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データのサルベージ

2023年02月18日 00:21

トルコ・シリアでの大地震をきっかけに過去に撮影して一度も日の目を見ていないデータの整理に取りかかった。
20年もこの仕事をしていると撮影した写真のデータ、動画のデータは膨大なものとなる。
二度と撮影できない貴重なデータは二重にバックアップしておくのが最善だが、年々容量が大きくなる撮影データにバックアップが追いついていない。

HDDかDVDしかなかった時代からSSDやBDという新たな記憶媒体が出てきて、何が最善なのかよくわからない。
HDDもしくはSSDに保存しつつ、BDなどに焼いておくのが良いのかと思うが、焼きにかかる時間を考えるとなかなか進まない。

トルコの写真を探していて、大容量のHDDの中をチェックしようとして、源を入れてHDDが動きした時、
「キュキュイ〜ン」という音と共にHDDが止まってしまった。
5TBものデータが出せない!
電源を繋ぎ直してトライしても、一度動くが、すぐに止まってしまう。
動悸が激しくなり、妙な手汗をかく。

HDDの向きを変えて何度もトライすると、水平から少し傾けた状態の時だけちゃんと動くことがわかった。
しかし!いつまで動いていてくれるかわからないので、左手でHDDを支えつつ、重要なデータからどんどん吸い出す。
容量が大きく、バックアップを次のHDDに交換するするとき、少し動いてしまった!
その瞬間、はいやっちゃったね〜とばかりにHDDが動きを止めた。

さっきの角度を再現できれば、再び動くかも!
そう思ってトライしたら、動いた。
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微妙な角度を保つためにバックアップ用のコンパクトHDDはさんで角度を作った。
朝日が登る時間までバックアップの作業が続いた。

分散したデータがどこにあるかわからなくなってしまうから、また大容量のHDDもしくはSSDを購入しなければならない。
過去の経験上電源供給タイプの方がトラブルが多い。
ちょっと高いがバスパワーのSSDにしようかと思っている。

家の中でしか使わず、落とすこともなければ小型のSSDの方がトラブルが少ないかと。
いずれにせよ、貴重なデータのバックアップなので、ケチってデータが飛んでは意味がないので、信頼できる良い物を購入しようと思う。

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他のディスクにはバックアップされていなかったトルコのネコ写真を一番最初にバックアップした僕w



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アフガニスタンの山々

2023年02月16日 21:09

アフガニスタンの風景というと、赤茶けた乾いた大地を想像する人が殆どだと思う。
実は7000メートル級の山もあり、山岳部の村は緑豊かで美しい。
アフガニスタンのそんな美しい場所は殆どテレビに映らないし、紹介されることは殆どない。

これまた知る人は殆どいないと思うが、アフガニスタンのノシャックという7492mの山を初登頂したのは日本人の酒井敏明氏と岩坪五郎氏だ。

アフガニスタンの美しい風景

移動中なので写真がなく動画だけですが、アフガニスタン山間部の美しい風景をご覧ください。


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アンタキヤとシャンウルファ

2023年02月16日 03:05

トルコ・シリアの大地震で被害が多かったアンタキヤとシャンウルファ。
両都市とも僕が大好きな街で、お世話になった友人が多い。
FBで連絡が取れる友人は少しづつその安否がわかり始めた。
殆どの友人は連絡が取れず、なんともやるせない気分の毎日が続く。
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何度行っても迷子になるアンタキヤのスーク。
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この石鹸売り場まで来れれば、知り合いのおじさんのお店に辿り着ける。
100%ナチュラルのオリーブ石鹸を毎回お土産に買っていた。
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手作りのコーヒー淹れを買わせてもらったおじさん。
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2年後に再会できた。
無事でいてくれるだろうか。

先日BBCの映像を見たら、僕が泊まっていたホテルの向かい側のビルが全壊していた。
全壊したビルのワンブロック裏側にある行きつけの床屋さん。
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全く英語は通じないけど、なんとなく仲良しのおじさん。
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2年後に再会した時、「君は前回と同じ服着てるね〜」と言われ、「それならおじさんもじゃん」って言うと、
「俺のは制服だから、、君は他に服持っていないのか〜w」と大笑い。
これがトルコ語と日本語でのやりとりだから面白い。
床屋さん自体は小さなビルの一階だったが、両側に大きなアパートが立っていた記憶。
連絡する方法はないが、なんとか無事でいてくれて欲しいと思う。
アンタキヤ旧市街の全景



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自撮りが流行る前から自撮りを多用しいた僕

2023年02月13日 07:30

自撮りっていつ頃から流行り始めたのだろう。
僕は自撮りって言葉がない時代から自撮りをしていた。
しかも、ビデオカメラで。
自撮りの元祖?アフガニスタンにて
海外取材は1人で行くことが多く、自撮りしたり、時として前線の兵士に撮影をお願いしたり、なんとか現地でのレポートを撮影していた。
自分で現状を解説しながら撮影することが結構当たり前だった。

最近、動画をTikTokにアップすることが多くなった。
実証実験で同じ動画をYouTubeをTikTokに何度もアップしてみたが、YouTubeの方がアクセスが多かったことは一度もなし、そのほとんどが10倍以上のアクセセスでTikTokの勝利。
テレビCMも始まり、今回は過去最高の5000円分のギフト券がもらえるキャンペーンも開催している。

TikTokのバレンタインキャンペーン5000円分のギフト券がもらえる
(このキャンペーンは登録が2月16日まで)

TikTokがお上手なのは上記のキャンペーン、登録するだけじゃなくて、5日間×10分間視聴するという条件をつけていること。
これが以外とハードル高くて、僕の友人で成功した人は2人だけ。

日本において、TikTokはその使用率の57%が10代、20代の若者。
TikTok故にチラ見かもしれないが、海外のコアな動画を見てくれている人が多いのが魅力。
動画はYouTube
写真はインスタグラム
TikTokは若者のリズムダンス?ではなく、動画のイメージが強かったTikTokがついに写真の分野にも手を伸ばしてくることになりそう。
つまり、インスタグラムとYouTubeのいいとこ取りをした、使いやすいアプリを目指していると思われる。

後発のSNSでまだまだユーザー数は少ないが、それ故にちょっとびっくりするくらいのキャンペーンを展開している。
僕のようや新しいもの苦手な人でさえTikTokを使い始めているくらいだから、この先主流になっていく可能性は高いと思う。
どうぜ始めるなら、キャンペーンで特典がある時に始るのがお得かも。
携帯変えれば別ですが、上記のキャンペーンは一度きりのチャンスです。

TikTokのおかげでYouTubeにアップする動画も増えたんだけど、、
チャンネル登録者数1000人までまだ211人。
久保田弘信のYouTubeチャンネル
長尺で見てもらいたい動画も沢山あるので、こちらも是非チャンネル登録よろしくお願いします。

今年中に1000人行くかな〜(去年も言ったセリフw)



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アンタキヤという街

2023年02月13日 00:17

僕がトルコの中で一番大好きな街アンタキヤ。
心落ち着く街。
シリアとの国境に近く、人の移動も多かったからだろうか、旅人に優しい。
そして、不思議なレトロ感を感じる街。
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僕がいつも滞在していたのは旧市街。
僕は方向音痴なのだが、アンタキヤで迷子になったら、旧市街の後ろにそびえる山を目指せばなんとかなる。
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街を流れるオロンテス川を渡った方が新市街。
旧市街とは全然違う雰囲気で高層のアパートが立ち並び、その路地にオシャレなレストランがあったりする。
川向こうにもホテルはあるが、旧市街の方が安く、雰囲気も良いので僕はいつも旧市街に泊まる。
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旧市街は山の中腹までずっと家が立ち並んでいる。
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茜色に染まるあンタキヤの街を見ながら原稿を書くのが好きだった。
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実は夜景も素敵。
レストランで飲むことはできないが、街では手軽にビールが買えるので、夜景を見ながら一杯やるのがちょっとした贅沢だった。
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山に向かって右側に行きつけのスーパーがある。
アンタキヤを訪れる日本人は少なく、毎日のように買い物にくる日本人はレアキャラなので、店員さんとすぐに仲良しになり、買い物に行っただけなのに、お茶をご馳走になったりしていた。
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日本人が少ないからか、地元の女性に写真を撮ってちょうだい!ってお願いされたことも。
僕、、ブログ書いているけど、載せていい?
「もちろん、私たち有名になっちゃうかな〜」と気さくな女性たちだった。
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木陰でお茶をしていると、トルコ人、シリア人、いろんな人が話しかけてきてくれた。
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このカフェの隣にはシリア人が作る絶品のファラフェルがあった。
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旧市街のスークは迷路のようで、何度行っても迷子になった。
あれ?前回買った石鹸屋さんどこだっけ?なんて何度も。
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そんな僕がちゃんと辿り着けるのが、この金物屋さん。
おじさんがトンカン自分で作っている。
手作り感が気に入ってトルココーヒーを入れる金物を一個買わせてもらった。
2年後、再び行った時、おじさんが「お〜また来てくれたね!」と再会できた。
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旧市街にはMeydan hamamiという古いハマムがある。
ハマムのおじさんは400年前からあるんだぞ〜と言っていた。
観光客でここを訪れてる人は、、殆どいないと思う。
英語が全然通じないので、身振り手振りと片言のアラビア語で。
屈強なおじさんが、結構力強く頭と身体を洗ってくれる。
洗ってもらっている間の世間話も楽しい。
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入場料が10tl。垢擦りとマッサージのフルコースでも30tl。イスタンブールの観光ハマームと比較すると格段に安い。

世間話を聞いていた地元のお客さんがサウナの中で話しかけてきた「君はイラクやシリアに行っているんだね〜トルコはどうだい?」と聞いてきた。

僕は正直に「イスタンブールはあまり好きじゃないけど、アンタキヤとウルファは大好きな街だよ」と答えた。
「マジか〜!お前いいやつだな〜!俺はウルファ出身なんだよ〜」と。

なんだか盛り上がってしまい、地元の食堂で一緒にご飯を食べた。
いいよ!って言ったのに、ご馳走してくれて。

そんな大好きなアンタキヤ。
僕が知り合った人たちが無事でいてくれることを祈る。

僕はもう行くこともできないので、せめてアンタキヤが素敵な街だと知ってもらいたいと思う。

政治的な理由で全然写真を出せない、すぐお隣のシリアも、これからまだまだ必要な医療支援、復興フェイズ。
どうか皆さんよろしくお願いします。
そして、落ち着いたら、是非観光に訪れて、地元の人たちと触れ合って、地元でお金使ってあげてください。
それが最高の復興支援になります。



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トルコ・シリア大地震、ようやく安否確認!

2023年02月11日 17:16

シリアの内戦から多くの難民がお隣の国トルコに逃れた。
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トルコでの生活は厳しい状態だった。
しかし、当初、数ヶ月でシリアに帰れると思っていた人が多く、トルコは少しの間住まわせてもらう国だった。
しかし、内戦は一向に収まらず、シリア難民の多くは安住の地を求めてヨーロッパを目指した。

ヨーロッパに脱出する為のお金、体力などを考えると家族全員で移動することはほぼ不可能で、トルコに父、母を残し、息子が決死の覚悟でヨーロッパに行く、そしてヨーロッパで安定したら父、母を呼ぶというプランが多かった。

僕の友人はシリアからトルコのキリスに逃れ、そこからギリシャに移動、ギリシャでも大変な生活を送っていたが、今はスエーデンに移住している。
彼のお兄さんはドイツ、妹夫婦はトルコに残ったまま。
家族が引き裂かれた状態になっている。

妹夫婦も僕の知り合いで、その安否が気になっていた。
トルコ国内は停電もあってメールがつながる状態ではない。
スエーデンの友人に聞くのが一番早いのだが、、
安否を確認したい、というのは僕の望みであって、確認できたからと言って何かができるわけでもない。
もし、最悪の結果だったら、その返事をする友人の気持ちも考え、この数日間連絡を取ることをやめていた。

日本のニュースでは現地の被害状況がわからないので、海外のテレビ、ネットなどで被害状況を確認。
僕の友人の妹夫妻が住む地域はアンタキヤほどの被害はないと確認できて、昨晩友人にFBからメッセージを送った。
朝方、4時半過ぎに返事が来て、飛び起きた。
Thank you dear firiend.
They are all fine.
というメッセージが返ってきた。

僕の大親友のシリア人の故郷はアレッポ。
彼には未だ連絡ができていない。
スカイプでアレッポの状況を教えてくれた友人が何人もいて、いつか、どこかで会おうね!と話していた。
今月一杯は連絡を控えようと思っている。

今は心優しき友人たちが無事であることをひたすら祈る。



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トルコ・シリア大地震の被害者2万人超え

2023年02月10日 14:18

トルコとシリアの国境沿いを襲った大地震。
その被害者はすでに2万人を超え、この先も増え続けると予想される。

トルコは日本人の観光客にも人気の国。
多くの日本人が訪れるのはイスタンブールとカッパドキア。
トルコを訪れたことがある人もハタイ県やアンタキヤという地名を知っている人は少ないと思う。

シリアに関しては内戦前に観光に訪れた日本人もそこそこいたと思うが、首都のダマスカス、遺跡が好きな人はアレッポを訪れたことがあるかもしれないが、アレッポからトルコの国境へ向かう地域は観光名所もなく訪れた人は少ないと思う。

アンタキヤはトルコの都市の中で僕が一番大好きな街。
その歴史ある街の雰囲気も好きだが、シリアとの国境に近くお隣の国との行き来があったせいか、旅人に優しく、田舎町の穏やかさをもつ人が多い印象。

2013年、アンタキヤで子供達が外でおやつを食べていた。
その子供達がいきなり近づいて来て、「お兄ちゃん、これあげる」とビスケットをくれた。

海外で子供からおやつをもらうのはタイのカンチャナブリ以来かも。
カンチャナブリでは中学生の女の子がタイの伝統デザートを奢ってくれた。

写真を撮ってから仲良くなる事は多いが、写真を撮る前に子供が近づいて来てくれる事は滅多にない。
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ビスケットのお礼にみんなの写真を撮ってあげた。
ほんの少しでも関わった経験があると、遠い国での天災が自分の家族がいる地域のように思える。
タクシーがつかまらなくて困っていた時、片言の英語で「うちで休んでいきなさい」と言ってくれた青年。
一生懸命タクシーを探してくれた。

シリアにも多くの友人がいるが、写真は出しにくい。
今回被害が多かったアレッポはシリア内戦の反政府勢力の拠点だった場所。
アレッポからトルコの国境までの村々もその殆どが反政府側の人たち。

アレッポであれだけの被害があったということはアレッポからトルコのハタイまでの間にある町、村がどれだけの被害にあったかと想像する。
現シリアの政治状況、国際社会とシリアの関係を考えると、上記の場所の被害状況が映像として届く可能性はとても低い。
報道がなければ援助も届かない。

トルコは国際社会での力も強く、この先、国際社会の援助が届くと思うが、シリアはどうだろう。
同じように優しい人が住んでいる場所なのだが、国としての力関係、そして、反政府思想が強い地域だけに援助が入りにくいことが想像される。

僕に取材に行く余力と許可があれば、今グニでも飛ぶのだが、、
BBCやCNNなどの海外ニュースメディアに頑張ってもらうしかない。

震災後の支援が滞ることによって、生き延びれる筈の命が失われていく、そんなことだけは避けたいと思う。

コーヒーを切らした→昔のブログ



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トルコ・シリア国境大地震

2023年02月09日 18:19

僕がトルコの中で一番大好きな街がアンタキヤ。
シリアとの国境に近く、アンタクヤの人たちはアラビア語が話せる。
トルコ語がわからない僕にとっては動きやすい街。
そんなハタイ県からシリアにかけて大地震が起きてしまった。

スークの金物屋さんや、いきつけの食堂など、多くの人にお世話になった街。
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昔のままのスークがあり、人々がとっても穏やかで優しい街。
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取材で訪れた学校では給食をご馳走になった。
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バス停ではネコさんがベンチでうたた寝。
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国境を渡ったシリアの村は戦争中でも穏やかだった。

アンタキヤの街2


アンタキヤの街

もしかしたら、生きている内に2度と行けないかもしれない街。
国が、政治がどうであれ、そこには優しい人がいて、再会したい人がいる。
行けば会えるが、連絡先など知らない友人たち。
BBCニュースを見てアンタキヤの街が壊滅状態になっているのを知った。
無事でいてくれることを祈るしかできない。

アンタキヤの街にはシリアから避難してきて、細々と生活しているシリア難民もたくさんいた。
何もできない自分が悔しい。
せめて、アンタキヤもシリアも素敵な場所だと知ってもらいたい。
トルコと比較するとシリアには支援の手が入りにくいと思う。
国のリーダーが誰であれ、困っている人がいるのはトルコもシリアも同じだと思う。

生き延びた人たちがこの寒い冬を乗り越えられますように。



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Amazonの置き配がすごい!

2023年02月08日 13:52

撮影中にiPhoneを落としてしまった。
撮影に集中していると他のことでミスをしてしまう。
画面には見事なヒビが、、
やっても〜た。

帰宅して保護フィルムを外すと、奇跡的にiPhoneの画面は無事。
ガラス系の保護フィルムの凄さを実感。
と、同時にフィルムなしで再び落としたら、今度こそアウト(落とさなければいいのだが)

早速、夜のうちにAmazonで保護フィルムを注文。
翌日、夕方に帰宅すると写メと共に一件のメールが入っていた。
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置き配してくれたらしい。

玄関の傘立ての横に置いてくれたのだが、帰宅した時、全然気がつかなかった。
コロナ禍で海外に行けていなくて、日本に滞在して平和ボケになってしまったと痛感。
以前なら玄関の前に小石が落ちているだけでも「誰か来た?」と気がついたものだが。

急ぎで注文したのに再配達をお願いして、受け取りが遅くなるのがオンラインショッピングの一番の難点。
一昔前は配達のネコさんに「盗まれても文句言わないから玄関に置いておいてください」と言っても置き配が不可能だった。
再配達の紙に受け取りのハンコを押して、お手紙と共にドアに貼り付けておいて、ようやく置き配してくれたくらい。

コロナ禍で非接触のオンラインショッピングが流行り、再配達に要する時間も問題になり、受け取りに関しても非接触の置き配が流行り始めた。
僕個人としてはとてもありがたい。
しかも、置き配に写メ。
配達してくれた人、ありがとう。
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商品はこの大きさなので、ネコポスでポストが良かったかもですが、、
迅速に配達してくれるAmazonが大きめの封筒や段ボールに入れての発送になるのはやむを得ないかと思う。

郵便がどれくらい追いついてこれるか?
が課題だと思う。
TVCMで宅配と変わらないくらい安いです!と宣伝しているが、いまだに受け取りのハンコが必要だったり、再配達に時間がかかったり、他と比較するとちょっと手間が多い。

各々切磋琢磨して、より便利な配達方法が選択されていくとありがたい。



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南極料理人とのつながり

2023年02月04日 13:55

ご縁があって、僕は南極料理人の知り合いが2人もいる。
しかも、2人目は現在、南極で活躍中。

長年フォトジャーナリストという仕事をしていると、人との縁に驚き、感謝する。

もし、僕の友人が青年海外協力隊でバングラデシュに行っていなかったら、
任期中に僕が友人を訪れていなかったら、
そこでジュンと出会っていなかったら、
僕の南極料理人の友人は1人だっただろうし、今の浜松との縁もなかったと思う。

浜松との縁を書いたnote

10年も昔の話。
友人から声をかけてもらい、横浜にある南極料理人のお店Mraiで講演をさせてもらった。
マスターの篠原さんとはFacebookでつながっていて、時折「いいね」をくれたりしていて、あまりご無沙汰感がなかった。
久しぶりの撮影が横浜だった。
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僕はブログは書くがfacebookに何かをpostすることは殆どないのだが、氷川丸の前で撮影待ちしている時、postしたら、びっくりするくらい反応があった。
「どこ行くの?」とか
横浜は近くて遠い場所。
仕事でもなければなかなか行くことがない。
せっかくなので夕ご飯を食べて帰ろうと思い、せっかくなのでMiraiに行くことにした。
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南極の写真が沢山展示されている店内は昔のままの懐かしい雰囲気だった。
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名物料理のドライカレーを頂いた。
よく考えたら、前回は講演だったため、おつまみとお酒を頂いたけど、ドライカレーを頂いていなかった。
このドライカレーうまい!
撮影で疲れていて、あまり食欲がなかったが、あっという間にたいらげてしまった。

金曜日で忙しい店内。
マスターの篠原さんは何度も厨房から出てきて、僕とお話してくれた。
現在、南極で料理人として活動中のジュンに写真とメッセージを送ると、すぐに返事が返ってきた。
篠原さんが行った頃よりネット環境が良いみたいだ。

ジュンが帰国したら、一緒にMiraiへ行くことを約束した。
南極料理人2人と僕。
ちょっと贅沢な空間が一年数ヶ月後には実現する。
またまた長生きしなければならなくなった。

マスターの篠原さんの一言「沢山の出会いがあるけど、ほとんどの人が一回で終わる、2回目会える人は縁がある人」。
10年もの歳月を経て2度目、篠原さんに会えた僕。
縁があるのかも。
「久保田さんT○○○、、、に一緒に行きませんか?」と僕が行ったことない国の名前が出てきた。
僕は即答で「行きます〜」と答えていた。
まだ2回しか会っていないのに。

これが旅人の感性なのかもしれない、篠原さんもジュンも旅人。
自分と感性が合う人は一瞬で見分ける嗅覚がある。
篠原さんと一緒の旅。
想像しただけでワクワクする。

社交辞令でものを言うタイプではない僕たち3人。
全部実現できると思う。


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写真機から電子機器へ

2023年02月02日 20:04

その昔、カメラは写真機だった。
今はカメラがコンピューターのような電子機器になりつつある。

20代の頃からお世話になっているスタジオの社長と久しぶりにお話する機会があった。
「年末、年始と撮影がなくて、久しぶりの撮影になるから緊張します」と僕。
社長は「久保田さんでも緊張するんですか〜」と笑顔で。
「緊張しますよ!正直に言うと、若い頃の方が緊張しなくて、ベテランと呼ばれる年頃になってから緊張するようになりました」と僕。
「わかりますよ、色々と経験して写真の怖さを知るからですよね、私も夏休み明けとか久しぶりの撮影のと時は緊張します」と

大ベテランの社長さんでさえ緊張するんだ。ちょっと安心した僕。
社長の奥さんが「年々撮影に行く時の荷物が多くなるんですよ〜」と笑いながら言う。
それも分かる。
ほんの少しの撮影でも予、備のカメラ、バックアップのバッテリーなどなど、まさかに備えて荷物が多くなる。

昔より今の方が撮影に対して緊張することが多くなった理由は他にもある。
まさに、写真機から電子機器になってきたからだ。

僕が仕事の撮影で初めて使ったカメラには露出計以外に電池が必要ないカメラだった。
もちろんフィルムカメラで、オートフォーカスもない。
操作する箇所は4箇所のみ。
シャッター速度、絞りを変更するダイヤル。
ピントを合わせるリング。
そしてシャッターボタン。
フィルムだから、オートフォーカスがないから難しい!なんてことはなくて、チェックする項目が少なく、トラブルも少なかった。

時代は流れ、デジタルカメラが当たり前の時代、しかも一眼レフからミラーレスへの転換期。
36枚しか撮れないフィルムと違って大容量のメモリーを入れれば1日の撮影で何千枚も撮影可能な時代。
オートフォーカスも様々なモードがあり、最新のミラーレスは瞳フォーカスと言って目にピントを自動的に合わせることができるくらいのハイテクカメラ。

そして、フィルムと違って撮影感度を自由に変更できる。
僕の目はISO感度100になっているので、ISO感度100であれば瞬時に露出が正しいかどうか判断できる。
しかし、高感度でも撮影できる時代になり、ISO1600どころかISO12800にまでなると、露出が正しいかどうか瞬時に判断できなくなる。

そして、そして、デジタルカメラのボタンの多さ!
操作する場所がめっちゃ多い、様々なモード設定の画面がいくつあることか。
それらの設定が間違えば、撮影結果が変わってきてしまうので、一度の撮影でチェックする項目がフィルム時代と比べて何十倍にも増えてしまった。

もちろんデジタルならではの便利さも多々ある。
キヤノン Canon RF24-240mm F4-6.3 IS USM
一昔前では考えられなかった高倍率ズームレンズ。
そして、なんとシャッター音なしで撮影できる電子シャッター装備のミラーレスカメラ。
初めて使ったカメラにはモータードライブがついていなくて、1枚撮影したら手巻きでフィルムを巻いていた。
頑張っても2秒に一枚撮影するのが精一杯。
今、僕が使っているCanonR6は[電子シャッター]設定時:最高約20コマ/秒。
想像を絶する世界になってしまった。

僕の後輩カメラマンたちもフィルムカメラで仕事をしたことがない人が殆どになってしまった。
僕は自分はラッキーだと思う。
一枚、一本のフィルムが大切な時代に写真を撮れていて。

社長も僕もデジタルカメラが得意ではない。
デジタル特有の新たな能力が求められる時代。
いつまで生き残れるか。


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