首相官邸前デモ2。

2012年06月30日 22:25

人々が集まり始めた16時前後、官邸前は夏の青空が広がっていた。
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脱原発に賛同した様々な団体の人がそれぞれの思いをプラカードに書いて訴えていた。
デモそのものが良いのではなく、為政者に民意を伝えようという一般市民の動きが大切だと思う。
明治維新以降始めて訪れた民主化運動の機会だ。

いくつか「ほ〜!」とうなるプラカードがあった。
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「友よ山河を滅ぼすなかれ」。「友」とは誰のことだろう。
激しく誰かを批判するのではなく「友」として一緒に守って行こうという気持ちに共感できる。

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デモのような直接行動も大切だが、日本人は自分たちの民意を伝える方法である選挙をないがしろにしてきた。
その結果が今の日本の政治を生んでいる。
マニュフェストに書かれた事を守れなくても解散、総選挙に至らない。
方向性を変えるなら、手間がかかろうがお金がかかろうが再び民意を問うべき。
「一票一揆」。女性だけではダメだと思うが女性や学生の浮動票が動けばかなりな力になるのは間違いない。
文句を言ったり諦めたりする前にちゃんと一票を投じよう。

最終的にデモ参加人数は15万人と発表された。
金曜日の夕方、それぞれに忙しい中官邸前に集まった人だけでも15万人。
投票すべき人物がいなかったら自分たちの中から選出しても結果が出せる。そう思える人数だ。

今回の事は市民メディア、大手マスメディアの人達がそれぞれの方法で伝えてくれたと思う。
速報性ではUSTREAMが一番だったと思う。
僕もトライしようかと思ったけど、僕は僕なりの方法でゆっくり伝えて行く方法を選んだ。
(USTREAMをうまく使いこなせなかったという話もあるが。笑!)

まだまだ続く。

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首相官邸前、脱原発抗議集会。

2012年06月30日 02:13

呼びかけは首相官邸前となっていた。
交差点名は総理官邸前。

18時から予定されていたデモ。
僕が現場に入ったのは16時過ぎ。
すでに多くの人が集まり始めていた。
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18時10分過ぎ。抗議の集会が始まった。
歩道に集まった人達が原発の再稼働反対を叫ぶ。

場所柄国会議員も顔を出した。
共産党の志位氏、社民党の福島氏
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中東で始まったネット、ツイッターによる民主化運動は日本でも功を奏した。
僕を含めフリーのジャーナリストの姿も多く、参加者のそれぞれがUSTREAMなどを使って現場から中継をしていた。最初に現場に現れたのはTBSのクルー。早い時間から取材をしていた。
そして、テレ朝がNHKがフジテレビもやってきた。
僕自身は日テレを目撃しなかったが、多分どこかで取材していたのだと思う。

一般人が大衆に対して「報道」でいる時代になった今。
そして、それを使いこなし始めた日本人。
大手マスコミも動かざるを得なくなった。

取材から帰る満員電車の中でツイッターを見るとTBSがとても良い報道をしてくれたとの呟きをいくつも見た。
今までデモがあっても殆ど報道されなかった日本のマスコミを市民が変えた。
多くの人が情報を流してくれていると思うので、今日はこの辺で。
つづく。

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山奥の村

2012年06月29日 07:35

絶景ポイントがあるらしく、山奥の村から人里はなれた山奥へ歩いて行く。
が、しかし、シャッターを押したくなる風景は出てこない。

そんな時、一頭の馬がいた。
猫と同様に馬も大好きな僕は小川を渡り、お馬さんとお話に行った。
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ひとりぼっち山奥でつながれていたお馬さんは僕と仲良しになってくれた。
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誰の馬だろう、なんでこんな場所に置き去りなんだろう?
疑問を残し、またまた山奥へ。

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中国山奥へ

2012年06月28日 08:00

貴州省の山奥へ向かう。
道中、大きなダムがあり、しばし休憩して世界各国から集まった写真家達が写真と撮る。
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僕も一応一枚。
が、しかし、奥多摩湖とさして変わらない風景にあまり感動はない。
もっと中国ならではの写真が撮りたいと思う。

多くの写真家がそうだったが、エジプトから来た二人は熱心に写真を撮っていた。
ふんだんな水と緑はエジプトの人達にとっては被写体になる。
それぞれの個性がでて面白かった。

僕は日本から参加した友人の写真家に記念写真を撮ってもらった。
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愛娘チョビ

2012年06月27日 18:00

かぐや姫じゃないけど、一年我が家にいた記念日にチョビが次の家に行ってしまうんじゃないか。
そんな不安があった。

誕生日にちょっと豪華な金缶を満足そうに食べたチョビは夜の散歩に出かけた。
すぐに帰って来るかと思いきや、いつまで経っても帰ってこない。

チョビが次の家を選びたいのなら仕方ないと思っていた頃。
リンリンリンと鈴の音が聞こえた。
最近チョビはただいま〜と言う。「にゃ〜」と言いながら窓から入って来た。

その時間はちょうど一年前我が家にチョビが来た午前二時半だった。

チョビは何事もなかったかのように、自分の誕生日を祝ってもらった絵の上でお昼寝。
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チョビの誕生日?

2012年06月26日 21:14

一年前の今日。
結婚式の二次会を終え、三次会に誘われたもののJRの終電で帰宅した。

西八王子から我が家まで30分近く、一匹の猫が着いて来た。

あの時終電で帰宅しなければチョビには会えなかった。

この一年色々な事があった。
バングラディシュに行っている間に娘だと思っていたのに息子だと分かった。

つい最近チョビは拉致された、しかし、娘は再び我が家に帰って来た。

家で仕事をしていれば邪魔をするし、年中食い意地がはっている。
それでもチョビは家族だ。

チョビは一年前の今日、僕に着いて来たなんて覚えていないと思う。
最近、チョビは自分が猫だと言う事さえ忘れて餌と水が置いてあるのに食卓のグラスから水を飲む。
猫に笑顔?ありますよ。
来年もチョビの笑顔が見れる事を祈る僕。
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勝って知ったる我が家の前で佇むチョビ

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貴州省での写真展。

2012年06月26日 08:00

オープニングイベントが無事終了し、一般客の人達が会場に流れ込んできた。
ホテル近くの水西公園。
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夜景も奇麗な水西公園。
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この公園内全体が写真展会場になっている。
日本の写真も含め世界中の写真が展示されている。
さすが中国!やることがでかい。
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砂漠や野生動物からモスクやヨーロッパ建築まで本当に様々な分野の写真が展示してあった。
世界の様々な国に思いをはせる。
大きな文化交流だと思う。
日本でもこんな写真展が写真ギャラリーじゃなくて誰もが無料で見れる公園でできたら最高だと思う。


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ニュージーランド動画もう一つ。

2012年06月25日 19:00

ニュージーランドの動画をうまくブログに貼付ける事ができたのでもう一つ。

そこそこ知識がある人にとっては単純な作業なのだろうが、僕のように知識がない人間にとっては
You Tubeに動画をアップして、その動画の埋め込みコードを取得すれば、後はコードをブログにコピーするだけ
でいい。という単純な事が難しかったりする。

友人に教わらなければコードがある事さえ知らなかった。

さておき、ニュージーランドのマウントクックを空撮したときの動画をアップします。


以前ブログに写真とテキストで空撮の話を書いたが、動画程の臨場感を伝えられただろうか。
空撮(過去日記)
軽飛行機はマウントクックの裏側、山間の雪上に着陸した。
撮影スタッフ全員が不覚にも涙を流してしまう程の感動だった。

皆さんは動画と写真どちらが良かったですか。
感想頂けると嬉しいです。

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写真では表現できないもの。

2012年06月25日 04:07

写真ではどうしても表現できないものがある。
僕は写真家だし、写真が大好きだ。
しかし、人に何かを伝えるのに写真だけに拘る気はない。

動画で音があった方が臨場感が伝わるなら積極的に動画を使いたいと思う。
以前ならネット上で動画を見てもらうのは大変だったが、ネット速度の格段に進歩によってネット上でも
そこそこの画質の動画を見てもらえるようになった。

テレビでは放送できなかったお宝映像も沢山ある。
テスト的にニュージーランドで空撮した時の動画をアップしてみた。

うまく見れるかな〜。

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中国と言えば仏教?

2012年06月24日 22:27

中国は我が日本に伝来した仏教の大元。
観光っぽく素敵なお寺で記念写真を撮ってみた。

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中国のホテル。

2012年06月23日 08:00

開幕式も無事終わり、ホテルにチェックイン。
二人で一部屋だと聞いていたけど、一人で一部屋使えるらしく、ラッキー。

部屋に入ってビックリ。
外観からは想像つなかい程凄いホテルだった。
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一人で泊まるのはもったいないくらいの部屋。
しかも!
部屋の片隅にはお土産が山ほど置いてあった。
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今回は省ではなく中央政府のイベントなのでお土産も凄い。
バングラディシュで散々な目にあったので、中国では少し楽をさせてあげよう!という神様の計らいか。

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再び中国日記。貴州省。

2012年06月22日 07:00

貴州省で行われる国際写真展のオープニングイベントに参加した。
以前のブログでも少しだけ書いたが、長年海外に行っているが自分の名前のプレート、しかも日本語を用意してもらったのは初めてだった。
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沿道には式典を一目見ようと地元の人達が沢山集まっていた。
貴州省は僕が想像していたより遥かに都会だったが、それでも海外の写真家が20人近く集まるイベントは珍しいのだと思う。
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リハーサルが始まったので見ていると、写真展のイベントなのにファッションショーのような事が始まった。
よくわからないが、仲間のカメラマンが写真を撮ってくれるというのでリハーサルをしている人達の前でムーンウォークをしてみた。
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沿道で待ちくたびれている人達が僕を指差して笑ってくれた。
皆さんを退屈させてはいけないという日本人カメラマンの心でした。

本番ではキレイなお姉さんが沢山登場した。
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国家権力に屈服した日。

2012年06月21日 19:34

去る8日スピード違反だと言われ、切符にはサインしなかった。
過去の日記

6月20日が出頭日となっていたので立川まで出頭。
違反切符にサインしてしまうと3号書面として扱われてしまうのでサインはしていない。

黄色い紙をもらい、紙には「違反した件についてお伺いしたい」と書かれてあった。
認めていないのにも関わらず、もらった紙には違反した件。。と

立川に行くと係官が説明してくれた。
というか、もう違反は確定事項で、あれこれ事情を聞いてくれる訳ではなく認めないなら即裁判にして下さい。
う〜ん。撮影に行く途中だったので十分な事情聴取をしてもらえなかったのが痛い。
一応捜査資料を見せてもらうと、測定地点での僕と前方の車の車間距離は30メートルとあった。
ありえん!10メートル以下だった。

しかし僕には同乗者がいなく現認証拠としては警察官の言い分が通ってしまうだろう。
故に僕が道を譲ったトラックに証言してほしかたのだが。
測定地点で30メートルの車間距離があって、停止呼びかけがあった場所では5メートル前後。
前方車両が40キロぴったりで走っていて、僕が62キロだとすると停止呼びかけ地点までの300メートルの間に追いついてしまい僕が急ブレーキをかけなければならなくなる。

車載のレーダーが反応してスピード違反するバカはいない。
注意して前方車両と並走していって僕だけが捕まった。
立川の担当官は現役の警察官で後2年で定年らしい。
彼は「お車は何に乗っているんですか」と聞くので「RX−8です」と答えると
「あ〜それは狙われますね〜。取り締まる側からしたらRX−8は走り屋の車ですから」

そうあからさまに認められても困る。
ってことは3台車が並走してきて、真ん中の僕だけが違反だと言われる事もあるって事。
15000円の罰金云々ではなく、神に誓って違反していないのに時間とお金の事を考えると認めてしまった方が有利であり、余裕がない僕がその道を選んでしまった事が心苦しい。

学生の時、3年かかって裁判に勝った。
今の状況では同じ事ができなかった。
同じような犠牲者を出さない為には戦うべきだったのかもしれない。
自由に使えるお金が50万あったら勝負できたな〜。

警察管が平気でウソをつく時代
警察官、ウソの証言。

取り締まりの警察官がノルマの為にウソをつくことも十分あり得る。

もうすぐ我が家にはパトカーなどに積んであるGPS付きのビデオカメラが来る予定だ。
一人ドライブの時でも証拠を作る事ができる。

今日もいつもの交差点で取り締まりが行われていた。
複雑な車線で、直進したいのに右折車線に入ってしまった車が黄色線をまたぐ。
本当に交通事故撲滅を考えるなら手前で指導すべきだが、違反してから取り締まりが行われる。
アイドリングストップを推奨する東京都でエンジンかけっぱなしの白バイが待機している。

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BSNラジオ

2012年06月21日 12:41

新潟講演に行った時、BSNラジオに出させてもらった。
テーマは「アラブの春」、中東情勢。

僕はラジオが大好きだ。
東京でTBSラジオデイ・キャッチに何度か出させてもらったが、荒川強啓さんとのやり取りとても楽しかった。
強啓さんはラジオのスペシャリストで、その時々に合わせてするどい突っ込みを入れてくれる。
ラジオの良いところは台本はあるものの、その時のノリで話したい事が話せる、しかもテレビと違って放送コードが低いのでテレビでは言えない事も言える。

久しぶりのラジオ出演に僕は少し興奮気味。
というか、講演の準備と写真の展示でドタバタしていて、スタッフから渡されていた軽い台本のような物を忘れてスタジオ入りしてしまった。

BSNラジオは気合いを入れていてくれて、アナウンサーだけでなく、元報道にいたスタッフと僕の三人でのやり取りを準備していてくれた。
10分弱の時間だったが、少しだけ目を通した台本に無い事も色々と聞いてくれて僕としてはとても楽しいラジオだった。
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放送終了後、担当ディレクターが「お話本当に上手ですね〜」と言ってくれた。
「僕ラジオ大好きなんで、お二人の質問に答えていたらあっと言う間でした」と。
褒めて頂けるのは素直に嬉しい。

新潟じゃ通う訳にいかないけど、ラジオのレギュラーが週一回でもあったらいろんな事話せてとてもいいんですけどね〜。と僕。
ラジオは生放送とそのテンポの良さが魅力。
またどこかで出演の機会がある事を祈る。

余談だが、BSNのスタッフとは新潟競馬の話で盛り上がってしまった。
(BSNラジオは新潟競馬の実況中継をしている。昔、昔僕の娘は新潟1000メートルでデビュー戦を優勝した)

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テレビ局へ

2012年06月19日 19:44

日本ではあまりニュースになっていないが、1500人以上の難民が追い返される事態が生じた。
僕が気にしていた難民なので手元に映像がある。
スーチー氏がスピーチしたことが世界的にニュースになっているが、ミャンマーには全く人権を無視されたロヒンギャ族がいる。
世界的にトピックとなるビッグニュースでさえ、日本ではストレートニュースにさえならない。
そこには視聴率の壁が。
それほどに日本の視聴者は国際ニュースに関心がないのだろうか。

局内で友人スタッフにランチをご馳走になった。
豚さんのカレーもありますよ。と言われたが、恥ずかしいのでオムはやしにした。
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原発事故の影響、福島。

2012年06月18日 08:00

新潟講演の帰り、福島を訪れてみた。

震災後、岩手、宮城には何度も足を運んだが、福島は通るだけでゆっくり訪れる機会がなかった。
久しぶりに会津地方の木賊温泉を訪れてみた。

週末にも関わらず車が少ない。
他府県ナンバーの車と出会う事が極端に少ない。

渓流釣りが好きな僕は久しぶりに訪れた福島の渓流の流れの美しさを堪能しつつ、どこか良いポイントがあれば竿をだしたいと思いながら車を走らせた。
カーナビにかつてイワナを釣ったポイントがマーキングしてあったので車を停める。
沢沿いに立て看板があった。
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イワナから基準値を越える放射能が検出されたらしく釣りは禁止と書いてあった。
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放射能は静岡のお茶畑でさえ観測されるくらいだから、内陸部とはいえ福島県内の会津地方で観測されない訳がないのだが、その告知を目の当たりにすると改めて放射能の恐ろしさを実感する。
釣りは禁止とかかれてあったが、沢沿いでは何人もの人が山菜採りをしていた。
生物濃縮の事を考えるとイワナの放射能の方が強いとは思うが、山菜に影響がないとは思えない。

そして、県境を越えると同じ水系なのに釣り禁止の看板がなかったりする。
放射能が県境を理解するわけもなく、同じような影響がある筈なのだが。
甚大な被害を被った岩手、宮城だが、再生して行く事は可能だし、実際にこの一年で大きく復興している。

福島は。。津波の直接被害は少ないが、どれほど多くの人が放射能の危険にさらされている事か。
報道は少ないが福島県内の漁協の人達のダメージも計り知れない。
1年、2年経てば釣りができるようになるのだろうか。

木賊温泉に浸かりながら目の前の沢で水鳥がもぐって一生懸命魚を捕るシーンを目にした。
基準値を越えるイワナを人は食べない。
しかし、鳥は自分が食べた魚が汚染されているとは知らない。
その鳥を食べる肉食獣も。

久しぶりに入った木賊温泉の湯は最高だった。
僕はもういい歳まで生きたので多少の放射能くらいは構わないと思う。
だから、近々また木賊温泉を訪れたいと思う。
僕に子供がいて乳幼児だったらどうするだろう。
豊かな自然に囲まれた温泉に浸かりながら、なんとなく切ない気分になった。

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新潟講演〜ヴォーヌロマネ。

2012年06月17日 12:21

新潟での講演が無事終了した。
映像機器にトラブルがあり、映像がうまくだせずに少し時間を浪費した。
その分講演時間を長くしてくれるかと思いきや、タイムキーパーの人が残り一分のカンペを出す。
気がつかなければ無視できるのだが、200人近くいる聴衆の中居眠りをしているたった一人が見えてしまう僕。
しかたなく予定していた写真をあきらめ講演を締めくくった。

第二部のパネルディスカッションは年代別に4人が登場し、それぞれの体験から日本の無縁社会に対するコメントをだしていく面白いものだった。

講演会が無事終了し、スタッフと出演者による交流会へ。
新潟の美味しいご飯を期待していたのだが、いろんな人とのお話が忙しくて美味しい料理を味合う暇がなかった。

これで終わりかと思いきや、ホテルへの帰り道、交流会に参加しなかった他のJCメンバーとばったり会ってしまった。僕は「さあ、二次会はどこへ行きますか〜」と。
メンバーの人は「先生面白いですね〜。じゃあ次行きましょう」と二次会に突入。

どこの講演でも交流会や二次会はとても大切。
お酒が入って初めて出て来る本音もある。

二次会のお店にはワインセラーがあった。
お店の人がウイスキーにしますか?焼酎にしますか?と聞いてくれたので、ワインがいいです!
と酔った勢いで言ってしまった。

メンバーの一人が「久保田先生がワインをご所望だ。近くの酒屋で買ってこい」とお願いしてくれちゃった。
「先生、何がいいですか?」と聞かれたのでピノノワールとネッビオーロをお願いします。とまた正直に答えてしまった。
そもそも、JCのメンバーが僕のブログを読んでいてくれて、僕がワイン好きだと知っていてくれたのが嬉しい。

買い出しに行ってくれた人から電話が入り、「色々な種類があるんですけど、どれを買って行ったら良いですか」
買い出しをお願いしてくれたスタッフは「一番高いの買ってこい」。
いいね〜値段はともかく、こうゆうノリが面白いし嬉しい。

そして届いたワインがヴォーヌロマネ2002とバローロの2008だった。
ヴォーヌロマネのドメーヌを確認するとドメーヌ・マルタン・ノブレだった。
(マルタン・ノブレは古酒を蔵出しでだしてくれる有名なドメーヌ)
地元の酒屋さんでいくらくらいだっただろう、6000円から8000円の間じゃないかと思う。

今回一番あれこれ調整役として動いてくれたF幹事が僕の隣にいたので、ワインを勧める。
F幹事は「僕なんかが先に頂いたら怒られちゃいます」と言うが、そんなん関係ないよ。飲もう!
とワインを勧め、みんなでワインを飲みながら本音トークができた。
ちなみにF幹事は翌日朝一番の飛行機で名古屋に行かなければならないのに、最後までつき合ってくれた。
講演によんでくれた青年会議所のみなさん、素敵なワインをごちそうしてくれたスタッフの皆さん。
本当にありがとうございました。

出演させてもらったBSNラジオも楽しかった。
今回のテーマ「絆」。講演をきっかけに僕自身が新潟に新たな「絆」を作れた気がする。


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貴州省、貴陽。

2012年06月15日 09:00

ようやくにして貴陽にたどり着いた。
僕は中国の地方都市として貴陽は小さな街だと想像していたが、その想像は見事に外れた。
ビルが建ち並ぶ都会だった。
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苗族などの少数民族が多く暮らす街という情報から田園風景が広がる田舎町を想像していた。

夕暮れ時、光が一番美しい時間、僕と同じように招待されて来たイギリス人のガイと一緒に撮影に出かけた。
何故か子供が火遊び?をしていた。
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新潟での講演。

2012年06月14日 09:00

いよいよ明日は新潟での講演。
今回のテーマは「絆」震災によって見直された「絆」。
日本社会で希薄になりつつある「絆」、海外や被災地の現場での出来事を交えながらお話します。

青年会議所の人は講演の2ヶ月も前から僕との打ち合わせの為に東京に来てくれる程の気合いの入れよう。
時間が短いのが残念だが、良い企画になると信じている。

2012年6月15日(金曜日) 19:00~20:55(受付開始 18:30~)
第44回新潟JCフォーラム 無縁社会を食い止めよう!~絆と繋がりから生まれる共生社会の復活を目指して~
場 所 新潟ユニゾンプラザ(多目的ホール)
   新潟県新潟市中央区上所2丁目2番2号  TEL:025-281-5511

開催内容
全体を2部構成として、1部の講演では、絆や繋がりを断ち切る無縁社会の解決に向け、ひとり一人が身近な人や他者に関心を持たなければならないと自覚し、その上で家族の絆や地域との繋がり必要性を学んだ上で、2部のパネルディスカッションでは、パネリストの絆や繋がりのある関わり合いが、無縁社会を食い止める一助となっており、その活動や考え方を学ぶことで、世代間の絆と繋がりから生まれる共生社会復活に向かう意識改革の場とします。
  また今回、講師であるフォトジャーナリストの久保田弘信氏の写真展「世界の家族の絆、地域の繋がり」を同時開催いたします。ご来場の際にはぜひお立ち寄りください。

社団法人新潟青年会議所
〒951-8068 新潟市中央区上大川前通7番町1243
(新潟商工会議所中央会館5階)
TEL:025-229-0874 FAX:025-222-7234

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広州から貴陽へ2。

2012年06月13日 20:00

広州空港についたのは11:00。
飛行機を降り、乗り継ぎのチェックインカウンターへ急ぐ。
チェックインカウンターに係員は「貴陽行きも遅れているから乗れるかも。チェックインして荷物を預けた後に乗れるかも」って。
悪夢が甦る。荷物預けて、僕だけ乗れなかったらまた荷物が無くなるのだろうか。
しかし、他に選択肢はないようなので、チェックインして搭乗ゲートへダッシュする。
日本だったらチェックインした後に置いて行かれる心配なないのだが、ここは中国。

猛ダッシュ。広州空港は広くてどっちに行っていいか分からない。
近くの係員にチケットを見せると電動カーで行きなさいと言われた。
そりゃ〜助かる、しかし、先払いで30元。高い。

貴陽行きのボーディングゲートの前
係員に出発は何時って聞くが係員の女性は全く英語が話せない。
結局出発は11:15らしい。
これほど猛ダッシュする必要はなかった。

乗り継ぎのチェックインカウンターで何分遅れか確認できないのが中国。
まあ、ホテルだ、次の日のフライトだって交渉しなくて済んで良かった。
一年の始まりの元旦じゃないけど、一つ歳を重ねた僕の今年も波乱の幕開けだった。
我が人生に安息の日は来るのかと思ってしまう。

お昼過ぎには貴州省の貴陽に到着した。
空港にお迎えが来ている筈だが、これまた手違いで来ていない。
電話をかけようと思ったが、公衆電話のカードを販売している所がない。
あれこれ迷ってiPhoneで電話しているお兄さんに声をかけ、申し訳ないんですが、この番号に電話してもらえますか?とお願いした。
お兄さんは快く電話してくれ、電話代を払おうとすると「いらないよ!」と言ってくれた。
トラブルに遭う度に心優しき人に助けてもらっている気がする。

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虹!

2012年06月13日 08:00

撮影の合間に空を見上げると横一文字の虹が出ていた。
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広州から貴陽へ。

2012年06月12日 08:00

ダッカから広州への便は広州地域の天候不良の為大幅に遅れて出発した。
機内食を食べ、軽くウトウトした頃、機内アナウンスが。
「広州(グァンジョウ)は天候が悪いので着陸できない場合は他の空港へ着陸します」と。
な!なんと!バングラディシュだけじゃなく中国でもトラブルが続くのか。

日本では広州というが、中国では広州と言っても通じない。グァンヂョウという発音。
北京がベージンというのと同じ。
そろそろ現地の発音で覚えた方が良いと思う。広州に行きたいと言っても通じないと困る。

結局、広州には着陸できず、違う空港に降りる事が決定された。
しかし、前述のようにその空港がどこなのか聞いても分からなかった。
着陸してビックリ。空港の看板には桂林と書いてあった。
近くに座っていたベンガル人が「どの空港に降りたんだ?」と聞いてきたが、桂林の発音が分からずうまく答えられなかった。

機長からは広州の天候回復を待って再び広州に向かうかどうか決める。というアナウンスが入った。
一応、広州に向かう為に給油作業が始まった。
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その後、軽食が配られたものの、状況がどうなっているか一切のアナウンスがない。
広州はハブになっている空港なので、国際線への乗り継ぎ客も多い。
CAに詰め寄る乗客も出始め、機内はピリピリした空気になってきた。
結局一時間半程待って広州へ向かう事になった。
僕は時差を中国に合わせ、貴陽行きのフライト時間を確認した。
桂林に来る途中広州辺りを飛んだ時間を考えると桂林から広州までは2時間はかからない。
着陸してダッシュして国内線の乗り継ぎに間に合うかどうかの時間だった。
つづく。

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宮城県気仙沼のお酒


バングラディシュから中国へ。

2012年06月11日 18:29

荷物がなくて大変だったが、なんとかバングラディシュでのミッションを終え、つぎの撮影の為に中国へ向かう。
ちょうど隠密でタイに向かう安藤君と出発時間が近かったので一緒に空港に向かった。

僕のフライトの方が早かったので、安藤君と握手をして、先にイミグレーションを抜ける。
色々トラブルがあったが、今回も良い経験ができた。
中国へ行けば、今回は政府のご招待だから何のトラブルもないし、撮影に集中できる。

そう思っていたら、まだトラブルは続いた。
広州へ向かう飛行機がダッカに到着していなくて、あれこれ2時間以上出発が遅れた。
広州から貴陽まで乗り換えもあるし、、、。
結局不安を抱えながらの出発となってしまった。
そして、僕はダッカの空港の中、イミグレーションを抜けているので国としてはバングラディシュにいるものの、出国スタンプを押されているのでバングラディシュを出てしまっているという微妙な場所で誕生日をむかえてしまった。

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誘拐されたチョビ!

2012年06月10日 23:21

昨晩からチョビが帰ってこなかった。
通常朝には帰って来るのだが、お昼になっても帰ってこなかった。

夜帰宅すると駐車場でチョビが待っていた。
家に入って来て、チョビを見てビックリ。
首輪が取られていた。

しかも!ヒゲが切られていた。
おそらく、チョビが可愛くて拉致したものの、家から出たがって解放してくれたのだろう。
玄関もしくは窓をカリカリやって出たがったんだと思う。

我が家に帰ってきてようやく安心したチョビ。
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猫を可愛がってくれるのは良いが、ヒゲは切っちゃいかん!
そもそも、そんな常識も知らない人に猫を飼う資格はないと思う。

まあ、今回は解放されて良かった。
本当に安心してまったりのチョビ。
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ダッカ、線路沿いのスラム。

2012年06月09日 14:09

帰国というか、中国へ戻る前日。
前回ジュン君と訪れた線路沿いのスラムを再び訪れた。
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バングラディシュに限らず、スラムに限らず、2度目訪れる事がとても大切だと思う。
一度目に訪れた時に気がつかなかった事、二度目で見えてくるものがある。
カメラマンとしは一度目だと被写体に写真を撮らされてしまっている事があるが、二度目だと自分が写真を撮る事ができる。

実際このスラムも一度目はスラムの人達に写真を撮らされていた感がある。
二度目に来て、自分のペースでゆっくり暮らしている人達を見る事ができた。
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写真を撮るだけじゃなくスラムの子供達と触れ合う時間ができた。
しかも、今回は仲良くなった子供達に家の中まで招待してもらった。
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ちょうど夕食の支度時間だった。
長屋の人達がみんなご飯を食べて行け!と勧めてくれたが、ご飯そのものじゃなく水の環境を考えると、気持ちは嬉しかったが、お断りしてしまった。
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三度目訪れたら、、ごちそうになろうかと思う。

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再びバングラディシュ日記

2012年06月07日 20:00

コックスバザールを後にして首都ダッカに帰って来た。
裏路地、水たまりの中をリキシャが走っていた。
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ガソリンスタンドには長蛇の列ができていた。
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そして湖の畔では子供がパイナップルを売っていた。
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警察官、ウソの証言。

2012年06月07日 14:11

mixiのトップニュースで「目の前で事故…2警官「見ていない」とウソ報告」という項目を見つけた。
下記YOMIURI ONKINEより

京都府警南署は6日、京都市南区で1日に発生した交通死亡事故の報道発表について、実際とは違う状況説明をしたと訂正し、謝罪した。

 同署地域課の50歳代の男性警部補と30歳代の男性巡査がパトカーに乗り、事故現場を目撃していたのに、「現場は見ていない」と上司に虚偽の報告をしたため、誤った発表になったという。府警監察官室が調査を始めた。

 事故は1日午前3時10分頃、同区の国道交差点で発生。17歳の女子高生2人が乗ったミニバイクと軽トラックが衝突し、女子高生の1人が死亡、もう1人が右足骨折の重傷を負った。

 事故の約10分前に現場近くから、「少年らがたむろしている」との通報があり、パトカー2台が駆け付けたが、少年らは数台のミニバイクで逃げたという。

 同署の当初の発表では、逃走後の状況を、「追跡中に見失い、事故はその後に起きた」としていた。しかし実際には、警部補ら2人は一時、逃走したミニバイクを見失ったが、その後、そのうちの1台が走っているのを見つけ、パトカーで追いかけようとした際に事故が起きたと判明した。

これに関連してか
警官が虚偽報告の警察署に投石?窓ガラス割れる
というニュースも
7日午前7時30分頃、京都市南区の京都府警南署2階北側の窓ガラス(縦105センチ、横50センチ)が割られ、室内にガラス片が散乱しているのを、当直中の署員らが見つけた。けが人はなかった。同署北側の路上にこぶし大の石が落ちており、同署は何者かが石を投げたとみて、器物損壊容疑で捜査している。

発表では、署員が午前6時30分頃に確認した際は異常はなかったといい、同署は発見までの約1時間に投げられたとみている。

 同署は6日、南区内で1日にミニバイクが軽トラックと衝突した死亡事故について、2警官が現場を見ていたのに、警官の虚偽報告を基に「バイクを見失った後に事故が起きた」としていた、と発表していた。

このニュースに関してmixiでは午後一時現在で125件の日記が書かれている。
僕も知らなかったような過去の警察の不祥事も書かれていたり、
「警官は取り締まりをするが、こいつらを誰が取り締まるんだ、すべての警官が悪いとは思わないが。。」
などの書き込みが。

通常パトカーの勤務は2人体制。
2人で現認したから証拠能力があるという建て前。
通常、裁判所も警察官はウソを付かないという前提の元に裁判を行う。
今回のように2人とも責任逃れの為にウソをついていたらどうしようもなくなってしまう。
今回は死亡事件ということでウソの証言が明るみになったが、通常の点数稼ぎ、ノルマ達成の為の交通違反の取り締まりくらいだったら警官ウソの証言をしていても明るみになる事は殆どない。
過去の日記、スピード違反?

警察の存在は不可欠。
しかも親身になってくれる警察官も数多く存在しているのも事実。
先日、熱海を訪れた時、ダーツ仲間が女性警官に「この辺りで美味い店ないですかね〜」と聞いた時、女性警官はとても詳しく4件程候補の店を教えてくれた。

ちょうどテレビでは「東電OL殺害事件」のマイナリ受刑者の再審請求が認められた事がニュースになっていた。
もしマイナリ氏が無実だったら彼の15年間を誰が保証するのだろうか。
推定無罪、疑わしきは被告人の利益、この理論を実践してもらうしかない、そう思う。


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ワイン!遅かりし誕生会。

2012年06月05日 21:00

今年は自分の誕生日の為にワインを一本買った。
自分が生まれた年にできたワイン。
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残念な事に誕生日は中国にいた為、誕生会をしてワインを飲む事ができなかった。
誕生会はついでで、一緒にワインを飲んでくれる人が必要だった。
結果として6月になってしまったが、偶然、再会した高校の同級生が来てくれた。
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さすがに僕の歳になるとブルゴーニュで探すととんでもない値段のワインしか残っていない。
色々と探して、北イタリアの有名なワインバローロにした。
バローロは何度も飲んだ事があるが、誕生日ビンテージのバローロは全く別ものだった。
長期熟成によってネッビオーロの強さは陰を薄め、ブラインドで飲んだらピノノワールだと判断してしまいそうな味わいだった。
例えるのはとても難しいが、僕が飲んだ事あるワインの中で言えばジュリエット・シュニュの95’をもっと熟成したような味だった。
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年数が年数だけに「酢」になってしまっている事も覚悟したが、まだワインでいてくれた。
来年、健康でいることができたら何を飲もうかな〜。
先日、ダーツ仲間が「ピーチャン、夏のボーナス上がったらヴォーヌロマネのエシェゾー買って行きますよ」
ととんでもない事を言ってくれた。
記念日ならみんなでちょっと高価なワインを飲むのもありだと思う。

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ドラえもんごっこ。

2012年06月05日 08:00

チョビがドラえもんの存在を知っているとは思えないが、重要書類が入っている引き出しを開けると
何故か引き出しに入りたがる。
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大切な書類が入っているから出てちょ〜だい。
とお願いしてもここは私の場所。って顔をしている。

いいよ。ドラえもんごっこだろう。
そうだ!チョビ、タイムマシンの使い方教えてくれよ。

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スピード違反?

2012年06月04日 13:42

ネットでスピード違反を検索すると芸能人の木村拓哉が2度スピード違反で免停!と出て来る。

10年ぶりくらいにスポーツ写真の撮影を引き受け、関東大会の撮影の為に小田原へ向かう。
我が家を出てしばらく、誕生日プレゼントにもらったミラー型のレーダーが反応した。
GPSを搭載していて取り締まりポイントを知らせてくれる。しかも今回は無線を受信したようで、いつもと違うアラートが出た。

「あら、あら、またいつもの場所で取り締まりをしているんだ〜」と思い、結構際どく割り込んで来たトラックに道を譲り、トラックと並走しながら進む。
法政大学に続くこの道は片側2車線なのに最高速度が40キロに設定されている。
トラックも僕も相当遅い感じで走る。
左側に警察官が見えてきた。

トラックと僕の車間距離は10メートルもない。
警察官がトラックと僕の間に割り込み、僕だけに停止を求めた。
その時メーターを見るとデジタル表示は38キロ。
突然の事に僕は止まる事ができず通過。
僕じゃないよね〜!とミラーを見ると警察官がお前だ!みたいな身振り。

程なく白バイさんが来て、僕に停止を求める。
すぐにナンバーを覚えていた前のトラックを止めてくれるようにお願いする。
僕が道を譲ってハザード出してお礼をしてくれたトラックだから、僕と並走していた事を証言してくれる筈。
白バイの警官はお前だけがスピード違反だと。。

ありえんでしょう〜トラックと一緒に走って来て。
レーダーで取り締まりやっているの知っていたし。

撮影の開会式は午後3時から。
11時台に家を出ているから十分時間はある、が、しかし、できれば早めに現場に行きたい。

あっと言う間に警官が5人集まって来て、僕の後ろにも車が一台いたのだが、間で走っていた僕だけがスピード違反だという!
知らずに走って来たらついつい40キロ以上の速度で走ってしまう事もあるかもしれないが、取り締まりをやっているからトラックと一緒にゆっくり走って来て違反だと言われても。

僕はRX-8というスポーツカーではないが、スポーツカーテイストの車に乗っている。
「この車に乗っていると結構おまわりさんに嫌がらせされたりするんですよ」
一人の警察官が「白バイやパトカーだったらあなたが乗っているような車だけに目をつける事があるが、路上の取り締まりではそんな事はない」と言う。
へ?やっぱり乗っている車で違反しそうだって目を付けるんだ。

自分の過失があって、単独で走っていて、間違いなくスピードを出しすぎていたと認識したら素直に認めますよ!
警察官の主張は「あなたが前の車との車間をつめるのに加速したから速度が出た」と。
だから〜!トラックに道を譲ってからずっと並走してますって。
それを証言してもらいたいから白バイ隊員に前のトラックを止めてってお願いしたのに。
今回の取り締まり方法は光電管方式。
レーダーで測るより正確な測定ができる反面、連続で車が走っている時には正確な測定が困難な機械。
物理畑出身の僕には理論はよくわかる。
しか〜し!お巡りさんの言っている事は理解不能だった。

勿論、切符にサインできる筈もなく。
あれこれ話ているうちに時間だけが過ぎて行った。

タイミング良くかかって来た仕事先からの電話に「現状を伝え、友人の弁護士に状況を伝えて欲しい」とお願いした。

現場では被疑者は推定無罪として扱われるべきだが、残念な事に現場での扱いは確定有罪としての扱いだ。
62キロと印刷された紙を持って来て、切符にはサインしなくてもいいからこれを確認してサインをするように求める警官。
よく見ると62キロと書いた下に僕の車のナンバーが書いてある。
「すいません、僕としてはこの速度が僕の車のものだと認識できないのでサインできません」。
あぶない!あやうくサインしちゃいそうだった。
警官は「見た速度の確認だから」と言う。「僕の車のナンバーが書かれている以上サインしちゃうと3号書面として成立しちゃうからサインはできません」と。

「あのう〜僕、仕事があって、僕が行かないと損失が大きくて僕困っちゃうんですけど。。後どのくらいかかりますかね〜」と聞くと、前での2人とは違う警察官が「そんなもの分からない」。
「大体の目安でいいんですが、どのくらいかかりますか?」
警官は「そんなもの50分かかるか、一時間かかるかわからない、あなた次第だ」と言う。
それって納得できなくてもサインしたら解放してやるってこと?

これは困ったな〜「仕事が終わったら出頭するから今はとりあえず仕事に行かせて下さい」とお願いすると、少しキレ気味だった白バイ隊員が気を効かせてくれて、簡単な調書だけ取って僕を解放してくれた。
「この時点で免許点数は2点引かれていますので、了承して下さい」
え?違反を認めていなくても点数は減らされちゃうんだ。と思いつつも時間が気になる僕は
「それが規定なら仕方ないからいいです」と答えた。
僕が解放されたのは停止を求められてから1時間10分が経過してからだった。

この業界で仕事をしている事もあって僕には弁護士の友人が何人もいるが、残念な事にみんな地方に住んでいる。
撮影が終わり、電話で弁護士に相談すると、裁判になったらかなりの確率で勝訴できると教えてくれた。
しかし、問題は時間。
略式裁判は行っていないのと同じ。立川の簡易裁判所も警察の証言だけを一方的に認めるでしょう。
控訴して高等裁判所までいってようやく公平な判断がなされるらしい。

かつて学生の頃、どうしても納得いかない取り締まりを受けて、裁判になった。
3年の月日を経てようやく勝訴?というより証拠不十分で不起訴処分。
3年間も裁判所に通い続けた交通費、休業補償等の裁判をしたが、勝てなかった。

今回も同じケースになると想像される。
違うのは僕が社会人となって働いている事。
22キロオーバーの罰金は15000円。僕の一日の撮影代より安い。
この15000円というのがミソなのかもしれない。
明らかな違反でなく、不当な取り締まりにあったとしても15000円と2点の為に何日も仕事ができない状況に陥ってまで争う人は少ないだろう。
そうなると、交通安全の為にではなくノルマ達成の為に適当な取り締まりをしてしまう警察官を撲滅できない。
(ノルマはある?ない?と言われるが、かつて警察官だった僕の友人はノルマがあったと証言している)

出頭日は6月20日。
何故か前倒しはできないらしい。
どうするべきか?当日まで迷う事になるだろう。

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