FC2ブログ

ペシャワール会の中村医師が銃撃されてしまった。

2019年12月04日 19:48

速報で中村医師が銃撃されてしまったことを知った。
第一報では命に別状なし、ジャララバードの病院で手術を受けると。
ものすごく強い人(運も)だし、銃撃されても生き残れる人だと信じていた。

夕方のニュースで亡くなられたことを知った。
久しぶりに手が震えた。

なんと言ったらいいのか。
言葉が出ない。

首都高を走る車の中で仲間と一緒に夕方のニュースを見た。

仲間の一人が「とんでもない国だな〜アフガニスタンは」と言った。
違う、
中村先生はそんな風に思われることを一番嫌だと思うはず。
僕は運転していなかったので、できる限りのことを説明した。

ペシャワール会を取材させてもらったこともあるし、中村先生やペシャワール会のスタッフにアフガニスタンのこと、色々と教えてもらった。
2010年、ジャララバードのオフィスを訪れたとき、中村先生と入れ違いで会えなかったことが悔やまれる。
顔見知りのチョキダールに「ドクター中村によろしくお伝えください」と伝言を残した。

お世話になりすぎていて、語りたいことはたくさんあるけど、、
うまく語れない。

アフガニスタンの人、中村先生と関わった多くの人が「ありがとう」の言葉を送っていると思う。

今はただ、ただ、
ご冥福をお祈りします。





スポンサーサイト



ローマ教皇来日とそのメッセージ

2019年11月30日 19:03

ローマ教皇が来日し、日本そして世界に多くのメッセージを発信した。
「核兵器や大量破壊兵器を所有することは、平和と安定の望みへの最良の答えではない」と核兵器廃絶への強いメッセージを被爆地長崎から発信した。
武器の製造や維持に多額の費用が使われていることは途方もないテロ行為だと「テロ」という強い言葉を使って批判した。

そして難民問題に対して、「苦難を経験し、皆さんの国で難民となることを求めてきた人たちに、友情の手を差し伸べてください」と先進国の中で難民受け入数が極めて低い日本という国にメッセージを送った。

ローマ教皇が来日して多くのメッセージを発信したが、核兵器のこと、難民問題のこと、日本、日本人へのメッセージが多かったと思える。

核兵器禁止文書に107の国々が賛同したにも関わらず、世界で唯一の戦争による被爆国でる日本が賛同しなかった。
アメリカの「核の傘」など問題はたくさんあるだろうが、核兵器の恐ろしさを体験し、未だ被爆者が苦しみながら生きている日本が核兵器廃絶に声を上げていないこと。
戦争などで母国を離れ難民にならざるを得ない人たちを受け入れること。

どちらも日本という国、日本人の大きな課題だと思う。

差別や迫害に対して、「仲間と力を合わせ、あなたがやっていることは間違っていると声をあげよう」と述べた。
差別や迫害があっても多数派に組し、間違っている!と声をあげるのが苦手な日本人への大きなメッセージだと思う。

世界には7080万人もの難民が存在する。
5秒に一人5歳未満の子どもが栄養失調やそれに伴う免疫力低下による感染症で亡くなっていく。

戦争が良くないことは誰でも分かっている、が、安全保障や同盟、経済、様々な理由でNOと言えず、世界での戦争を黙認している。

ローマ教皇のメッセージは
そんな非人道的な行為にちゃんとNOを言いましょう、言ってください。
被爆国の日本が。
そう聞こえてならない。



久保田弘信の最新刊「世界のいまを伝えたい」あり

久保田ショップ


報道の自由

2019年10月07日 21:24

立憲民主党の枝野代表が「報道・表現の自由が機能しない社会はもはや民主社会とは言えません」と発言。
安倍総理大臣は「萎縮している報道機関など存在しないと考えています」と反論。

国会の中での政治家の言葉のあやとりはさておき。
実際はどうなのだろう。

2016年、高市早苗総務相が政治的公平性を欠く放送を繰り返した放送局に電波停止を命じる可能性に言及したことが大きな問題となった。
テレビ局にとっては死活問題とも言える「電波停止」発言。
日本の公共放送は殆どそのことを放送しなかった。
理由は僕にはわからない。

TBsの報道特集では金平キャスターが「こんばんは。『報道特集』です。高市総務大臣が国会でテレビ局の電波停止の可能性に言及しました。『表現の自由』の確保をうたった放送法の精神をどこまで理解しようとしているのか疑問の声が上がっています。
こんな脅しのような発言が大臣から出ること自体、時代が悪い方向へ向かっていることの証しではいでしょうか」
と、局員としてはかなり勇気の必要な発言をした。

そんな日本の報道を世界はどうみているのか。
国境なき記者団が毎年発表している報道の自由度ランキング。
日本は先進国としてはかなり自由度が低い62位。

アメリカのニューヨーク・タイムズ(電子版)は今年の7月5日、菅義偉官房長官が記者会見で東京新聞記者の質問に対する回答を拒むなど、そのメディア対応を指摘したうえで、「日本は憲法で報道の自由が記された現代的民主国家だ。それでも日本政府はときに独裁政権をほうふつとさせる振る舞いをしている」と批判している。

日本ではあまり報道されていないが、表現の自由国連特別報告者の来日を日本はドタキャンしている。
ようやく訪れた特別報告者のデービッド・ケイ氏は
言論と表現の自由に関する国連の特別報告者デービッド・ケイ氏は日本のメディアは政府当局者の圧力にさらされ、独立性に懸念が残ると報告している。

メディアは第四の権力と言われるように、その報道の仕方で国や世界が大きく変動する。
だからこそ、権力の下についてはいけない。
かつて日本は大本営発表という大きな過ちを犯している。

日本の大手メディア、フリージャーナリストが無言、有言の圧力を感じているかどうか。
そして、一般の日本国民が、この国、日本の報道に自由があると思っているのかどうか。

国を監視するのはメディアの役割。
メディアが公平・中立であるかどうかを監視するのは国民の役割。
どちらも、思ったことが言える世の中であってほしいと思う。

昔の新聞、安保法案。

2019年10月01日 18:57

資料を探している中、もう一つ昔の新聞を発見した。
2015年7月9日の新聞。
IMG_9962.jpg
中日新聞の一面。
安保法案に対して、憲法学者の9割が違憲だという記事。

当時、国会前には今ままでデモなどに一切参加しなかった学生やサラリーマン、子どもを抱えたママさんまで集まり、
安保法案に反対を唱えた。
国会前に取材に来ていた外国人ジャーナリストに「君の国もようやく国民が意見を言うようになったね」と言われた。

が、同年9月19日、安全保障関連法案が参議院で可決、成立した。

憲法学者の9割、すなわち、ほとんどの憲法学者が違憲だと判断した法律。
そんな法律が成立したことさえ忘れかけられている。
そして、今度は憲法自体の改正への動き。

世界が再びきな臭い方向へ進む中、日本が世界に誇っていた平和憲法が改正されるか否か。
50年、100年の未来に影響を及ぼす大切なこと。
日本国民一人一人が、未来の日本人のためにちゃんと考えなければならないことだと思う。

久保田弘信の最新刊「世界のいまを伝えたい」あり

久保田ショップ


アフガニスタンのニュース

2019年09月09日 00:39

アフガニスタンのニュースが再び日本で注目される日は来るのだろうか。
IMG_8324.jpg
Al Jazeera newsより


久保田弘信の最新刊「世界のいまを伝えたい」あり

久保田ショップ



その買うを、もっとハッピーに。 | ハピタス



最新記事