テレメンタリー

2013年12月31日 04:46

2013年もあっと言う間に最終日を迎えてしまった。
膨れ上がったPCのブックマークを整理していたら、いつ登録したかも忘れていたページが出て来た。
EIZO倉庫
僕はつくづく宣伝が下手だと実感した。

良く思い出してみたら、僕はテレビ朝日のテレメンタリーと言う番組に主人公として登場していた。
題材は当時アフガニスタンに沢山いた見えない難民。
この番組は第39回ギャラクシー選奨受賞をした。

番組で使われた映像は20分弱。
テレビという限られた尺の中で報道できなかった部分を再編集して作ったのがアフガニスタンのDVD。
「アフガニスタン伝えきれなかった真実」だ。

自分ではたいした事ないと思っていたが、結構貴重な映像かもしれない。
年末バーゲンで大放出した写真集&DVDセットはなんとか売れそうな気配。
お正月のお餅くらいは買えそう。

とはいえ、次なるシリア難民取材への資金はまだまだ。
お年玉で。。じゃないな〜。
僕のお年玉。
関心を持ってくれた方は下記久保田ショップからどうぞ。
和紙プリント値下げしました。(マイナス2万円)
<久保田弘信の作品ショップ
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復興税

2013年12月27日 14:22

先日、仙台でシリアのお話をさせてもらった。
その時の交通費と謝金に税金がかかる。
NGOから明細が送られて来て、0.0021%の復興税がかかっていた。
税金を取られて損したという気分ではなく、東北に貢献できて良かったと思った。

普段、東北地方とのビジネス的なやり取りがないので、0.0021%の復興税の事を知らなかった。
国に10%持って行かれるとちょっと損した気分だが、東北へなら10%取られても良いと個人的には思う。

なかなかお金を寄付する事はできないが、自分が働いた得た収入の一部なら喜んで献上できる。
と、思っていたら、仙台のビジネスホテルが大幅に脱税していたとのニュースに驚いた。

東北への玄関である仙台は復興の為に働く人やボランティア、(震災からしばらくはメディアの人々も)でどのホテルも満室状態だった。
ホテル業界としては震災特需。
その利益を隠し、人材派遣の会社を利用して雇用までごまかしていたとは。。なんとも悲しい。

今日のニュースを見て、氷山の一角ではないかと思ってしまった。

別件
来年初頭の取材資金集めの為に我が作品を売りに出したが。。。反応なし。涙!
年末大バーゲン?写真集&DVD
僕のブログを見てくれている人達は絶版以外の作品を既に持っていてくれる可能性も高い。
う〜セットにしてしまったのが良くなかっただろうか。
このままでは恥ずかしい報告をせねば。
サダムフセインの写真が入った時計だったら良かったかな〜。
放出品を考え中の久保田です。

UNHCRの友

2013年12月24日 18:49

2001年、アフガニスタン戦争のさなか。
パキスタンとアフガニスタンの国境の街クエッタ。

まだ何も分からずにとにかく死んで行ってしまうアフガニスタン難民を助けようともがいている僕がいた。
難民の大変さに比較は難しいが、そもそも23年も内戦を続けていたアフガニスタンの難民は現在のシリア難民以上に悲惨だったと思う。
今思えば、もう少し賢いやり方があったかと思うが、個人で借金をしてまで難民を助けていた。

そんな時お世話になったのがUNHCRのクエッタオフィスでPIとして働いていたババ・バローチ。
パキスタン人のローカルスタッフだと思っていたが、実はインターナショナルスタッフでクエッタでの勤務を終えた後、イスラマバードで仕事をしていた。

ちょうど2010年、9年振りにババ・バローチとイスラマバードで再会した。
彼は惜しみなくその当時の情報を僕に教えてくれた。

そのババ・バローチがジュネーヴのオフィスでPIオフィサーをしていると噂で聞いていた。
間が開いてしまうと、連絡しづらいものだが、ヨルダンで日本人のUNHCRスタッフ南部さんとお会いした時に共通のうう人としてババ・バローチの話でもりあがった。

昨日、思い切ってババ・バローチにメールを送った。
忙しい人だし返事は期待していなかったのだが、今日返事のメールが来た。
Sure, it will be great seeing you again.
Please let me know if have plans to visit Geneva.

なんとも嬉しいメールだ。
ジュネーヴは物価高いし、なかなか行けないが、ババ・バローチがいるうちに訪れたいと思う。

久保田ショップ




仙台講演〜仙台の友人カメラマン。

2013年12月22日 12:57

仙台での講演は無事終了した。
決して多いとは言えない参加者だったが、今起きている事、大切な事を伝えられた気がする。
終了後の交流会では話す事が一杯で!ふと気がつけば12時を回っていた。
それぞれに仕事を持った中でシリアの支援に携わるNGOの人達との話はまだまだ続けたかった。

仙台には昔昔のカメラマン仲間がいる。
最後に一緒の現場で撮影したのはもう10年以上前。
おおらかな人で僕は昔から勝手にプーさんと呼んでいる。

今年の二月、骨折して仙台の病院に行ったときも、病院まで送ってくれ、治療が終わると迎えにきてくれた。
しかも!牛タンを奢ってくれた。

今回は僕が。。と思っていたのに、唐揚げをごちそうになってしまった。
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昨日の講演が山形のNGO。
この唐揚げやさんも山形らしい。
ふむ、偶然とはいえ、山形に縁を感じる。
プーさんにはちょうどの量なんだろうが、僕には。。とっても多い。
食後、お腹一杯の僕は市場へ買い物に。
我が家用にシャケなど買っていると、そこでも明太子を一つ買ってくれてしまった。

少し歩いたにも関わらず、まだまだお腹一杯なので、お茶をする事に。
せめてお茶くらいは。。と思ったが、これまた奢ってもらってしまった。
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飲むのがもったいないなどと話していた、プーさん初登場。
カプチーノメインで撮影したので、ちゃんとプーさん顔を
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カメラマンは基本的には個人プレーの仕事。
タッグを組んで仕事をする事は稀、その中で仲良くなり、10年以上もおつきあいが出来る人はもっと稀。
次こそは、僕が奢るぞ!と決意している。

久保田ショップ


仙台へGO!

2013年12月20日 15:31

東北新幹線に乗って仙台に向かう。
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車での移動が多い僕だが、この季節東北へ車での移動はリスクが高すぎる。
たまには電車の移動も良い。
僕は鉄ちゃんじゃないので、はやてがいいのかこまちがいいのか分からない。
せっかくなので窓際席をお願いしたらこまちしか空席がないということでこまちになった。
時間的には一本前のやまびこが間に合うのだが、よく見たらやまびこは停車駅が多い。
昔の記憶ではこまちは車内がキレイだったような。。
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東京駅で30分近く時間があったので、温かいラーメンかうどんを食べたかったのだが、それらしい店はみつからなかった。列車での旅らしく駅弁。
列車での移動は仕事や考え事ができるのが良い。
年末を迎え、シリアの講演に向かう僕。
この一年、またもや勢いだけで取材を続けてしまい、お正月のお餅を買うのも大変な状態。
振り返ると、勢いだけで動いたようでもあり、必要だから動いたようでもある。
来年はもう少しだけお財布にゆとりがある一年にしたいと思う。


<久保田弘信の作品ショップ

戦場カメラマン渡部君が登場するイラクのDVD有り





仙台での講演12月20日

2013年12月19日 17:12

明日は仙台での講演。
仙台はこの3月左腕を骨折した時、病院に行って以来。

この仙台講演はわらしべ長者作戦。
ヨルダンで活動していたJICAボランティアの人が任期を終え、ほんの数週間の休みだけで今度はイラク北部へ旅立った。
イラク北部には僕の友人もいるし、JICAの活動とは違うNGOの活動をしている西村さんを取材に行こうと思った。
FBで連絡をやり取りしている時、NGOの本部から講演に来て欲しいと連絡があった。

イラクでの取材についてもあれこれメールや電話でやり取りするより直接会って話す方が良いし、僕に断る理由なし。
で、仙台まで行く事になった。

明日、12月20日
18:30〜20:30
仙台市民活動サポートセンター6Fセミナーホールにて。
IVYのホームページ
ブログを見てくれている人で仙台方面の方がいらっしゃったら是非おこしください。
僕は講演後、仙台に一泊する予定です。

久保田ショップ





HDD

年末大バーゲン?写真集&DVD

2013年12月18日 16:58

初めて出版した写真集Who?報道されないアフガニスタンの素顔。
そして、二冊目の写真集空爆の下では出版社が倒産してしまったため、絶版となっている。
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手に入らないと思うと欲しくなるもので、Amazonで両冊ともに中古品ーほぼ新品で3360円と5600円とプレミアの値段が付いている。
僕も売りたいな~!と思うが我が家には一冊づつしかない。
と!思っていたら保存資料の中に一冊づつ発見した。新品!

我が家で保存しておきたい気もするが、、来年、シリア難民が押し寄せているもう一つの国に行きたいので、断腸の思いで売る事にします。


せっかくなので、僕のジャーナリスト人生の作品全部セットで売りたいと思う。
(来年にはもう一つ作品が増える予定)
w887.jpg
前出の二冊が絶版になってしまったため、新しく作ったアフガニスタンの写真集アフガンブルー定価2100円。
イラクのDVD二つ。定価3000円。
アフガニスタンのDVD1つ。定価3000円。
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おまけで、かつて横浜のチャイハネで写真展と講演をしたときに作ってもらったファイルを付けて。
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限定1セットしかないので、20000円からの入札で販売したいと思います。(送料込み)
オークションに出せれば良いのですが、手続き等を考えると間に合いそうにないので、ブログ経由で。

キリよく、12月31日の23時59分までにしたいと思います。
発送は1月1日。
ご希望の方は
chobikun5@hotmail.com へ希望購入価格と送付先住所、電話番号を明記してメールを送って下さい。
厳正を期すため新年、最初のブログで結果を発表します。
勿論、最終販売価格のみ発表します。お年玉価格がついたらいいな〜!
恥ずかしいですが、売れなかった場合も発表します。

シリアの講演at二子玉川。(終了)

2013年12月18日 15:12

昨日、二子玉川でシリアの講演をさせてもらった。
今回は聞きにきてくれた人達が今までにない人達。

通常、講演をすると来てくれる人達は世界の情勢に関心があったり、NGOや平和団体との関わりがある人が多い。
昨日来てくれた人の多くが普通の(語弊があるが)ビジネスマン。
独立してビジネスを成功させている人や大手の証券会社で働いている人達。

かつて日本の大手企業の人に「私達にとって遠い外国で起こった事なんか日々の仕事に関係ないから、日本で国際ニュースが少なくても当たり前だ」と言われてショックを受けた。

日本のビジネス界の第一線で活躍している人達が忙しい中、時間を作って来てくれる。
退屈させてしまったらどうしよう。という不安が少しだけあった。

とはいえ、僕にできる事は日本の大手メディアが伝えいていない現場で起きている事を伝えるだけ。
少し短めに1時間10分程講演をした後、参加者の人達と日本の報道のあり方、ビジネスとして成立させる方法などトークセッションに移った。

第一線で活躍している人が多いので、海外経験がある人も多く、アメリカやイギリスのメディアの報道と日本の報道を比べると。。などなど色々な意見を聞く事ができた。
今まで、国際社会で起きている事をあまり知らなかったが、今日を境に関心を持っていこうと思う。などの意見も。
僕が想像した以上に日本のビジネスマンも政界情勢に関心があるようだった。
しかし、残念な事にコアな情報をテレビや雑誌が日々コアな報道をしないため、コアが情報を得る為にはネットに入って行かなければならないのが現状。
日々忙しい人達にとってはなかなか難しい。

まだまだ話したりない感じがあったが、今回はお開き。
終電で帰宅し、テレビをつけるが、勿論、そんな時間にニュースはやっていない。
疲れていたのでアニマックスを見たが、面白くなく、いつものようにチャンネルはCNNへ。
CNNにセットした瞬間シリアのアレッポのニュースが流れていた。この数日アレッポでの戦闘が激しい。
勿論、日本のメディアは伝えていない。
シリアのニュースが終わるとエジプトのニュースが。。
ムバラク大統領を引きずり降ろしてもエジプトの混乱は深まるばかり、新たな時代への生みの苦しみであれば良いのだが、次世代の政権の利権争いでは国民が救われない。
その後もCNNは世界各国のニュースを流し続けた。

日本のテレビだけを見ていたら、2013年の年末、これほど世界中で問題が起きているとは思えない。
日本のテレビには面白い習慣がある。
年末やお正月など日本人がウキウキしている時期には暗いニュースはあまり流さない。
ニュースとは。。

久保田ショップ


シリアの講演

2013年12月17日 10:17

東京に住んでいながら東京近郊での講演がとても少ない。
今日は久しぶりに東京近郊での講演。

二子玉川駅直結の二子玉川ライズ8Fのco-lab802でシリアのお話をします。
19時スタート。
このブログを見て来て下さる方は受付で「久保田の関係者です」と言って下さい。

11点と点数はすくないですが、シリアの写真展も同時開催中です。
今回は僕の友人が企画してくれた講演。
近年、絶滅危惧種となりつつあるフリージャーナリストが取材し、報道し続けていくためのディスカッションも予定しています。
お時間ある方は是非。

久保田ショップ





HDD

宇宙へ

2013年12月08日 23:07

宇宙へ。
各国のリーダーを宇宙へ連れて行くのはどうだろう?

最近流行の数千万円で無重力を体験できるジェットではなく、成層圏の上から地球を見てもらう。
それでも国が国がと宣う人はリーダーに向かないと思う。

狭い地球の地面からでなく、宇宙から地球を見た時、初めて人は目覚めるのではないだろうか。
宇宙への旅に耐えられない老いぼれなら国を世界を背負う力もなかろうに。

久保田ショップ





HDD

友、そして友。

2013年12月08日 14:22

書きかけのバングラデシュ日記になかなか戻れないでいる今日この頃。
このブログの次にはマイメイシンでの経験、後半戦を書きたい。

特定秘密保護法だけでなく、近年、フリージャーナリストを取り巻く環境は最悪と言える。
紙、電波媒体共に国際ニュースを扱うページ、番組が激減している。
ストレートニュースでは企画が通らず、何かひとひねりしたニュースにしなければ、しても企画が通らない。
現在の僕としてはひとひねりなしで写真とニュースを出せるのはTHE PAGEだけだ。

こんな環境ではフリージャーナリストは絶滅危惧種となって当たり前。
あってはならない事だが、先日大阪で再会したジャーナリストの玉本英子さんも「赤字は毎回の事で当たり前」と話していた。

今まで僕は一人でなんとかしようと思っていたが、とてもじゃないが、一人でやっていくのが不可能な状況となってきた。
本当はもっと早く友の力を借りれば良かったのだが、ギリギリになってようやく友の力を借りる決心がついた。

まず一番は僕が抱えている膨大なアフガニスタン、イラク、シリアの写真パネル、これを愛知県の友人にあずかってもらい写真の貸し出しと講演の受付をする事務局を立ち上げてもらった。

事務局の名前どうする?って夜な夜な考えていて、僕の愛娘の名前がチョビで友人が飼っていた犬の名前が偶然にもチョビ、そしてベンガル語で写真の事はチョビ。じゃあチョビにしよう!と
chxbi(ちょび)報道写真事務局ができあがった。
chxbi(ちょび)報道写真事務局

ちょびがであがって間もなく、我が家のチョビが天国へ行ってしまった。
写真を預かってくれている愛知の友人、家族も悲しみにつつまれ、偶然の偶然だが、我が家のチョビと愛知のちょびの命日が一緒だと判明した。
なんとも縁を感じる。

昨日は明大前の民家でシリアのお話をさせてもらった。
これも友人企画。
そして、17日には二子玉でシリアのお話をさせてもらう。
これまた友人企画。

かつてテレビ東京のザ・ドキュメンタリーと言う番組に出た時、久保田さんにとってジャーナリストとは?
と聞かれ「続けたいけど、続けるのがとても難しい職業、それでも伝えた事によって反響があるから。。」と答えた。
続ける為に、僕一人の力では無理になってきた。
少し遅いけど、いろんな人のいろんなスキルでお手伝いして欲しいです。
僕たちフリージャーナリストの報道が必要だと思って、なおかつ、少しでもお手伝いして下さる方々。
2014年は皆さんの力が必要な年となると思います。
何卒よろしくお願いします。

特定秘密保護法成立

2013年12月07日 01:55

テレビを見ていたら速報が入った。
後2日くらいはかかるかと思ったが、意外と早かった。

原発の再稼働反対のデモは官邸前に10万人規模の人を集めた。
特定秘密保護法案の反対で集まった人は500人程だったらしい。

日本国民にとって原発程の脅威はなかったという結論だろう。

諸外国に比べ羊のように飼いならされた日本国民。
その日本国民にさえ特定秘密保護法が必要だったのだろう。

中東に始まったアラブの春、その終着駅は中国だと思っていたが、実は日本なのかもしれない。
こんな予想が当たらない事を祈るが。

特定秘密保護法案。

2013年12月06日 19:12

秘密保護法とは、国の安全保障に関して特に重要な情報を「 特定秘密」に指定し、それを取り扱う人を調査・管理し、それを外部に知らせたり、外部から知ろうとしたりする人などを処罰することによって、「特定秘密」を守ろうとするものだ。

問題は誰が「特定秘密」と認定するか。どんな事例を「特定秘密」と認定するか。である。
日本に限らず現代世界の国々が国防上の国家機密を持っているし、持たざるを得ない。
スパイ天国と言われる日本が機密保持の為に特定秘密保護法を制定するのだが、情報漏洩を防ぐセキュリティに力を入れる方が先決ではないだろうか。

中東から始まった民主化運動が世界に広まる中、時代に逆行する法律を制定させようとする日本。
その公の目的はは北東アジアにおける安全保障、対中国、対北朝鮮がメインだが、その実態はどうだろう。
今回、治安維持法の再来とまで言われる所以は「 特定秘密」と指定される事例の明確な定義が示されていない、そして、第三者機関の監視の元に法律を動かすといいつつ第三者機関が内閣府の直轄であったり、法律の暴走を止められないと思われるのが原因だ。

メディアは第四の権力と言われるが、日本のメディアがこれまで国家権力を監視し、その暴走を止めてきたかというと否だ。
世界でも稀な記者クラブ制度を持ち、ジャーナリストの牙を抜く政策でここまでやってきた日本。
大手メディアと違って背負うものがないフリージャーナリストはどうだろう。
残念な事にフリージャーナリストと言えど、その生活の為に丸くなっているのが現状だと思う。
昨今ジャーナリストが人気商売になりつつあり、反骨精神のあるジャーナリストの仕事が減っている。

今まで日本国民は自由に情報を得てきただろうか。
イラク戦争後、サマワに自衛隊が派遣された。
先遣隊の頃は我々ジャーナリストが自衛隊の活動を取材できた。
しかし、その後、サマワが外務省の定める安全基準のレヴェル5にあたるから民間人は退避せよ。とのお達しがあり、自衛隊の取材ができなくなった。
その後の報道は自衛隊の広報がもたらしたものだ。
イラクでは自衛隊の活動に対して賛否両論があったが、自衛隊の広報が報道しはじめてからは賛の報道しかされなくなった。
今後、同じような事例があり、自衛隊の活動が国家機密であると認定された場合、報道しようとしたジャーナリストは処罰の対象となりうる。

池田 信夫氏の言葉。
国家機密を暴く報道は今でも違法であり、特定秘密保護法ができても違法だが、それが本物のスクープなら検察も起訴できない。報道の自由を守るのは法律ではなく、ジャーナリストの矜持と国民の理解である。

報道の暗黒時代が到来した時、一部のジャーナリストは身を呈してでも報道を続けるだろう。
その時、初めて報道の自由の貴重さに気がつくか。
それでも、そんな情報は必要ないと日本人は思うのか。

<久保田弘信の作品ショップ

戦場カメラマン渡部君が登場するイラクのDVD有り







イラクの写真。

2013年12月05日 13:40

膨大なイラクの写真から次回使用する写真をセレクトしている。

写真の並びを見ていると、戦前、戦中、そして戦後の僕自身の気持ちが思い出される。
僕が体験した最も大きな戦争、イラク戦争。

当時はとにかく「やる」って感じで一杯一杯な僕だったと思う。
今同じ戦争が起きたら、かなり違う方向から取材していたんじゃないかな〜、と思う。

アフガニスタン、イラク、この二つの戦争をきっかけにいわゆる戦場カメラマンとして後に引けない人生を歩み始めてしまったと思う。

それは二つの国で戦渦の中、とても温かい友人達に出会ってしまったから。
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イラク戦争開戦から三日目、僕が泊まっていたホテルのシェルターに避難して来た家族。
戦後、戦後再会を果たした。

このブログの「イラク」のカテゴリを使う事も少なくなってきてしまった。
近々皆さんにイラク戦争の裏側?をお見せしたいと思っています。

久保田ショップ





シリアのこと

2013年12月03日 01:38

シリアの原稿を書いていたら意識が、もとい、価値観が混濁してきた。
人の数だけある価値観。
お互いの価値観を押し付け合い争う。
異国でなくとも、日本人どうしでも、肉親ですら価値観の衝突が起きる。

少しでも歩み寄ろうと思ってくれれば良いのがだ、頭が良い人程自分の価値観が絶対だと思ってしまったりする。
こんな事を考えていると遅い朝日が登って来てしまう。

僕は晩酌をしないタイプなんだけど、今日は。。飲もう。
と、思ったが、ワインはあるが、ビールがない。

仕方なくコンビニに走り、一番絞りを一本と淡麗を一本買って来た。
淡麗は上に行った母へ。
一人飲みは寂しいので、同じく上に行ったチョビには新しいお水。

戦争でなくても家族を失うと痛い。
これが、理不尽な戦争が原因だったら、残された人はどれほど痛いことだろうか。
そんな事を想像すら出来ない人が戦争をし、戦争を煽り、。。

そうそう、戦渦の中で命を失っていった我が共達の事も思い出しながら飲もう。
彼らの多くはイスラムだけど、いいよね。

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