カンボジアの問題2

2009年11月11日 19:31

日本のNGOがカンボジアでする活動の一番が学校作り。
何故カンボジアなのか、何故学校なのか。
日本の箱物行政と同じ事がカンボジアで行われている気がする。

カンボジアでは教員の給料が安いため、学校の先生が私塾を開きそこでの収入をあてにする
ケースが多い。
先生は試験に出る問題を学校では教えず、自分の私塾で教える。
学校での勉強だけではついていくことができず、私塾に通うことができない子供達はドロップアウトしていくことになる。

どれだけNGOが学校を作ってもこの構造が変わっていない。
日本のNGOが作った学校の校舎で中国語の塾が開かれていた。
日本の人たちの善意で作られた学校で。
学校建設が無意味だとは思わないが、ハードを充実させるよりソフト面を充実させる事が必用だと思う。
学校98
日本の団体が建てた学校で有料の中国語教室が開かれていた。
日本の慈善団体が学校でラーメンを配った。何故ラーメンなのかは疑問だが、子供達はもらえる物はなんでも嬉しい。
もらってすぐパリパリとそのまま食べていた。これならビスケット方が良かったのでは。
子供08_1
塩味が強すぎるラーメンをそのまま食べる子供達
学校で物を配り、何度も「オークン!」。「ありがとう!」と合唱させる。
イヤそうな顔をしている大人達の視線に慈善団体は気がついただろうか。
オークン61
何度も「ありがとう」を合唱させる

一方、現地で喜ばれていたのが貯水池の建設。
地方の村に住む人たちは貯水池がないため、毎日遠方まで水を汲みに行かざるをえなかった。
学校とは違い、ここでは地元の人たちが心から感謝の言葉を発していた。
貯水池275

貯水池6
村にできた貯水池

カンボジアに限らずどの国でも難しい問題だが、現地にとって本当に必用な支援とは何かをしっかり考える事が必用だと思う。










スポンサーサイト


コメント

  1. aiju | URL | -

    Re: カンボジアの問題2

    ホント、どこも問題は一緒ですね。
    先生の質というかやる気を上げるのが第一の課題だけど、それが一番難しいでしょうね。
    私が今いる町は、小学生の先生は過剰なのに、理数と英語、シンハラの先生(マジョリティーはムスリムとタミル人だから)が少なくて、子どもたちはそれらの時間になると先生がいない教室に座って、各自自習してます。

    先生たちはちょっと不便なところに転勤命令が出ると、行かなかったり(いやだから行かないって、ありえん)政治的手段に則ってなかったことにします。

    今やってる学校支援でも、学校側の要望を聞くと、こどもにとって勉強しやすい場を作ることよりも、きれいな図書室やものもないのにコンピュータールームをリクエストしてくる。。。
    子どもは水溜りの中で授業受けてるのに!
    もっとしっかりしてくれ!って怒りたくなる 笑。
    ほんと、いやになります、先生たち。

    そもそも子どもがすきとか教育に関心があって先生になるわけじゃないからね。。。

    でも今は、ソフト面よりもハード面の支援がほしいです、この地域。
    壁一面弾痕のあと、屋根は爆弾で吹き飛ばされてる、でも他に場所がないからその教室で授業やってるんですよ。

    あ、ながくなってしまった。
    ところでhiroさん、カンボジアは何用??

  2. HIRO | URL | -

    aiju

    どの国にも言えることだけど、しっかりした情報が大切だよね。
    スリランカもカンボジアも偶然です。

コメントの投稿

(コメント編集・削除に必要)
(管理者にだけ表示を許可する)

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://kubotahironobu.blog53.fc2.com/tb.php/116-cbffd388
この記事へのトラックバック


最新記事