ラジオ番組、難民なう!

2015年01月31日 18:38

京都に難民なう!というラジオ番組に出演させてもらった。
「難民なう!」などというとっても狭いターゲットのラジオ番組がある事に驚くとともに、
そんな番組に感謝。

東京から電話でインタビューを受けた。
収録後、「京都に来る機会があったら是非立ち寄って下さい」と言われた。
「実は和歌山で講演の後、京都を通って岐阜に立ち寄って東京に帰るんですよ〜」

「それなら京都でトークショーとかやりませんか?」
勿論、断る理由などなく、快諾。

と言う事で2月2日京都でお話をする事になりました。

日時: 2015 年 2月 2日(月) 19:00 19:00 -20:30 20:30 会場: 京町家 さいりん館 京都市中区冷泉町 65 (室町通二条上る東側) 京都市営地下鉄 烏丸線「御池」駅 2番出口徒歩 5分 烏丸線「太町」駅 6番出口徒歩 4分

お近く方は是非!
人質事件の事もあるので、シリア、イラクのお話をさせたもらいます。

久保田ショップ


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TBS、NEWS23が「人質解放」との誤報

2015年01月30日 04:30

大阪大学での講演を終えて、交流会に参加していた時間。
人質事件は明日は我が身の僕にとって人ごとではない、リミットも気になりテレビを見れない時間にネット上の
速報をチェック。

そこで出て来たのがNEWS23がイスラム国が新たな声明を出し、「アラーの名にかけて人質を解放します」と速報したらしい。
該当ニュースを見ていないので誰が読み上げたか分からないが「人質が解放されるとの意思表明がなされた模」と伝えたらしい。

番組の終了間際に内容を事実上訂正したようだが、人命が関わる事件に対してネット上に流れた情報を分析もせず、視聴率の為に「速報」として伝えるなど、言語道断。

NEWS23はイラク戦争以前、アフガニスタンの頃からお世話になっている番組だが、筑紫哲也氏が他界されてから残念な事に国際報道に関してはとても弱い番組になってしまっていた。
マンデープラスみたいな特集もなくなり、なんとか視聴率を回復させようとキャスターの顔ぶれを変えるものの、ニュースそのものにパンチ力がなく、視聴率は低迷していた。

NEWS23には顔見知りのスタッフも多く、僕がもっともお世話になった番組の一つだから、批判したくないが、
今回の誤報はちょっとひどい。
人命に関わる事だけに、どれほど多くの関係者がぬか喜びしたかと思うとやるせない気分になる。

数字(視聴率)の為に情報を分析せず、速報として流してしまったとしか考えられない。
中東学者の池内氏など「24時間の期限が多分11時頃だ、と見当をつけて、ツイッターで回ってきたいつもの宣伝映像を、空耳アワーで聞き取ってしまったようだ。TBSにはアラビア語ができる人が一人もいないのか。多分いないんだろう。」と書いている。

いや、います。相当凄い人がいるんです。
アラビア語ができるだけでなく、中東地域に何度も足を運び、現地の事に詳しい人が。。
その人が映像を見て、情報を分析する時間があったかどうか。

新聞よりテレビより一番早く伝わるのがネット上の情報になってきた現代。
TBSに限らず、個人でもリツイートなどで情報を拡散できる時代。
メディアリテラシーという言葉だけがようやく一人歩きしだした日本だが、初等教育、中等教育の現場ではで情報は鵜呑みにするのではなく、比較するなどして自分で読み解きなさい。とは教わっていない。

情報の伝搬速度が速くなった現代こそ、既存のメディアからのニュースはは勿論、ネット上のニュースも鵜呑みにするのではなく受け手が精査する力が必要だと思う。

後藤さんの解放まで眠れぬ夜が続くが、誤報ではない吉報が流れる事を祈ります。

久保田ショップ






大阪大学でイラクの講演終了。

2015年01月30日 00:12

大阪大学での講演が無事終了した。
僕自身からは言えないが、企画してくれた阪大の人が講演が始まる前に湯川さんのご冥福(まだ確証はない)と後藤さんの無事を祈って黙祷の時間を作ってくれた。

青年海外協力隊の仲間や大阪、神戸に住む友人達がかけつけてくれた。
大阪大学でイラク北部の現状を話す機会をもらったときには、誘拐事件は勿論、発生していなくて、誰もこんな状況になるとは夢にも思っていなかった。

講演後には交流会があり、一杯やりながら本音トーク。
敢えて、名前は伏せますが、大学の先生でこんなに偉ぶらない、先生と呼ばないで〜!っていう人を初めて見た。

楽しく本音で話す交流会の最中も時間が気になっていた。
新しくISが捕虜交換の期限はイラク北部のモースルの日没時間、日本時間の23時過ぎ。

大阪のホテルに帰宅する途中もネット上のニュースをチェック。
大きな動きがない事(悪いニュース)に安心しつつ半分失望(解放に至る良いニュースがない事に)。

ダマスカスで日本語を教えていた人も来てくれ、共通の友人がいることにビックリ。
世間はどころか世界は狭い。
人と人の出会いをつなでいくことが、世界平和の一歩なのかと思う、今日この頃。

久保田ショップ


海外から見たイスラム国(IS)、邦人人質事件

2015年01月25日 01:15

偶然、このタイミングでカンボジアに来ている。
カンボジアでも人質事件の事は有名になっていて、インターネット上の情報を得た人などは、事件に関してかなり詳しい情報を持っている。

僕の職業を知らないカンボジア人が「湯川さんは恋煩い、自殺志願者、仕方ない、でも後藤さんは可哀想」などと話して来る。
カンボジアでさえ、情報が伝わっている状態、インターネットを駆使した情報戦を展開するイスラム国が日本の国内世論、自己責任論を知らない筈がない。

自分には関係ない!と平和な日本からTwitterでネット上の戦争を展開するなど、目に余る言動が多い。
なんてブログを書いていたら、湯川さんが殺害されたらしい映像がネット上に流れていて、菅義偉官房長官が緊急記者会見をして「言語道断の許しがたい暴挙であり、強く非難する」と発言したという。第一報が入って来た。
湯川さんが殺害されたのが事実かどうかの確認は、、政府の中ではほぼできていると思う。
なんともやるせない気分だ。

日本のジャーナリストが2人を解放してくれるように声明を発表したりする中、ネット上に自己責任論が再び浮上した事を日本人として恥ずかしく思う。

ISが何故湯川さんを先にして、後藤さんに声明を発表させたのか、ネット上の情報をみるだけで、ISでなくても素人でも順番を決められそうなくらいだ。

その誹謗中傷とも思える情報は日本人が発信している。

後藤さんの声明として、もはや身代金ではなく、人質交換という新たな条件を提示してきた事を考えると、後藤さんはまだ大丈夫とみてよい気がする。

ISだけでなく世界が日本の反応を見ている。
言論の自由が保証された日本は素晴らしい国だと思う。
人命に関わる事に関して、、の発言、、、

人の命は地球より重い!という政治家の発言はこの先聞かれないのだろうか。

久保田ショップ




人質解放のカギを握る常岡氏の発言。

2015年01月22日 21:43

湯川さんが拘束されて以来、ニュースが途絶えている間に常岡氏が湯川さんを救出する為に何をしていたのか。
ここまでストレートに警察批判をできる常岡氏はすごいと思う。
「公安部外事3課は世界で最も無能な捜査機関と言っても間違いないと思います。」と
それでも人命の為なら協力を惜しまないと発言した常岡氏。

下記、原文をお読み下さい。
日本外国特派員協会での会見

久保田ショップ


イスラム国、人質事件、解決のカギ!

2015年01月22日 18:31

日本人2人の映像が公開されてからあっという間に一日半が過ぎてしまった。
今のところ日本政府の人質解放に対する大きな動きは伝えられていない。
安倍首相が関係各国に情報収集を依頼しているくらいなので、日本独自の交渉ルートがあるとは思えない。

事が事だけに何かしら進展があったとしてもすぐに報道にはあがってこないだろうが。

政府関係者、外交官でもパイプを持っていないイスラム国。
日本人でイスラム国とパイプを持っている人が2人いる。

中田考先生と常岡浩介氏だ。
2人はイスラム国にちゃんと許可を得て、その地域に入れる人物。

今回程大きく報道されていないが、北大生がイスラム国に入ろうとした事件で公安警察は常岡氏のパソコン等を押収している。
公安もプロだから常岡氏のパソコンからイスラム国との交渉ルートを抑えている筈。
しかし、相手がイスラム国となると、ルートを知っていても信用のない人の交渉に応じてくれるわけがない。

中田考先生と常岡浩介氏は共に敬虔なイスラム教徒でもあり、日本人として唯一彼等だけがイスラム国に信用されている感がある。

常岡氏は私とハサン中田考先生はイスラム国と交渉が出来ます」。「邦人の人命救助のためなら喜んで協力します」。と明言している。

常岡氏はかつてアフガニスタン北部で誘拐、拘束された事実もあり、ロシア当局からはテロリストと思われている人物で、日本政府としては頭痛のネタなる人物かもしれない。
しかし、彼が持っている情報とネットワークは半端じゃない。

身代金の問題等々、色々あり難しいとは思うが、成功いかんに関わらず、交渉に立てる人物を日本政府は使うべきだろう。
日本政府としては公安がガサ入れしてパソコンを押収した人物の力を借りるなどプライドが許さないかもしれないが、人命を考えたら、出来る事はすべてやるべきだと思う。

個人で色んな事が発信できるネット時代。
常岡氏が交渉ルートを持っていても日本政府、日本人に知られなければ何もできないが、常岡氏はネット上で
「私はイスラム国と交渉ができます!」と明言している。
この情報は久保田のブログも含め、急速に広がりつつある。

日本政府はそんなルートがあるとは知らなかった!なんて言い訳ができない。
今は出来る事を最大限にやってほしい。
尊い人命の為に。

久保田ショップ



イスラム国、日本人人質事件。

2015年01月20日 23:54

イスラム国
シリア内戦、イラクでの戦闘の報道に対して消極的だった日本にメディア。
72時間以内に2億ドルの身代金を払わなければ日本人2人を殺害するという映像が流れて来て、
急遽各チャンネルで特集が組まれている。

テレビでは様々な解説者が出て来てイスラム国の事を解説しているが、これまでシリア、イラク、そしてイスラム国に対する詳しいニュースを受け取っていない日本人視聴者には難しいかと思う。

日本にとって遠い国々、中東。
その遠さ故、メディアも日本人も関心が薄かったが、イスラム国の勢力拡大とテロ、人質事件が日本人にも及ぶ事になってきて無関心ではいられない時代に突入したと思う。

取り急ぎ、Japan in-depthに記事を書かせてもらったが、文字数の制限もあり、すべてを書ききれないのでブログで補足させてもらう。
【日本人もテロの標的になる時代に突入】

このような事件があり、突然イスラム国の特集が組まれると、多くの日本人は「やっぱりイスラム教、中東の国々は怖い」というイメージを持ってしまいがちだが、日本のメデイアが伝えきれていないだけで、中東地域の国々の日本ひいきはとてもすごい。

中東の国々で、日本人だからチャイはタダでいいよ、タクシーはタダでいいよ。なんて事を何度も言われている。ヨーロッパもアメリカも嫌いだけど、日本は好きだ!と言う人が多い。

第二次世界大戦の敗戦をきっかけに不戦を誓った日本。
戦後の焼け野原から復興し、世界で認められる優秀な製品を作り続ける日本。
イスラム圏との戦争に関与してこなかった日本。
だからこそ、中東地域の国々、人々から好かれてきた日本、そして日本人。

集団的自衛権の容認、イスラエルでの安倍首相のユダヤ人贔屓の発言、右傾化する日本を世界は見ている。
カイロでの安倍首相の発言は人道支援がメインという印象ではなく、過激主義を封じ込めるために「中庸が最善」などと発言していて、イスラム国が日本も欧米と同じ敵性国家と判断してもおかしくない。

日本人2人が無事解放される外交交渉が成功すれば、日本人だけは。。という感覚を維持できる。
諸外国から身代金は払うな。とプレッシャーをかけられている日本政府。
イスラム国に対して日本独自の交渉ルートがあるわけではなく、厳しい状況だが、2人が助かる奇跡の外交を期待する。

明日は我が身なので、考えたくないが、最悪のケースとなった場合、それはジャーナリストだけでなく、
すべての日本人がこの先、テロや誘拐の危険性の中で生活していくと言っても過言ではないと思う。


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イスラム国が日本人2人を人質に身代金を要求

2015年01月20日 19:11

昨年、イスラム国に拘束された湯川遥菜に続き、後藤健二さんらしき人物が拘束され、2人の映像が流され、
72時間以内に2億ドルの身代金要求があったようだ。

第一報から、僕の所にマスコミ関係者から問い合わせの連絡が入る。
その多くは「後藤健二の事しっていますか?」だ。
名前を聞いた事あるくらいで、お会いした事はない。

日本人が人質になったりして、初めて現地が注目され、突然ニュースが増える。
しかも、そのニュースは一過性。
日頃、イスラム国やシリア、イラクの現状のニュースを受け取っていない日本人には現地で何が起きていて、
何故イスラム国が台頭してきたのか理解するのは難しいと思う。

日本のメディアでは伝えられない現地の状況を大阪大学で講演させてもらう。
1月29日17時〜大阪大学、吹田キャンパス、ユメンヌホール。

京都に難民なう!という面白いラジオ番組があって、先ほど電話インタビューを受けた。
人質事件があって、電話がなりまくる日。
なんとも皮肉なタイミングだと思う。

ジャーナリストが現地で取材する危険性が流れ弾から誘拐になりつつある現状。
日本人だから大丈夫、という時代ではなくなってきた気がする。

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シリアのDVD好評発売中

SF作家・平井和正氏のご冥福を祈る。

2015年01月19日 02:50

高校生の頃だったと思う。
理系志望の僕はSF小説にはまっていた。
1人の作家の本を読んで面白いと思うと、その人の本を買いあさっていた。

幻魔大戦で有名な平井和正氏だが、僕の心を鷲掴みにしたのは『アンドロイドお雪』。
眉村卓氏の「わがセクソイド」と同様のテーマで描かれつつも、両者の視点の違いがあって切なくも面白いと
思った小説だ。

『アンドロイドお雪』は1968年に立風書房から刊行された。
物理学者になりたかった僕がまさかのカメラマンになり立風書房のバイク雑誌の撮影をする事になるとは夢にも思っていなかった。
76歳という若さで逝ってしまわれた。
どんな天才がこの本を書いたのか、いつの日かお会いしたいと思っていた半村良氏に続き、無限の想像力を持っているのではないかと思ってしまう平井和正氏にも会えなかった。

いつの日か、ではなく、会いたい人には、会えなくても、ありとあらゆる努力をして会おうと試みるべきだったと思う。
現在進行形で活躍中のSF作家でもお会いしたい人がいる。
トライしてみようと思う。

改めて、平井和正氏のご冥福をお祈りします。

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オマーンを出たピースボート

2015年01月13日 18:23

オマーンを出航したピースボート。
次なる寄港地スリランカまではちょっと長めの船旅が続く。

ピースボートの行程表を見た時は暇かな〜と思っていたが、この長い船旅こそがピースボートの醍醐味かもしれない。
船内ではイベントが目白押し。
勿論、僕の講演もあるのだが、参加者がつくるイベントが多い。

オマーンを出航してからの最大のイベントは船内ライブ。
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晴れ渡る青空の元、いくつもの船内バンドが登場しライブが繰り広げられた。
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暑い!音楽も熱い!
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未経験者が船内で経験者に教わりながらバンドを結成する。
付け焼き刃かと思いきや、レベルの高さにビックリ。
Qちゃんの歌声にはちょっと涙腺が緩む程だった。

船内イベントはまだまだつづく。

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サラーラの市場へ

2015年01月05日 21:47

あまり観光スポットらしき場所がないサラーラ。
市場へ向かった。
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お昼も過ぎて、市場は閑散としていた。
そんな中、wC3402_20150103024446bc2.jpg
サラーラ猫に出会えた。
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4人で猫を撮影。
地元の人からみたら、不思議な風景だったと思う。

最後にデザートを食べて、ダッシュでタクシーをゲットし、帰船時間ギリギリに港に戻った。
ピースボートは次なる目的地スリランカまでの長旅に出る。

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2015年もよろしくお願いします。

2015年01月03日 02:43

あけましておめでとうございます。
今年も久保田ブログをよろしくお願いします。

Facebookの登場によって近々の情報アップはブログよりFacebookがメインになりつつありますが、写真を交えた日記などはゆっくり見てもらう記事はまだまだブログかと思っています。


昨年スタートしたピースボート日記もまだゴールしていませんし、海外の情報、写真、本業の取材記事など、これからもアップしてきたいと思っています。

昨年に続き、初詣なるものに出かけた僕。
昨年同様、これ以上、世界で戦争を起こさないで下さい!と壮大なるお願いをしてきた。
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2日の日暮れ寸前に訪れたため、混雑もなく本堂までたどり着けた。
そして、今年は高台にまで上がる事ができ、写真を撮ってみた。
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コンパクトデジタルカメラで撮影。
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iPhone6のカメラで撮影。
iPhone6はまさに押しただけ、コンパクトデジタルカメラはノーマル設定では明るすぎてしまったのでー2段露出補正。
撮影時間だけ考えたら間違いなくiPhoneの勝ち。
様々なモードがあるコンパクトデジタルカメラだが、使いこなす手間を考えたらiPhoneに軍配があがってしまうのは間違いない。
夜景というちょっとハードなコンディションでもこれだけの差しか出ない。
デイライトならiPhoneで十分な撮影ができてしまう。

そんな時代だからこそ、プロが撮影した被写界深度をコントロールしたような写真が光るのかもしれないと思う。
ジャーナリスト業界は勿論、写真業界全体をみても良い時代とは言えないが、長年取材に、映像に携わってきた人だけが撮影できるモノがあると信じて今年一年頑張ります。
Facebookにはコメントが付きやすいのですが、匿名でコメントできるブログにはなかなかコメントが付かず寂しく思っています。
誹謗中傷は困りますが、気軽にコメントも頂けたら幸いです。

今年も宜しくお願いします。
久保田弘信


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