常岡さんの帰国、関空編。

2010年09月28日 02:28

9月6日
ドバイからのエミレーツは予定より早く関空に着陸した。
空港にはマスコミが大挙して集まり、警備も厳重になっていた。

出口を囲むように3人の警備員がいて、常岡さんが現れたらマスコミが待つ会見場に誘導する手はずになっていた。出口に近づきたいが警備の目が厳しくとても無理な状態だった。
一人の友人としてマスコミに連れ去られる前に「お帰り」の一言が言いたかった。

自動ドアが開き、常岡さんが出てくると、警備のリーダーらしい人が「どうぞ!」と僕を促してくれた。
予想外の展開に驚きつつも常岡さんに近寄り「お帰り」を言う事ができた。
IMG_8213.jpg

警備の人。本当にありがとう。

帰国早々、マスコミに囲まれ長時間の会見。
ようやく解放され、常岡さんとつもる話しをしつつ関空のレストランに向かった。
IMG_8306.jpg

常岡さんのフアンの人は多く、帰国したら「うんまいもの食べさせてあげてください」と頼まれていた。

関空の寿司屋で常岡さんが見せてくれた「帰国の為の渡航書」
できれは一生お世話になりたくない物だ。
pass.jpg

しばらく間があいてしまいましたが、常岡さんが帰国したことによって判明した事実を書いていきます。
つづく


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気合いMAX

2010年09月23日 14:50

写真はとある学校の修学旅行のしおりの1ページ。
max.jpg

宿泊先での服装規定について書いてある。
「きぐるみ」あるある。就寝前に写真を撮りに行ったとき子供達が一番良い笑顔をするのが「きぐるみ」
はて?「気合いMAX」とはなんぞや?

ずーっと気になっていたので生徒に聞いてみた。
「これさー。気合いMAXって書いてあるけど何?」
4人ほど集まっていた男子生徒は「あれじゃね~、なんかブランドであるじゃん。」「違うよ~。背中に一杯文字かいてある服の事だろ~」。などなど、いろんな意見が出た。
最終的には「気合いMAX」というブランドはなく、派手な文字が書いてある服の事だろう。と落ち着いた。

保護者は修学旅行のしおりを読まないのだろうか?
僕の子供が修学旅行に行くとなりしおりを読んで「気合いMAX」って書いてあったら自分の子供に「気合いMAX」って何?って聞くし、分からなかったら学校に問い合わせちゃう。
(ちなみに僕は独身なので、、、相当先の事になるだろうが)。

しかも、生徒達でさえ、「気合いMAX」の正体がつかめていない。
僕が見た感じでは「気合いMAX」なるものを着る可能性がある生徒は4~5人。
その子達へのメッセージでしおりに「気合いMAX」が書かれたのだろうか。
多くの生徒が理解できない「気合いMAX」。
学校の先生は「よくしおりを読んでおけよ!」と言う。
僕が生徒だったら意味不明の言葉が書かれたしおりは読まないよ。
この学校の生徒の保護者にインタビューしてみたい。「気合いMAX」って何かご存じですか。と。



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偶然の再会

2010年09月22日 01:17

突然、携帯が壊れた。
昨晩、液晶画面にノイズが入ってきたと思ったら、今日になったらブラックアウトしてしまった。

仕方なく八王子のAUショップにバスで向かった。
近年はやりのお財布携帯がいかに大変な物かを痛感した。
紛失や盗難でなくても修理に出しただけで全部初期化されてしまい、モバイルスイカなど、再び契約をしなきゃならなくて手数料がかかる。

AUショップで対応してくれたスタッフは「私は携帯屋にいながらお財布携帯機能は一切使っていませんよ」と正直に教えてくれた。

八王子にでたついでに洋食のおがわに食事に行く。
小川に関する事は下記
http://kubotahironobu.blog53.fc2.com/page-5.html

久しぶりに小川で食事をしているともうすぐ北村さんが来ますよ。と教えてもらった。
北村さんはスーダン取材の時、ケニアでお世話になった人。
かれこれ4年ほど再会していない。
携帯が壊れていなかったら八王子に行っていなかった。
しかも僕としては珍しくバスで行っていたので、北村さんと再会し、閉店後のおがわでビールを日本酒で再会のパーティー。

いつも偶然が。


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下記は僕の友人が主人公になった本です。

習字

2010年09月16日 07:36

電車の広告で硯を見た。

忘れていた遠い過去の記憶が甦ってきた。

小学校二年生。
習字を習いに行く事になった。
習字のセットを買ってもらい、ボトルに入った墨汁と硯でする固形の墨があるのが不思議だった。

ボトルの墨汁はいつも同じ色でつまらなかった。
自分で作った墨はいつも微妙な濃淡を見せてくれるから好きだった。
気持ちを込めてすった墨で書いた文字のかすれ具合に魅了された。

墨を作る僕は他の子達よりかなり遅かったが、僕は気にしていなかった。
ある時、習字の先生が「墨なんかすらなくていいから早く書きなさい」と言った。
僕としては硯に向かう時から文字を書く作業が始まっていたのだか、小学校の僕にはうまく説明できなかった。

仕方なくボトルの墨で書いた文字を先生の所へて持って行くと
「もっと丁寧に書きなさい」と怒られた。

僕が習字を断念したのはいうまでもない。
ずっと僕は自分の忍耐力がないから習字を辞めてしまったと思っていた。

電車の広告を見て硯を手に入れて自分の墨で字を書いてみたくなった。
今も昔も教育は早さと結果だけを求め、大切な感性を置き去りにしてるような気がする。

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コメントへのコメント

2010年09月15日 06:10

サンデーフロントラインのブログにコメントを下さった方々ありがとうございます。
モバイルからコメントへの返信にエラーが出てしまうのでブログの中で返信させてもらいます。

Re: サンデーフロントライン
私には解り易い内容でした。
ただ父に「アフガンの軍閥って何だ?昔の日本軍の軍閥とどう違うんだ?」と質問され、うまく答えられませんでした…。
大切なことを伝えて下さって有難うございます。
ちゃんと見ていこうと思います。
( 2010年09月12日 12:13 [編集] )

>アフガニスタンの軍閥は軍閥としてとらえるより、日本の戦国時代の大名と思ってもらった方がわかりやすいです。旧ソ連がアフガニスタンに進行した後長い内戦が続きイスマイルハーン、ヘクマティアル、ドスタム、マスードなどの諸大名が戦いを繰り広げました。
そんな中アフガニスタンを統一したのがタリバンだったのです。
不幸な事に諸外国はタリバンの統一を快く思わず、大名に武器を与えタリバンを一掃し、あらたなアメリカの傀儡政権を作り上げました。が、ご存じの通りアフガニスタンでは再びタリバンを支持する人が増え始め、内戦に近い状態になってしまいました。
Re: サンデーフロントライン
放送を拝見しました。常岡さんのインタビューや久保田さんの映像が加わると現実味が増しますね。放送内容が誘拐事件のみにとどまらず、現地の政治腐敗の現実なども解りやすかったです。

喋る久保田さん、初めて見ました☆☆
ステキでした。

>マジですか~?テレビだとお肌の荒れが見えてしまい・・お恥ずかしいのですが。

アフガンの政治構造。
「常岡さんの記事などを辿ってなんとなく分かった」→「この番組でよくわかった」に変わりました。今後記事を発表する際に文章などに加えて、組織図(相関図?)があると、一般の人でも分かりやすくなるかと思います。
例えば、マンガ本やドラマにある「前回までのあらすじ」と「相関図」のページです。

>相関図良いですね!
アフガニスタンの歴史的な流れ、軍閥の力関係は僕より常岡さんの方が詳しいので、今度お願いして作ってもらいます。

そういうサイトを設けた上で、取材してきた写真や映像、詳細をつづった文章を生かしていくと、アフガンに興味のなかった人でも、注目できると思います。要は入り口を広くしてあげるんです。興味の持った人は、その後細かいところまで知りたいと思うでしょう。
>良いアイディアをありがとうございます。

これからもどんどんマニアックな方向へ取材していってほしいと思います。日本のメディアは江戸時代並みに鎖国的ですよね。久保田さんや常岡さんのようなジャーナリストを応援していきたいです。

>是非、応援してください。僕の常岡さんもジャーナリスト業だけでは食べていけない状態ですから。
P.S
日本の支援5000億もあるんですね。ビックリです。すべてアメリカ側に回っていくのであれば、一国民として税金を払いたくないですね。
( 2010年09月12日 12:20 [編集] )
>そう思ってもらう為にも、報道が必要だと思います。



Re: サンデーフロントライン
わかりやすかったです。
本当に、特集で放送されたこと、大切だと思いました。
関心、というか知らなかった人たちも見てもらえるって事は、とても大きいことです。
給油の代わりの答えが、5000億だったのですね・・・・・。
>断定はできませんが、その要素があるが故に何処にどんな支援をするという事が伝えられず金額先にありきだったと思います。
本当に無知です。
アメリカに強い姿勢のできるって、そういうことだったんだ。
( 2010年09月12日 12:31 [編集] )
>ブログやHPは関心がある人が積極的に情報を得る場所なので、やはりテレビのようにつけたらアフガニスタンのニュースやっていた!という報道でしか多くの人に伝えられないかもしれません。

Re: サンデーフロントライン
うちにはTVがないので見られませんでした。。。
>わお!
本や雑誌などで常岡さんの体験談と久保田さんの写真のコラボ等掲載されることがあれば是非買います!
>フラッシュはモノクロページですが、記事を載せてくれました。
やはり、話だけだと現地がどんな状況なのか、今回初めて興味を持った方などにはわかりにくいかもしれません。

それにしても味丸君のご家族が心配です。。
>僕と常岡さんでなんとかします。
( 2010年09月12日 15:31 [編集] )


サンデーフロントライン
久保田さん、常岡さんのもっとも伝えたいこと。は、とても分かりやすかったです。時間の問題もあったと思うのですが、久保田さんは、どのような状況や人々の暮らしから、本当に困っている人のためになっていないと感じたり、思われたのか…また、困っている人々は、どれほどの過酷な生活なのか…想像がつきません。うかがってみたいなぁと思いました。
( 2010年09月12日 21:49 [編集] )
>そうですね。
昨年からアフガニスタンには難民としてくらしていた人たちが帰還していますが、その多くの人たちは既に帰るべき家が無くなってしまっています。UNHCRが帰還民のサポートにあたっていますが、予算が足りない状況です。
5000億円の一部でもそちらに廻れば多くの人が助かると思います。
そんな、アフガニスタンの市民に密着取材した内容の特集をテレビでやってもらおうとNHKとすべての民放の門を叩きましたがすべて断られました。残念。講演等で地道に伝えていくしかない状態です。

Re: サンデーフロントライン
ただいま録画を拝見いたしました。
とてもわかりやすくポイントを突いた良番組だったと思います。他局や、より視聴率の稼げる時間帯にも、同様の内容が報道されるべきなのですが…
久保田さんも常岡さんもTV映えなさいますね♪リアルではもっと素敵でいらっしゃるのかしらん♪

>テレ朝の決断に他局もアフガニスタン報道に乗り出してくれたら良いと思っていたのですが、その動きはないようです。
常岡さんも僕もリアルでは。。。戦場に行く人とは思えないお茶目な人間ですよ。
素敵かどうかは。。本物を見て判断してください。



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久保田の写真集。

サンデーフロントライン

2010年09月12日 11:53

常岡さん解放後初めてアフガニスタンに関して詳しい報道が地上波で放送された。

常岡さんがもっとも伝えたかったこと「犯行グループがタリバンではない」

僕がもっとも伝えたかったこと「民政支援は金額だけ明示されたが、本当に困っている人達を助けられていない」

近年希に見るアフガニスタンの特集でこの二つを伝えてくれた。
資料映像なども多く、短い尺の中で盛りだくさんの内容だった。
アフガニスタンに詳しくない人たちにとってわかりやすい内容だったらありがたい。

この部分が分かりにくかったという意見があったら是非教えて頂きたい。
今後の講演活動等の参考にさせてもらいます。

この番組が成立したのはジンネットの高世さんのお陰と言っても過言ではないと思う。
ありがとうございます。

常岡さんが解放されテレビで報道され、でもこれで終わりではないです。
我々の税金5000億円も使うアフガニスタンへの支援。
我々が見守り、意見を発していくのが大切だと思う。



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常岡さんテレビ出演のお知らせ。

2010年09月11日 16:10

関空、羽田と多くの取材があったにも関わらずテレビ各社は常岡さんの出演を見送っていた。
今回、陰の努力が実って(高世さんありがとう)常岡さんがテレビ朝日に登場します。

9月12日テレビ朝日
サンデーフロントライン。
緊急特集 犯人は"政権与党"?!
アフガン日本人解放の深層

このニュースは間違いなく波紋を生む。
今までラジオやネット上で伝わっていた常岡さんを誘拐したグループが政権与党につながっているという情報が
テレビから流れる。
日曜日の午前中。このことに関心がなかった人もみる可能性が高い。

常岡さんは拉致されてしまい映像がないので、僕が撮影した現地のスクープ映像もテレビ初登場します。



アフガニスタンに関心がうまれた方は下記からアフガニスタンのDVDを是非。
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常岡さんが伝えたかった事。

2010年09月10日 01:43

無事帰国して常岡さんが伝えたかったこと。

日本にいると、え?っていうようなボケをかましてくれる常岡さんだが、取材地に入った時の先読み、感は鋭い。

帰国してすぐの会見。
僕は挨拶程度にして早く帰宅して心と身体を休めた方が良いと思っていた。

しかし、常岡さんは早めに伝えなければ伝えるチャンスがなくなると読んでいたようだ。
実際、外務省から「退避勧告地域における取材活動について」というメモ(通告)が、記者クラブ加入報道機関(新聞、TV)にあったとのこと。その内容を要約すると「カメラマン、およびフリーの契約ジャーナリスト等が、退避勧告地域に入ることに関しては、今後、協力は出来ない」ということである。

この意味するところをジャーナリストの上杉氏は、記者クラブメディアに対して、暗に常岡さんを使うな(出演させるな)ということを通告した形だ。と解説している。そして常岡さんの動画はテレビから消えていった。

常岡さんが伝えたかった事。
動パート2。


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常岡さん帰国後の動画。

2010年09月08日 01:59

関空に帰国して、会見を開き、羽田空港に到着して会見を開き、羽田空港の外に出て3度目の会見をした常さん。
冷静に、滑舌よくインタビューに答える彼が5ヶ月に及ぶ辛い監禁生活から帰国したばかりだという事実をみんな忘れているようだった。
あまりにも非効率的なインタビュー。
誰一人、少しでも早く常岡さんを解放してあげようなどと思っていなかった。

常岡さんと同居している人から僕の携帯に「今日は帰って来れないのですか?」とメールが入った。
マスコミから解放されたら、僕が責任を持って送り届けますと返信。
その時間は深夜の2時近くになってしまった。

本来なら今までのアフガニスタンでの取材内容を含め、アフガニスタンがどういう状況なのかテレビで特集を組んでもらいたい所だが、残念な事にすべて断られてしまった。
4500億円の支援をする国。その国の政府側にいる人間が常岡さんを誘拐していた。
単なる誘拐~解放のストレートニュースではなくアフガニスタンの現状を伝えるべきだと思うのは僕だけなのだろうか。twitterやブログの読者は伝え続けてほいと言ってくれているのだが。

僕が作ったアフガニスタンのDVDのタイトルと同じ。伝えきれなかった真実が今回も。
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ネットで流しても収入にはならないのでアフガニスタン取材の赤字解消にはつながらないが、知ってもらいたい。
仲間の板倉が編集した動画をアップしました。
帰国後の常岡さんです。










常岡さん帰国の長い一日。

2010年09月07日 03:51

関西空港には多くのメディアが集まり、警備も厳重な様子。
ゲートから出てくる常岡さんには多くのカメラが向けられている。
僕はジャーナリストとしてではなく、カブールで最後まで一緒にいた友人として常岡さんを迎え、できるだけ早くマスコミの包囲網から常岡さんを解放してあげたかった。

しかし、常岡さんにはどうしても語りたかった事があった。
それは、誘拐したグループがタリバンではないと言うこと。
もしかしたら、というかほぼ間違いなく集まったマスコミの人たちにはあまり関心がないこと。

関空で一回、羽田で飛行機を降りて一回、羽田の外で一回。
常岡さんは何度同じ質問に丁寧に答えただろうか。

何とか無事自宅まで送り届け、帰宅したら03:35。
疲れはピークで眠いのだが、何かすっきりしない。

予想以上に元気な姿で帰国してくれた常岡さんに安心しつつも、メディアがアフガニスタンの本質、
それこそ僕や常岡さんが伝えたかった事にあまり関心を抱いていないように思える。
日本人が誘拐され、解放されたというニュースで終わってしまっている気がする。

常岡さんは監禁されている状態の事を滑舌良く話してくれたが、僕自身拉致されかかっただけに、もし自分だったらと想像すると胃が痛くなる話しだった。
勿論、経験がない人たちにとってはネタ話として聞かれるだけだろうが。
相当、神経をすり減らしだだろうと思う。
そこまでして伝えたかったアフガニスタンの事。報道出来ることを祈りながら今日はベッドに入る。

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ジャーナリストの役割

2010年09月06日 10:04

ジャーナリストの役割は情報の発信。
常岡さんが僕に教えてくれたtwitter、その画面がテレビで紹介された。

常岡さんがドバイから呟いた情報。
ジャーナリストが本音で語ろうとしても様々な障害が現れる事がしばしば。

常岡さんは日本の大地を踏む前に大切な情報を発信した。
障害が現れる前に発信してしまう彼の先見性に感服する。

彼が次世代の報道に役立つと僕に教えてくれたtwitter。
まさに最高の舞台で役立つ事になったようだ。

もう、情報が発信されたから良いでしょう。
今日の予定はすべてキャンセルして大阪まで我が友を迎えに行ってきます。



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踊らされた日本のメディア

2010年09月06日 08:22

常岡さんを誘拐したのが「タリバン」だと日本のメディアは報道していた。
僕はかなり早い段階でタリバンの犯行ではない!とアフガニスタンから情報を得ていた。

某通信社からの問い合わせ電話があったとき、タリバンの犯行だと書いているのは誤報ですよ!
と伝えたが、アフガン当局がタリバンと断定している以上、日本政府もそれを支持するし、大手マスコミの人たちはそのまま記事にしてしまう。

僕自身、現地で確認したわけじゃないが、複数の情報源からタリバンの犯行ではないという情報を得ていたので、大手マスコミからの問い合わせ電話の時にはお話ししていた。
常岡さんがtwitterで呟いた後、多くのマスコミの人たちがラティフ司令官とは何者か調べたのではないだろうか?
常岡さんが解放された今、すべてが明らかになるだろう。

今回の誘拐事件は日本とアフガニスタンの二国間の問題、メディアの問題に大きな一石を投じる結果になるだろう。
武装勢力はもっとも誘拐してはいけない人物を誘拐してしまったことに気がついただろうか。
(彼にはタブーなど存在せず、自分が知ったことをすべて発信してしまうジャーナリストだから)

問題は一石が投じられた後、より良い方向に向かえるかどうかだ。
↓その後
一石くらいでは日本のマスコミは変わらないようだ。
某新聞社曰く、「外務省などの機関が発表すればそれが真実でなくても記事にできるんですよ。
責任は新聞社にはかかってこないですから」。



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常岡さんの帰国。

2010年09月05日 20:42

常岡さんがようやく日本の地を踏む事になりそう。
しかし、情報が漏れるのが早い。
こんな時こそ外務省の人たちでひっそりと帰国させて欲しかったのだが、いつの間にか帰国の情報が出回ってしまった。

メディアの人たちにとってはネタだろうが、5ヶ月に及ぶ軟禁生活から帰国したばかりの常岡さんを追い回すのはやめて欲しい。無理かな~。

7月に拉致したグループが判明し、常岡さんへのコンタクトナンバーを手に入れてから、メールと国際電話の毎日だった。
本業のカメラマンとしての仕事もせず、アフガニスタンと連絡を取る毎日は精神衛生上よくなかった。
口座残高が日々減っていくのを見るのも気分が良いものではなかった。
でも、日々解放が近そうだという情報が入ってくると、お小遣いを使い果たしても頑張ろうと思えた。

マスコミ各社からの問い合わせの電話への対応が大変だった。
記事にするならちゃんと書いて欲しいし、僕が常岡さんという友人の為だから諦めずに高い電話代を使って集めた情報を僕への電話だけで無料で記事にされるのも。。。
伝えては欲しいのだが、僕自身ジャーナリストという仕事をしていて、情報はタダじゃないと思っている。

本来ならテレビや新聞、雑誌などで発表して対価を得るのだが、今回はそれが殆どできず、僕の活動を支えてくれたのは常岡さんを想う人たちの善意だった。
今日まで、常岡さん情報を得るために協力してくれた人たち。本当にありがとう。

そして、できるなら僕や常岡さんのようなフリージャーナリストが存続できるようにこれからも応援して下さい。


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我が友、常岡

2010年09月05日 15:52

この五ヶ月間、多くの人たちが心配してました。
色々大変だったでしょう~。
ちびっと痩せたかな~。

日本に帰ってきてもまた大変だと思うけど、何かあったらいつでも言ってや!
僕で出来ることなら助けるから。

カンダタミも待ってるよ。

まずはうま~いもの食べに行こう!








常岡さん解放情報。

2010年09月05日 15:07

昨晩、アフガニスタンの友人からメールが来た。

Dear Hiro,
Thanks for the email and concerns regarding brother Shamil. He is safe and sound and all our friends are not only praying for his release but several teams are trying practically to find out an urgent way to release him as soon. So be ready for the joint ceremony, and know that you are not forgotten.

解放にむけてかなり自信がありそうなメールだ。
解放の暁にはカブールで盛大なセレモニーをやるから必ず参加してくれよ!と以前から言われている。

そんな中、一夜あけると常岡氏解放か?と言うニュースがあちこち駆けめぐっている。
アフガンで監禁されたとみられるジャーナリスト常岡浩介さん解放か。アフガン・イスラム通信報道。 2010/09/05 14:39【共同通信】

誘拐事件に関して、本人が開放されたと確認できる前に情報が一人歩きするのはあまり好ましい事ではないと思う。各社、情報合戦になりつつある。

しかし、責任がある報道各社の人たちが「解放か?」と打ってくると言うことはかなり解放された確率が高いと思える。
遅くても明日にはすべての結果が分かるだろう。
月末に迎えに行く予定でいたけど、笑顔で帰国してくれそうかな。



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音信不通モード解除。

2010年09月04日 16:59

運命は皮肉なもので、常岡さんの件で隠密行動をしていたのに、
常岡さんが原因で音信不通モードを解除せざるを得なくなった。

と、いうわけで、東京に帰ってきました。
これ以後携帯もつながります。


ショップに新しいアイテムあります。

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常岡さんの呟き。

2010年09月04日 07:58

突然、常岡さんの呟きがtwitterに現れた。
i am still allive, but in jail.

here is archi in kunduz. in the jail of commander lativ.

現段階ではまだ書けないが、7月の終わりくらいから状況が良くなっていた。
監禁もしくは軟禁されている常岡さんの自由度があがり、拉致したグループも見えてきた。

しかし、twitterにつぶやける状態がくるとは想像つかなかった。
上記の呟きはほぼ間違いなく常岡さん本人の呟きだと思われる。
理由1:拉致したグループが常岡さんの代わりにメッセージを発信するとしてもtwitterを使う必然性が見えない。
理由2:この期に及んで拉致したグループを各欄するためとはいえ、場所とコマンダーの名前をいれるとは覆えない。

どうして常岡さんが呟けたかが、問題になるが、許可を得て呟いたケースと隙を見て呟いたケースが考えられる。
常岡さんがアフガニスタンで使用していた端末を返してもらっているとか考えがたい。
誰かの携帯端末から呟いた可能性も高い。

常岡さんは僕にtwitterの存在を教えてくれた人。
「久保田さん、これすごく便利で使えますよ。民主化運動の場面なんかで撮影して、そのままネット上にアップしちゃえばカメラ取り上げられても情報はもう歩いていきますから」。

常岡さんが携帯関係のシムロックの解除、現地シムでのアクティベート等の情報に詳しい。
日本語でなく英文で呟いた事から誰かの端末をいじっている振りをして呟いた可能性も考えられる。
彼ならそのくらいの事するのは余裕だと思う。

常岡さんの件に関しては共同通信からの問い合わせが多いが、今回は珍しくブログを書いた直後に時事通信から問い合わせがあった。どんな記事が配信されるか要チェック。

ともあれ、僕と一緒にいるときも呟きまくっていた常岡さんが呟けたのは嬉しい。
共通の友人と話していたのは、「常さんは拉致されても大丈夫だけど、ネット環境がないと退屈で死んじゃうかも」だ。
また、色々と忙しくなってきた。国際電話代もかさむが、常岡さん解放の日まで頑張る。
このブログは報道の為でなく、常岡さんの安否を気遣う友人達への情報配信です。


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緊急告知 常岡さんについて。

2010年09月03日 22:51

ついに!常岡さんがtwitterで呟いた。

here is archi in kunduz. in the jail of commander lativ.

ネット大好きな常岡さん。
どの端末から呟いたか分からないが、最近の状況から判断して本人の呟きだと思える。
どんな笑顔で呟いているだろう!

おめでたい話しですので、転送大歓迎。



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