「僕が見たアフガニスタン」

2009年02月27日 21:02

アフガニスタンの写真集「僕が見たアフガニスタン」 Afghan Blue の発売日が決まった。
3月20日。

以前書いた、国際的な有名人。かつて国連難民高等弁務官を努めた緒方貞子さんが
僕の写真集にコメントを寄せてくれた。
緒方さんがコメントを下さった事で多くのNGO関係者や国連スタッフが手にとって
見てくれたら嬉しい。
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ジャーナリスト仲間の安田菜津紀さんに「久保田さん、イラク戦争の開戦の日に発売ですか~」
と言われて初めて気がついた。
全く計画したわけではなく、本当は一月中に発売したかったのだが、何度も手直しをし、
緒方さんからのコメントを待っているうちに3月20日になってしまった。

イラク戦争から6年目をむかえる2009年3月20日にアフガニスタンの写真集を発売するのも
何かの縁かと思う。
表紙の画像を見てもらいたいですが・・・。
今しばらくお待ち下さい。


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「おくりびと」

2009年02月27日 02:18

アカデミー賞の効果はすごいようだ。
平日にも関わらず新宿MILANO1の前には多くの人が集まっていた。
どうも、誰かが来る雰囲気。
小雨が降る寒い中でも群衆は減るどころか増えていった。

たられば、はないが、アカデミー賞を受賞していなくても多くの人に見てもらえたらと思う。
個人的には「山崎努」氏の演技に注目したい。

「世界の中心で、愛をさけぶ」で同氏は写真館の親父さん役を演じている。
証明写真を撮りに来たちょっと根暗な青年になにやら耳打ちをする。
青年は笑いをこらえる事ができず吹き出す。
その瞬間、レリーズを押しシャッターを切る。

「さくたろう!残された者にできるのは後片付けだけだよ」との台詞。
同氏でなければならない役柄だと思える。
この人でなければできない名脇役があると思う。

まだ「おくりびと」は見ていないが、CMで見る「やってみるか」の台詞で
同氏の立場が見える気がする。
アカデミー賞を受賞していなくても見に行くつもりだった映画だ。

出会えなかった友。

2009年02月24日 03:03

前、日記に登場した小口氏。
その小口宅に泊めてもらった。
小口氏と初めて会う次男(スノボチャンプ)と奥さん、そして僕の4人で夜中までお話しした。
次男のマサヒロ君は僕が羨ましいと思うくらいいい瞳をしている。
何かで一番になった人の瞳は違う。
小口氏は「若い頃、やんちゃしてくれて、かみさんをよく泣かせたんだよ」という。
そんな時期があって今の彼があるのだと感じた。
息子のスノーボードの為に家一軒分くらいのお金を使ったそうだ。
まだまだマイナースポーツであるスノーボードはスポンサーも付きにくく、
遠征費用が大変なようだ。
そこそこ裕福な家庭だから子供の頃からスノボを経験することができ、なおかつ大会にもでれた。
あるめん羨ましいと思う。が、しかし、我が家が裕福で子供の頃からスポーツをやらせてもらえたとして、
僕が何かのスポーツで一番になれたかというと、おそらく無理だったと思う。
マサヒロ君は筋トレさえ殆どしないそうで、才能とその才能を生かせる環境に生まれついた
ラッキーボーイだ。

小口家には長男がいた。
長男もスノボをやり、全日本で一番に輝いた経験もある、これまた才能を持った青年。
長男は山登りもやり、将来親父さんとK2に登頂するのが夢だったようだ。
しかし、残念なことに山で事故に遭い、27年の短い人生を終えてしまった。
奥さんが、タカヒロ(長男)にも会って欲しかったわ。と僕に言った。
僕はその長男の思い出がいっぱい詰まった仏間に泊めてもらった。
部屋にはタカヒロ君の写真があちこちにあり、彼の優しい性格が偲ばれる。
午前4時近くまで家族で話していて、とても眠かったが、タカヒロ君とだけお話しせずに眠る気にはなれなかった。
タカヒロ君の部屋には彼が書いた言葉が残っていた。山を登る彼の想いか、
「死への覚悟」という言葉があった。

僕はアフガニスタンに取材に出かける頃30歳を超えてから「死への覚悟」ができた。
20代にして「死への覚悟」を持ち、とても優しそうなタカヒロ君に会ってみたかった。
人生は長さじゃないと僕は常日頃思う。自分がすべき事が見つからず、漫然と長生きするより、やりたいことに向かって
ひたすら走り続けた人生の方が濃度が濃いと思う。
それでももう少し長生きして欲しかったと思うのは僕の欲だろうか。
出会えなかった友を想いながら仏壇に頭を向けて眠る。

オリジナルプリント販売計画

2009年02月23日 00:06

中国取材で一緒になった静岡の小口氏(日本写真家協会会員)とネット上で
写真家が創るオリジナルプリントを販売してみようという話をしてから二ヶ月。

飲みの席で話したことが実現に向けて動き出した。
この小口氏、僕と似ていて有言実行型で、儲けにならないことでもトライしていくタイプ。

そもそも、写真家同士が仲良くなることは多くない。
それぞれ自分が一番だと思っている人が多いし、自己主張が強いから。

何故かこの小口氏とはウマが合い、帰国後、再会してからは友達付き合いを
させてもらっている。

歳は僕より一回り上だけど、日本写真家協会に入った年が僕より一年遅い。
一応後輩。笑!
そもそも、通産省(元)でSEとして活躍していた小口氏。
コンピュータ関係の知識はすさまじいものがある。何故かフランス料理を創るのが得意で、その腕と味はそこらのレストラン顔負け。
息子さんはスノーボードの全日本チャンピオン。
これだけマルチタレントな人も珍しい。

「久保ちゃん、おれっちの撮った写真、多くの人に見てもらいてえよな~」
小口氏は立派な事務所と目が飛び出るような金額のプリント機器を持っている。写真家によるオリジナルプリントってやってみませんか?

前述のようにノリと勢いで生きている小口氏は、そくざま
「いいね~やろ~やろ~」となり。
先日、オリジナルプリントの製作、サンプル創りを行った。
ミクシー日記で「写真の見せ方」で書いたとおり、
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1084671273&owner_id=2940931
ちゃんとした額に入れる事によって写真が何倍もの自己主張をしてくる。
今回は6切り(額は3千円ちょい)をメインでプリントをした。
僕と小口氏のHP上にあるすべての写真を対象にして、希望の方に販売していく予定。

写真は額装をする小口氏。

小口29
HQ2Y2333.jpg


HP。平成の大改修。

2009年02月20日 22:35

旧HPのサーバがトンでしまってからHPを再構築するのに多くの友人達の助力があった。
PC内に残っていたデータを拾い出して、懐かしいアフガニスタン日記を
アップ した。(というか、アップしてもらった。笑!)
友人の動きは速すぎて、近くで見ていると頭が痛くなってしまった。

僕のウインドウズのHP作製支援ソフトが壊れていて、これまた友人にお世話になおしてもらった。

僕がやったら3時間以上かかる作業をホンの数十分でやってくれた。
お陰様で何とか日記がつながった。

今や過去の事になってしまったアフガニスタンでの出来事。
是非見てやって下さい。 HP.jpg

ニュースバード放送の予定。

2009年02月19日 05:23

TBS、CSニュースバード「私のひとりごと」というキャスターさんがお話しする
コーナーで、アフガニスタンのニュースを担当してくれた柴山延子キャスターが
久保田の事、アフガニスタンの事を話してくれるようです。
どんなお話しをしてくれるか、僕も興味津々です。
CSが見られる人は是非。

放送予定時間
2月21日・22日
10時50分頃~
18時50分頃~
23時50分頃~

柴山さんとワインバーへ

2009年02月17日 04:29

半年ぶりだろうか。
TBSニュースバードのキャスター柴山延子さんとワインを飲んだ。
アフガニスタン戦争の頃、ニュースバードに出演して依頼のお付き合いだ。
昨年、ビアガーデンに行きましょう!と誘われたのだが、お互い時間が合わず、
明けてみれば半年降りの再会になってしまった。

柴山さんはアフガニスタンのニュースを担当してくれたとき、
「アフガニスタンの事をよく知りませんから」と当時、僕が撮影してきたVTRを4時間ほど
見てくれた。

原稿だけを読むキャスターじゃない柴山さんを素敵に思い、一年に数回は飲んだりしていた。
お互い、ワインがすきなので、ワインバーへ行くことが多い。
今回は夜景が見える素敵なワインバーへ行った。
何度も「サシ」で飲んでいるのに・・・お互い兄弟のようで、なんの進展がないのが
また良いのかもしれない。

最近はニュースバードに出演する機会も少ないが、また一緒に番組をできたら、
と思う。
ワイン

NHK記者と

2009年02月14日 17:35

久しぶりにNHKの友人記者と再会した。
彼とはじめて会ったのは確か2001年。

アフガニスタン戦争が始まり、現地に向かう僕を成田まで見送りに来てくれた。
あの時は友人も、アエラの記者も、テレビ局の人も沢山の人が来てくれた。

当時は21世紀に入って最大規模の戦争に報道機関が関心を持っていた。

残念なことにNHKと直接仕事のやりとりはないのだが、歳も近く、長年友達として
お付き合いしている。

彼が広島に転勤になったときも、広島で再会し一杯やった。
昨年だったかな?彼が東京に戻ってきて、これからは頻繁に会えますね!
と再会を祝し一杯やった。が、近くにいていつでも会えると思うせいか、
意外や意外、広島にいるときと変わらないくらい中々会えないでいた。

彼と飲むときは新宿か大久保が多い。
以前、狂牛病が流行った時には大久保の焼き肉やに何度も足を運んだ。
今回は行きつけの台湾料理屋。

美味しく食べて、飲んだ後、店を出ると。「久保田さんブログでダーツのこと書いてますよね」
軽くやりませんか?ときた。
予想外の人から予想外の事を言われビックリしたが、誘われて断る僕ではない。

いつものサムタイムに行って投げる。
勿論、彼はマイダーツなど持っていない。
台湾料理をご馳走になってしまったので、フェニックスのカードをプレゼントした。
そして二人の初対戦。701。
彼はハウスダーツにも関わらず何故かブルに入れまくり、19.5のスタッツ。
僕も酔いがさめる思いで真剣に投げ、22を打ったが、さすがに酔っぱらい。
13のダブルに入らずバースト。初対戦にし負けてしまった。

静岡の友人カメラマンにも初対戦で負けている。
ま、勝ち負けはともかく、同年代のダーツ仲間が増えるのは嬉しい。
別れ際、次回はサムタイム集合で!
カメラも好きで何事にも凝り性な彼、次回会うときはマイダーツを持ってくると思う。
実現する日を楽しみにしている。

HPアフガニスタン日記更新

2009年02月10日 03:06

HPの過去の日記。
アフガニスタン日記を更新しました。
http://www7b.biglobe.ne.jp/~kubota-photo/olddiary.html

なれた人がやれば、ものの5分でできることだと思うが、
僕がやると30分近くかかってしまう。

それでもリンクの貼り方とか少しずつ分かってきた。
8年も前の日記は懐かしい。
自分が若かったと思う。まなじ知恵がつくと不可能だと諦めてしまうことも
経験が浅いあの頃だからできたのかもしれない。
日記を整理しつつ、初心に返る事が大切だと感じた。

アフガニスタン写真集、続報。

2009年02月09日 18:45

3冊目の写真集の2回目の色校が明日とせまった。
2冊目のイラク写真集には筑紫哲也氏がコメントをくれた。
ジャーナリストとしての僕を認めてくれた氏のコメントはとても嬉しかった。

今回、3冊目の写真集は日本だけでなく世界で有名な人のコメントがもらえそうだ。
明日にはその結果がわかる。
スタッフ総力で仕上げた写真集。あの人のコメントが入ればより多くの人が見てくれる
と思う。


久保田ショップ


テレビ出演

2009年02月05日 18:49

突然テレビの出演依頼が入ってきた。
ゴスペル歌手との対談形式だそうだ。
放送枠は民放地方局ネット、一番早い放送は5月の群馬テレビだそうだ。

アフガニスタン、イラクでの体験、そして何故ジャーナリストへの道を選んだのか。
あちこちでよく質問される内容を話した。

収録が終わって落ち着いて気がついた。
金髪ではないものの、派手な頭で出演してしまった。

ON AIR日程が確定したら改めてご案内します。

アフガニスタン写真集。色校

2009年02月03日 03:53

2月2日。
アフガニスタン写真集の色校が終わった。
改めて、写真集は色々な分野のプロフェッショナルが集まってできるものだと思った。

僕はカメラマンは漁師だと思う。素材を撮って来るのが仕事。
その素材に味付けをしたり、メニューを作ったり、最終的に料理をする人が必要だ。
それが、デザイナーであったり、編集者であったり、印刷屋さんであったりする。

写真集も三冊目になると、過去の経験が生きてくる。
編集者、デザイナーとは顔を合わせる機会が多いが、印刷屋さんと顔を合わせる
機会は殆どない。

色校を見て驚いた。
アフガニスタンの写真集は二冊目で、一冊目に使った写真でどうしても使いたい写真が
二冊目にも使われている。
紙も質も違うし、大きさも違うが、明らかに一冊目より良い色で仕上がっている。

編集者曰く、印刷屋さんがかなり力を入れてくれているそうで、まだまだ良い仕上がりに
できます。と言ってくれているとのこと。

校正を終え、最終的に印刷に入る前に是非挨拶に行きたいと思う。

今回も大きな出版社から写真集を出す話があったが、もっとも気持ちを入れてくれる
小さな出版社を選んだ。
デザイナーさんも最高で、表紙のデザインの手直しを快く引き受けてくれ、
僕が海外取材に出かける前に新しいデザインを完成させてくれる。

ここまでみんなの気持ちが入った写真集。
間違いなく最高の物に仕上がると思う。
3月の発売日が楽しみだ。




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