最後の力

2014年07月31日 03:28

今、世界は揺れている。
21世紀最大の転換期であると言っても過言ではない、そう思う。
アラブの春に始まったうねりは第何次かの中東戦争にまで発展しそうな勢いだ。

人が、国が、お互いを信じられず、自分だけが、自分の国、そして自分の国と同盟の国だけが生き残れれば良いという方向に向かっている。
僕が生まれた国、日本も戦後70年を前にして、大きな転換期をむかえている。

アフガニスタン戦争以来10年以上見続けて来た現場。
数えきれない程の死を見つめ、多くの別れを経験してきた。
そんな現場に二度と足を踏み入れたくないと思う僕がいる。

でも、多くの別れを経験してきて、人、人一人がこの世を去ると言う事が、どれ程大きな事かを実感してきた。
何かを伝える事によって、何かが変わるなら。
そんな今だから、足かせのない、フリージャーナリストとして、今動きたい。

正直なところ、来年はわからない。
今年一杯トライしてみたい。
写真展を訪れてくれた友の言葉を読んで、まだ何かができると思えた。

戦争によって奪われた命の悲しさ、残された家族、友人の悲しさ。
現場を見て来た人間だから、伝えられる事がある。と思う。

そんな僕に、最後の力を与えたまえ!
未来を想う
伝える力を


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フリージャーナリストの行方2

2014年07月30日 19:00

先日、某テレビ局のプロデューサーにシリアの報道をお願いした時、
「久保田さんがシリアの情報が重要だというのは良くわかりますが、シリアでは視聴率が取れないから、うちの番組では放送できないです」と断られた。

その後、同じテレビ局から電話があって、「久保田さん、誰かウクライナに行っている人知りませんか?」と聞かれた。
内戦が続き、毎日多くの人が殺されているシリアは報道価値が薄く、マレーシア航空機が撃墜されたウクライナ、アメリカが関わるパレスティナは報道の価値が高いようだ。

フリージャーナリストとして儲けたいなら、注目を浴びて、報道しやすい国に取材に行くべきだ。
が、大手メディアが報道価値やリスクの高さを考えて報道しない国に行く事こそフリーの役割だと思う。
先日、CSで映像を使ってもらって、生出演したけど、飛行機代にもならなくて。。と僕が言うと。
「久保田さん、ギャラ貰えているだけいいですよ。僕は契約書を書かず、ギャラ貰えなかった事だってあるんだから」と村田さんに言われた。
マジか〜!ディスカウントされた事はあっても、貰えなかった事はさすがにない。

自腹で取材に赴き、危険と隣り合わせで取材してきた結果をどう思っているのやら。
問題はメディアだけではなく、日本社会全体にある、著作権に対する意識の低さだと思う。

写真を使わせて欲しいと連絡があり、予算を聞くと「うちは非営利団体なので、タダで貸して欲しい」と言われた事がある。
「僕も写真は使って頂きたいですし、現地の事は知って欲しいです。が、取材にかかった経費を考えるとタダはちょっと。。」
プロとして、無料で写真は貸せない。
分かりました!予算がないのは仕方ないです、ただ、僕もプロとして仕事で写真を撮っているので、タダは無理です。10円でいいから使用料を下さい。と言って、本当に10円頂いた事がある。
だいたいは、もう一度会議にかけてみます。となり、薄謝で申し訳ありませんが、と5000円とか10000円という結果になる。

これは講演も同じ。
非営利でやっているからノーギャラで来て下さい。交通費も出せません。
なんて団体もある。
今日の明日で体が空いていたら、講演に行くのも構わないが、大体1〜2ヶ月前から日程を押さえられる。
ノーギャラの一日の為に、数万円の撮影を断る事にもなってしまう。

シリアの事など、既存のメディアでの報道が少ない分、講演は是非したい。
全国行脚してでも、直接、現状を伝えたい。
気持ちとしてはボランティアでやりたいけど、莫大な取材費がかかっている。
しかも、次なる取材に行けなくなってしまう。

僕はもともと、金銭面での交渉が得意ではない。
そのため、講演依頼と写真貸し出しの窓口を友人に作ってもらった。
chxbi(ちょび)報道写真事務局

しかし、中には真面目でお付き合いしやすい非営利団体もある。
取材させて頂いたバーターで、写真の使用料を1万円で良いですよ〜と伝えたところ、
さすがに、1万円じゃ申し訳ないので3万円にさせて頂きます。とメールが来た。

フリージャーナリスト、ましてや戦場に赴く人達で大儲けしたいと思っている人など一人もいない。
最低限の収入があり、取材を継続できたら、それだけで嬉しいと思っている。
絶滅危惧種への一途を辿っているフリージャーナリスト。
少し前のブログにも書いたが、取材結果を売る媒体がなくなりつつある今。
生き延びる為には「たにまち」が必要だと思う。
「たにまち」募集中〜!嫁さん募集中〜!

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フリージャーナリストの行方

2014年07月30日 11:49

イラク戦争以来、10年振りに写真家の村田真一さんと再会した。
JIM-NETが主催するトークイベントに参加し、村田さんやイラクから来た医師の話を聞いた。

日頃、舞台に立つ機会が多い僕だが、たまには観客席に座るのも勉強になって良い。
映像スクリーンの位置が低くて、後ろの方にすわっている人は見えづらいとか、マイクの音声とか、良い所、悪い所、いろいろと気がつく。

会ば無事終了した後、当然のように村田さんの所には個人的にお話したい人が集まる。
僕としては一番に「お久しぶりです〜」と駆け寄りたいところだが、人の波が引くのを待つ。
そろそろ、会場から出なければならない頃、ようやく人の波が落ち着いた。

10年という歳月は長い。
村田さんは独特の風貌を持った人だから良いが、僕など、普通のお兄さんにしか見えない。
僕自身、良く経験する事だが、相手は僕を知っていてくれたり、覚えていてくれても、僕は「あれ?この人誰だっけ」なんて事が多々ある。
「お久しぶりです〜」って声かけて、あれ?って顔されたらショックだな〜などと思いつつ村田さんのところへ。一流の写真家は視野が広いし、人の動きをよく見ている。
僕が声をかける前に村田さんが僕に気づき、「お〜久保田さんお久しぶりです〜」と声をかけてくれた。

村田さんも、僕も今年、約10年振りにイラクを訪れていて、お互いに10年振りに日本で再会できた。
村田さんは僕より少し上の世代の人で、ヤンマガだったかな〜?後ろの方にカラーページで戦地からの報道のt句集ページを持っていたり、ちゃんと紙媒体で食えていた人だ。

戦場カメラマンは僕も含め、写真上手じゃなくて、被写体や、人が行けない場所だから写真が売れていたりするが、村田さんの写真はキレる。
同じ場所にいたからこそ、分かるが、あの状況でこの光を見たか?と感動する事が多々ある。
カメラマンじゃなく写真家と呼べる人だ。

そんな村田さんでさえ、近年、写真を扱ってくれる媒体がなくて、生きてゆくのがやっとで、なかなか取材に行けていないという。
そっか〜僕だけじゃなくて、村田さんレヴェルでもジャーナリストとして行きのるのは大変なんだ〜。
と、少し安心してしまった。

僕があまりにも報道にピュアでこだわりすぎていて、現在の媒体の人と性格が合わなくて、仕事貰えてないのかな〜と反省する事もあったから。。

村田さんのような一流の人が現場に行く事ができず、日本で細々と取材に行く為の資金稼ぎをしなければならない状況は日本のジャーナリズム界にとって大きな損失だ。

フリージャーナリストの行方2へ続く
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「her」

2014年07月28日 16:56

名古屋を訪れ、名古屋市科学館のプラネタリウムに行く事にした。
小学校の低学年の頃、父親に連れて行ってもらい、生まれて初めてプラネタリウムを見た。
その感動は凄まじく、子供心に天文学者、物理学者になろうと思い込む程だった。

中学生になると、名古屋まで専門書を買いに行き、相対性理論の本を読みまくった。
ローレンツ変換を求めようとしてマックスウェルの方程式を眺めても何も理解できなかった、が
図解による解説で、時間の遅れが起こる事だけは理解できた。

子供の頃、科学館から受けた印象は強烈で、そのまま理系に進み、大学では物理学を学んだ。
人生には多くの落とし穴があり、大学院に行く事もかなわず、何故かジャーナリストになってしまった。

幼い僕に大きな夢を与えてくれたプラネタリウム。
そのプラネタリウムは2011年3月にリニューアルオープンした。
あまり知られていないと思うが、 ドーム内径35mのプラネタリウムは世界最大だ。

名古屋に住む友人と待ち合わせ、科学館へ。
僕も色んな友人に科学館に行きますと伝え、名古屋の友人も久しぶりにプラネタリウムに行って来る!と友人達に話していたそうだ。
わくわくしながら、科学館に到着すると、なんとなく雰囲気が静か。
ま、まさか、と思ったら、見事に休館日だった。
僕も友人も、地元名古屋のみんなに話していたのに、誰も休館日だよ!と教えてくれなかった。

落胆しつつ、映画でもみるか〜?と
友人が近くにあるミリオン座という、ちょっとマイナーな映画館に行ってみたいと。
プラネタリウムに行けなかったショックの僕は正直なんでもよかった。
いいよ〜行こう!

ミリオン座の前でどの映画にしようか?とポスターを見た時、僕の目に「AI」という文字が入って来た。
人口知能AIと人間が恋に落ちるという物語。
さっきまでのショックがなかったかのように「これにしよ〜」と言ってしまった。
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ちょうど、美術館の事を記事に書いてくれた信濃毎日新聞に「her」の事が書かれてあった。
AIでも嫉妬するのか。姿のない相手とどうデートするか。
そして、女性の評論家らしく、この映画のテーマカラーオレンジに言及していた。
しかし、この映画のもう一つの大きなテーマ。
人はAI人工知能に感情を持たせる程の物を作り出して良いのか。には触れられていなかった。
数秒の間に人間の何十年分の経験や演算ができるAIはいずれ神に近い存在になっていってしまうのではないか。

量子コンピュータが実現化しつつある現代。
メモリーの要領は無限大になっていく。
人が人を超える物を作り出した時、世の中はどう変わって行くのか。

かつてアイザック・アシモフがロボット三原則を提唱した。
第一条 ロボットは人間に危害を加えてはならない。また、その危険を看過することによって、人間に危害を及ぼしてはならない。
第二条 ロボットは人間にあたえられた命令に服従しなければならない。ただし、あたえられた命令が、第一条に反する場合は、この限りでない。
第三条 ロボットは、前掲第一条および第二条に反するおそれのないかぎり、自己をまもらなければならない。

前世紀に生まれたアシモフが思った危機は日々実現化しつつある。
ターミネーター、スピルバーグのAI、そして今回の「her」
小説、映画の中で何度も警鐘がならされている。
それでも人はAI開発に突き進む。
「her」の結末のようになる事も。

時のいたずらで出会えた一本の名作。
友人と、「科学館休館日で良かったね〜!」と、結果オーライに感謝。

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南こうせつ&写真展

2014年07月27日 14:02

ご縁があって、南こうせつさんが武道館でのライブに僕の写真を使って下さった。
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「あの人の手紙」という戦争をテーマにした曲。
そのイメージとしてアフガニスタン、イラクの写真を武道館のビジョンに映し出してくれた。
「あの人の手紙」が歌われる前、武道館は暗転し、齊藤ネコさんが僕の写真を床に並べて、現地をイメージしながら作ってくれたイントロの曲が流れた。
何の説明もなく、いきなり映し出された写真にライブに来たお客さんたちは、え?何?イラク?
と想像を膨らませた。
南こうせつはお茶目な方で、現地の写真だけじゃなく、僕自身の写真まで使ってくれた。
会場の人達が、戦争!戦渦の子供達の写真だよね〜。と理解し始めた時、こうせつさんが舞台に登場し、
「あの人の手紙」を熱唱した。
こうせつさんは「あの人の手紙」を歌い終えた後、日本は経済大国でなく「平和大国」を目指すべきだと思う!
と語った。
自分の写真を平和へのメッセージと共に使ってもらえた事は一人の写真家として何よりの喜び。

今回の八ヶ岳での写真展のテーマは戦渦のこどもたち。
南こうせつさんには是非見て頂きたく、案内を差し上げた。
wお花
最後にラジオ番組でご一緒して以来、長らくご無沙汰してしまっているが、南こうせつさんもお花を下さった。

美術館の玄関には小山茉美と南こうせつさんのお花が並んでいる。
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wツーショット2
日々忙しいお二人だが、本当に写真をみて頂きたい。
今回の写真展は9月7日までと会期がとても長い。
大自然の中にある美術館で、僕の写真達が皆さんの来場をお待ちしています。

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シーズン初イワナ

2014年07月26日 13:50

八ヶ岳の写真展、オープンレセプションに向かう日。
何故か午前3時過ぎに目が覚めてしまった。
二度寝したかったが、眠れる雰囲気じゃなかった。

高速道路の渋滞も面倒だし、朝方に出発するのも悪くないと思い、4時前に八王子を出た。
しかし、そのまま美術館に行っても誰もいない時間なので、今シーズン初の渓流へ入った。
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夜が空け、少し明るくなった源流に入って行くのはちょっと怖い。
以前も、台風で崖崩れがあり、林道に脱出できなかった渓流なのでなおさら。

あっと言う間に登って来た太陽の暑さを感じながら渓流の奥へ。
本当に細い沢で、振り込みポイントが少ない。
沢を遡上する事20分。
最初のアタリが来た。

竿を立てるスペースもなく、大変な思いでイワナを取り込んだ。
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その後、2時間程、遡上して7匹程イワナを釣った。
小さいのは放流し、3匹だけお持ち帰り。
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某テレビ局のPの別荘にお邪魔し、そこで塩焼きに。
お金では買えないお土産を持って行きたかった。
飲み物はナパセラーズのシャルドネ。

マリアージュは最高で。
Pは「久保ちゃんありがとう〜!こんな美味しいイワナ食べた事ないよ〜」と涙ぐみながら感動してくれた。
僕なんかが想像つかないくらい、高級料理を食べているPが天然のイワナに感動してくれたのが、とても嬉しかった。
大自然の中で生きてきたイワナを大自然の中で炭火で頂くのは最高。

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めぞん一刻

2014年07月25日 03:22

八ヶ岳の写真展に顔を出し、そこから軽井沢に移動し、軽井沢から移動し、埼玉の浦和で営業の仕事をした。
浦和での営業の仕事を終え、我が家への起点となる新宿へ移動。
新宿で友人に会おうかと思ったが、なかなかタイミングが合わず普段は行かないブックオフへ行く事にした。
新宿西口にブックオフができたのは知っていたが、今まで立ち寄る機会がなかった。
別段、欲しい本があったわけではないのだが、ご飯を食べて帰るには少し早いので、古本屋へ立ち寄ってみた。

偶然の出会いが

こんなところでも増税を実感する。安売りの本の値札が108円と書かれてある。
さすがは新宿!ブックオフの中はかなり混雑していてとてもゆっくり本を見れるような状態ではなかった。
諦めて帰ろうかと思ったとき、本棚の108円の漫画が目に入った。
「めぞん一刻」
大学1年生の時、学生寮で午後7時にめぞん一刻を見ていた。自分の部屋のテレビのボリュームを消しても隣の部屋から音が聞こえるほど先輩たちもみんな、めぞん一刻を見ていた。
大学時代にテレビ見て。かなり経ってから劇場版見た。そしてまたかなりの歳月が流れてから漫画の原作を読んだ。
その原作の最終巻を108円で購入してしまった。
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実はこの原作、友人宅で読んだことがあり、テレビとの相違点、原作ならではの表現を全て知っている。
内容を知っているにもかかわらず、電車の中で原作を読んだ僕は、長年追い求めた理想の世界がそこにありるのを再認識し、戦争というものの為に理想とは多く大きくかけ離れた生活を送ってる自分を思い、なんとなく切なくなって少し涙ぐんでしまった。
半分は物語に感動しての涙なんだけど。。

決して器用ではなく、実直な主人公。ハチャメチャだけど、主人公の事を思う一刻館の仲間達。
そして、ちょっと天然が入った可愛い管理人さん。
五代君がプロポーズする時、保育士(当時は保父と書かれている)の試験に合格して、ちゃんと就職するのが条件となっている。
今思えば、結構、現実的。

プロポーズのシーン。
響子さんが「お願い、一つだけ約束守って」
「一日でいいから、わたしより長生きして。もう一人じゃ生けていけそうにないから。。」
言われてみたい〜。むむ、違うかも、僕が言いたい台詞かも。

理想の女性と結婚する為には生活基盤を安定させなければならない。
あ!ダメだ今のままジャーナリストの仕事を続けていたら、一生結婚なんてできない。
そんな当たり前の事を漫画読んで再認識した。

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スーパーコンパニオン、もといスーパースポンサー!

2014年07月24日 16:29

朝起きると、枕元のメモ用紙にスーパーコンパニオン、もといスーパースポンサー!と書かれてあった。
勿論、僕が夢うつつで書いた文字。

寝ぼけた頭で、何の事だったかな〜?と思い出す。
2〜3分で思い出した。

9月ピースボートに乗る為にトルコへ飛ぶ予定。
せっかくだから、トルコのお隣の国シリアやイラクを取材したいと思った。
が、しかし、昨年からシリア取材で赤字を沢山出してしまった僕には時間は作れるものの、取材費を捻出する
余裕がない。

取材結果が既存のメディアに使ってもらえ、次なる取材ができるのが理想だが。
先日、CSのテレビで映像を使ってもらい、生放送に出演したが、そのギャラは飛行機代の5分の1程度。
担当ディレクターが僕のブログを読んでいてくれて、先方から番組枠を作ってくれた。
とてもありがたい!が、取材費の事を考えると厳しい。

これはもう、スポンサーを付けるしかない。
しかも!スーパースポンサーを。
そんな事を夢の中で考えていた結果のメモだった。

以前、友人のジャーナリスト常岡さんが、○○さんはいろんな人のカンパで月に20〜30万円もらっている。
そのカンパで取材に行く事もあるが、日本でニートのように生活している事も多々あるらしい。
久保田さんも、そうやっていろんな人に協力してもらって取材に行ったらいいですよ!
と言われた。

そんな事はできないな〜!と思っていたのが、一年程前。
今は、スーパースポンサーが欲しい。
多少の危険や時間はなんとかなる、が取材費だけはなんともならない。
来年は、わからないが、今は取材に行きたいと思う。
せっかくトルコまで行くのに、そのままピースボートに合流して日本まで戻って来るのはもったいない。

このブログを読んで、スポンサーになってくれる人、もしくは、あの人、あの会社ならスポンサーになってくれるかも、なんて情報があれば、是非ご連絡ください。
久保田のアドレス

人の優しさ。

2014年07月24日 03:06

久しぶりに地元八王子で一杯飲んだ。
いろいろな付き合いがあって、都心で飲む機会は多いが,地元八王子で飲む機会はかなり少ない。

まだ寒い2月に飲んで以来、ダーツ仲間の友人と久しぶりに飲む事となった。
夕方6時に待ち合わせ、まだ空が明るい時間から飲み始めた。
仕事の関係が一切ない友との時間は楽しく、ふと気がつけば4件目。

4件目のお店は、これまた数年振りに訪れるお店。
このお店にも昔のダーツ仲間がいる。

お店に入るなり「え〜Pちゃん?久しぶり〜」と出迎えてくれた。
ダーツしながら、昔話をしながら、飲む。

ふと、友が「ラガットちゃん、大変だよね〜Pちゃん良い事しているね〜、これ少ないけどラガットちゃんの為に使って」と、ティッシュにくるまれたお札を渡してくれた。

ラガットちゃんの事知ってくれているんだ〜と僕が言うと
「ちゃんとブログ読んでるよ〜」
マジ〜。だったら、コメントくれたらいいのに〜。

儲けにならない海外取材ばかりしているので、友のお店にも長らく顔を出せていない。
そんな不義理をしているのにも関わらす、ラガットちゃんへの募金をくれる友。
酔った中でも目頭が熱くなる。
勿論、ふつーの顔してたけど。

ラガットちゃんの手術は2回目ということもあり、正直、募金の集まりは一回目よりきつい。
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僕自身、自分の生活さえやっとなのに、何やっているんだろう〜!と思う事多々。
ジャーナリストという仕事を選んでしまった事にさえ後悔の念が顔を出す事も多い。

日々、もうやめようと思っている。
そんな時、何年も会っていない友人がブログを見てくれていて、決して裕福な生活をしている訳ではないのに、ラガットちゃんの為に募金をしてくれる。
帰宅して、ティッシュを開いてみると、日本での最高額紙幣が入っていた。

人と人の想いをつなげられた。
そんな風に思う時。
日々、やめようと思っている、この仕事していて良かったな〜!と思ってしまう。




スカイマーク

2014年07月23日 19:00

変わったのは制服だけじゃなかった。

最後にスカイマークを利用したのはいつだったろうか。
インターハイの撮影で熊本を訪れた時だったか。
シートピッチは狭く、何故か目の前の席にお相撲さんが座っていて。
正直二度と乗りたくないと思っていた。

今回、福岡を訪れることになり、予算の制限もあり、仕方なくスカーマークを利用した。
A330-300に乗り込んでビックリ。
ビジネスクラスのシートが多い!
前列から20列以上がビジネスクラス。
スカイマークも方針が変わったな~と思いつつ。
後方の自分のシートに向かう。
なんと、僕のシートもビジネスクラス?
よく見ればすべてのシートに大きな肘掛けとフットレストが付いている。
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これは日本の2つのメジャー会社のプレミアムエコノミーシートを超えてビジネスクラスのシートに近い。
シートピッチ38インチ96.5センチもある。
全く知らなかったが、A330の運用はスカイマークが国内初だそうだ。

格安航空機なのでドリンクサービスはないが、たった100円でアイスカフェオレが飲める。
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国内大手航空会社2社と比べると、値段の差を考えれば100円でドリンクを飲んでも充分おつりがくる価格だ。

最近、消費税が上がって自動販売機でさえ130円であるのに、手作りのカフェオレが100円で飲めるのはかなりの割安感を感じる。
世の中には経験しなければ分からない事、誤解している事が沢山ある。

A330は羽田〜福岡線で就航中。
さらにスカイマークはもう一機A330を導入予定。
気になる制服は。。確かにミニだったが、違和感はなかった。
かつて、大手2社もミニスカート制服を導入していた、スカイマークだけ叩かれるのも違和感。

再び福岡に行く機会があったら、またスカイマークを利用したいと思う。

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8月3日仙台にて講演

2014年07月23日 07:00

山形での講演の翌日は仙台での講演。
せんだい地球フェスタ2014というイベントの中でお話をさせてもらう。
10時~11時 写真展(イラクで撮影した写真を展示、僕は会場にいます)
       ワークショップ(写真展の会場に来てくれた方にクイズ等)
11時~12時 久保田 第1回目講演

12時~12時半 西村さんスカイプでIVYの活動紹介→現代テクノロジーを駆使してイラクと中継。
12時半~13時 (会場の様子を見ながら)久保田さん、西村さん質疑応答

13時~16時まで午前の部と同じスケジュールを繰り返しをするそうで、
近年稀な講演のダブルヘッダー。
準備が大変だが、午前と午後、同じ話をするのではつまらないので、基本ベースを守りつつ、アレンジした
お話をする予定です。

かつて青年海外協力隊で活動していた西村さんとのご縁でIVYの活動を取材させてもらった。
シリア難民全体の問題、イラク北部での特徴など、映像を交えて分かりやすくお話したいと思っています。
お近くの方は是非。

講演会・報告会・写真展・ワークショップ
講師 久保田弘信さん(フォトジャーナリスト)
場所:仙台国際センター 1階会議室 022-265-2480

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8月2日山形にて講演。

2014年07月22日 12:48

我が人生で初めて、山形で講演をさせてもらう事となった。
イラク北部でシリア難民支援活動を継続している、認定NPO法人 IVYが主催。

かつて青年海外協力隊で活動していた西村さんとのご縁でIVYの活動を取材させてもらった。
シリア難民全体の問題、イラク北部での特徴など、映像を交えて分かりやすくお話したいと思っています。
お近くの方は是非。
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翌日、8月3日は仙台にて講演予定です。

場所:山形市国際交流協会 会議室
山形市城南町1-1-1 霞城セントラル2F
TEL: 023-647-2277
(JR山形駅西口通路直結)

マレーシア航空機撃墜〜国連安保理

2014年07月22日 09:38

国連安保理は21日、ウクライナ東部のマレーシア機撃墜を非難する決議を全会一致で採択、親ロシア派武装勢力に対し墜落現場への「安全かつ無制限」の立ち入りを認めるよう求めた。

安全保障理事会には「拒否権」というものすごい裏技があり、過去にも世界が必要としている決議が見送られてきた。
さすがに今回は上記の決議に対してロシアも賛成票を投じた。

巡航高度3万3千フィートを飛ぶ航空機を撃墜できる地対空ミサイルはすごい。
マレーシア航空機がターゲットとして狙われた可能性は限りなく0に近く、どちらかは分からないが武装勢力が狙ったのは別のものだったと思われる。

10年先まで真相は明らかにならないかもしれないが、ターゲットがプーチン大統領だった可能性も否定できない。ロシアの大統領専用機がたった30分の時間差で同じルートを飛んでいた。→という情報も。
3万3千フィートでも安全圏とは言えない現代。
大統領専用機はチャフやフレアを搭載しているのだろうか。

原因はともかく、多くの民間人の命が奪われた事は事実。
世界のあちこちで起きる戦争や紛争、事実が隠蔽されない為にもジャーナリストが動かなければならないと思う。
今回の事件でも音声を傍受、報道、傍受した音声そのものがねつ造、等、情報が交錯している。
朝日新聞の記者もそうだが、第三者的な目線で取材するジャーナリストが必要だ。

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それは

2014年07月19日 00:43

異世界の言語だった。
最後の時、何を話したかどうしても思い出せない。
ただ、屈託のない笑顔がそこにあった。

二度と会えない友達の事を思い出すと、どうしようもない喪失感に襲われる。
できるだけ、心を空白にしたくない。
久しぶりに自宅のお風呂に浸かり、心を空白にしてしまった。

出会った時、再会した時、訃報を聞いた時。
様々な事が一瞬のうちに思い出されるが、最後の言葉がどうしても思い出せない。
そもそも、言葉を交わしていなかったのかもしれないとさえ思う。

出会った喜び、出会えた喜びが大きいから、失った悲しみも大きい。
いつの日か、この喪失感に馴れる日がくるのだろうか。
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世界はシリアで、イラクで、パレスティナで、ウクライナで、世界は喪失感を大量生産している。
極東の島国にいる僕の何倍もの喪失感が生まれ、やるせない気持ちは喪失感を生んだ敵への憎しみにさえ変貌していく。

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写真展の裏舞台

2014年07月18日 16:40

日本の場合、写真展は絵画展と違って殆どが無料。
写真家としては自分の作品を多くの人に見てもらえる貴重な機会だが、費用を考えるとなかなか開催できない。

作家として、会場にできるだけいたいと思うが、その期間無収入となってしまうので、これまたきつい。

写真展準備の手順としては、まずは作品選び、通常30〜40点程の写真をセレクトする。
長年、写真家として活動している人程、手持ちの写真が多く、展示する写真を絞り込むのに手間がかかる。

そして、実際に写真をプリントする。
フィルム時代はプロラボにプリントを依頼していたが、デジタル時代になって自分でデータを作り、プリントするのが主流となってきた。
僕の場合、フィルムの写真とデジタルデータの写真、両方があり、色のバランスなどを補正するのにまた手間がかかる。

東京の中心部でギャラリーを1週間借りると10万弱の費用がかかる。
プリントは額装を含め安く抑えても一点1万円程。
様々な費用を考えると1週間の写真展で50万円程の費用が必要となってくる。
一昔前と違って、写真展にスポンサーが付く事も稀なので、若手の写真家が写真展を開催するのはかなりの根性が必要となってくる。
日々、撮影の仕事に追われる若手はなかなか写真展を開催する事が難しく、どうしても高齢?の写真家の写真展が多くなる。

今回の写真展、プリントは友人の写真家とその事務所のスタッフにお世話になり、額装、展示は美術館のスタッフにお世話になった。

静岡の事務所でプリントした写真たち。
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全紙など、サイズも大きく、梱包して長野に送る作業も大変。
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ダンボールを切り貼りして、なんとか梱包。

和紙のプリントを含め、かなりの価値がある写真達。
友人の小口氏が「本当は宅急便じゃあ保証できないレヴェルの荷物だからね〜」と。
宅急便の補償額の上限は30万円。
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トラブルがあっては大変と中身は写真なのだが、「精密機械」のステッカーを貼ることになった。


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小さな絵本美術館での写真展。

2014年07月18日 01:22

八ヶ岳にある小さな絵本美術館での写真展が始まって、もうすぐ2週間。
普通の写真展だったらクロージングパーティーを行う頃。
しかし、今回の写真展は9月の7日まで続く。

写真展は出会いの奇跡から始まった。
10年前、僕の講演を聞いてくれた一人の女性が美術館と僕をつないでくれた。
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天真爛漫と言う言葉がこの人より似合う人を僕は知らない。

小さな絵本美術館はその名の通り、絵本という心優しきメルヘンの世界を扱う美術館。
写真を扱う事さえ奇跡的なのに、子供達の笑顔から最も遠いと思われる、
「戦渦のこどもたち」というタイトルで写真展が始まった。

写真展は「戦渦のこどもたち」と「世界のこどもたち」という二部構成になっている。
オープニングレセプションに来て下さったご夫人が「タイトルを見て、ちょっときつい写真かと思いましたが、戦渦で一生懸命生きる子供達の視線に感動しました」と言って下さった。
僕としては最高の褒め言葉を頂いた思い。
写真展開催を決めて下さった美術館の館長さんと、最高の展示をして下さったスタッフの皆さんに感謝。

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オープニングレセプションにはスイスからのお客さん、名古屋から来てくれた僕の友人。
美術館のテラスで色んな人と談笑する時間が持てた。
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素敵な時間はあっという間に過ぎ去り、閉館寸前に記念写真。
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そして、数家族が集まって、近所の温泉に。
何故か僕は子守役になってしまった。
未来、この子供達の笑顔を守って行く為に、世界で起きている事に思いを馳せてほしい。
そんな想いが小さな絵本美術館での奇跡の写真展となったのかと思う。

僕が個人的に案内を差し上げた人には過去最高の写真展、僕の集大成です。と案内している。
20年近くかけて撮影してきた写真達、よく見ると、若い頃、そして最近の僕のクセが見える。
若い頃の荒削りだけど、臆する事なく接して行った写真。
近年の被写体の気持ちを考え、繊細なタッチで撮影した写真。
100点にも及ぶ写真展だからこそ、そんな比較も楽しめるかもしれません。

美術館が八ヶ岳にあるため、僕自身、毎日会場にいる事はできませんが、八ヶ岳の自然と写真を楽しんで頂く機会があれば幸いです。
小さな絵本美術館

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Destiny Plan 発動?

2014年07月16日 15:52

先のブログに書いた小山茉美さんがその声を担当した機動戦士ガンダムSEED DESTINYのタリア・グラディス館長。その元恋人であるギルバート・デュランダルが提唱したのがDestiny Plan。

人間の遺伝子を解析する事でその人が持つ先天的な適性と能力を調査し、その解析結果を基にその人を最適な職業や役割に就かせて、より効率的な社会運営を目指すと言うものだ。
遺伝子の解析を行う事によって、無能な人物が不当に高い地位につくことでおこる混乱や、自分の境遇・待遇への不満からおこる争いごとがなくなるとされる究極の社会システムだ。

所詮アニメの世界の事だと思っていたが、遺伝子の解析によって子供の将来の適性を判断できる時代に突入しつつあるようだ。→今日のニュースより。
子供が将来スポーツ選手になりたい!と夢を持っていても、遺伝子の解析をする事で、芸術家に向いていると判断できる。
子供は自分の夢を追うのか、遺伝子のささやきを信じてより適性のある道を選ぶのか。
時代が進化すれば、より効率的な遺伝子の配合を生む為に結婚、出産に関しても遺伝子検査が行われるようになるかもしれない。
Destinyとは運命。
己の運命を知る事が幸せか不幸せか。

僕は自分の遺伝子検査を受けたら、、反射神経と動体視力は良いが、感情に揺らぎが生まれやすく、社会適応能力を欠如した人間って結果が出そう。

急速な科学技術の進歩は一昔前ではなく、ほんの数年前の夢物語を現実化していく。
その進歩、技術の使い方に人が追いつかない程に。

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写真展と小山茉美

2014年07月16日 11:34

写真展が始まって一週間後、ようやく自分の写真を見に行ける事となった。
せっかくの八ヶ岳なので、渓流に寄ってから美術館へ。→近々ブログで

美術館に到着すると写真展の案内が玄関に出してあった。
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美術館に入ると和紙のプリントがお客さんを出迎えてくれる。
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全紙の和紙プリントの脇にビックリするくらい大きなお花が!
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友人!と言ってよいのだろうか、TBSの報道特集でナレーションを担当してくれた小山茉美さんからのお花だった。
小山茉美という名前だけでピン!とくる人は少ないかもしれない。
その素顔を知らない人でも彼女の声を聞いた事がない日本人は相当少ないのではないかと思う。
有名な声優さんで、Dr.スランプアラレちゃんや、ミンキーモモ、ガンダムのキシリア・ザビ、そして近年では機動戦士ガンダムSEED DESTINYのタリア・グラディスの声を担当した人。

そして、最近はニュースのナレーションを担当する事が多い。
一人の人がこんなに様々な声を出せるのか!と感動してしまう声のプロ。
んちゃ!っていう声と「意外と兄上もあまいようで。。」、「「タンホイザ撃て〜」の声が一緒とは本当、想像できない。

千葉での写真展の時もお花を送って下さった。
今回の写真展は2ヶ月と会期が長いので、お時間ありましたら、是非立ち寄って下さいと案内を差し上げた。
小山茉美さんと最後に会ったのは何年も前の報道特集の忘年会だったと思う。
長年、会っていないのに、覚えていてくれ、素敵なお花を送ってくれる小山茉美さんに感謝。

つづく

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八ヶ岳での写真展。

2014年07月11日 14:45

八ヶ岳の小さな絵本美術館での写真展が始まった。
本来ならオープニングの日に行くべきだが、幾分距離があるのと、僕の仕事の関係で明日オープニングレセプションを行う事となった。
心配された台風も通過してくれたようで、東京は快晴。
台風が原因で八ヶ岳に来れない、って人はいなさそう。

多くの人が写真、見てみたい!と言ってくれているが、実は僕が一番見たい。
写真は撮影され、プリントされ、展示されたり、紙面に載る事によって完結する。
同じ写真でも原盤と展示されたり、紙面に載った写真は全く違うものに変化していく。
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僕はいつも自分の事を漁師だと思う。
現場に行って写真を撮って来るのはなんとなく上手。
しかし、撮った写真の価値はよくわからず、安売りをしてしまうし、デザインや配置の事となると門外漢だ。
漁師が本マグロを捕って来るのが上手でも、売り方や料理の仕方、盛りつけまで上手ではないのと一緒だと思う。

小さな絵本美術館は優秀なスタッフが何人もいる。
打ち合わせに訪れた時の館長の話し方、スタッフの身のこなしを見て、この人達はプロだと感じた。
写真家として、写真展示に関して配置等を事細かに指示するべきなのかもしれない。
が、今回は現場のプロにお任せした。
撮影者としての思い入れや思い込みより、第三者的な立場で写真を見て展示してもらった方が良いと思った。

美術館の中は最高のライティング、最高の雰囲気だと知っている。
そこに素材だった写真がどう盛りつけられているか、僕自身が楽しみだ。
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写真展には莫大な費用と手間がかかる。
僕、個人の力だけではとてもできない。
今回もプリントでは友人の小口昭宣氏、事務所のスタッフであるロッキー、スーさん、メグちゃんにお世話になった。
フライヤーの作製や展示では美術館のスタッフに本当にお世話になった。
美術館との出会いを生んでくれた中城さん、協力してくれたすべての人達に感謝する。
そして、これから写真を見に来てくれる人にも感謝。

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ダーツ仲間とラガットちゃん

2014年07月11日 07:00

仕事とは全く関係なくつき合える仲間がダーツ仲間だ。
お互いなんとなく仕事の事も知っていたりするが、詮索はしないし、実は本名さえ知らない人が多い。
ダーツで使用する時のカードネームがあって、普段はカードネームで呼び合う事が普通だ。

僕は長年、自分の仕事を隠してきた。
カメラマンとは言っていたが、戦場に行くような仕事をしているとは言っていなかった。
普通の友達としての付き合いがしたかったから。

ある時、よく行くお店のお客さんが「ピーちゃんテレビ出てたよ〜!とお店のマスターに報告」それ以来、僕の仕事はみんなの知る所となった。
が、既に僕はお店の中でピーちゃんとしての立場を確立していて、今でもみんなは久保田ではなくピーちゃんと呼んでくれる。
本当はHIROってカードだったんだけど、酔っぱらった時にダーツを投げると下手になってしまい、酔っぱらい専用のカードネームがピーちゃんだった。
あまりにも下手すぎて、酔っぱらいカードがメインカードになってしまった。

最近仲良くなったお客さんなどは「え〜マジ〜?俺ピーちゃんの事見直したよ〜尊敬しちゃうな〜」なんて言ってくれるくらい。
おいおい!どう見えていたんだ!
なんて、そんな関係も楽しい。

ダーツ仲間でも良く会う人と滅多に会えない人がいる。
先日、滅多に会えない人とダーツをした。
意外な事に僕のブログを読んでくれていたりして、ラガットちゃんの事も知っていてくれた。
その後、募金はどう?
と聞かれ、
2度目だし、スロースタートですよ。まだ数十万円ってとこです。

「そっか〜ちゃんと使ってね!」とお財布から日本の最高額紙幣を一枚だして、ラガットちゃん募金にくれた。
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僕個人でやっているが、本当は一つNGO作って、NGOの口座に募金してもらった方が良いのかもしれない。
かつてフレンズというNGOを作ったが、結局専従スタッフをおく事ができず、あれこれ手間を考えると一人の方が経費がかさまなくて良いという結果になった。

僕自身が取材等でいなくなってしまうので、日本の事務所?を任せられるスタッフがいればフレンズを再開しても良いな〜と思う。
この先、僕のジャーナリスト人生が何年続くか分からないが、世界には小さな支援を必要としている人が相当多いと分かった今日このごろだから。

ともあれ、ラガットちゃんに寄付をくれた友人に感謝。








ワインと友と

2014年07月10日 20:46

予定が見えない僕の仕事。
前々から約束して一杯やるのが結構難しい。
待たせてしまうのはイヤだし。

こんな僕なので、突然誘いの電話を入れる事が多い。
昨日18時過ちょいすぎ、すべてが終了した。
折角、都心にいるので、友人のakiさんに連絡した。

仕事を終え、出て来てくれた。
さて、何にしましょう〜!といいつつ、一杯ラーメン食べてしまった僕はあまり居酒屋の気分ではなく、ワイン屋さんへ。
ちょっと前にドクターと一杯やったワイン屋さんの姉妹店へ行く事にした。
過去ブログall night

う〜んワインは2人だと一本で終わっちゃいますよね〜。
誰か誘わないと。。
なんて歩きながらお店にin。

現代はFacebookなんかがあるから、なんとなく久しぶりに会う気がしないが、かなりの久しぶり。
お店は平日にも関わらず満席。
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前回飲んだワインがとても美味しかったが、同じワインじゃ面白くないので、違うのをトライ。
これまた、今までにない香りでとても美味しかった。
akiさんの友人、僕の友人がそれぞれ一人ずつ集まってくれ、4人で飲む事ができた。
akiさんはむか〜し、昔、横浜での写真展を見てくれている人。
故に今回の、ちょっと成長した僕の写真展を是非見て欲しい人。
日々、忙しい人だが、多分来てくれるだろう。
一緒にいて、言葉を交わさなくても、なんとなく話ができる人はそんなに多くない。
ちょっと飲み過ぎてしまった夜だった。
しかも、貧乏なくせに最後にかっこつけてしまった僕。
ま、笑顔の値段と思えば安い。

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福岡での講演

2014年07月08日 22:51

友人達の力をお借りして、初めて福岡で講演させてもらった。
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photo by my friend
マレーシアからの人、シリアからの人。
シリアからの帰国子女の高校生。
色んな人と出会えた。

日本に滞在しているシリア人がシリアの雑貨を売って、シリア難民支援にあてている。
講演後「久保田サンはシリアの事好きですから、この石鹸をプレゼントします」と流暢な日本語で言われた。
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「僕、買いますよ」
「いいえ、これはプレゼントです。受け取って下さい」
ここまで言われたら断ってはいけない。
シュクラン ジャジーラン!と言って受け取った。

石鹸一個分の恩。
本人でなくて、他で返せば良い。
その気持ちが世界を巡れば。。。

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千葉の某海岸

2014年07月07日 17:03

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先日、紫陽花を撮影に千葉に行った。
地元の友人の案内で海岸へ
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大戦中、軍の基地があったそうだ。
洞窟の先は長い迷路のようになっているらしい。
今や不法投棄禁止の看板だけが残る。

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All night

2014年07月02日 20:05

友人のドクターと新宿で一杯やった。
何度かトライして、いつも満席で入れなかったお店。
ワインリストはなくて、お店の人が注文を聞いてくれる。
「お手頃価格のピノノワールを何本か勧めて下さい」とお願いする。
店員さんが、セラーの中をあれこれ探しまわってくれて、4本持って来てくれた。
一本はミッシェル・グロ。これは飲んだ事があるのでパス。
二本目は仲田さんの所のワイン。逸品と分かりつつパス。
お店の人オススメの三本目に決定。
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ふと見ると隣のテーブルの人がなんとも美味しそうなお肉を食していた。
同じものをオーダー。
ワサビ醤油で頂くA5のお肉は絶品。

20時から飲み始めたのであっという間に終電のお時間。
新宿駅までダッシュする選択肢もあったのだが、滅多に会えないドクターなので、二次会へ。
二件目のお店ではネッビオーロを頂いた。
お開きになった時間は1時過ぎ。
都心に住む方々はタクシーで帰って行く。

さてどうししょう。と思いつつ。
まずはラーメン一杯。
ラーメン食べながら、最近FBでつながった某スポーツ新聞社の友人にメールしてみた。
最近午前2時過ぎにしか退社できないから、普通の人と飲む事ができないと言っていた友。
もしかして、タイミングよいかも。って事は僕も普通の人ではない。

友人からすぐにメールの返事がきて、某週刊誌の人と飲むから合流しますか?と
折角のチャンスなので合流させてもらった。
何年振りかの新宿ゴールデン街。
一件目でビールを二杯、お通しの豚肉を頂いた。
二件目ではウイスキーのロックを4杯。
ここで友人が「久保田さん日本一のパスタ食べに行きましょう〜」と。
朝五時を回った新宿はすでに明るく、暑くなりそうな雰囲気。
こんな時間にパスタ食べれるお店があるんだ〜。
パスタ屋さんでビールを飲みながら、まさにアルデンテのパスタを頂いた。

ここでお開きになるかと思いきや、一人帰ったから我々だけでもう一件行きましょう〜と。
いつもの事だが、ロックを貫いている僕は久しぶりにちょ〜酔っぱらい。
最後のお店をでた頃には左肩越しに夏の日差しを受けて暑い一日が始まっていた。
通勤ラッシュの人にまぎれ、二日酔いで歩くのは結構恥ずかしかった。
かなりの酔っぱらいだし、外は寒くない。近くのベンチで眠ってしまいたい欲求を抑えながら、なんとか自宅にたどり着いたら、10時ちょい前だった。
出版業界が元気だった頃、始発が走り始める時間からもう2件程飲みに行った事はあったが、近年はまれ。
スポーツ新聞社の友人、週刊誌の人達、そしてゴールデン街のお店の人達に写真展のチラシを貰ってもらった。
ゴールデン街のお店はその場でチラシを貼ってくれるのが嬉しい。
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最後に訪れたお店は「チラシもう一枚頂けますか?裏表で貼りたいので」なんて言ってくれた。
8年振りに再会したスポーツ新聞社の友は「久保田さんは戦場の子供達の写真がとてもいいんですよ〜」といろんな人に僕を紹介してくれた。
そっか〜やっぱり僕は子供の写真がいいんだ〜。
最近、業界の人達との付き合いは少ないが、二ヶ月に一回くらいはこんなのがあってもよいな〜と思う。


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