クルディスタン、再会のきっかけ

2016年02月29日 17:59

IDP(国内避難民)が多く住むエリア。
移動販売の服屋さんがやってきた。
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いろんな移動販売を見てきたが、服屋さんは初めて。幸いにも店主が写真を撮ってくれ!と言ってくれたのでラッキーと思いつつ撮影。
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服を見に来ていたお客さんに2014年に撮影した写真を見せて「この人を探しいるんだけど。。」と聞いてみた。
写真左奥、赤い服のおばさまが写真を見て「この人は私の従兄弟よ」と叫んだ。
友人のバシャール以外、初めて聞いた人がいきなり手がかり、それも相当すごい手がかりを持っていた。
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そして、見事再会。
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おじさんの孫にあたる女の子はとっても可愛くて、なおかつ写真大好き。
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お隣さん(お隣さんも僕の知り合い)が野菜を配送してきたので撮影すると、トラックに乗り込み、ポーズをとる。
来年も、再来年も、また会えるといいな〜。
そう、できれば彼らの故郷で。


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スタア一家と再び

2016年02月27日 23:00

2014年9月
実家にお邪魔したスタア一家と記念撮影。
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アルビル郊外の高台。
前回は半袖だったが、今回は風も強くちょ〜寒かった。

そうそう、前回はプールにも入らせてもらった。



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スレイマニアのチャイ

2016年02月27日 06:40

日本のNGOの人からスレイマニアにある老舗のチャイ屋さんを紹介してもらった。
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狭い入り口を入ると、中は想像以上に広く、クルドの人たちがチャイを飲みながら政治談議をしたり、バックギャモンで遊んでいたりする。
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お客さんにカメラを向けるのが躊躇われなので、僕自身の記念写真として店内を撮影してみた。
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すると、クルドのおじさんが一緒に記念写真に写ってくれた。
お酒を飲まないイスラム教徒の人たちにとってチャイと水タバコは社交の道具。

あえて雰囲気を例えるなら昔の神谷バーのような感じだろうか。
甘いチャイを二杯も飲みながら、クルドのおじさんたちを見ていて全く飽きなかった。


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イラク取材、帰国報告会。 岐阜県大垣市にて

2016年02月25日 17:35

帰国3日目の緊急報告会を開催します。
2月26日。
JR大垣駅隣接、アクアウォーク内アクアホールにて。
18:00~19:30
誰でも参加可能。
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装甲車の後部ハッチから撮影する久保田。Phobo by Itakura
イラク北部でISと戦うクルディスタンの軍ペシュメルガ。
ISの支配地域を取り戻す大きな作戦に従軍しました。
米軍の支援空爆があり、圧倒的に優位な戦闘であるはずだが、それでもペシュメルガに多くの犠牲者が出た。
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夜明け前から出撃準備をするペシュメルガ
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ミネラルウォーターを積載するのが妙にリアルだった。
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作戦開始直前の記念写真、アジアニュース板倉とペシュメルガと共に。
日本ではヨーロパへ向かう難民の姿が報道されているが、ヨーロッパを目指したくてもイラクに残らざるを得ないシリア難民、イラクのIDPが多い。
最前線の戦闘に同行してジャーナリストとしてより、一人の人間として感じた違和感、虚無感、を今の感覚が薄れる前にみなさんにお伝えしたいです。
1年3ヶ月ぶりに訪れたイラク北部。
前回との違いも含め、映像を使ってお伝えします。
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ペシュメルガ

2016年02月25日 17:07

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今日はネコの日

2016年02月22日 18:02

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陽だまりで佇むチョビ。

彼と別れて何年経つだろう。
未だ家族ロスの状態から抜け出せていない。

子供の頃から我が家は動物屋敷で、犬、猫はもとより、ハムスター、ひよこ〜鶏、うずら、うさぎ、蛇、とかげ、鳩、カラス、インコ。。
多くの動物たちと一緒に暮らしてきた。
犬と猫が仲が悪い?いえいえ、我が家のジョニーとタマは仲良しでした。
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喫茶店ごっこをするチョビ。パパの大好きなワインとコーヒを売るにゃ。

そんな中でもチョビは特別だった。
あんな賢いネコには出会ったことがない。
僕の車の音を覚えていて、帰宅するとどこからか出てくるのは当たり前で、、
放し飼いだったチョビがご近所からクレームを食らってしまい、できるだけ一緒にお散歩するようにしていた。
もちろんリードなし。

僕と並んでお散歩するチョビを見て、犬の散歩をしているご近所さんが目を丸くしていた。
最後まで強がりだったチョビ。
他界する前日の夜、僕と一緒にお寺の周りを散歩した。
さすがに、最後まで歩ききれず、抱っこしてお家に帰った。

翌朝、動物病院が開く時間を待ってチョビを病院に連れて行った。
お医者さんには入院と点滴が必要と言われ、、費用は5万円くらいかかると。
貧乏カメラマンの僕は0.5秒考えて、お願いします!と言った。
診察台から飛び降りてしまうやんちゃなチョビ。

よろしくお願いいたしますと、帰宅して数分後、動物病院から電話が入り、点滴を用意していたら亡くなりました。と
お医者さん曰く、「とっても強い子でした。飼い主さんと別れてから安心したように旅立って行きました」と。。
治療費を払おうとすると、お医者さんは何もしていないですから結構です。と言ってくれた。

最後まで親孝行のチョビだった。

そうそう、海外取材に行く時、スーツケースに荷物を入れていると、普段では考えられないくらいいたずらをしたチョビ。
取材先からスカイプでお話したチョビ。
彼と過ごした3年半は僕の人生で最も輝いていた時期かもしれない。
今日ネコの日、日本から遠く離れたクルディスタンでチョビを想う。



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アルビル、奇跡の再会

2016年02月21日 07:29

2014年9月
モースルが陥落したことによってアルビル市内には多くのIDP(国内避難民)が押し寄せていた。
キリスト教が多く住むアンカワでは教会の敷地から建設途中のビルまでIDPでうまっていた。

アンカワでも一番大きな教会、セントジョセフ教会の敷地にテントが張られ1つのテントに3家族21人が住んでいた。
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5分歩けば汗だくになるほどの猛暑、テントでの暮らしは過酷なものだった。

別の教会、マルチシモーネでは過酷な環境の中、多くのIDPが笑顔を見せてくれた。
僕が講演で紹介している、一人のおじさん。
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一通り取材を終え、マルチシモーネを立ち去ろうとした時、僕を呼び止めた。
近くにあった木を指差す。
「何?」
あれこれジェスチャー。
どうやら写真を撮って欲しいらしい。
一枚写真を撮って握手をして別れた。

約1年半ぶりにアルビルに帰ってきた。
教会や建設途中のビルに住んでいた人たちはあちこちのキャンプに移送されたらしい。
教会にはテントが一つもなく、建設途中のビルにもIDPは住んでいなくて、少しだけ建設が進んでいた。

前回、出会った人たちに再会したい。
しかし、携帯番号はおろか、名前さえ聞いていなかった。
手がかりは当時撮影した写真のみ。

数千人どころか数万人いるIDPの中から該当人物を発見するのは不可能に近い。
が、しかし、こんな時、いつも奇跡が起きる。

日本のNGO、 IVYが配給をするというので同行させてもらった。
二回目の配給、灯油をもらった家族のお家まで同行させてもらった。
お母さんと息子の二人暮らし。
息子のバシャールと仲良くなり、近所を案内してもらった。
ふと思い出して、ポーチから写真を取り出し「この人たちを探しているんだけど〜」と

住んでいた場所を伝えると、教会関係者に聞けば所在が分かるかもしれない。と教えてくれた。
と、その時、バシャールが挨拶した近所のおばさまが「何見ているの?私にも見せて」と写真を見た。
何枚か写真を見て「あ〜この人は私の従兄弟よ〜」と言う。

キャンプの場所を聞き、早速行ってみる。
キャンプのゲートに入るセキュリティーの人に写真を見せると、「ああ、間違いなくこのキャンプにいるよ〜」と案内してくれた。
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おじさんと再会。
そして、奇跡は続く。
再会したおじさんの隣の家が僕が探していたセントジョセフ教会に住んでいたおじさんだった。
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全く違うエリアに住んでいた、僕が探していた人が、、なんと新たなキャンプでお隣同士だった。
これには、再会したモースルからの避難民の人達もびっくり。
1000個もキャラバンが立ち並ぶ新たなキャンプに引っ越していた。
キャンプには電気も通っていて、テントに比べれば格段に良い生活が送れる。

無事でいてくれて、たくましく、八百屋さんを経営していた。
それでもキャンプはキャンプ。
彼らが故郷のモースルに帰れる日まで見守りたいと思う。


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クルドのマネキン

2016年02月20日 22:23

アルビルのお城近くでちょっとシュールなクルドのマネキンを見つけた。
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クルドの民族衣装、子供用なのだが、、ちょっとマネキンが怖い。


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日本の風景

2016年02月20日 04:35

海外にいて、ふとHDDから見つけた日本の風景。
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こういうシーンで滅多の写真を撮らない僕だけど、なぜかこの時はシャッターを押さねば!という気持ちになって撮影した。
いつ撮ったのか、どこだったのか、覚えていない。
海外にいる時だからこそ、郷愁を覚える写真。


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「最新ニュース」トルコの首都アンカラで自動車爆弾事件

2016年02月18日 02:18

トルコの首都アンカラで自動車爆弾事件が起きた。
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特集番組を放送していたアルジャジーラが緊急ニュースとして発表した。
ターゲットはトルコの軍関連の施設らしい。

アンカラの人たちはかなりパニックに陥ったようだ。
今までも爆弾事件は起きていたが、イスタンブールの事件も観光客がターゲットで、トルコ自体がターゲットでなかったが、今回は間違いなくトルコ政府及びトルコの軍がターゲットになっているため市民の恐怖感は強いようだ。

ブログを書いている、今入った最新情報、最低でも5人死亡、10数人が怪我。
PKK,YPGが関係していると思われる。

ブログを書こうと思っていたとこだが、この数日ISとYPGが戦っているところにトルコが砲撃を加えている。
YPGはロシアとの関係も深く、トルコとしては国境地帯から追い出したいとの思惑がある。

この事件はシリアの和平、トルコとクルドの関係に大きな影響を及ぼすと思われる。

追加情報、かなり強力が爆弾が使われたらしい。現場は炎が上がり、すぐに消火できないレヴェル。

日本時間は午前2時過ぎ、朝のニュースのトップ項目に上がるかどうか注目して欲しい。

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イラクにもある新宿区ナンバー

2016年02月17日 20:06

イラク北部の都市アルビル。
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街中で「新宿区」ナンバーのバイクを発見した。

バイクの持ち主はリアル日本人に会うなんて思っていなかっただろう。
自分のバイクのナンバーが本物に近いと知ってちょっとビックリだった。


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クルディスタンCat

2016年02月17日 08:03

ついに出会った。
クルディスタンCat
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日々暖かくなりつつあるアルビル。お店の前に佇んでいた。
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ちょっと警戒心が強い子かな〜と思った。
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が、僕に寄ってきてくれて僕の人差し指にすりすり。
そして何故かポーズ。
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にゃ〜撮影中の久保田
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あれこれお話ししながら撮影。
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そんな久保田を見て、面白いと思ったのか、地元の人が猫を撮影する久保田を撮影。


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アルビル3

2016年02月17日 00:34

アルビル1、アルビル2と写真のみアップしてみた。
みなさんにはどんな風景に見えたでしょうか。
アルビルの夕方、自分の影入り。
写真のキャプションがいかに大切で、キャプション次第で写真は全く違った意味を持ってしまうこともある。
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「アルビルの夕方、自分の影入り」
僕はこんなキャプションはつけないです。
「IDPの人たちが住んでいた場所」
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「一件だけまだ壊されず半壊で残っていたIDPの家」

キャプションなしのアルビル1アルビル2と比べてみてください。


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アルビル2

2016年02月16日 17:44

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アルビル1

2016年02月15日 02:10

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NHK WORLD 日本の政治ニュース

2016年02月14日 17:35

NHK WORLDが日本のPolitical party(政党)に関する特集番組をやっていた。
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長い特集番組で興味深く見させてもらった。
自民党総裁選の時の石破氏、野田氏の動き、野党である民主党と維新、自民との関係などなど。

日本人として見たらとても興味深いが、外国の人が見て面白いと思えるかどうか。
二大政党制の国々からすれば、片手で数えられないくらい多くの政党が存在する日本の政治は難しく映るのではないかと思う。

高市早苗総務大臣の発言でテレビは「政治的に公平であること」が求められているが、NHK WORLDの放送内容はとても公平であると僕には思えた。

集団的自衛権に関して安倍首相のコメントがある一方で、国会前に多くの人が集まって反対デモが行なわれている様子が映し出され、憲法学者がの多くが集団的自衛権は違憲であるとコメントしているシーンも使われている。

安倍首相の発言に注目して「他の政策と違って何かあってからでは遅いから法の制定に急いだ」と。

現在の世界の状況は「何かが起こる」可能性が高い状態なのか。
もし何かが起きた時、日本として9条をもとに平和を訴える国である方が良いのか。
集団的自衛権を行使して諸外国とともに戦うことを宣言した方が良いのか。

日本国民、一人一人が真剣に考えて、次の選挙に民意を伝える必要がある時期に来ている。
日本という国の方向性が諸外国からどう評価されているのか、日本のメディアが伝えきれない部分まで知るべきだろう。


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友との再会スタア

2016年02月13日 18:08

2014年に出会った友スタアと再会した。
アルビルから30分ほどかけて彼の家を訪れた。
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2014年、元気に這い這いしていた赤ちゃんがいた。
スタアとはFBでやり取りをしていたので、彼があっという間に大きくなったのは知っていた。
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しかし、実際に会ってみると、その成長ぶりにびっくりした。
5〜6歳くらいのお兄ちゃんはそんなに変わった気がしないが、0歳から1歳への変化はとても大きい。
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赤ちゃんから子供になった彼はシャイになっていて、僕に寄ってきてくれるまで結構時間がかかった。
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前回同様に美味しい家庭料理をいただいた。
お母さん手作りのはんぺんのような料理、肉じゃがのような料理、どれもレストランでは食べられない美味しい料理だった。
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前回も訪れた高台に行ってみんなで記念写真。
クルディスタンの経済が悪化して、お父さんは5ヶ月給料をもらえていない。
そんな状況でも笑顔で僕をもてなしてくれるスタア家族に感謝。


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12年前アルビルで出会った子どもたち

2016年02月12日 16:28

アルビル1
2004年、戦後まもないイラク北部の町アルビルで出会った子どもたち。

イラク戦争での直接的な被害がほとんどなかったアルビル。
サダムフセインの影響がなくなったことでクルド地区の発展が見えてきて、外資系の企業が入り始めていて。
レバノンの企業が入ってきて、ドリームシティーという新たな街の建設が始まっていた。

当時から10年以上にわたってアルビルは高度経済成長を遂げてきた。
2014年に訪れた時、変貌を遂げた街にびっくりして、10年前に自分が滞在していた場所さえ見つけられないほどだった。
そう、アルビルは町から街へと変わっていった。
今年、ようやく懐かしいアイスクリーム屋さんを発見した。
10年ぶりのアイスクリーム屋さん

このアイスクリーム屋さんの近くで、路上で鏡を売る子供達と出会った。
戦争の被害が殆どなかったとはいえ、ようやく混乱が収束し始めた頃。
貧しい家庭の子どもたちが路上で物を売るシーンをよく見かけた。

思い出すと、みんな笑顔だった。
大人も子供も。
そう、クルディスタンは新たなる未来に期待を膨らませ動き始めた時期だった。

12年後、ついに経済が停滞、下降し始めた。
ISの影響で一部の企業がクルディスタンから離れて行ったこと、そして原油安が原因だ。
公務員の給料が何ヶ月も支払われない状況が続いている。
日本にとってありがたい原油安がクルディスタンにとっては命取りになっている。

シリア難民、イラクのIDP、アラブ人とクルド人、様々な問題を抱えるクルディスタン。
経済の悪化が次なる混乱や対立を生み出さないことを祈るばかりだ。
来年も、再来年も、笑顔でクルドの人たちと再会できることを祈る。


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海外のニュース

2016年02月11日 23:20

この数日、BBCもアルジャジーラも北朝鮮のニュースがトップに上がっている。
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両局とも北朝鮮の「ロケット」衛星軌道へと伝えている。
そして、ロケット技術は将来的に核を搭載したミサイル技術へも利用できると。

日本では最初から「ミサイル」として報道しているのではないだろうか。
ちなみにNHKワールドは「ロケット」と表現していた。
国内向けのNHKはどう表現しているのかとても興味がある。

ロケットはその軌道も初速も違い、一度発射されればガンダムでさえ撃ち落せない。
なんてったって、衛星軌道に乗せるだけで秒速7.9km/h、時速にしたら28,400km、そんな早いの撃ち落せないでしょ。

そして、連日伝えられているのがロシアのシリアへの空爆。
罪のない一般市民の犠牲者が増え、難民が増加していると伝えている。

日本のニュースは伝えているのだろうか。
日本にいても感じるが、海外に出ると日本のニュースの伝える情報、伝え方がますます気になる。


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イラクで出会ったイラン人

2016年02月10日 02:33

スークで買物をして、一杯チャイでも飲みながら一休み。
チャイを飲んでいる時、板倉が一人のおじさんと話をした。
横から聞いていると「おれはアラビア語もクルド語もペルシャ語も話せるんだぞ〜」と

そのファルシー(ペルシャ語)に僕の耳が反応した。
クルド語がファルシーに似ているとはいえ、違う単語が多くてなかなか理解できないが、ファルシーなら
うまく話せなくても話していることはそこそこ理解できそう。

近年、頭の中がアラビア語にシフトしてしまっていたが、クルド語を聞いていて日々思い出しつつあった。
ショマー ファルシー ミッドニー?
などと聞いてみると、おじさんはちょっとビックリした顔でバレ(yes)と答えてくれた。
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出てきたチャイもそこそこに、おじさんの隣に行って話す。
よその国に住んでいて、その国を訪れた外国人と母国語で話せることがどれだけ嬉しいかと想像する。
おじさんの仕事は靴磨き。
僕に気を遣ってくれ、簡単な単語で話してくれたから、ビックリするくらいおじさんの話が理解できた。
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仲良しになって記念写真を一枚。
おじさんはイランのテヘラン出身らしい。
何故か娘はアトランタにいるらしい。

仲良くなっても、チェラー?なんでこの国に来たの?とは聞けなかった。
それは一度会っただけで聞いてはいけない質問だと僕は思っている。

チャイを飲んでいる間、何人かお客さんが来て、おじさんが靴磨きをする。
その目の真剣さ、街中の靴磨きという、良い仕事とは言い難い仕事。
おじさんはものすごくプロに見えた。

僕はモノクロ写真を撮らない。
現実を伝えるのに人の目で見るのとは違った色で伝えることに抵抗があるから。

でも、このおじさんはモノクロで撮影したいと思った。
カラーで撮影してモノクロにするのではなく、モノクロで撮影したかった。
自分のカメラで初めてモノクロに設定しておじさんを撮影した。
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僕のファルシーなど3歳児にも及ばないが、おじさんは僕の発音を褒めてくれた。
ファルダ〜、パスファルダ〜、インジャ ベシン?
明日とか明後日とか、ここに座っていたりする?
おじさんの答えは
イニシャッラー!

また会えるかも。


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友との再会、12年前にアルビルで出会った友、1年半ぶりの再会

2016年02月09日 01:00

12年前、イラク北部の町あるビルのインターネットカフェで知り合った友。
12年もの歳月を経て、よく再会できたと思う。

そして今日、1年半ぶりに再会を果たした。
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ちょっと太ったんじゃない〜?と彼に言いつつも、僕も人のことは言えない。
今年、目を悪くして、全く運動ができなくなってちょびっと顔が丸くなってしまった。

12年前、まだ15〜16歳だった友。
当時は片言の英語で僕に話しかけてくれていた。
僕の英語は当時とさして変わらないレヴェル。
友は今や大学で経済学を教えている、英語で。

年に数回の海外取材でしか英語を使わない僕と日々英語を使う友のレヴェルは完璧に逆転してしまった。
悲しいかな、日本人。
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彼は自分の授業に出てくる生徒を「友」と言って僕の紹介してくれる。
「教えている時は先生だけど、授業が終われば彼らは友であり、弟のような存在だ」という。
なんとも理想的な関係だ。

上から目線で授業をしないと学生にバカにされてしまう日本の大学教授とはちょっと違う。
日本でも僕の知り合いの大学教授は学生の前でも威張らない。
本当に能力があれば威張る必要などないと思う。

同じ大学にインドから来て経済学?(多分)教えている教授がいる。
彼は一年半前に一度会っただけだが、再会した時、「お〜hiro kubota〜nice to meet you again」と言ってくれた。
僕のfull nameを覚えていてくれる外国人は殆どいない。
なんとも嬉しい再会だった。
あ、彼との写真がない。。


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アルビルのファミリーモール

2016年02月08日 04:43

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ファミリーモールへ行った。
1年ちょいぶり。
外観は何も変わっていないが、中はかなり変わっていた。
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ついに!映画館ができていた。
フードコートもだいぶ変わっていた。

10年前、アルビルにナザモールというモールができて、この地で初めてエスカレーターが導入され、地元の人が驚いていた。
それから10年。
市内には幾つもの立派なモールが立ち並び、モールの中にいると自分がどこの国にいるのかわからなくなってくる。
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外食ばかりだと飽きてしまうし、お値段もバカにならないので、食材を買い込み、自炊計画。

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アジアニュース&水タバコ

2016年02月07日 17:39

実は今回の取材、10年ぶりにアジアニュースの代表、板倉と一緒。

最後に板倉と一緒に取材したのが2006年のシリア。
まだ平和なダマスカスを訪れ、今では想像つかないだろうが、隣国イラクからやってきた難民を取材していた。
そう、シリアは難民受け入れ国だった。

その板倉とダウンタウンを散策してチャイを飲んでいた時
「久保田さん、俺、あれ(水タバコ)やったことないんですよね〜」と板倉が。
んじゃトライしよう〜よ。
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ってことで二人して水タバコ。
僕は何度か経験あるけど、友人たちから回してもらっただけ。
今回初めて、長時間、自分一人で吸ってみた。
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アルミの上に置かれた炭を見ながらボーッと水タバコを吸っていると、自分が時間に追われて生きている日本人だということを忘れてしまいそうになる。

もちろん、水タバコを吸っている時も地元の人たちから何回も記念写真をせがまれた。

取材は一人で全部責任を持って気ままにやるのが良い。
でも板倉がいてくれることによって取材は何倍もやりやすくなり、深くなる。

地元の人に話しかけられ、撮影しながら話に集中するのはとても難しい。
板倉がいてくれて、ラマディからやってきた人とゆっくり話すことができ、その様子を板倉が撮影してくれた。

日本でも番組制作や、僕が海外取材に出た時のバックアップなど、いつも裏方に徹してくれている板倉。
帰国後、アジアニュースとしてオフィシャルに報告会を開こうと思う。
もちろん、初めて。
その時はアジアニュースの代表として板倉にも登壇してもらう予定。

会社を倒産させる覚悟で映画制作を決定してくれた板倉。
赤字になるかもしれないけど、一緒に取材できるのは最後かもしれないと、今回付き合ってくれた板倉。
「俺、テレビとか講演とか絶対無理なんですよ〜」と言う板倉。

現場を走り回る僕とは違った目線で、現代日本における報道の難しさ、問題点を語ってくれると思う。
本人がNOという前にブログで宣言してしまう久保田でした。

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アルビルでのパノラマ写真

2016年02月07日 00:59

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お城の上からパノラマ写真を撮ってみた。
iPhoneで。
が、しかし、扱い方がよくわからない。
ブログに載せると、普通のサイズになってしまった。

写真をクリックするとパノラマサイズになるみたい。
でもあまり綺麗じゃない。圧縮しすぎたかな。
難しや。

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ちゃい

2016年02月06日 17:00

お酒を飲まないイスラム教徒の人たちにとってチャイは大切な会話の道具でもある。
僕としてはなかなか信じがたいことだが、チャイ1〜2杯で1時間も2時間も話が盛り上がる。

寒さも和らぎ、良いお天気。
あるビルのお城の近くを散策して、ちょいとチャイでも飲もうかと思った。
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お〜日本人か〜!一枚写真撮ってくれ〜
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Excuse me one picture OK?
100メートル歩く間に何人もの地元の人につかまってしまう。
記念写真を撮っているのを見た人が、僕もお願いします。と連続になってしまったり。

私はラマディ〜から来たんだよ。。と身の上話をしてくる人もいたりして、チャイを飲もうと思ってからチャイ屋さんに座るまで30分以上かかってしまった。
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ようやく陽だまりに座ることができ
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砂糖が一杯のチャイを飲む。
チャイを飲んでいても、いろんな人が話しかけてきて、写真を撮っていく。
中東地域で日本人の評判が下がりつつあるが、アルビルではまだ日本人の人気は絶大だ。


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10年ぶりのアイスクリーム屋さん

2016年02月05日 17:56

10年前、アルビルを初めて訪れた時、日本人など殆どいなくて、アイスクリーム屋さんのおじさんが
アイスクリームをおごってくれた。

2014年の10月にアルビルを訪れた時、昔懐かしいアイスクリーム屋さんを探してみたが、10年以上続いてきた高度経済成長と建設ラッシュで街は変貌を遂げ、昔の名残を探すことができなかった。

今回、ダウンタウンをお散歩していたら、突然記憶がよみがえってきて、もしかして!この通り?と思い歩いていくと、
そこには昔と同じアイスクリームの機械が店先に置いてあった。
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アイスクリームがいくらか聞くこともなく、懐かしくてアイスクリームを頼んだ。
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お店の店員さんの制服も、昔と同じ赤いベスト。
この若い店員さんは昔僕が来た時、何歳だったんだろう?
あの時のおじさんは、まだ元気でいるのかな?
いろんなことを思ったが、あれこれ聞くのはやめて、アイスクリームを食べながら懐かしい記憶の感傷に浸った。

アイスクリームをおごってくれたおじさんとの2ショット写真が我が家にはあるはず。
次回来る時はその写真を持ってこようと思う。

そんな懐かしい人たちに再会できるように世界が平和で、日本人として渡航できる状態であることを切に願う。


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大好きな国(クルディスタン)

2016年02月05日 05:53

ドーハで乗り継ぎをして、1年数ヶ月ぶりに僕の大好きな国にやってきた。
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最初のランチは僕が大好きなテキサスチキンと決めていた。
と、ところが!
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テキサスチキンは店内改装のため休業中だった。

とっても楽しみにしてたのに。。
僕がアルビルに滞在している間にオープンしてくれるのだろうか?

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人生初のカタール航空

2016年02月02日 13:00

数年前からカタール航空の評判がよかった。
しかし、なかなか利用する機会がなかった。
今回、縁があって初めてカタール航空を利用することになった。
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よく、僕の友人たちが、海外に行く前にチケットの写真を撮ってFacebookにアップしたりしていて、
僕もやってみたかった。
ドーハ行きなら、やってもいいかな〜。
数日前ならサッカーの応援で多くの日本人がカタール航空を利用したと思う。
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ドーハの空港は本当にカタール航空ばかり。
空港は広くて、乗り継ぎは結構大変。
この時期、カタール航空はヨーロッパへの格安チケットを販売していて、ドーハ経由でヨーロッパ旅行へ向かう若い人たちが多く乗っていた。
飛行機は最新でよかったのだが、シートピッチが狭かった。

日本でもうすぐ公開される、火星に取り残された宇宙飛行士の映画を見た。
おかげさまで僕の隣は空席で、映画を見終わってから横になって寝た。

久保田ショップ



浜松での講演、出会いに感謝。

2016年02月02日 00:24

あちこちで講演をさせてもらって、様々な出会いに感謝。
浜松でも嬉しい出会いがあった。
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僕がヨルダンを訪れた時、協力隊で活動していた人。
現地では会えなかったが、僕のことを知っていてくれた。
浜松で講演があると知って来てくれた。
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旦那さんはヨルダン人。
なんかすぐに話が盛り上がってしまい、この夏あたりヨルダンに行こうか!って話にも。
マンサフ食べたい〜!って僕が言うと、「我が家で作るから遊びに来てください」って言ってくれた。

ジャーナリストしていてよかったと思うのは、普通では出会えない人たちとたくさん出会えること。
そして、出会った人たちとかなり親密なお付き合いができること。
今回の浜松での出会いも大切にしたいと思う。

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