日本経済新聞、記者さん

2016年01月29日 14:19

浜松、湖西での講演に多くの新聞記者さんが取材に来てくれた。
それぞれの視点で講演のことを記事にしてくれた。

久しぶりに感動したのは日経の記者さんだった。
湖西での講演スタート前に名刺交換をし、挨拶。
「記事にできるかどうかはわかりませんが、講演聴かせていただきます」と丁寧な挨拶。

そっか〜。経済新聞だから、それらしいスペースってないんだろうな。それでも来てくれてありがたい。と思っていた。
講演後の質疑応答では日経の記者さんからも質問が出た。
まさに一参加者として講演に加わっていてくれた感じ。
要約すると、そこまでして現場に赴く原動力は何か?そんな質問だった。

日経の記者さんは見事に記事にしてくれて、丁寧なメールを送ってきてくれた。
講演を取材に来る記者さんの中には取材してやっているんだ!と上から目線の人も多々。
(浜松、湖西ではそんな記者さんはいなかった)

講演後にインタビューはあるが、記事が掲載されてからお礼のメールが来ることはかなり稀。
何もお願いしていないのに掲載紙を送ってくれる人も稀。

コラムの中でも書きましたが、危険だが、誰かがやらないといけない仕事をフリーの方々に依存している状況に、多大な後ろめたさを感じつつ、皆様の映像や写真、お話に触れる度に、背筋が伸びる思いがします。自分も自分の出来る範囲でやるべきことをやりたい、と改めて強く感じました。本当にありがとうございました。

新聞社という企業の中にもジャーナリスト魂を持った人がいてくれることに感動を感謝。
茶ばしらというコラム記事の中で
「誰かが現場に行って伝えなければ何もなかったようになってしまう」と語った。
危険だが誰かがやらなければならない仕事の少なくない部分を久保田さんのようなフリーのジャーナリストに任せている現状に後ろめたさを感じるが、せめて苦難に見舞われている地域への関心は持ち続けたいと強く思う。
と、書いてくれた。

日々締め切りに追われ忙しい新聞記者さんが、取材後にも取材対象者とのコンタクトを取る時間を捻出するのは大変なことだと思う。
僕たちフリーランスは大手ほどの資金力も活動力もない、それゆえ、一人一人の取材対象者を大切にし、現場とのコネクションを構築していく。
現場を大切にしないフリーランスは生き残れないと言っても過言ではない。

社員でありながらそれをできる。そんな記者さんが増えれば、ありがたいと思う。


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シリア和平協議延期

2016年01月27日 17:51

25日に予定されていたシリア和平協議が延期された。
その理由とは和平協議への参加メンバーの調整ができなかったこと。

問題になったのはシリア反体制派の参加。
サウジが応援する反体制派の武装勢力の参加表明に対してアサド政権を支持するロシアが受け入れを拒否してしまった。
そもそも和平協議をするのに、どの組織は参加不可能などの条件を付けて良いわけがない。
条件があって参加メンバーが限られた和平協議など形骸化したものとなり、どれだけ協議をしても次のトラブルを生むだけだ。

これに対してドイツのシュタインマイヤー外相が「5年も続くシリア内戦で穏健なグループだけを見出すことなど期待できない。全ての交渉当事者が参加する機会が見逃されることを憂慮する」と述べた。
100万人以上の難民を受け入れている当事者ゆえまともな発言だ。

テーブルについてから和平協議が難航するならまだしも、テーブルにつくことさえできないでいる。
一体誰のための、どの国のための和平協議なのか。
もっと言えば、シリアという小さな国の内戦を5年も続けさせているのだ一体誰でどの国なのか。

連日行われている空爆によって一般市民の犠牲者がとてつもない数になっていると知ってのことか。
世界は増え続ける難民を支えきれなくなってきている。
対処療法ではなく、病巣たる戦争を止めなければならない時期に来ているのに。

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浜松HICEでの講演、友の力

2016年01月26日 08:00

浜松HICEでの講演が無事終了した。
定員60名で企画された今回の講演。
友人が頑張ってくれた告知、HICEの広報、中日新聞の告知記事などなどあり、相当数の問い合わせがあったそうだ。

困ったのは主催者のHICE。
会場のテーブルを撤去し、椅子だけを配置し、100名近く入れる準備。
そして、それでも足りなかった時のために別室を用意し、サテライトビューイングまで準備してくれた。
講演は14時からスタート。

準備が完了し受付開始を待つ時、HICEの事務局長と僕の友人と「これだけ準備して半分くらいしか入らなかったら、いやもしサテライトも一杯になってしまったら、、」などなどどっちに転んでも心配だった。
開場してお客さんが入り始めて50人前後。
まあまあかな〜と誰もが思っていた。

ところが、開演10分前になり怒涛のごとくお客さんが押し寄せ、開場はあっという間に一杯になり、サテライトにも2〜30人が入ったそうだ。(僕は確認できていない)
結果170名もの参加者が来てくれた。
教育機関を除き、一般団体での講演で170名という人数は近年最高。

多くの人が広報に力を入れてくれたのが大きな要因。
それと共に、近年、大手メディアによる中東の詳しいニュースが減っていて、それでも多くの人たちが関心を持っていて、現状を知りたいと思う人が多いと思える。

参加者の多さに圧倒されながらも講演は無事終了。
そして懇親会へ。
懇親会も無事終了。

僕は今回の講演を最初に企画してくれた友人の安藤君宅へ。
ここで、本当にお疲れ様の一杯。
安藤君が大切な人から頂いたワインをみんなで飲んだ。
みんな相当疲れていたと思う。
なんとなく一度宴が閉じた。
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復活しての記念写真。
安藤君の顔が大変なことになっていた。

日々忙しい仕事を抱える中、講演の企画から準備まで奔走してくれた安藤君と吉田君に感謝。
そして、今回の講演は不思議なビックリの多くの出会いをもたらせてくれた。
つづく

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浜松での講演〜新聞記事

2016年01月25日 16:54

浜松市での初講演が無事終了した。
講演については改でブログに書かせてもらう予定でいます。

まずは取材に来てくれた新聞について。
当日、中日新聞、読売新聞、静岡新聞が取材に来てくれた。
各社の記者さんが講演を聞いてくれた中で、限られた紙面の中で講演のことを記事にしてくれている。

講演の中で報道の比較といいうことをお話しさせてもらったが、各社の新聞記事を見比べてみると面白い。
浜松地域に住んでいて、講演に足を運んでくださった方は是非、各社の記事を比較していただきたい。

各社、同じ話を聞いてくれたが、それぞれの表現があり、よく比較すると同じ講演?と思えるほど着眼点が違うのが面白し。

さておき、気になった記事を
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地元紙、静岡新聞の記事だが。。
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この「インスタグラム窮状」とはなんだろう?
ちなみに僕は講演の場でこの新しい言葉を使った記憶はない。

講演の企画を手伝ってくれた友人たちと何度も読み直し、理解不能とわかった。
インスタグラムだから写真関係〜?。う〜ん。って感じ。
ここはちゃんと確かめようということになり3人でジャンケンをして、負けた僕の友人が新聞社に電話することになった。

しかし、電話はつながったものの、残念なことに日曜日は対応不可能とのこと。
僕たちは新聞にクレームがあるわけでもなく、新たな言葉であれば説明して欲しいし、書き間違えであれば訂正してくれたら良いだけなので、「まいいか!」で終わった。
しかし、記事に対するクレームの電話だったらどうだろう?
ただでさえ怒りがある中、日曜日は対応不可能と言われたら、、怒り心頭になるのは間違いない。

疑問は解決できず、現在に至るが、「インスタグラム窮状」とはなんなのだろう。
僕のブログなど誤字脱字が多いが、僕が書いて、僕自身がチェックしているとどうしても誤ちに気がつかないことが多い。
しかし、新聞社は記者が書いた記事をデスクを含め、複数の人がチェックしているはず。
てにおはなどの間違いではなく「インスタグラム窮状」という長いセンテンス。
友人たちと「予測変換のミスかな〜?」などと推測してみたが、結果は出ず。
同じ記事を読んでくれた人の何人が疑問に思っただろうか。

会場に足を運んでくれて、記事を書いてくれた記者さんたちは僕に対するインタビューも、みんな真摯な対応であったことは間違いない。
記事にしてもらえたことはとっても感謝なのです。

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01/21のツイートまとめ

2016年01月22日 03:43

hirokun001

@shamilsh @kiyomizu5 そうだと思います!
01-21 13:29

バス

2016年01月21日 15:23

名古屋への出張、高速バスを利用する予定だったが、事故のニュースあってちょっと迷っていて、
しかも昨日名古屋地方に大雪。
あまりタイトではないが、そこそこ時間通りに到着したいので新幹線を利用することにした。

我が家から八王子駅に行くには京王線で乗り換えるか、路線バス。
路線バスが便利だが、それほど本数も多くないのでタイミング次第。
どっちでもいいや!
と思いつつ歩いていると、目の前をバスが走っていく。
マジか、間に合うかな〜?

誰も乗降客がいなければ通過してしまうとこだが、幸運にも乗客がいたため、バスは停車してくれた。
待ち時間0秒で八王子行きのバスに乗れた。
これは今日1日ラッキーな始まりかも。

二つ目の停留所で杖をついたおばあさんが一人で乗ってきた。
ステップを上り、席に座るまでかなりの時間を要している。
僕は一番後ろの席に座っていたので、バスのドライバーさんがバックミラー越しにおばあさんの動きを見ているのがよくわかった。
おばあさんが席にしっかり座ったのを見届けてからギアを1速に入れ「発車します」とアナウンス。
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こんなドライバーさんばかりなら事故も少なくなるのにな〜と思う。
まだ乗ろうをしている乗客がいるにもかかわらずドアを閉めてしまう、某観光地の市バスとは雲泥の差だ。

乗務員の労働条件など様々な要因があるだろうが、近年路線バスでさえ定時運行へのプレッシャーが大きいと思う。
道路状況、渋滞や先の乗客のことなど、予定通りに運行できない様々な要因がある。
遠距離を走る観光バスならなおさらだと思う。
日本社会のあまりにもガチガチな風土が列車と違って不確定要素が多いバスにも大きな影響を及ぼしていると思う。

ちなみに、僕が乗った京王バスも近々いくつか事故を起こしている。
事故はニュースになるが、前述のような優良ドラーバーがいることはなかなかニュースにならない。
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そして、全く別件だが、近年、ものすごい勢いで増え続けている監視カメラに気づく。

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天職

2016年01月20日 21:31

若き友人と話していた。
この先の職業に迷う友。

「久保田さんは挫折したり、やめようと思ったりしなかったですか〜」

人生そのものに迷うことは多々あったし、現在進行形で迷っている。
カメラマンとして。。
仕事が少なかったり、近年では仕事が危険であったり、食うや食わずの生活であったり。

それでも、よく考えたら挫折ってないし、生活が成り立たなく海外取材をやめようと思ったことはあるが、
カメラマンをやめたいと思ったことはないかも。

カメラマンとして技術が未熟であったり、かなり際どい失敗もしてきたが、写真を撮るこが好きだったから努力することは何の苦でもなかった。
これって、実は「天職」なのかも。
友人たちには「今頃それ言う?」って言われそうだけど。。
僕は今日初めてそう思った。

ジャーナリストとしてはとても厳しい現状だが、この仕事してたから出会えた人が多い。
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撮影者次第では子供の笑顔が撮れないこともある。
どの国に行っても、大変な生活をしている子供たちでさえ、笑顔を見せてくれた。

そして、かけがえのない出会いも沢山あった。
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パキスタンに難民としてやってきていたシールモハマッド。
ほっておけず、借金までしてサポートしていた。
シール
2年後、彼の故郷を訪ねてみた。
彼らは僕が作ったIDを大切にパウチして持っていてくれた。
そして帰り際、お土産と彼らにとって貴重なナッツをくれた。
彼らにとって大切な非常食。
僕が断っても「道中長いから持って行きなさい」と手渡してくれた。

こんな出会いもある僕の仕事。
大変だけど、楽しいと思える。
本当に天職かも。

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マイナンバー制度

2016年01月19日 01:12

安保法制の影に隠れる形でマイナンバー制度がスタートした。
幸か不幸か、僕は欧州取材中で、帰国するとマイナンバーの配達を示す不在票が何通も入っていた。
サラリーマンと違って、何時に帰宅できるか分からない僕の職業にとって不在票は一番の悩み。

先日は連絡を入れ、受け取ろうと待っていたが、突然仕事が入ってしまい、不在票に印鑑を押して、ドアの前に置いておいてください!とメモ書きを残して出かけた。
届いたのはさして高価なものでなかったので、郵便局の人はドアの前に荷物を置いて行ってくれた。

しかし、マイナンバーとなれば、そんな簡単にはいかない。
気持ち的にもあまり受け取りたくない。

かつて住基ネットが問題になった時、国民全員にナンバーをあてがうのはよろしくない!と反対運動が起きたが、今回のマイナンバーは冒頭に書いたように安保法制の影に隠れる形で制度化されてしまった。
自分に12桁のナンバーが割り当てられ、どんな仕事でどのくらい稼いでいるかなどの個人情報が筒抜けになるのはいい気分ではない。

日本政府に情報管理能力がないのは年金情報の流出を見てもわかる。
マイナンバー制度ではすでに、厚生労働省の職員がIT業者から100万円の賄賂を受け取っていたとして警視庁から逮捕される汚職事件が発生している。

サラリーマンでない僕にはしばらく関係ないと思っていた矢先。
講演料を頂くに当たってマイナンバーが必要になってきた。
はてさてどうしたものか。

眉村卓という僕が愛する作家が高度な管理社会の危うさに対して、近未来を描くことによって警鐘を鳴らしていた。
高度な管理社会のメディアに対しても書いていたな〜。
「幻影の構成」
僕が青春時代に読んだ本。
僕がジャーナリストになったほんの少しのきっかけがこの本にあったかもしれない。

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練馬のネコ

2016年01月18日 08:00

練馬の歯医者に行く時、時折、神社でたむろしているネコがいる。
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しばらく見てないな〜と思っていたが、久しぶりに会えた。
時間にも余裕があったので10分ほどお話ししてから歯医者に向かった。

どこで出会ってもネコは可愛い。
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こちらはタイのバンコクで出会ったネコ。
シリーズ猫
そんなあちこちで出会ったネコたちの写真です。

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01/17のツイートまとめ

2016年01月18日 03:42

hirokun001

RT @gloomynews: シリアでクルド人民防衛隊に加わり過激武装勢力ISILを相手に戦った元オランダ軍兵士が、ロッテルダムで逮捕されたとAP通信。パスポートを当局に提出する条件で保釈されたと。ISIL民兵殺害は殺人罪に問われる可能性があると検察当局。 https://t…
01-17 01:18

福岡の裏路地

2016年01月17日 13:31

福岡、中洲近くのホテルに泊まって、講演会場へ向かう。
地下鉄を乗り継いで行く場所だが、iPhoneの地図で見ると2キロちょい。
一昔前なら、絶対地下鉄に乗るところだが、なんとなく歩いてみたくなった。

地図アプリで場所と方角が分かるようになって旅の選択肢は広まったと思う。
敢えて裏道を選択しつつ現場へ向かう。
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裏路地の小さな祠、その前に小さなバス停があり、トトロとメイちゃんたちが立っていた。
歩いてよかったな〜と思う。

地元では有名なのだろうか。

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01/15のツイートまとめ

2016年01月16日 03:43

hirokun001

RT @shamilsh: 「外務省が機密解除に反対」 CIAの自民政治家へ資金 米元諮問委員が証言 #西日本新聞 https://t.co/CNwBerxWDZ西日本新聞すごいな。もう全国紙は要らん。みんなニシビだけ取ろう!
01-15 14:07

友の母

2016年01月15日 16:17

夏の終わり、友人から母親の写真を撮って欲しいと依頼があった。
入退院を繰り返しいて、元気なうちに写真を撮って欲しいということだった。

友の母は自分の病状を知っていて、「葬式の写真もないんじゃ困るよね〜」と話していたそうだ。
僕の友は、出会いは単なるダーツバー?だが、僕が海外に飛ぶ前に必ず一杯やってくれる、、
いつだったろう、戦場へ向かう前日、どうしても「ジパング」の最終巻を読みたくなって、夜中に古本屋を何件も探し歩いてくれた友。

「ピーちゃん、謝礼は、牛皇食べ放題でもいいかな⁉」
勿論、NOの返事があるはずもない。

友の母は、友人宅にお邪魔した時、何度か挨拶した程度。

病院に着くと、「すいませんね〜忙しいところ」。顔色も悪くないし、予想したより元気そうでちょっと安心。
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病室で撮影するという案もあったのだが、花曇り、暑くも寒くもなくちょうどいい天気だったので病院の玄関近くで撮影。
が、しかし、後ろのフェンスが気になる。
どこか良い場所はないかと周りを見渡すと、病院の裏手に細い路地があって、お花が咲いているのが見えた。

「せっかくだから、病院の外で撮影しましょうよ」と親子を誘い出し、病院の外へ。
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緑をバックに親子のツーショットを撮影。
普段だったら照れくさくて、寄り添えないかも。

カメラマンの仕事はシャッターを押すことではなくて、被写体に気持ち良く楽しく写真を撮ってもらう状況を作り出すことだと思う。
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お母さん、ちょっとお花の近くに寄ってください。
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もしかして、いい匂いするんじゃないですか〜
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黄色っぽい色のお花が気に入った様子の母。
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花を愛でる。
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母が気に入ったお花を胸につけてあげる息子
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頭にも
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そうこうしているうちに母は良い笑顔を見せてくれるようになり
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再び息子とツーショット
楽しい時間はあっという間に過ぎ、
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病院へ戻る
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エレベーターの中でも母が嬉しそうで、僕も嬉しかった
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最後に病室で一枚。

普段、シャッタ回数が少ない僕だが、わずか30分ほどで600カット近く撮影した。
おそらく、二度とないチャンス。
限られた条件の中で精一杯の写真を、写真を撮る楽しい時間を提供したかった。

ヨーロッパ取材中
近所のレストランで一人夕食を食べていた。
Wi-Fiがあったのでネットに接続した瞬間。
「お母さんがありがとうって言ってたよ!
今日の午後4時20分に亡くなりました。」

わかっていたはず、覚悟していたはずなのに、食事の手が止まり、涙は止められなかった。
「いつ帰ってくる⁉
予定が無かったらでいいので写真お願い出来る⁉」

そっか〜。カメラマンとして最後までおつきあいしなきゃなんだな〜。
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帰国、翌日、友の母の葬儀を撮影した。
僕が撮影した写真が祭壇に。
切り抜き、白バックにしないでオリジナルの方が良かったのにな〜。と思う。

全員のご焼香が終わった後、斎場の人がカメラマンさんもどうそ!と身振りで案内してくれた。
2台のカメラを置き、焼香台へ。
数か月前、元気そうに笑顔を見せてくれた友の母。
ご焼香をするとき視界が歪んだ。
喪主の友が気丈に振舞っているのに、第三者が涙など見せて良いはずがない。
唇を噛み締め、必死にこらえた。

カメラマンとして様々な写真を撮影してきた。
友の母を撮影して、自分がカメラマンで本当に良かったと思った。
自分の母親にはまともな葬儀さえしてあげられなかった。

帰宅した僕はキャットタワーのお線香台に線香をあげ、美里登さん、チョビ、友人の母が逝ったからよろしくね。
とつぶやいた。

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米、ISの現金保管場所を空爆

2016年01月14日 00:40

1月11日アメリカがイラク北部モースルにあるISの拠点を空爆し、数百万ドルの現金を破壊したと伝えた。
ISの現金保管庫を空爆
ISの資金源を断つための重要な作戦で、諜報要員、空からの偵察を含め慎重に行われた作戦だったようだ。
ISの資金源を断つための重要な作戦で、民間人に多少の犠牲が出ることも覚悟の上の作戦。

日本円にすると数億円を破壊したらしいが、、
偵察飛行、空爆の燃料、900キロを超す2発の爆弾にはいくらかかったのか?
そんな疑問を思うのは僕だけだろうか。

そして、最小限に抑えられたとはいえ、5~7人の民間人が亡くなったらしい。

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浜松での写真展&講演会

2016年01月13日 15:21

浜松で写真展と講演会があります。
クリエート冬祭りというイベントの一部で写真展を開催させていただき、
23日には「報道では伝わらないシリア難民の真実」という講演会もさせていただきます。

中部圏の皆様、是非お越しください。

クリエート浜松
〒430-0916 浜松市中区早馬町2番地の1

◆特別展示・講演会
①戦場ジャーナリスト 久保田弘信写真展
日時:22日(金)~24日(日)10:00~16:00
会場:3階ギャラリー34

②講演会「報道では伝わらないシリア難民の真実」
日時:23日(土)14:00~16:00
会場:4階浜松市多文化共生センター
定員:先着順60名
※問い合わせ:(公財)浜松国際交流協会(HICE)053-458-2170

翌日は湖西市で講演

1月24日(日)18-20時
湖西市民活動センター2階大会議室
主催は、湖西国際交流協会(KOKO)です。



開催に尽力してくれた友人の安藤君に感謝。

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クラウドファンド終了

2016年01月09日 16:21

「THE TRUTH」from 9・11 伝えきれなかった真実製作のためのクラウドファンドが昨日終了しました。
みなさんのご協力のおかげで、アジアニュースとしては最低限の資金調達(クラウド以外)でスタートが切れそうです。

クラウドファンドに協力してくれた人たちは、その殆どが久保田と板倉の友人たちです。
久保田に関して言えば、長年お付き合いのある友人もいれば、ここ何年も再会していない友人、深い付き合いであるようだけど、会った回数は数回の友人まで協力を頂きました。

自由な報道がとてもやりにくくなりつつある現代。
この10年を見ても、多くの人に知らさえていない現実が沢山あります。
僕が見てきた現実も世界で起きていることのほんの一部ですが、その一部だけでも皆さんに知ってもらいたく
今回のプロジェクトを立ち上げました。

4月以降、皆さんの地元での上映会、そして講演等で協力していただいた皆様に直接お礼を述べられる日を楽しみにしています。
映像があるからこそ伝えられる現実。
肌で感じられる現実をお届けできるように頑張ります。

取り急ぎお礼まで

久保田弘信拝

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「THE TRUTH」from 9・11 伝えきれなかった真実

2016年01月07日 13:15

15年分の映像をまとめて映画とDVDを作るプロジェクトが始まった。
初めてクラウドファンディングを使い、多くの人から応援を頂きました。
プロジェクトは始まったばかりですが、この場をかりて、まずはお礼を。

数年、一年、半年、数ヶ月、会っていない友たち。
取材先でお世話になった人たち。
そんな多くの人たちが応援してくれたことがとても嬉しいです。
本当にありがとうございます。

初のクラウドファンディングはトラブルも多く、何故か締め切り前に銀行振込ができなくなってしまい、
応援しようとしてくれたのにできなかった人たちにお詫び申し上げます。

いつも思う。
僕一人では何もできない。

僕は漁師みたい。
現場へ行き、情報を取ってくる。
その情報はほっておけば腐ってしまう。
売ってくれる人、料理してくれる人、その料理を並べる場所等、多くの人の力が必要となってくる。

今回のプログラムはアジアニュース代表の板倉がクラウドファンディングとのやりとり、動画の編集をしてくれた。
どんな映画になるんだろう。
文章では伝えきれない部分を映像で伝えてくれた。


長年の付き合いがあるだけに、僕が一番伝えたいことにフォーカスしてくれている。
応援してくれた人たちへの恩返しのためにも、4月まで精一杯頑張って、僕の、アジアニュースの集大成たる映画を作ります。

クラウドファンディングの期限はあと二日。

銀行振込ができないという面倒な部分はありますが、最後の応援よろしくお願いします。

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20年以上愛用の品

2016年01月05日 15:34

大学生の頃から20年以上愛用しているオーブントースター。
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そろそろ火を吹いてもおかしくないくらい。

テレビのCMで某家電やさんがトースター2400円!
マジか?そんなに安く買えるんだ。
ということで、新たなオーブントースターをゲットした。
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この子、優れもので、バンを焼きながら目玉焼きも作れる。
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我が家には20年以上使い続けた品がまだまだ沢山ある。
物持ちが良い!って、単に貧乏で買い換える余裕がないだけなんだが。

長年、お世話になったオーブントースターに感謝しつつ、新たなパートナーとお付き合いを始める。
この子は何年持つだろう。
20年以上使い続けられる日本の製品はやはり凄いと思う。

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アフガン・イラク戦争と難民15年の記録を映画にしたい。

2016年01月04日 18:39

ジャーナリストとして取材そして、伝えることが難しくなってきた近年。
僕のジャーナリスト人生の集大成として映画とDVDを作ることにした。

と、言っても僕にはその能力がないので、アジアニュースの代表、板倉に作ってもらう。
僕たちが初めて作ったのはイラク戦争のDVDだった。
バグダッドに留まり日本のテレビ局にレポートをし続けたが、オンエアーされたのはほんの一部だった。
戦争そのものではなく、そこに生きる人々の姿を伝えたくてDVDを作った。
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戦後間もないイラク、キルクークにて板倉と。

イラク戦争のDVDは12年の歳月を経て、ようやく残り7部となった。
採算ベースからしたら、良いビジネスではないが、多くの人にイラクの現状を知ってもらえたと思う。

アフガニスタン戦争の前線、イラク戦争の前線、そして近年シリア内戦の前線、イラク北部でのISとの前線。
「ジャーナリストと医療従事者はターゲットではない」という昔の戦争のルールが適用されなくなってきた現代。
この先、これ以上の映像はもう撮影できないと思う。

戦争とは何なんなのか?
前線にいる兵士は何を思うのか?
そして戦争の被害者たちはどう生き延びていくのか?

そんな戦争の裏側をメインにした映画とDVDの製作がスタートしました。
アジアニュースも僕も資金があるわけでないので、初めてクラウドファンディングにトライした。
人は弱くそして強い。アフガン・イラク戦争と難民15年の記録を映画にしたい。

クラウドファンディングの期限はあと少し。
みなさんの協力が頂ければ嬉しいです。

これ以上の作品は、僕にはもう作れないと思います。
最後の大作、ご協力お願いします。

久保田ショップ

2016年明けましておめでとうございます

2016年01月03日 22:15

久保田ブログの読者の皆様。

海外取材を主にするジャーナリストを取り巻く環境は年々厳しくなっていますが、今年も僕が出来る範囲で頑張りたいと思っています。

2016年もよろしくお願いします。

1月1日
昨年に続き、高尾山に登り初詣をした。
昨年は1日になってすぐに登り始めたが、今年はゆっくり日が昇ってから山頂を目指した。
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琵琶滝コースを選択、お天気が良く、木漏れ日を堪能しながら山頂へ。
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山頂からは新年初の富士山を見ることができた。
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少し下って、薬王院を参拝。
これまた昨年に引き続き、世界の平和、特にシリア内戦の終結をお願いした。
日々届いてくるシリアでの一般市民の犠牲者の映像を見ていると、神頼みをしてたくなる。
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薬王院に掲げられた「世界平和」の文字。
今年こそ、お願いします。
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ミシュランの三ツ星に輝き、登山者が急激に増えた高尾山。
数年前には圏央道建設のために高尾山にトンネルを掘ることで貴重な生態系を破壊することになってしまうと、反対運動が盛んだった。
喉元過ぎればなんとやらで、多くの人がトンネルの反対運動があったことを忘れ去っている。
果たして、高尾山の生態系がその後どんな影響を受けたのか、専門家でない僕にはわかないが、、

いい、悪いではなく、日のあたらない現状を少しでも伝えるジャーナリストでありたいと思う。
コアな現状から、ネコの話まで、今年も久保田らしいブログを書き続けていこうと思います。


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