の費用がかかる。
プリントは額装を含め安く抑えても一点1万円程。
様々な費用を考えると1週間の写真展で50万円程の費用が必要となってくる。
一昔前と違って、写真展にスポンサーが付く事も稀なので、若手の写真家が写真展を開催するのはかなりの根性が必要となってくる。
日々、撮影の仕事に追われる若手はなかなか写真展を開催する事が難しく、どうしても高齢?の写真家の写真展が多くなる。

今回の写真展、プリントは友人の写真家とその事務所のスタッフにお世話になり、額装、展示は美術館のスタッフにお世話になった。

静岡の事務所でプリントした写真たち。
w2890.jpg
全紙など、サイズも大きく、梱包して長野に送る作業も大変。
w2891.jpg
ダンボールを切り貼りして、なんとか梱包。

和紙のプリントを含め、かなりの価値がある写真達。
友人の小口氏が「本当は宅急便じゃあ保証できないレヴェルの荷物だからね〜」と。
宅急便の補償額の上限は30万円。
w2893.jpg
トラブルがあっては大変と中身は写真なのだが、「精密機械」のステッカーを貼ることになった。


久保田ショップ


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