ラガットちゃん手術報告会&シリア難民講演

2014年05月31日 06:27

本日、岐阜県大垣市の大垣駅北口。
アクアウォーク内アクアホールにてラガットちゃん手術報告会&シリア難民講演をします。
18:00 - 19:30

ラガットちゃんの手術の為に多くの人の力をかりました。
募金をして下さった方々、募金呼びかけのポスターをデザインしてくれた友。
動画の編集をしてくれた友。現地で通訳をしてくれた友。
そして、手術成功の報告会の機会を作ってくれた恩師と友。

人の力を借りる事の難しさ、様々なプロフェッショナルの力が結集すれば一人では出来ない事もできる。
そんな事を実感した半年間だったと思う。

2日連続で朝日を見てしまったが、徹夜の時間は無駄ではなかったと思う。
応援し、力を貸してくれる友がいる。
そんな友たちの力をかりれば、もう少し、もう少しだけ出来る事があるかと思う。

現地で起きている事、伝える仕事を続けてきた僕の本音。
少しでも耳を傾けてもらえたら嬉しい。

予告:明日6月1日は神戸にて報告会&講演です。


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戦場カメラマンとは。。

2014年05月30日 03:38

戦場カメラマンと言う言葉が流行ってはや数年。
毎年、何人もの若者が戦場カメラマン、もしくはフォトジャーナリストになりたいんですけど。。と
僕に連絡をしてくる。

僕は来る者拒ますの性格なので、意欲があるのなら、、とすべてを受け入れている。
が、しかし、残念な事に誰もこの道で成功していない。

成功とは、ジャーナリストとしてお金を儲けられるとか生活できるという意味ではなく、
現地に赴き、真摯な目で現状を見て伝えてくれる事。
(僕自身が生活できていないから。。)
最近の傾向で、一度僕と会って話をすると自分でも簡単にできると思う人が多い。
勿論、そんな簡単にできるわけはなく、つまづく、そこでもう一度僕に相談してくれたら良いのだが、
多くの人は「できる」という過信でもがいたり、挫折していく。

今日、そんな若者の一人と再会した。
たった一度、僕についてきて、ほんの少しシリアを覗いただけで自ら「戦場カメラマン」を名乗る彼。
ま、それは良い。

しかし、反政府側の意見しか聞いた事がない彼が、それが、さもシリア人の総意かのように講演で伝えてしまったり、FBに書いてしまうのは問題。

昨年、「それは良くないよ。本当に戦場カメラマンって名乗りたいなら、自分の力で戦場じゃなくてもいいから現場を取材してからものを伝えなさい」と言った。
その時、「分かりました」と言った彼の暴走は止まらなかった。
仲間内のジャーナリストからも「彼やばいよ」と何度も言われていた。

旅をできる、知らない土地でも友達を作れる、そして、性格も良い彼はちゃんとやれば大成すると僕は思うのだが、肩書きにあぐらをかき、ネット記事を引用する評論家になってしまっていた。

現場には行きたいんですが、取材費がなくて。。と言う彼。
僕と僕の友人が10万ずつカンパしたら現地に行く?と聞くと
彼の目がおよぐ。

たった一度だけでも、僕についてきてシリアを見た彼は戦争の怖さを実感している。
「今は。。怖くて、行けないです」と言う。
今はって事はいつになったら行ける?
無言の彼。
彼は正直者なのが取り柄。
シリアに行き、戦争の被害者を見て貧血で倒れてしまった彼は戦場カメラマンにはなれないと思う。

別に戦場カメラマンでなくても良い、意欲があり、異国の人を理解する気持ちがあればジャーナリストとしてやっていけば良いのだが、。

彼は戦場カメラマンにこだわる。
それは渡部君効果もあるのだが、若くして戦場カメラマン!というと有名になれるし、実力以上の仕事がもらえるからだと。そんな風に正直に言ってしまえるのが彼の良い所なのだが。。
しかも、「一回だけでも行ったら、その肩書きを利用した方が良い」と彼にアドバイスする人も多いらしい。

他の分野なら好きにしてもらったら良いのだが、ジャーナリズムの分野は例え若くても一言一言に責任が生じる。
同席していた友人に「久保田さんは何故怖いのに(戦場に)行けるのですか」と聞かれた。
そのとき僕は、うまく答えられなかった。
この時間になって、明後日の講演の準備をしながら、現地で撮った映像を見ていて、少し分かった気がする。

戦場、そこから逃れて来る難民、そんな現場は究極の悲しみの現場だと思う。
なのに、何故かそこには笑顔があり、愛が見える。
平和、と思われている日本では味わう事ができない感動も。
他の人は知らないが、僕は現場で何度も涙している。
それは悲しみの涙だけでなく、感動の涙も。

自分の目で見た、感じた事を伝えるのが戦場カメラマンのやりがいの一つではないかと、ふと思った。

僕に限らず、日本をベースにしているフリージャーナリストは間違いなく絶滅危惧種だ。
新たな若いジャーナリストが出て来てくれたら、日本の報道に対する価値観も変わるかも。と期待する。
彼が近い将来、ジャーナリストとして現地の事を伝えてくれる人になる事を切に願う。

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トルキッシュ・ハマーム

2014年05月29日 13:38

今年のアンマンは季節外れの雷雨から一気に冷え込んだ。
温水のシャワーが浴びられるだけでも贅沢だが、重い荷物で肩や腰に負担がかかってくると、
お湯に浸かりたくなる。
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と、いうことで、アンマンのダウンタウンにあるトルキッシュ・ハマームに行った。
お湯につかり、サウナに入り、垢擦りとマッサージをしてもらった。

スタッフはとても陽気な連中で、館内も撮影できたな〜って感じ。
シャワーが頭上にあるバケツにいくつも穴があいていて、バケツにたまった水がシャワーのように落ちて来るのが面白かった。

結構、帰国直前だったが、リフレッシュできた。








ラガダンのガラクタ市場

2014年05月25日 19:46

アンマンからマフラックへ行くバスがでるムジャンマ・ラガダン。
週末には市場が開かれる。
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久しぶりにカセットテープを見た。
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これ売れるの?と思うガラクタが売られている。
しかも、結構買って行く人がいる。
日本で粗大ごみになってしまう物でも、ここではまだまだ使える。
ヨルダンは結構な先進国、でも使えるものは最後まで使う。
修理代が新品を買うより高い、使い捨て文化の日本とは違う。

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花の写真。

2014年05月23日 21:13

ファイルの中にお花の写真があった。
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あれ、どこで撮ったっけ?
どうしでも思い出せず写真のデータを見ると14日撮影だった。

14日。。それでも思い出せない時間が30分。
あ、ヨルダンのクイーンアリア空港のラウンジの花だ。

お世話している人がとても丁寧で、思わず撮影した。
思い出せなかったのがちょっとショックだった。

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センス

2014年05月23日 01:37

帰国して、久しぶりに会う友と一杯交わした。
友は某一流企業の企業戦士。
日々、とても忙しい中、時間を作ってくれた。
企業にいながらも、クリエイティブな仕事をしている友は、僕とは違う世界に生きる人だけど、話していて共通する意識があって楽しい。

そして、時折、想像しない発言をして僕を驚かせてくれる。
久しぶりに一杯やりたいな〜、そんな時間が。。と僕
必要?
うん、必要。と僕。
笑!わかった。

どこにする?マルコポーロ?
駅近いしマルコポーロで。

なんとも短いメールのやりとり。
決して投げやりではなく、短いメールにすべてを凝縮してくる友。
余計な遠慮や言い回しが必要なくて、僕としてはとても心地よい。

そんな友がビール二杯目にして放った言葉「久保田さん、死んだら何してほしい?」
へ?目が・になる僕。
僕がこの仕事しているってみんな知っているけど、「死んだら何してほしい?」なんて聞かれたのは初めて。
本当ならかっこ良く、死んだらじゃなくて、生きている今何かをしてくれよ!
と切り返すとこだが、あまりに予想外の事を聞かれた僕は
「そうね〜。久保田と出会って、何か自分の人生にプラスになったな〜」って思ってくれたらいいよ。
とマジに答えてしまった。

僕自身が玉手箱を開けながら生きているような、予想つかない人。
その僕の予想を上回る事をしてくれる友は。。
終電での帰り道、とても疲れているのに背筋を伸ばして歩いている僕がいた。






イラク、カールゴスク難民キャンプ

2014年05月22日 11:37

アルビル郊外にあるカールゴスク難民キャンプのマーケット。
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カールゴスクは人口1万3千人程の比較的落ち着いた難民キャンプ。
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日本の昭和初期のようにマーケットでは氷が売られていた。
このキャンプでは日本のNGOピースウインズジャパンが活動している。

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アンマンのダウンタウンにて

2014年05月21日 18:32

今回色々とお世話になった成田君とダウンタウンにて
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お土産物屋さんのおじさんが「俺に写真撮らせてくれ」と僕の5Dを奪って撮った写真。
撮らせてくれ!って言った割にはシャッターボタンの場所分からず、押したら見事に4枚連射。
思い出写真




夢と現実の間。

2014年05月21日 07:36

締め切りが迫って来ると、夢の中で原稿を書く癖がある。
枕元にはメモが置いてあり、朝起きるとセンテンスが書かれている。
あまりよろしくない癖だが、眠りにつく時も原稿の事を考えていると夢の中で良いセンテンスが出て来たりする。
朝起きて、「あれ〜なんだっけ〜?」と思い出せないと、とっても損した気分になるので、メモを。

朝、五時半。
睡眠時間3時間程で目覚めてしまった僕は枕元のMacを開いた。
メールを確認し、FBを見ると、僕がアップした寝袋の写真があった。
あれ、いつ撮影したかな〜。
折角、起きたから、いつも海外で使っている寝袋です!って解説をいれておいた。

そして七時半。
再び起きて、Macを開くと、五時半に開いたメールが数件あった。
が!しかし!FBに寝袋の写真がない。
あれは夢だったのか?
もう一度確認すると、五時半に開いたメールが3件ある。
五時半にMacを開いたのは確からしいが、FB書き込みをしたのは夢の中の出来事だったらしい。

夢と現実の間に入りつつある僕。
いっそ夢の中に入り込んでしまった方が幸せかと思ったり。
そのとき、現実世界にいる僕は後天的な自閉症になるのか、死を迎えているのか。

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海外での床屋

2014年05月19日 19:00

いつの日からか、海外で床屋に行くのがマイブームになった。
取材データの整理をしていて、昔、昔の床屋写真が出て来た。
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今はなきアフガニスタン難民キャンプ、ナッサルバールで床屋に行った。
撮影してくれたのは鏡に映っている親友のアジーズ。

バックパッカーをしていて、タイやインドで床屋に行った経験はあった。
2000年、難民キャンプで床屋に行って、床屋って色々な話が聞けて面白いと気がついた。
以来、取材にでかけると、出来るだけ床屋に行くようにしている。

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ホームページ

2014年05月19日 07:00

ブログを書き始めてからHPを更新する機会が少なくなってしまった。
僕がPC苦手なのが一番の理由なのだが。

そんなHPを久しぶりに更新してみた。
ジャーナリスト・久保田弘信

ブログでは紹介しきれない世界の写真がPhoto Galleryにあったりするので、是非見てみて下さい。
今回は5月31日と6月1日の講演予定などを更新しました。
そろそろHPもリニューアルしようと思いつつ、HTML詳しい人いたら、是非力を貸して下さい。





ヨルダンのネコ

2014年05月16日 17:06

ヨルダンの野良猫はなついてこない。
かなり大変な野良猫生活をしていると想像できる。トルコの野良猫とは雲泥の差だ。

ヨルダンに住むシリア難民の友人がネコを飼い始めた。
外に出かける機会も少なく、寂しいのが理由だとか。

うまれて数ヶ月のネコ
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最初は警戒されていたが、ネコ好きの僕としては、なんとか僕を認めてもらう為に、まずは戯れる。
このネコ、ミキコ、エリザベス、グワッシャと3つの名前を持っている。
最後のグワッシャが僕の友人がつけた名前。
そして、僕は勿論、チョビ!と呼ぶ。
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結構、やんちゃな性格のチョビだが、一通り戯れた後に放置しておいたら、向こうから寄って来た。
このへんがネコ。追いかけすぎてはいけない。
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そして、いつの間にか僕の足の上で寝てしまった。
彼等なりの本能で、この人は大丈夫って判断してくれたのだろう。
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生まれて数ヶ月。もしかしたらチョビの生まれ変わり?額にはうっすらとMの模様が。。
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僕が帰る時にはソファーに挟まって寝ていた。これにはシリアからの友人も爆笑。
みんなで写真を撮った。
チョビがいなくなって、初めてネコと触れ合った。
やっぱりネコはいいな〜。何故か心安らぐ。







スウェイレ点景

2014年05月15日 15:25

今回僕が滞在したスウェイレは首都アンマンの北端。
ドワール(サークル)の周りは微妙に栄えているが、少し離れれば静かな住宅街。
初めてヨルダンに来た頃は全然気づいていなかったけど、アンマンは丘だらけの街だ。
スウェイレもご多分にもれず丘の街。
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高台からの景色は毎日見ても飽きない。
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路上には豆の屋台が。
車道にで販売していて邪魔にならないのかな〜

スウェイレは観光地ではないので、日本人が街を歩く事は稀。
なのに、どこからみても外国人の僕を見ても皆があまり関心を示さない。好奇の目で見られる事が殆どない。
そういう面ではとても住みやすい街だ。




シャクラワ2

2014年05月14日 06:55

10年振りに訪れたシャクラワ。
一番最初に話しかけた人は偶然にもバグダッドから避難してきている人だった。
「家賃が高くて住み続けるのが大変だよ」と話していた。
戦争が終わって10年経っても故郷に帰る事が出来ない人が沢山いる。
イラクにも、アフガニスタンにも。
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シャクラワまで連れて来てくれたハイダールと西村さんと3人で記念撮影。
初めて一眼レフで自撮りをした。

アルビルに帰る途中、サダムフセインの置き土産となった3台の戦車がある場所を訪れた。
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今やクルディスタンでは観光モニュメントと化した戦車。
子供達が笑顔で遊んでいた。

amazon久保田弘信



シャクラワ

2014年05月13日 19:22

アルビル郊外にシャクラワというリゾート地がある。
10年前、イラク難民がクルド地域に避難して来た。
一部、お金持ちのイラク人はシャクラワに避難、滞在した。
2006年TBSの報道特集で治安が悪化するバグダッドの様子を報道してもらった時、ラストシーンで使ったのが
シャクラワの映像だった。

折角アルビルに来たので、懐かしいシャクラワを訪れてみた。
道中はなんとかく記憶にある道だったが、シャクラワに到着してビックリ。
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メインストリートは石畳のお洒落な道になっていた。
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そして、10年経っても、アルビルだけでなくシャクラワも建設ラッシュが続いていた。
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イラク南部は治安が悪く、僕がアルビルに来てからも爆弾事件があり、多くの人が亡くなっている。
アルビルにもシャクラワにも、そんな雰囲気は一切ない。
でも、標識を見ると、ここもイラクの一部だと実感する。

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テキサスチキンの会

2014年05月12日 21:47

アルビルでお世話になっていたIVYの事務所はアンカワというキリスト教徒が多く住む地域にある。
うキリスト教徒が多い地域なので、近所には酒場、酒屋もあり、外国人にはありがたい地域。

その事務所のすぐ近くに「テキサスチキン」というチキンのファーストフード屋さんがある。
イラクを去る前に一度食べたいと日々話していた。

僕がイラクを去る寸前、イラクで活動するNGOや国連の人が集まってくれた。
名目は「テキサスチキンの会」。
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様々な分野で活動する人達と食事をしながらお話できるのはとても楽しいし、有り難い。
チキンはあっという間になくなり、二度目の買い出しに!
お腹減っています!と言っていた某PWの人が買い出しに行ったものだから、ファミリーパック?大量のチキンがやってきた。笑!

ヨルダンでもテキサスチキンを見つけたが、勿論、入る事はなかった。




ラガットちゃん手術の全容。

2014年05月12日 01:36

2014年4月30日に行われたラガットちゃんの口蓋裂手術シーンの動画、写真を公開します。
このページにあるすべての写真、動画の転載を禁じます。
シリア難民の立場をご理解下さい。違反者には法的な手段を取らせて頂きます。

手術シーンの写真、動画は決して気分の良いものではありません、個人の責任において閲覧して下さい。
現実を知ってもらいう事、ラガットちゃんが将来最低2回の手術が必要な事を考え、このブログのみ有料化します。
続きはブロマガを購入して楽しもう!
このコンテンツはブロマガ(有料)です。
購入すると続きをお楽しみいただけます。
ブロマガって何?

今日のランチ。

2014年05月10日 21:40

ヨルダンのお家は寒い。
外が暑くても、家の中は涼しい、というか僕には寒いくらい。
ヨルダンでの良い物件は日当りの悪い家。冬は結構冷えるが、寒さ対策は無視して暑さ対策重視。

家の中でお仕事していたが、あまりに冷えるのでお散歩にでかけた。
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ローカルのハンバーガー屋さんを見つけたので今日のランチはハンバーガーにする。
メニューは。。勿論読めないが、写真があるので「これちょ〜だい」と言うと
店員さんが「whit cheese?」と聞いてくれた。ヨルダンの英語率は以外と高い。
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オーダーしてから作ってくれるので、日本でいえばモスなみ。
お味もよろしく、家裏のお庭で一人ピクニック。
サッカー大好きなヨルダンのペプシはメッシー。

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IVYの教育支援。

2014年05月10日 19:02

難民支援の第一段階は緊急支援。
難民になった人達になんとか生き延びてもらう為の支援が中心になる。

アフガニスタンもイラクも同様だったが、難民としての暮らしが長期化してくると教育支援が大切になってくる。
学びたくても学べない、家に籠って精神的にも不安定になってしまう子供達に学校へ行く機会を与えてあげる支援が必要となってくる。

IVYはアルビルで教育支援を行っている。
学校までの送迎バスや教員の給料等、とても大変な事業だが、子供達の笑顔を見ると、なんとが継続し続けて欲しい事業だと思う。
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多くの子供た内戦から逃れ、生きるのに精一杯で学校に通えなかった時期がある。
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数学や理科、アラビア語、そしてクルド語の授業もある。
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学校へ行けなかった時期があるからこそ、学校へ行ける喜びを感じられるのかもしれない。
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長期化が予想されるシリアの内戦。
難民の数も230万人を越え、世界がシリア難民を支えるのが大変な時期にさしかかっている。
IVYに限らず、国連や多くのNGOが財政難に陥りつつある。
世界が関心を寄せる事で子供達の未来への支援が継続する事を祈る。
そして、世界が関心を寄せる事で、シリアの和平プロセスが進む事を祈る。

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アフガニスタンで地滑り。500人以上が死亡。

2014年05月10日 06:16

アフガニスタン北部のバダフシャン州で地滑りが発生し500人以上が死亡したようだ。
NHK NEWS

2001年頃は干ばつに悩まされていたアフガニスタン。
今年は先月から今月にかけて北部を中心に大雨で洪水が発生し、被害が続出している。
戦後、治安が安定せず、大変な生活を余儀なくされているアフガニスタン。
天災までアフガニスタンを襲うとは。。

そんなニュースをヨルダンで見る事になるとは。。

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ヨルダンのテレビ番組、シリア問題で乱闘。

2014年05月09日 06:18

ヨルダンにいながら、知らなかった。
ヨルダンのテレビ番組でシリア問題を討論中、体制側、反対側を擁護する2人のジャーナリストが乱闘を始めてしまった。
そんな様子が日本のフジテレビで放送されたようだ。
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20140508-00000192-fnn-int
隣国のヨルダンでさえ、このエキサイトぶり。
当事者のシリア人同士はお互いに受け入れられない感情で一杯だと思う。

日本でシリアの事がニュースになるのは嬉しいが、乱闘だけでなく、先のブログに書いたアズラックや都市難民問題も扱って欲しいと思う。

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Azraq Camp

2014年05月09日 01:00

4月30日ヨルダンにアズラック難民キャンプがオープンした。
シリア難民支援に関わっている国の多くのジャーナリストがオープニング式典に集まった。
残念ながら僕は取材許可が得られず、今も許可待ち。

実はこのアズラックキャンプ、昨年からずっと追いかけている。
ザータリキャンプの人口が20万人を越え、早急に新しい難民キャンプが必要となっていた。
昨年5月、キャンプ予定地は整地が行われ、建設の第一歩が始まっていた。
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そして昨年の9月。
アズラックキャンプはほぼ完成状態でオープンを待っている状態だった。
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新しい難民キャンプ,オープンの噂は飛び交ったが、アズラックはオープンに至らず、今年になってようやくオープンとなった。
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帰国までになんとかパーミッションをゲットしてアズラックを訪れたいと思っている。

あるフランス人がぼやいた「フランスのテレビはアズラックを取材して、マーケットはあるし、病院も学校もある完璧な難民キャンプだと報道している。アズラックが砂漠の真ん中にあって環境が厳しく、近くの街に行く事さえできない場所だと全然伝えていない」と。

確かに。アズラックが出来る前から追いかけている僕からみると、本当にこんな場所にキャンプを作るの?と思える場所だ。タイミングとしてもザータリキャンプの人口が最高時の半分くらいに減って、難民キャンプに住むシリア人が2割で、残り8割が都市部に住み始めている現在。

ヨルダン政府はシリア難民が都市部に住む事を容認している。
キャンプに住めば衣食住には困らないが仕事をしたり文化的な生活ができない、とは言わないがしづらい。
都市部に住めばヨルダン社会の中での生活となり、何かと便利だが、家賃は相当な額になる。

UNHCRとしては難民をキャンプに押し込めるような政策はとらない、受け入れ国のヨルダンが都市部に難民を流出させては困る、と言えばキャンプでの生活を推奨するだろうが、ヨルダンはパレスティナ難民の頃から難民との共存が上手な国だ。
難民が都市部に住み始めると、キャンプに住んでいた頃の何倍ものコストがかかる。
この先、UNHCR、そして国際社会がシリア難民の生活をどこまでサポートできるかがポイントになってくる。

アズラックキャンプの一面だけを報道したフランスのテレビは難民問題に誤解を生む可能性もある。
が、数百億円のシリア難民支援金を計上している日本のメディアは、この大きなニュースを伝えただろうか。

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建設ラッシュのアルビル

2014年05月06日 23:14

ラガットちゃんの手術報告でブログが一度ヨルダンに来ましたが、まだまだイラク報告は続きます。
10年前、イラク戦争が終わり、建設ラッシュが始まったアルビル。

10年経っても建設ラッシュは続いていた。
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アルビル市内のあちこちでマンションやオフィスビルの建設が続いている。
まさに高度経済成長。
ドバイのツインタワーを作った会社も来ている。

一部のマンションは建設中から既に販売されていて、投機対象になりつつある。
どこかの国みたいにバブル経済が破綻しなければ良いのだが。

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ラガットちゃん退院

2014年05月06日 01:00

ラガットちゃんは術後の経過も良く、金曜日に無事退院できた。
退院の日ラガットちゃんはちょっとオシャレな服を来ていた。

駆けつけて来てくれた藤井さんが昔懐かしいチェキを持っていたので、ラガットちゃんと2ショット、
ラガットちゃんととお母さんと僕の3ショット、二枚写真を撮ってもらった。
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お母さんが写真を見せて!って言うので見せてあげると、
そのままバッグにしまってしまった。

え?マジ?
僕、記念に持って帰ろうと思っていたのに。
するとお母さんは「ラガットが大きくなったら、この人がhiroさんで、あなたの為に日本で募金を募ってくれた人だよって教えてあげるの」と

そんな風に言われちゃ、写真をプレゼントするしかないな〜。
結構写り良かったんだけど。。
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お母さんから写真をかりて、退院待ちで眠るラガットちゃんと一緒に撮った。
今までカメラに映りたがらなかったお母さん、お母さんは自分から日本の皆さんにお礼を言いたいという。
「ビデオで撮ってちょうだいと」僕に言って、ビデオカメラの前で日本の皆さんにお礼の言葉を述べてくれた。

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孤独感と焦燥感と虚無感。

2014年05月06日 01:00

母を失い、チョビを失い、最愛の人を無くし。
この1年で10人もの知人を亡くし、2人の友とよべる人を亡くした。

もう一度あの笑顔に会いたいと思うも、それがかなわない人が突然増えてしまった。
取材の中で難民の家族を見ると、生活が大変なだけに家族の愛を感じる。

眠る前、突然の孤独感に襲われる。
僕には身を呈して守るべき家族がいない。

ヨルダンのタクシードライバーに言われた
「その歳で結婚していないのか?子供はいいぞ!どんな苦労も苦労じゃなくなるんだ」
そりゃ〜僕だってそう思うさ。
ちょっと毛深いチョビでさえ最高の家族だったんだから。
まったく血がつながっていない遠い国のラガットちゃんだって、精一杯守ってあげたいと思うし。

人になそれぞれ、帰るべき場所があって、最終的にはそこに帰って行くんだ。
そんな台詞を耳にした。
そう思うと、とてつもない焦燥感にかられる。
今から何ができるだろうか。

10年以上、戦争と難民、人の喜怒哀楽の先端を見てきた。
何かができると信じて伝え続けてきた。
様々なものを犠牲にしながら走り続けたこの10年、答えはないと分かっていても、これで良かったのだろうかと思ってしまう。

ただただ、あがいていただけではないだろうか。
そう思うと虚無感におそわれる。

もう少し、この世界でやらなければならない事があるような気がしている。
それができるのかどうか全く分からないが。

と、ここまで書いて、記事をアップするかどうか迷う。
一昔前なら全く迷わなかっただろうに。

戦場カメラマンとしてカテゴライズされる僕が、勇気ある人間でもなく、懐深い人間でもなく、自分に出来る事と自分がやらなければならない事を常に迷いながら現場に向かっている。
他の人はどうか知らないが、僕はこんな僕だ。
そして、これからも、こんな僕だろう。

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ブラヒミ氏辞任。

2014年05月05日 02:00

シリア内戦の平和協議に尽力してきたブラヒミ国連・アラブ連盟合同特別代表が辞任する事になりそうだ。
ブラヒミ氏は元国連の事務総長であったアナン国連・アラブ連盟合同特使が平和調停に失敗し辞職後の平和協議を仲介してきた。
昨年の9月にはアサド政権と反体制派「シリア国民連合」の始めての直接協議を仲介した功績がある。

日本人の何パーセントの人が知っているだろうか。
アサド政権は6月に大統領選挙を実施する。
勿論、アサド大統領が立候補を届け出ている。

この内戦のさなかに行われる大統領選がどのようなものになるか想像できるだろうか。
多くの反体制派支持者が難民として国外に逃れている、首都ダマスカス周辺に住んでいる人は勿論アサド政権支持者。
この選挙によって、国連の仲介による移行政権の樹立は実質不可能となり、ブラヒミ氏は自分が仲介できる事が既にないと判断しての辞任だと思われる。

国連としては先行きの見えない平和協議であっても同ポジションの後任を選定しなければならない。
これは僕の想いだが、そろそろ日本人が表舞台に立っても良いのではないだろうか。
国連の中での力不足はあるかもしれなが、中東地域での日本人(中立的な立場と思われている)に対する信頼はあつい。

緒方氏や明石氏など、かつて国連の中枢で活躍した日本人がシリアの平和協議に力を貸してくれたら。。
そんな夢を抱くのは僕だけだろうか。


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国連難民高等弁務官

2014年05月05日 01:50

今日5月4日。
国連難民高等弁務官アントニオ・グテーレスがヨルダンにあるザータリキャンプを訪れ、キャンプ内でヨルダン、トルコ等シリア難民に関わる国の首脳と会議をした。
日本もシリア難民関連で相当額の予算を割いている。
ヨルダンの日本大使館関係者、外務省関係者が上記の会議に出席したかどうかは不明。

セキュリティーの関係か、UNHCRスタッフも今朝その事を知ったらしい。
僕が知ったのは午後。
UNHCRのスタッフは「おしかったわね〜、もう少しは早ければ間に合ったのに。。」と。

今日はUNHCRの日本人スタッフ南部さんのインタビューを撮った。
病院と違って国連は話が早くていい。
が、しかし、キャンプに入るパーミッションとなるとヨルダンは昨年以上にタイトになっている。
滞在中にうまくパーミッションをゲットできるかどうか。

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イラクでの誕生日

2014年05月04日 03:00

今年の誕生日はなんとイラクで迎える事となった。
イラク北部のクルド地域には13人の日本人がいるらしい。
13人も、または13にだけ。
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そのうちの5人が僕の誕生日を祝ってくれた。
現地で働く国連やNGOの人達。
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宴もたけなわ、僕がトイレに行って帰って来るとバースデーケーキが待っていた。
なんともシャレた事をして下さる。
何故かてんとう虫。
最愛の人と過ごすラブラブの誕生日ではなかったけど、一生忘れられない誕生日となった。

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ラブリーラガット!

2014年05月02日 03:03

手術から一夜明けた今日。
ラガットちゃんのお見舞いに行った。

ラガットちゃんは3時間にも及ぶ手術の翌日とは思えない程元気。
今回、初日は僕の方へ来なかったラガットちゃん。
手術待ちであちこちの病院をたらい回しになっていて、一日中僕と一緒にいた。
今では僕を見ると笑顔になってくれる。
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病室を訪れると、ラガットちゃんは床を這い回っていた。
手に点滴用の針を指したまた。
こっちの子供はたくましい。
僕を見つけると一生懸命ハイハイでよって来てくれた。
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看護師さんの話ではすべて順調で、明日ドクターの最終チェックを受けて退院できる見込みだそうだ。

自分の子供でなくてもこんなに愛おしい。
もう、これ以上は無理と思いつつも足長おじさんになってあげたくも思う。


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難民キャンプ

2014年05月01日 17:14

イラク北部にあるシリア難民キャンプの写真。
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何か気がつきますか?





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