7.62mm弾

2014年02月14日 04:09

ふと気づくと目の前に銃口があった。
銃はM16A2かA3かそんな事は分からなかった。
銃を構えている人も何人か分からなかった。

一つだけ分かったのは撃つ気満々だという気配。
至近距離なのにバーストかフルオートか分からないが、僕の左肩から右太腿まで、これでもか、というくらい7.62mm弾を撃ちまくった。
心臓は避けられたが、肋骨を貫通して体内に入って来る7.62mm弾の痛い事。
もう、十分でしょう。と思っているのに足にも銃弾が。

あまりの痛さに飛び起きた。
マジ痛かった〜!とパジャマとめくると心臓のすぐ隣からお腹にかけて肌が赤く腫れていた。
夢の続きかと思い、お約束通りほっぺたをつねると痛い。
ってか、太腿も痛くてパジャマのズボンをめくると太腿にも腫れが。

まだ夢かと思い、時計を見て、顔を洗って、衛星放送のテレビを見てようやく現実に戻った。
でも体の腫れはそのままだった。

実戦でやられるならまだしも、夢に殺されちゃ割にあわない。
よく催眠術で木の棒を焼けただれた鉄ですよ〜って手に押し付けると本当に火傷になるっていうけど、
そんなの見た事ない。まあ、ありそうだとは思うが。

夢で撃たれた場所が腫れていたら。。さすがに怖い。

10数年前のアフガニスタン戦争の頃は日本に帰国してしまうと現地の事はなかなか分からなかった。
国際電話は高い時代。
今はインターネットが発達したため、日々現地の情報が入って来る。

去年、三回にわたって行ったシリア取材。
そこで出会った、短い時間だけど、友と思える人が何人も他界している。
昨日も、また一人。
ネットが故に名前も顔も出せないのが切ない。
シリアに想いを馳せながら写真を整理していた。
全景ひろ2
2006年にダマスカスで撮影した記念写真。
この時、シリアは良い国だと思っていた。
何年後になら同じ場所に立てるのだろうか。
あ、その為には夢に殺されないようにしなきゃだ。


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