涙の解放

2014年06月01日 02:04

帰国後、初の報告会を終え、明日の為に写真の配列を変える作業をしていた。

本当、多くの人の力をかりて、一つミッションをクリアした。
その報告会にも、本当、多くの人の力をかりた。

新聞社の人、同級生、遠方からの友。
忙しい週末の夜、多くの人が、遠くの国で現在進行形で起きている事に耳を傾けてくれた。

みんなビックリするくらい優しい。
ラガットちゃんの後一回の手術をサポートする事を宣言してしまった僕。
単なる募金じゃ心苦しくて、用意した死海の石けんとバングラデシュ産のボールペン、マタドール。
帰り際、「あまりを持って帰ります」というと、「あまりなんてないですよ〜」
ん?マジ?明日の神戸にも持って行こうと思っていたのに。
石けんとマタドールは二万円程の現金に変わっていた。

岐阜新聞の記者に「ラガットちゃんの募金どうします?」と聞かれて
「たった一回で二万円でしょ〜。僕が100回講演したら、手術費捻出できちゃいますよね」と話した。

いつも冷静で講演しようと思っている僕。
中学の同級生に見守られるのは、、結構恥ずかしい。
いじめられっ子で影が薄い久保田が。。

そんな同級生が涙ぐんでいる、ようこそ先輩の中高生が涙ぐんでいる。
それを見てしまうと、僕ももらってしまうから、できるだけ見ないように話を続ける。

みんな本当に優しい。
これが今日の実感。

こんなに優しい人が多い世界なのに、若くして死んで行ってしまった友が沢山いる。
一秒だって忘れた事はない。
でも、深く思い出さないように封印してきた。

今日は、もういいでしょう。
名前なんか忘れてしまった、でも決して忘れ事がない友達の笑顔を思い出し、思い切り泣いた。
この半年間、我慢していた分を全部解放してみた。
逝ってしまった友達はもう何もできない。

でも僕はまだ生きている。
僕だけの力じゃ何もできないけど、優しい人一杯いるから、そっちに逝きそうな人、少しでも少なくするよ。
なんて呟いてみる。
一ヶ月後には、もう無理かも!って思っているかもしれない。
でも今は、諦める日がくるまで諦めないでいようと思う。

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