速報! ラガットちゃん手術成功!

2014年04月30日 22:31

4月30日午前8時40分に始まったラガットちゃんの手術は予想以上に困難な手術でした。
口腔内の状況は酷く3時間にも及んだ手術でしたが、無事成功しました。

ドクター曰く、hiroや日本の皆さんの想いがあったから手術は成功したんだ。と。
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ラガットちゃんは手術後10分程で意識を取り戻し、一時間後には病室に戻る事ができました。

ラガットちゃんの手術を応援して下さった皆様、本当にありがとうございました。
詳しくは後日また報告します。
取り急ぎ、手術成功の報告まで。

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やっぱり床屋

2014年04月30日 13:00

シリア絡みの障害で10円ハゲを作ってしまった僕。
今回は床屋に行きたくなかった。
が、しかし、やっぱり床屋に行ってしまった。

イラクで床屋に行くのは11年振り。
戦争が始まる直前にバグダッドの床屋に行って以来だ。

勿論、クルディスタンでは初めて。
しかも、今回も難民キャンプの床屋に行ってしまった。

そして、取材ではあまり聞けない貴重な話を聞けた。
床屋歴10年の彼は軍を脱走して難民キャンプに逃れて来たらしい。
髪の毛を切ってもらいながらの世間話だからこそ聞ける事もお多い。

しかし!
襟足は長めに。。などのオーダーはやはり無視され、ショートカットにされてしまった。
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カットを終え、お金を払おうとすると、「お金はいらないよ!」と言われた。
昨年、訪れたザータリキャンプではさすがにそんな事は言われなかった。
気持ちは嬉しいけど、難民の暮らしが楽な筈ないので、気持ちだけありがとう〜!と言ってお金を受け取ってもらった。
ちなみに彼は今25歳。




お茶目なシーラン

2014年04月29日 23:53

IVYのスタッフとして働いているシーラン。
僕の友人である玉本さんの長年の友でもある。

玉本さんからシーランの事は何度も聞いていて、どんな人だろう?
と想像ばかり膨らんでいた。
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シーランがスークで売っていた日本にはない不思議な野菜を切ってくれた。
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美味しいかといえば、、美味しくない。
なんとも舌がしびれるような味。
とりあえず、食べているところを記念撮影。
お茶目なシーランは背後からピース。
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そして、自らも野菜をくわえて写真に写ってきた。
人柄も良いし、なんとも素敵な女性だ。




アルビルのモール

2014年04月29日 16:28

10年前のアルビルにショッピングモールができて話題になった。
wナザモール
アルビルで初めてエスカレーターが導入されたナザモールはスークで手に入らない食料品や衣料品がそろっていて、アルビルの富裕層に人気のモールとなった。

10年後の今、アルビルにはファミリーモール、やロイヤルモールなど、エスカレーターどころかエレベーターを導入したモールがいくつもある。
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ファミリーモールを訪れた。
ナザモールにはなかったブランド品がいくつも売られていて、2階にはフードコートもある。
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アラブの国々にいるとスープが欲しくなる。
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と、いうことで、牛肉麺を食べてみた。
お値段はちょっと高めだが、味は良い。

ちなみに、ナザモールは古くなったため改築中だそうだ。
モールの中にいると、ここがイラクとは思えなくなって来る。
アルビルはヨルダン並みに便利な都市になってきた。

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アルビルの時計台。

2014年04月27日 18:37

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10年振りに訪れたアルビルの中心部には時計台と噴水公園ができていた。
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カメラを持って歩いていると、地元のおじさんに写真を撮ってくれ!と呼び止められた。
ちょっと嬉しい。
というのもアルビルなどのクルド自治区は南部のアラブエリアと比べると人柄がスマートで、あまり馴れ馴れしく日本人に声をかけてこない。
あっちでも、こっちでも「スーラ、スーラ!(写真、写真)」と言われるのは面倒だけど、あまり声がかからないのも寂しい。
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車に使うプレートだろうか?変わったプレートを見つけた。
IRAQ ABIL
アルビルも今はイラクの一部だが、イラクとアルビルを分けて表記している。
イラクの中のアルビルともとれるが。
アルビルは僕の中でアルビルだが、近年、ERBILと表記される方が多い。
そして、クルドの民族衣装を着ている人がとても少なくなった。
近い将来、日本の着物のようにクルドの服は特別な時にしか着ない服になっていくのだろうか。

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IVY 都市難民支援

2014年04月27日 02:00

「難民」自体が日本人には想像しずらいと思う。
「都市難民」なんて書かれてもますます分からないと思う。

通常、政治的、宗教的、民族的なトラブルで祖国を追われ、違う国に避難した人を「難民」という。
「難民」は国連が設置した難民キャンプに住むのが通常のパターンだが、
今回のシリアの内戦のように大量の難民が発生した時は難民キャンプだけでは難民を収容しきれずに難民が都市部に流入し、アパートを借りたり、時には非合法の滞在者としてその国の人達の中で暮らすようになる。

国連の難民キャンプに住んでいれば国連やNGOのサポートが受けられるが、都市部に隠れ住んだ難民はサポートを受けられない。
そんな都市難民を見つけ、サポートしてあげるの国連ではなく小回りのきくNGOの役割になってくる。

IVYはそんな都市難民に冬を越す為のストーブを配ったりして生活のサポートをしている。
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よその国から来た難民が一等地に住める訳がなく、都市難民が住むエリアは貧しい。
この地域はシリアからやってきた難民だけでなく、地元のクルド人も住んでいる。
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この家族はクルド人。
自分たちが住むエリアにシリア難民がやってきてもお互いうまく折り合いをつけている。
大きなカメラを持ってやって来た日本人に関心を持って、「一緒に写真を撮って」と頼まれた。
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すぐお隣にはシリアからやってきた難民の家族が住んでいる。
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そこへ一人の女の子がやってきた。
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この子もシリア難民の子?と聞くと「近所のクルド人の子供ですよ」と言われた。

これまた日本人には分かりづらいが、クルド人はイラクにもトルコにもシリアにも住んでいる。
同じクルド人でありながら住んでいる国が違い、言語もクルド語とはいうものの別言語と言っていい程違う言語になっている。

アラブの同胞だから受け入れているヨルダンと比較すると、クルド人同士であるイラクに来たシリア難民(クルド人)の方より同胞として受け入れられている。

子供達は違う言語だけどお友達になれる。
ここにカギがあるような気がする。

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IVY&西村さん

2014年04月26日 02:00

昨年、ヨルダンで青年海外協力隊として活動していた西村さん。
今はイラク北部でIVYというNGOで働いている。

保育士さんである西村としては自分の専門でない現地でのコーディネーションも手がけなければならず、
とても大変そうだ。

しかし、子供と触れ合うときの西村さんは最高の笑顔を見せてくれる。
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つづく

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IVYガールズ。

2014年04月25日 14:00

イラク北部でシリア難民支援を行ってる日本のNGO IVY。
偶然だが、日本人スタッフ、現地スタッフ友に女性ばかり。

西村さん曰く「IVYガールズ」
僕の友人でジャーナリストの玉本さんの親友であるシーラン、そしてリディア。
シーランは。。ガールとう年齢ではない気がするが、、彼女の純真な心だとガールズで良いのかも。

アルビルに到着してすぐ、IVYガールズの写真を撮影する事になった。
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出会ったばかりの日本人カメラマンに撮影されるのに、最高の笑顔がでるわけがない。。
と、いうことで、笑うと目がなくなってしまう西村さんをネタにさせてもらって「リサ アユ マーフィー」と片言で言ったら、シーラン大爆笑!
西村さんも「シーランひど〜い」と大笑い。
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お陰様で素敵なIVYガールズの写真を撮影する事ができました。

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アルビルの治安

2014年04月25日 01:30

イラク戦争時、米軍に対してトルコ政府は自国を通ってイラクに入る事を許可しなかった。
そのためイラク北部のクルド地域は戦渦に遭う事なく、戦後の発展も急速に進む結果となった。

ここアルビルを含め北部クルド地域にはイラク南部から多くの国内避難民が押し寄せ、一部の人は今も避難民としてクルド地域で生活をしている。

南部の治安が日々悪化する中、北部は驚く程平和で、戦後10数年でテロらしいテロ事件は一度しかおきていない。
とはいえ、いつ事件が起きるか分からない、起こさない為にあちこちに検問があり、モールや公園の入り口では手荷物検査もある。
と書くと、やっぱり危ない地域じゃん。と思われそうだが、日本のディズニーランドでさえ手荷物検査をしていたくらいだから、今や世界中どこでもテロの警戒が必要になってしまっているのかもしれない。

サーミー アドミル ラハマンパークを訪れた。
とても整備された公園で、ジョギングコースやアスレチックもある。
公園の入り口、武装した兵士が警備にあたっていた。
写真撮りたいが、兵士に銃、もとい、カメラを向けるのはよろしくない。
でも、こんな雰囲気だと伝えたい。
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そんな時は記念写真をお願いする。
2人いた兵士の一人が「ダメだよ〜規則で禁止されているんだから」と言いながら笑顔。
これはもう一押しすれば、いける。
せっかくアルビルに来たから是非記念写真をお願いしたいんですよ〜。と日本語で。
「本当はダメなんだよ」と言いながら一緒に写真を撮ってくれた。
通常、この手の警備はAKを持っていても予備のマガジンはそれほど持っていない。
アルビルの兵士は予備のマガジンをポーチ一杯に入れていた。
何もない平和な街だが、いざと言う時にはそれだけの弾が必要だと言う事を物語っている。

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アルビルのスーク

2014年04月24日 15:03

街の中心部、お城の前にスークが広がっている。
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入り口付近は良いが、奥に入ると迷路。
ようやく出口を見つけたと思ったら、反対側に出ていたりする。
それもスークの楽しさ。
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日本にはない不思議な野菜を見つけた。
名前は。。忘れました。
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10年前のスークを覚えている訳ではないが、売られているものが洗練されてきた感がある。
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そんなスークでさえ発展中で、あちこち工事をしている。
都市計画で郊外に移転してしまったスークもある。
このスークだけはアルビルの象徴として残って欲しいと思う。


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[アルビルのスーク]の続きを読む

10年振りの再会!

2014年04月24日 01:39

アルビルには10年前に出会った友がいる。
当時インターネット屋さんでバイトしていた彼、仕事が終わってからアルビルを案内してくれた。

僕は当時彼が19歳か20歳くらいだと思っていたが、実は!15歳だったらしい。
一年に一度くらいメールのやりとりをしていたが、face bookが出来てからは頻繁にメールがくるようになり、
いつになったらクルディスタンに来るんだ?と何度も誘われていた。

face bookでは写真を見ていたが、10年振りに再会したカルワンは大人の顔になっていた。
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大学で働いているカルワンと共に大学の教員食堂で昼食を食べた。
僕も職員と同じ扱いで無料だった。

カルワンが知り合いの教授の授業に是非招待したいと言ってくれ、経済関連の授業にお邪魔した。
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教授は一人がレバノン人で、もう一人はインド人。
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授業は勿論、英語で行われている。
これから国際社会で活躍するにはとても良い授業だった。
僕の英語レヴェルでも、なんとか理解できる。
僕はカルワンに「僕もここで一ヶ月くらい勉強したいよ」と言うと。

日本からの特別ゲストとしてクラスに入れるようにしてあげるよ。と真面目顔。
留学経験がない僕としては英語を使ってクルドの人達と毎日触れ合える、勿論クルド語も勉強できる。
日本を一ヶ月あける経済力さえあれば、勉強していきたいと思う。
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大学を去る前に最先端のタッチパネル黒板の前で記念写真を撮った。

ディスカッションしたクルドの大学生はクルディスタンの未来、急速な経済発展を遂げつつあるアルビルの事を真剣に考えていた。
20歳の学生が「経済発展は良い事だが、いつくもの大切な物が失われつつあるのには不安を覚える」と話た。
日本の大学生が、外国人が訪れ、日本の未来、日本の政治に関してこれほどしっかりした意見を話せるだろうか。
勿論、英語ではかなり厳しいが、母国語の日本語であってもかなり厳しいと思う。

10年振りに再会した友のおかげでクルディスタンの大学生と話す貴重な機会が得られた。
ちょっとお金貯められたら、短期留学したいな〜。なんて夢を想う。

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アルビルの発展

2014年04月23日 07:27

10年振りに訪れたアルビルは発展!の一言につきる。
街の規模、建設ラッシュ、新車の数、様々な事象から発展具合が見て取れる。

変わりネタでは公園の写真屋さん。
ギャラリーがあり、ロープウェイまである公園。
その公園のあちこちに写真屋さんがいた。
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ある面、同業者ということで、一緒に記念写真を撮った。
観光名所?にこんな写真屋さんが現れる、しかも結構な数。
精神的、経済的に豊かにならなければ、こんな商売は成立しない。

日本人の感覚からすれば「イラク」は戦争があった国、未だ治安が悪い国、というイメージしかないと思う。
イラク南部は未だに治安が悪く、というか日々治安が悪化しているが、北部のクルド地域は「イラク」というイメージからはかけ離れた安定を保ち、発展し続けている。

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2014年アルビル 2

2014年04月22日 14:18

Totally 、 completely change!
と何度も言ってしまった。
どれが正しいか分からないが、昔の想い出が一切見つけられなかったアルビル。

10年経った今も建設ラッシュは続き、高度経済成長期をむかえている。
アルビル在住の友人が言った「一ヶ月どころか、一週間でアルビルは変わっていくよ」と。

そんななか、昔の名残をひとつだけ見つけた。
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それは露天で売られていた米軍兵士の写真が入ったパスホルダーだった。
10年前は多くの米軍車両がアルビルの重要ポイントに展開していた。

今は米軍車両はどこにもいない。
皮肉な事に唯一の名残が米軍だった。
買っていく人はいるのだろうか。

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2014年アルビル

2014年04月20日 23:53

約10年振りに訪れたアルビル。
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街の中心部にあるお城。
懐かしい。
と思いつつ周りを散策するが、昔通ったレストランが見つからない。
それどころが、自分が泊まっていたホテルさえ見当たらない。
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いつの間にか時計台と噴水公園ができていた。
同じく10年ぶりにアルビルを訪れたシリア人が言った
「昔、アルビルはアルビル村だったよ。今は近代都市になった」と。

郷愁をおぼえるかと思ったアルビル、驚きの感情で埋め尽くされる初日となった。

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Happy birthday

2014年04月20日 06:20

このブログを書いている、今、イラク時間で僕の誕生日を迎えた。
時差が6時間もあるので、日本時間では僕の誕生日はかなり早く始まっている。

自分の誕生日。
近年、誕生日とは自分を生んでくれた母親に「ありがとう」という日だと思えてきた。
時既に遅しで、そう思えて母親にありがとうと言えたのは3回程だった。

自分がここまで生き延びれてきた記念すべき日をイラクで迎える事になるとは。。。
唯一の救いは僕が滞在している地域がキリスト教の人達が多い地域で、沢山の酒屋さんがある事。

一日の取材を終え、ビールを買いに行くが、どの酒屋さんもしまっている。
あちこち探しまわるが、全滅!

どうやらキリスト教にとって大切な日である今日、皆が飲み過ぎないようにするため酒屋さんがしまっているらしい。
なんてこった!
別に誰にも祝ってもらえなくてもいいけど、仕事終わりと自分の誕生日でビール一杯くらいは飲みたかった。

酒屋さんが全滅なので、ドイツバーに行く事になった。
僕としてはどこでもいい。
日本から遠く離れたイラクで、一杯でいいからビールを飲みたかった。

訪れたドイツバー、ビールを頼んで飲み始めた時、いきなりキャンプファイヤー!
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異国の地で迎える誕生日。これがロウソクの変わりでいいや!とビールを飲む。

そんな自己満足の誕生日で終わるかと思っていたら、隣で飲んでいたエストニアの3人と仲良しになれた。
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生まれて初めて出会うエストニアの人。
飲んでさんざん盛り上がった後、「ちょっとお願いがあるんだけど。。Happy birthdayって言ってくれない?」と僕
「ん?誰に対して?」
「僕に!」
「マジ?今日が誕生日なの?19日?」
「20日なんだよ、イラクはまだ19日だけど、日本はもう20日なんだ〜」
「そっか〜それはめでたい!誕生日おめでと〜!」と言ってもらえた。

異国の地で寂しい誕生日を迎えると思っていた僕。
バースデーケーキはなかったが、忘れられない素敵な夜を迎える事ができた。

僕がジャーナリストになったきっかけはシンガポールで出会った一人のパキスタン人。
彼がパキスタンにおいで!と誘ってくれて、翌年パキスタンを訪れた。

人の出会いが僕の人生を豊かにしてくれている。
飲んだ席だけど、約束した。
エストニアに行くよ!と。

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空港から

2014年04月20日 01:00

空港を出てアルビル市内に向かう。
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モースル、ドホークなどの懐かしい地名が書かれた標識、携帯電話の会社の看板。

約10年もの歳月を経て、本当に帰って来れたんだな〜という気分になる。
そして、におい!写真では伝えられないがその国独特のにおいがある。
なんとも表現し難いが、アルビルは少し砂のにおいが混じった独特の空気感がある。
そんな懐かしさを肌で感じながらIVYの事務所へ向かう。

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戦場カメラマン渡部君が登場するイラクのDVD有り





アルビル到着2

2014年04月19日 14:30

アルビル空港はセキュリティーの為かターミナルを出ても交通機関がなく、シャトルバスで空港敷地内のバス、
タクシースタンドへ移動しなければならない。

某NGOの人がその事を知らずにターミナル前でずっとお迎えを待っていたそうだ。
9年前、友人に車で空港まで送ってもらい、「おれはここまでしか行けないから、後は一人で行ってくれ」と掘建て小屋の前で車を降りた記憶がよみがえる。

昔とは違う立派な待合室。
出迎えの人達で一杯のarrivalと書かれたドアをくぐる。
ヨルダンでもお世話になった西村さんが、今回はIVYというNGOのスタッフとして迎えに来てくれていた。

昨年、アンマンの空港に迎えに来てもらった時は僕がドバイで足止めされてしまい、待ちぼうけをさせてしまった。
今回は無事到着、合流できた。
ここまできて、すべての準備が整った。
懐かしいアルビル市内へ向かう。

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イラク(アルビル)到着

2014年04月19日 13:00

予定より30分程遅れてアルビル空港に到着。
空港は圧倒的にキレイになっていて、記憶と合致する場所が全然ない。
アブダビからの乗客数が少なかったので、イミグレーションはどのブースもすいている。
色々と質問されたらどう答えようかな~などと考えながら係員も元へ。

イラクから送ってもらったビザ?らしきペーパーとパスポートを提出する。
すると、最後のカウンターへ行け!と言われた。ん、マジ。
と思って最後のカウンターを見るとそこにはVISAと書いてあった、そっか~。この書類を提出してビザを貰うのね。

VISAカウンターのお兄さんはパスポートと書類を見て、PCのモニターをチェック。パスポートに手書きで何か書いてOKと言ってくれた。
一番緊張する入国審査を無事通過。
これで僕はアルビルに降り立つ事ができる。



4月16日イラクへ

2014年04月18日 14:00

向かい風も強そう。
12時間以上のフライトでよやくアブダビに到着しようとしている。
アブダビまで後40分程。
スクリーンの世界地図を見る度にインド、パキスタン、イラン、アフガニスタン、最近行っていないな~と思う。
インド地震の時訪れたアーメダバードが懐かしい。あれは何年前だったろうか。
イランはタブリーズはマシュハドの地名が出ている。
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10:15アブダビ時間
後、一時間程でイラク北部の街アルビルに到着する。
友人はいつクルディスタンに来るの?と聞いてきた。イラクではなくクルディスタンと。
2006年以来となるアルビル。
そこはイラクではなくクルディスタンという独立国家に近い状態になっているのだろうか。
世界で最大の自国を持たないクルド人がイラク北部にクルディスタンという国を作り上げつつあるのだろうか。

目の前には見慣れた飛行機のパーソナルモニターがあり、見慣れた地図を表示している。
僕の乗った飛行機はクエート上空を通り過ぎ、もうすぐナジャフあたりにさしかかる。
西方にはAleppoと書かれてある。
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アラビア半島北端の小さな国シリア。シリアがこれほど入りにくい国になるとは全く想像できなかった。
モニター上の地図を見ていると、この十数年、旅をし、取材してきた地域が思い出される。
この地球という大きな惑星のほんの一部の地域を彷徨い歩いていただけ、そう思えてしまう。



4月15日イラクへ

2014年04月18日 05:20

22:10静岡上空。
いつものごとく、慌ただしい一日だった。
新宿から乗ったネックスは渋谷~恵比寿間で人が線路に立ち入ったとの事で30分以上遅れた。
それでも出発の2時間半前には成田空港に到着できた。
第一ターミナルのエティハド航空のカウンターにはすでに長蛇の列。
これは、もしや満席?
オンラインでチェックインしておけば良かったかな~。
なんとか通路側の席をゲット。

係員のお姉さんがパスポートをめくってビザを探している様子。
「イラクビザですか?」と聞き、別紙のビザを渡す。
が、しかし、アラビア語で書かれたビザは有効期限さえ読めない。
お姉さんは一生懸命PCとビザを見比べている。「やっぱり読めないですよね~。どうやって確認するんですか~」と聞くと、
「ビザの英語で書かれたレターヘッドの部分が適合するかどうかしか確認できないです」と笑顔。
お陰様で僕が持っているビザは本物なので、問題なくアブダビからイラクのアルビルまでのボーディングパスも発行してもらえた。
今回はラガットちゃんの手術の為に大金を持ち歩いているので、ちょっと普通より気を使う。
前回もヨルダンでATMちゃんと使えたから大丈夫だとは思うが、まさかの為に半分は現金で持ってきた。
なんて書いているうちに飛行機は名古屋上空を通過。
後2時間くらいで日本の領空を離れる。
あ、ご飯がきた。
次こそはお仕事でなく、楽しい旅行で飛行機に乗りたいと思う。



チョビがいない出発。

2014年04月16日 10:59

この3年間、海外取材に行く時はいつもチョビが見送ってくれた。
賢いチョビは僕がスーツケースに荷物を入れ始めると、パパはまた海外に行ってしまう。と分かっていたようで、
スーツケースに入ってしまったり、せっかく入れた荷物をカリカリして準備の邪魔をしてくれた。

チョビは我が家の周りを好き勝手に散歩していたが、海外に行く日だけは着いて来ちゃうと困るので、玄関で足止め。
その時のチョビの寂しそうな顔を見ると、出来るだけ早くミッションを終え、帰ってこようと思った。
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昨年、チョビは一足先に天国に行ってしまい、今回は邪魔もしないし、見送ってもくれない。
いつも後ろ髪ひかれる思いで出発していたのが、今回はそんな思いがない。
後ろ髪ひかれるのはとても切ないが、ひかれないのも切ないものだ。

そうそう、チョビはインターナショナルネコで、去年はヨルダンやアブダビにいる僕とSkypeでお話もした。
チョビがいない。
何か忘れものをして出発するような感覚。
家族がこれほど大きな存在だったとは。。


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いよいよ出発。

2014年04月15日 20:03

近年、海外取材に行く時、色々と心配な事があって、リアルタイムでブログを書きづらくなっている。

先ほど、無事、チェックインを済ませた。
カウンターのお姉さんが、ビザをチェックするが、読める筈もなく(僕も読めない)あれこれチェックして
ようやくボーディングパスをもらった。

無事現地に着いて入国審査が終わったら、どこにいるかブログで報告します。
なんか昨日から食欲がなかった。→渡航前は毎回ナーバス。
現地に着けば、友もいるし、一気に元気になると思う。

それでは皆さん、明日以降また。

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シリア難民支援&シリアDVD

2014年04月14日 18:37

シリア難民の女の子、ラガットちゃん手術の為にヨルダンに飛びます。
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募金に協力して下さった方々、本当にありがとうございました。

昨年3回、そして、今回、シリアの内戦、シリア難民を取材してきました。
テレビや雑誌で発表できたのはほんの一部。

かつて、アフガニスタン、イラクのDVDを作ったように、シリアも伝えきれなかった部分を集めたDVDを製作します。
THE SYRIA REPORT今夏発売予定。
シリアDVDのプロモーションビデは下記から見れます。
DVD PV

DVDの先行予約を受け付けます
6月末までに予約、入金して頂いた方にはDVDの送料をサービスします。
あと、ポストカードも一枚付けましょう〜。

今回も渡航費はまだまだ足りず大変な状況です。
関心あるかたは下記、久保田ショップより。イラクやアフガニスタンのDVDもあります。
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八王子の久保田邸

2014年04月12日 00:06

4月15日から約一ヶ月我が家が空き家になる。
今まで意識した事なかったけど、冷静に考えたら勿体ない。

チョビがいなくなった今、我が家は本当に空き家になって、誰も使わないのに家賃だけが発生する。
八王子という田舎だが、駅まで7分程。
新宿まで40分弱で行ける。

一ヶ月まるまるでなくてもウイークリーマンション代わりに使ってくれる人はいないだろうか。
あまり間取りとか書きたくないが、そこそこ広く、バス、トイレ別。
勿論、インターネット完備。

知らない人に住んでもらうのもセキュリティーが。。。と思うが、我が家の財産はカメラくらいで。。
しかも、カメラは僕が持って行くので、我が家に財産らしい財産はなく。。

今回は僕の計画性のなさでギリギリになってしまったが、今日の時点で9月から40日我が家を空けるのが確定となった。
東京の外れの八王子ですが、目の前は公園、裏はお寺と、とっても静かな場所。
家賃は応相談ですが、住んでやってもいいよ!
って方がいましたら、是非ご連絡下さい。
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成田空港

2014年04月11日 07:00

成田空港に行くのが楽しく思える日がくるだろうか。
成田空港にいくのは90%以上お仕事モード。

出国審査を終え、飛行機に乗り込む時は、もしかしたら日本の土を踏むのは最後かと思う事も多々ある。
僕のジャーナリスト仲間は勇敢な人が多く、取材に行く前にあまり怖くならないようだし、絶対に生きて帰って来るという
自身に満ちあふれている人が多い。

僕は。。ダメだな〜。
毎回、覚悟しているし、母親が生きている時には母親宛の遺書を残して出発していた。
これはヤバいな〜!って状況に陥った時、覚悟があると意外と平静でいられる。
僕の場合は生き残りたいという欲求が多い方が冷静な判断ができないタイプ人らしい。

どちらが良いかは別として、成田空港に行って、ルンルンの気分になれないのは事実だ。
スーツケースと最小限のカメラしか持たず、楽しく成田空港に行きたい。





習慣

2014年04月10日 09:08

この数日、入学式〜卒業式の撮影で早起きをしていた。
今日は、撮影がなく、早起きする必要がないのだが、ふと目覚めたら06:36だった。

一応カレンダーを見て、午後の打ち合わせだけで、撮影がない事を確認して再び毛布にくるまる。
ん?6×6=36。
へんな時間に起きちゃったな〜。
そう思った時点で、もっと寝ていたいのに頭は覚醒モードに入ってしまった。

毛布にくるまりながらも、「習慣」というタイトルのブログを書こう。
出発前にあれとこれをやろう。などと考えながら一時間。
寝ているのか起きているのか分からない状態。

しかし、習慣とは恐ろしいものだ。
ほんの数日早起きしただけなのに、早起きの習慣がついてしまった。
これはカメラマンとして、絶対遅刻できないっていう気持ちの持続でもあるのだが。

僕は家に鍵をかけない人だった。
友人にも言われ、チョビがいなくなった事もあって鍵をかけるようになった。
朝、撮影に行く時、ドタバタしていて鍵をかけ忘れた。
今までの僕ならあり得ないのだが、鍵をかけ忘れた事にとても不安を覚えた。

一度始めてしまった事を戻すのは非常に難しい。
性善説で、本当に悪い人なんかいない。我が家のような貧乏アパートにまで入る泥棒がいたら、
その人には我が家の無きに等しい財産が必要なのだから持って行けばいい。
そう思っていたのに。。
守るべき物がないのに、守っている自分がいやだ。

国も同じかもしれない。
国には守るべき物、人が多くあり、国防を考えると、守りの力は増大する事はあっても減る方向には進まない。
個人でさえ、同じ日本人同士でさえ、信用できないのに、国が違い、文化や習慣が違い、領土問題まである諸外国を信用するのは難しいのかもしれない。


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入学式パート2

2014年04月08日 20:52

今日は中学校の入学式。
本当に暖かいお天気で無事、撮影を終え、海外へのチケット手配等の為自宅に戻る。
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昨日の桜ポイントは今日も健在で
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カメラを持った人が多くいた。
イラクに連絡を取り、代理店に連絡を取り、ちょっとうたた寝。
明日の撮影は少し遅い時間なので、日本にいるうちに近所のダーツ屋さんへGO。
意外とダーツはしないのだが、仲間と話をしながらPCで仕事。

ビリヤードのお客さんで顔見知りの人に声をかけられ、
「あのう〜今日、南野中学にいました〜?」と聞かれた。
え、もしかして、、お子さんの入学式だったんですか〜。
「いや〜そうだと思ったんだけど、お仕事中なので声かけるのお悪いと思って。。」

マジか〜!
ダーツ、ビリヤードの人達に初めて撮影している姿を見られた。
しかも、スーツ姿。
なんかちょっと照れくさい。
結婚しているのは知っていたが、まさか中学生の子供とは。。
僕もはよ自分の子孫が欲しいと思った。

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入学式。

2014年04月07日 23:28

今日は入学式。
学校関係の撮影をしている人達がもっともカメラマンを必要とする日。
昨日の日曜日、雷がなり、雹が降った八王子。
今日は一転して快晴で暖かく最高の入学式となった。

僕は八王子の某小学校へ。
式典の撮影を終え、新入生と保護者の記念写真の準備をする。
担当の先生が「今日はとても素晴らしいカメラマンに来て頂きまして。。」と。
あ!スタジオスズキさん、また僕の事ちょっと凄い人!って先生に話してくれちゃったな〜。
学校関係の写真を撮らせたら僕よりうまい人沢山いるので、畑違いで、申し訳ないと思いつつも、
担当の先生が協力的になってくれるのはとても仕事がやりやすいので有り難い。

「なんか写真集も出していらっしゃるようで、今度スズキさん経由で買わせてもらいます」
あ、ありがとうございます。
また撮影にお邪魔する事もあるかと思いますので、今後も宜しくお願いします。
と挨拶して帰って来た。

スタジオに帰宅して報告すると、スズキさんが「ダメですよ〜久保田さん、せっかくだから僕は講演もしてます!って売り込んでこなきゃ」って。
よそさまの仕事場で営業してくるなんて、、あ、これが僕の弱さで不器用さなのか。。

などと思いながら、帰宅する途中、多摩御陵の近くで桜が満開だった。
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本当に暖かく、川の中を歩いている人までいた。
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午後の打ち合わせがあり、車を停めて橋の上から撮影しただけの記念写真だけど、仕事でない状況でカメラを構えるほんの少しの余裕だけでも嬉しかった。

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ヨルダンの難民キャンプ

2014年04月06日 20:47

ヨルダンで最大の難民キャンプ、ザータリキャンプでこの週末、警官隊と難民の間で衝突が起きたらしい。
10万人以上が生活する難民キャンプ。
先行きが見えないシリアの内戦。

我々が想像する以上の精神的、肉体的なプレッシャーがあるのだとうと思う。
ヨルダンに住む友人が伝えてくれた情報で、詳細はまだ不明だが、、
日本にいて普通の生活をしていると何も情報が入ってこない。

やはり現地に赴かないと分からない事が多い。

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消費税増税。

2014年04月05日 08:00

4月1日はエープリルフール。
消費税が8%に増税。
これもウソだったら良かったんだけど。

あまり実感はなかった増税。
宅急便の60サイズで荷物を送った時、初めて実感した。
今までだったら640円だったのに。。

郵便屋さんへ行って2円切手を沢山買った。

そして、今日、ガソリンスタンドの値段表示を見てビックリ。
ハイオクは167円。
スタンドのおじさんが話しかけてきたので、一気に高くなりましたね〜と言うと、
消費税と環境税のアップで4〜5円上がっていますよ。
うちはまだ安いですが、よそは170円台ですよ。と

なるほど、3月31日にガソリンスタンドに長蛇の列ができた意味が今頃理解できた。
僕も並べば良かったかな〜。
でも満タンに入れても70ℓくらい。

日々仕事に使う車であれば増税前の一回の給油などたかがしれている。

法人税減税をし、企業を元気にして、経済の活性化をはかるアベノミクス。
低所得者程ダメージが大きい消費税。
個人消費は本当に延びるのだろうか。

僕が人一倍貧乏だから感じるのか。
2年振りにばったり出会った友人は4ヶ月の子供の母になっていた。
子供もう2人くらい欲しいけど、教育費高いし、待機児童の問題もあるし。。。と

増税された分、本当に社会保障が充実されれば日本の人口減少も歯止めがかかるかと思うのだが。

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