チョビとの出会い

2015年02月28日 16:10

先日、chxbi(ちょび)報道写真事務局のことを書いた。
名前の由来になる我が家のネコ、チョビについて知らない人の為に、過去のブログを書き直してアップします。

偶然だろうか、必然だろうか、人と人の出会い、新たな家族を作っていく。

僕の友人のKEIと安田なつきが結婚した。

二次会で久しぶりに会う友人達と話し、新たな友人を作り、三次会は、、、どうしようか迷ったが、終電があるうちに帰宅する事にした。

この決断が僕にもあらたな家族を生む事になった。

終電で帰ることにした、ところが!日曜日、しかも引っ越して以前に駅より2駅も奥。
京王線の終電がギリギリなく、JRで帰る事にした。

新婚の友人の事を考えながら酔った足でゆっくり帰る。
台町のあたりで一匹のネコに遭遇した。
足取りから見て飼い猫らしい。
立ち止まってしゃがんでみると寄って来た。少しなでなでして、再び歩き出す。

鈴の音が聞こえ振り向くと先ほどのネコが着いて来ていた。
「ん?お散歩コースがこっちなの?」と話しかけ、また歩く。

2000年初頭、僕と一緒に住んでいた娘チョビもお散歩に出かけていたが、その行動範囲は半径1キロ程。
家ネコのお散歩コースは長くて3キロ程と言われている。

出会ったネコは僕が立ち止まると立ち止まり、歩きだすとまたついてくる。
途中マンションから人が出て来て、驚いたネコちゃんは国道16号線を渡り、草むらに隠れてしまった。
これでもうついてこないな。

少し寂しい気持ちでいると、反対車線の歩道で鈴の音が。
まさか!と思い、振り返るとネコちゃんが一定の距離をおいてついてくる。

他の人に驚いて逃げるのに、何故僕についてくる?
もしや、諜報機関が送り込んだ盗聴器付きのネコ?まさか爆弾付きのネコ?
と酔った頭で考えながら歩いていると我が家についてしまった。
ネコちゃんは1.5キロ程歩いて来た。

お腹減っているのかと思って、ちょっと待ってな!と声をかけ、コンビーフとお水を取ってきた。
ネコちゃんはおとなしく待っていて僕があげたコンビーフを食べた。
IMG_2484.jpg
この時、ネコちゃんの額の傷に気がついていなかった僕。

つづく

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TBSラジオSS22 久保田弘信×荻上チキ 「揺れる中東、難民キャンプ取材報告。

2015年02月28日 08:06

先日のTBSラジオが下記アドレスから聞けます。
久保田弘信×荻上チキ
ネット時代の恩恵。
TBSラジオが入らない地域の人もHPからラジオを聞ける。
しかも、所々、写真をインサートした動画ページとして。
動画じゃなくて写真ってところがラジオっぽくて良いのかも。

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世界で起きていること

2015年02月28日 02:32

世界を騒がすIS関連、イラク、シリアだけではない。
僕自身が関わった国バングラデシュが歴史的な転換期をむかえている。

現地には友人がいて、僕一人では不可能な取材をサポートしてくれる。
しかし、残念なことに今、バングラデシュに赴き、取材をしても日本のメディアは扱ってくれない。
だからといって、現地にいかなくて良いのか。。
その想いだけで借金を重ねてきた今、一人のジャーナリストとして取材に赴くべきだと理解できても飛べない。

取材対象が、今しかない取材対象がそこにあるのに、そこに行けないもどかしさ。
世界のあちこちで報道されるべき事柄が起きている。

そのすべてを網羅するのは不可能、でも、自分が関わった国だけは報道の前線に上げたいと思う。
昨年の赤字を解消できていなくて、飛べない自分がいる。
誰でもいいから、今のバングラデシュを伝えて欲しいと思う。

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チョビとちょびとchxbi

2015年02月25日 21:34

名古屋で講演をさせてもらった。
よく考えたらchxbi(ちょび)報道写真事務局が主催する初めての講演会だった。
chxbi(ちょび)報道写真事務局

以前からお付き合いがある愛知県の専正寺の友人、星川夫妻に写真を預かってもらっている。
僕が海外取材中でも写真を貸し出したり、講演依頼の受付をしたりしてくれている。

事務局の名前を考える時、、「何にしよ〜かね〜」って迷っていて。
僕が「いっそチョビにする?」と我が家のネコの名前を提案した。
バングラデシュのベンガル語でチョビって写真って意味だし〜。

偶然だが、星川家で買っていた犬の名前もチョビだった。
あっと言う間にチョビで決定。
チョビとちょびの事を話していて、縁にビックリ。
星川家のちょびと我が家のチョビの命日が11月21日と同じ日だった。
名前が一緒くらいの偶然はあるだろうが、命日まで一緒だと縁と運命を感じる。

そして、chxbi(ちょび)報道写真事務局が主催する初めての講演会の日にちが偶然にも21日。
ジャーナリストは取材能力だけでは伝える事が難しいと日々実感している。

取材した結果を売り込む営業能力、写真展や講演会を主催する企画能力、それらを僕一人でやっていくのは不可能に近い。
報道する事の大切さを想ってくれる友人達が手伝ってくれて初めて成立する。
その一つがchxbi(ちょび)報道写真事務局だ。

我が家のチョビも星川家のちょびももう他界して天国にいるが、チョビイズムは生き続けていてくれる気がする。
IMG_8291.jpg
ドラえもんのように引き出しに入るチョビ。
IMG_0292_201502252114178b4.jpg
今回作ってもらったちょびのスタッフID。

chxbi(ちょび)報道写真事務局ではメンバー、スタッフを募集しています。
遠隔地でもネットを使う作業ならお手伝いできる人。
気持ちだけ応援してメンバーになりたい人。
なんでもOK。
関心ある人は上記、chxbi(ちょび)報道写真事務局のホームページを覗いてみて下さい。


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TBSラジオ 生出演

2015年02月19日 17:09

突然決まったラジオ出演。
TBSラジオ「荻上チキ・Session-22」2015年2月19日(木) 22:40〜23:40 954Khz

ラジオ出演は久しぶり。
テレビと違って番組全体がフレキシブルなので、その場の空気で内容が発展していくのが面白い。

「ラジオで話せたら良いな〜」ってTBSの友人に話したのがきっかけで実現。
出演の打診が来たのは今朝8時過ぎ。
そんな土壇場できまるラジオも好き。

TBSラジオ「荻上チキ・Session-22」

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ホームページ更新

2015年02月19日 04:22

ホームページの講演予定を更新しました。
ブログと違って、いつでも看板のように確認できるのがホームページの良い所で。
久保田弘信のホームページ
友人にお願いして、YouTubeの動画などもホームページからアクセスできるようにしてもらう予定です。

プロバイダを変更したため、アドレスも変わってしまいましたが、上記アドレス+Yahoo!のアドレスでホームページを更新して行く予定です。

ちょっと先まで講演の予定をアップしました。
圧倒的に地方ばかりなので、近い日程で講演の依頼があれば交通費が浮きますので、是非お声かけ下さい。
フォトジャーナリスト久保田弘信 講演依頼の窓口

動画編集、ホームページ編集に強い方、色々と教えて下さい!
IT音痴の久保田より

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カメラマン仲間

2015年02月17日 20:50

10年以上前からインターハイや国体などスポーツの撮影をしていた。
いつの日からか、ジャーナリスティックな仕事が多くなり、スポーツの写真がご無沙汰になっていた。

それでも昔からのカメラマン仲間とはつながっていて、近年、仕事をしていないのに新年会に誘ってもらえた。
IMG_0274_20150216001309983.jpg
待ち合わせは横浜中華街、関帝廟前。
中華街には何度も行った事があるが、実は関帝廟を訪れるのは初めて。
商売の神様だから、みんな今年の仕事運をお願いしましょう〜!
とみんなでお参りに。
しかし!またもや世界平和を祈念してしまった。
IMG_0282.jpg
通りがかりの人に撮影をお願いした。

新年会は。。盛り上がりっぱなし。
カメラマン同士ってなかなかつるまないが、気の合う仲間が集まれば大盛り上がり。
しかも、みんな社会の動向に関心がある。
「僕は一般人だけど、今回のISISの事件は。。」なんと仲間が多い。

この3週間、色々とあって笑顔が出せないでいたが、カメラマン仲間と再会して久しぶりに大笑いした。
3月にはスポーツ写真の仕事も復活する予定。
日本でカメラマンとしての仕事も良いと思う。

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ニュージーランドの絶景

2015年02月16日 00:10

無理矢理時間を作って横浜まで行き、CP+を見て来た。
帰宅して、テレビを観ているとニュージーランドの特集をやっていた。

大自然と戯れるニュージーランド人。
確かに。
ニュージーランドの人は自分の国の大自然との触れ合い方がとても上手だと思う。

1万5千年前の氷河にヘリコプターで降り立つシーンがあった。
旅レポーターの女性が感動で涙する。
僕がニュージーランドに行った事がなかったら「おいおい泣く程の感動じゃないだろう〜」ってテレビの前で呟きそうなシーン。

ニュージーランドの旅番組の取材でマウントクックの空撮をした。
ヘリコプターではなくセスナで山の雪原に降り立つ。
あまりの感動に撮影クルーは全員感涙に耽っていた。

日本円で3万円ちょいでマウントクックの遊覧飛行ができる。(今は円安なのでもう少し高い)
再びニュージーランドを訪れる機会があったら、自腹でも乗りたいと思う。
ニュージーランド、マウントクックの空撮

ニュージーランド、マウントクックの空撮2

絶景のニュージーランド動画をお楽しみ下さい。

メガゾーン23

2015年02月13日 15:23

先日我が家で行われたBBQ&飲み会には、またまた異色のメンバーが集まって濃い会となった。
日本の国を守る職業の人から某国に関して語らせたら、この人の右に出る人はそれほど多くないって人。
そして好奇心旺盛な大学生。

1次会も2次会も無事終え、3次会くらいだっただろうか。
本当はガンダムシードを観る予定だったが、DVDが見つからず、懐かしいメガゾーン23を観る事になった。

メガゾーン23は1985年という大昔に作られたOVAアニメ。
戦闘シーン、性的描写などあって現代のレギュレーションでは作れないアニメだ。
part1からpart3まであって、未来の人類を描いている。

part1はまさに衝撃、人類は遠い未来でもやはり戦争を起こし、地球と人類保護の為に。。。
part2は画が変わってしまい、ん?これ誰?ってとこも多々あるが、BDがかっこ良かったりする。
そしてpart3プロジェクトヘブンとは?

メガゾーン23は高度に管理化された未来を描く事によって様々な警鐘をならしている。
80年代後半、まだ住基ネットなどない時代にコンピュータの発達によって個人のパーソナルデータ、ライフデータが管理されるようになったら、どんな弊害があるのか。
プログラムによって管理される社会。
そのプログラムを作るのはやはり人間。
しかも、人の手が及ばないシステムを利用して人類全体を管理したいと思う為政者は必ず出て来る。

ネタバレになるので、読みたくない人はここでストップ。
と言っても、本編への影響は少ないと思う。
我が家で観てくれた学生はあまりの内容の濃さに僕が解説しなければ理解しきれていなかったくらい。

遠い未来。
やはり人類は地球規模の戦争を起こしてしまう。
人類も地球も保たなくなった未来。
恐らく、国ごとに大型宇宙船を建造して人類は宇宙へ旅立って行く。

その宇宙空間でも愚かな人類は宇宙船同士で戦争をする。
永い時を経て、人類は再び地球への道を辿るが、システムは地球に不適格な人類を地球に降ろす事を許さない。
人類の一部がなんとか地球に降り立つのがpart1〜part2。
メガゾーン23の中ではバハムートというシステムによって管理されていて、メディアもシステムと軍の管理下にあり、自由に物事を伝える事ができない。

そこから1000年もの時を経てpart3となる。
part3の世界はすべてコンピュータに管理されたエデンシティーが舞台となる。
アーケードゲームのハードオンさえもが、使える人材をリクルートする道具としての一面さえもつ。


ネット上にアップされた動画には「最近の面白いアニメ教えて〜」というコメントがあった。
たかが、音楽を中心にしたロボットアニメ、ではあるが、伝えようとしている内容は壮大だ。
当時のアニメ技術は現代とは比べようもなく、画も甘い部分が多い。
不可能だとは思うが、HDリマスターとか作ってくれたら買っちゃうアニメだ。

ホームページの移行。

2015年02月12日 16:05

今更ですが、我が家のインターネットが光になりまして。
この仕事をしていながらADSLだったのが奇蹟。

光になってビックリ。写真を送るのが速い!速い!
動画のアップロードなんか回線が遅すぎて何度もエラーがでていたのが、あっという間に送れるようになった。

光になった事でプロバイダーも変更になり。。
経済的な問題もあったが、プロバイダーの変更が一番のネックで重い腰をなかなか上げられなかった。
まだ検索にも出てきませんが、新しいアドレスは下記です。

久保田弘信のHP

情報発信はブログやFBがメインですが、講演や写真展の情報などHPもまだまだ必要です。
YouTubeにアップした動画もHPから入れるようにしたいと思ってます。
僕の力ではできないので、また友人の力を借りる事になりますが。
動画は現地の情報だけでなく、時折面白い映像もアップしています。
久保田のYouTube

これ関係は全く苦手な僕なので、あれこれ教えてくれる人随時募集中です。

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イスラム国関連取材、旅券返納命令

2015年02月08日 23:43

日本は中東諸国との関係、有志連合への第一歩とパンドラの箱を開けた。
イスラム教の国々と戦争、紛争などトラブルに介入しない平和な国、日本というイメージが一気に崩れ去った大きな一歩。

そして、前代未聞の人質事件を経て、自己責任論が再浮上し、渡航の自粛を求めても現地に赴くジャーナリストに強制力を行使した方が良いのではないかとの論議が。
新聞各社は、日本政府として渡航の自粛を勧告する事はできるが、憲法によって移動、渡航の自由保証されているため強制力を持つのは難しい、もしくは「不可能」との記述が多かった。

日本だけでなく世界中が注目する人質事件が起きて、一年以内に、表立ってではなく裏では危険地域に渡航するジャーナリストに対して締め付けがあるだろうとは予想していた、が、いきなり旅券返納命令が出された。

我が家ではちょうど鍋パーティーの4次会くらいの頃、パーティーに初参加のKさんの携帯に速報で入って来た。いつか訪れるとは思っていたが、こんなに 早くその日がくるとは。
酔いも覚める。

しかも、この件で初めて返納命令を出されたのは杉本祐一さん。
かれこれ10年以上前だが、開戦直前のイラクで一緒だったジャーナリスト。
命令に従わない場合は、旅券法では5年の懲役もしくは300万円以下の罰金。
個人の生命、財産を守る為とはいえ、ちょっと怖い。
外務省幹部は「スラム国の支配地域を目指す渡航者の出国禁止措置を検討すべきだと」との考えをしめしているらしく。。

僕自身は、山本美香さんが亡くなり、後藤健二さんが亡くなった今、危険を冒してまでシリアに渡航しようとは思わない。取材に赴いたとしても今の日本では発表媒体がなく、間違いなく大赤字となってしまう。
しかし、怖いのは僕がトルコやヨルダンの友人に会う為にトルコやヨルダンに渡航する機会が出来た時。
ISの支配地域に入る可能性があるから、渡航の自粛を、そして旅券の返納命令などとなってはたまったものじゃない。
今回、杉本さんは外務省や警察の説得を受け入れず渡航の意志を貫いたため、返納命令となったが、
憲法の中で保証された権利に国が乗り出して来た今。
拡大解釈でフリージャーナリストが旅行にも行けなくなったら、本当困る。

もっと言えば、旅行やイスラム国での戦闘目的で渡航する人を日本政府として自粛を求めたり、旅券返納命令が出されても仕方ないかもしれないが、報道という仕事の為に現地に赴くジャーナリストにも適用されたら、大手マスコミ、フリーともに報道の義務にどう応えればよいのか。
アメリカは自国のジャーナリストが殺害されてもジャーナリストが現地に入り取材を続けている。
イギリスも。。

日本は外交だけでなく、報道の世界でも事なかれ主義を貫く国となるのか。
木村太郎氏は今日のテレビ番組で「外務省ごときが憲法に記述された権利を阻害するなどもっての他、ジャーナリストが現地に行かなければ、人々の知る権利に応える事ができない。」と強く発言している。
国や権力と全く違った次元で報道がなされなくなったとき、、社会がどうなるか。。
第二次世界大戦当時を振り返れば明白だ。
21世紀、日本だけでなく世界がいくつものパンドラの箱を開けている。
混迷の時代に突入しつつある。
そんな時ほど、報道は重要だと思うのだが。

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それでもフリーは戦場に行く

2015年02月06日 16:07

今年に入って記事を書かせてもらっているJapan In-depth。
山田厚俊氏が【それでもフリーは戦場に行く】~真実を伝えようとする人の姿勢を理解できない日本人~
と言うタイトルの記事を書いてくれた。
それでもフリーは戦場に行く

僕たちフリーが自ら書きづらい事を書いてくれた。
小泉政権時代に生まれた、生み出された「自己責任論」。
観光ではなく、仕事として現地に赴くフリーランスにも適用される言葉となってしまった。

そこには欧米と違ってフリーランスジャーナリストの社会的立場のなさプラス日本独特のお上に逆らうべからず。という精神が働いた事が大きい。

フランスではフリージャーナリストが戦地に取材に出て、誘拐、負傷などのトラブルに遭い無事帰国したとき、国の英雄が帰国したような扱いを受ける。
日本ではご迷惑をおかけしました!と謝罪会見から始まる。

朝日新聞の記者がシリアに入り取材をすれば同じメディアの読売新聞から批判があがる。
政治の世界もジャーナリズムの世界も足の引っ張り合いばかりで、なんとも情けない状態に陥っている。

日本人人質、殺害事件を経て、日本の大手マスコミがトルコ国境に集まり、なんとかIS(イスラム国)と関係を持つ人物のインタビューを取ろうと必死になっている。
今、必要なのはそんな情報なのだろうか。と思うが、各社ネタ取りに必死になっている。
トルコ領内だからと言って安全とは言えない場所で、我々フリーランスと違って大所帯で目立つ取材をしている。
次なる被害がでない事を祈るばかりだ。

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IS関連新聞記事より

2015年02月05日 17:39

地元にいなければ見る機会がなかった中日新聞。
朝刊コラム中日春秋に「これは想像力への挑戦ではないのか」との書き出しが。

日本人2人が殺害され、ヨルダン軍パイロットが檻に入れられ、生きたまま火を付け殺害する映像がネット上に公開された。
記事には「正視に耐えぬ映像の意味を考えるのに想像力はいらない。」
しかし、イラク戦争開戦以来の死者の数が152195人にのぼる。
テレビでは報道されない海外の事件も新聞の国際面が数行を使って伝えてくれている。

中日春秋の締めくくりにも「おとといだけでイラクでは158人に市民が殺されたという」と書かれてある。
そして
「悲劇が数で示される時、数字の本当の意味を考えるには想像する力が必要となる」
「イラク戦争に関わった政治家たちはどれだけそんな想像力を働かせただろうか」と

2003年のイラク戦争、戦後の対テロ掃討作戦の中でどれほど多くの一般市民が殺されていったか。
その一人一人の死の悲しみ、反米感情がISのような団体を生み出すエネルギーになった。

活字だけではどうしても伝わらない、伝えにくい現実がある。
だから、ジャーナリストが現場に行く必要がある。
外電ではなく、日本人目線で撮影してきた映像と情報が必要となる、、筈。

アレッポで山本美香さんが殺害された時、しばらくシリアの特集がくまれたが、、あっという間になくなっていった。
今回も後藤さんの意志を継いで、ISに関する特集が組まれているが、いつまでつづくか。。
伝え続けてほしい。

日本と中東諸国との関係は今まで以上に複雑になっていく。
日々、ニュースが配信され、日本人が中東に関心を持ち続けないと新たなトラブルが発生すると思う。
ISがイスラム教徒の代表である筈はないのだが、イスラム教だから。と曲解した人達が名古屋モスクに嫌がらせや脅迫をしている。
こんな時こそ、IS関連の怖いニュースだけでなく、中東のイスラム教の人達の優しさが感じられる映像をながしてほしいと思う。

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イラクの講演〜岐阜新聞、時事通信との会食〜ネコ

2015年02月04日 16:56

岐阜市民会館でイラク北部の状況、ISとペシュメルガが対峙する前線、国内避難民のなどのお話をさせてもらった。IMG_0250_201502041636450c8.jpg
邦人人質事件が最悪の結果になったばかり、会場には150人以上の人が集まり、新聞各社と5台ものテレビカメラがやってきた。
マイクが並べられ、まるでどこかの記者会見のような雰囲気。

こんな時だけ集まる日本のメディア、、と思ったりもするが、FBの書き込みには「せっかくだからマスコミを利用した方がいいですよ」とのコメントが多かった。

岐阜地区に行われるどんな小さな講演会にも毎回取材にきてくれる岐阜新聞。
偶然だが、岐阜新聞の記者は僕の高校の後輩。
といっても現役時代にはまったく接点がなかった。

長年の付き合いだが、今回初めて一杯やる機会ができた。
時事通信の人とともに飲んでいるとあっという間に終電がなくなってしまった。
久保田さん家にきますか〜?と誘って頂き、お言葉にあまえて自宅へ。

話をするうちに僕の同級生の坂巻を知っていると判明!
写真部で一緒だったらしい。
卒業後10数年を経て、そんな事実が。

後輩といいつつ僕よりしっかりして見える堀記者の自宅には、、なんとネコがいた。
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チョビの匂いがするのか僕のジャケットをクンクン。
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お布団の中に入って来て、一緒に寝てくれた。


誘拐事件以来
、感情を押さえ込んでいた僕。
ネコの優しさに触れて、亡くなったシリアの友人達、日本人の事を思い出した。
後藤さんが殺害された一報を聞いても出てこなかった涙が出てきた。

ネコとお話しているだけで、本当に安らかな気持ちになれる。
みんなが優しい気持ちになれたら良いのだが。。

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